最近、近所で住宅建築が盛んである。古い家を壊して、建替える人。
分譲地を購入して新築する人。さまざまです。Watchではその様子を連続的にリポートします。
 

題して「住宅事情昨今」 です。お楽しみに(^O^)

 
2006年10月3日>瓦葺の古い住宅が取り壊されている。
平屋ですが、手前の町道が狭いので廃材運搬トラックの出入がしにくく、てこずっていた。
何十年かの風雪、台風、地震にも耐え、やすらぎの場として家庭を支えてきた。
深い深い思い出がいっぱい詰まった、文字通り家族の一員であった。

いま、おごそかにその歴史に終止符が打たれようとしている。
今やこのような土だけで瓦を支える家はほとんどありません。
最近の住宅は地震対策で耐震強度を重視しているため、屋根は軽量材を金具で固定している。
また、竹を組合せ、紐で結び(エツロ)、そこへ短く切った藁を混ぜた土壁もありません。

まこと、この家は珍しいものです。どうか、よくご覧ください。

   
2006.10.26>取り壊し始めてから2ヶ月足らずで、
早くも棟上が終りました。設計は日本家屋の伝統を継承しています。 今度はベランダのある、2階建てです。
もちろん屋根と壁は土のない構造です。

2006.11.28
棟上から約1ヶ月で外壁がはじまる。

 
2007.1.1>窓ガラスが入り、
ベランダほか外回りが終ります。
2007.2.5>外回りは完成したようです。
 
2007.3.1>居住開始と同時に
駐車場の工事がはじまる

裏から見た、新築住宅

 
新しい住宅建築の特徴は窓が少ないことです。
耐震強度を考える設計からとは思うが、自然光を遮蔽した住居は人間には不適切では?

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