なんでこんなにトラブルの??

トラブルは購入直後の1ヶ月間が最も多かった。

そこで、この期間(12月)の出来事を重点的にお話します。

年明け後ももちろんトラブルは続きましたが、くどくなるので止めます。

個々の失敗談、体験談は「環境編」「通信編」のなかでも少し触れますのでご覧ください。

トラブルの直接の原因は多分、不慣れの操作ミスが多いと思います。

多分と言ったのはトラブルが発生した時どうしてこうなったのか、自分はいったい何をしたのか皆目見当がつかないからです。

でも、心当たりはあります。たとえば、

  • マウスの使い方
    手が滑ってクリックしたいところとは別の場所をクリックした。
    悲劇は、このとき自分の間違いに気がつかないことです。

  • アプリケーションの切り替え
    何種類かの作業をしていると沢山の画面が重なって分かり難い。
    重ねたり、並べたり、上下左右に配置したり、といろいろしているうちにどこかに消えてしまう。

  • 文書その他の保存の仕方
    保存場所をうっかり忘れ、どこかえ消えてしまう。
    うかつにもファイル名もうっかりして探しようがない。
    パソコンには検索機能はあるがファイル名不明の時のやり方が分からず困った。

  • 「マニュアル」が読めない、理解できない
    解らない専門用語が一杯出てきます。
    まずその意味を知ることから始めなければなりません。
    これはかなり大変なことです。
    日経パソコンはパソコンの一般知識を得るのに大変役に立ちました。
     

  • パソコンにも限界がある
    パソコンの能力が飛躍的に向上したとはいっても限りはある。
    いろんなことをいっぺんにやろうとするとパソコンが混乱してパンクします。
    多分このときパソコンは一生懸命課題を処理しているのですが、あまりに時間がかかるのでハングアップと間違えてしまうのです。多くのトラブルはパソコンの実力と処理している作業のアンマッチによるものが多そう。

     

  • ファイル名は英数字半角8文字が良い
    Windows95になって長いファイル名が使えるといってもデータ(ファイル)を転送する時は大体がダメ。
    ソフトがユニックスベースのためのようだ。
    従って昔ながらの半角8文字(全角4文字)にしたほうが良い。
    さらに、転送ファイル名は英数字の半角8文字がよい。日本語は不安定。

トラブルが発生した時、つくづく思うことは、

コンピュータはハードもソフトもアメリカで生まれアメリカで育った基本的に英語圏の道具。

1946年:米ペンシルバニア大学
     
真空管方式電子計算機ENIAC完成
1959年:米IBM
     トランジスタ方式第2世代コンピュータ完成
1964年:米IBM
    集積回路IC使用第3世代コンピュータ開発
1979年:米IBM
     超LSI導入第4世代コンピュータ発表
今日のパソコンの機能、性能はコンピュータの発展経緯を知るものなら誰でも驚嘆すべきものと理解できる。

しかし、パソコン(パーソナルコンピュータ)としての機能・性能はどうかといえば、今はまだ疑問です。

当然といえば当然のことです。
コンピュータといえば専門家の扱う道具で素人はチンプンカンプンでしたから。

パソコンは、テレビやラジオと違い、使う人ひとりひとりの好みに合わせ使い勝手は無限の拡張性を持つ。

このことは大変素晴らしいことです。が、
今はまだ、はなはだ面倒です。

使い勝手の拡張が簡単にできる本当のパソコンはもうすぐ生まれるでしょう。

例えば1996年5月のGWにWIN3.1をWIN95にアップグレードしたものを試しにWIN3.1に戻してみたときの体験は貴重でした。

まず、Windows95をアンインストール(コントロールパネルのアプリケーションの追加と削除)が、完全に戻らず、Win95が亡霊のように現れる。まいりました。
3回削除したが結果は同じ。ギブアップです。

COMPAQソフトウエアサポートセンタにアクセスし、Win3.1復元方法について問い合わせ。
1回、2回、3回と聞くうちに徐々に原因とその処置方法が分かってきた。

ハードディスクを表面的にフォーマットしただけではOSの基本部分が復元していない。
再度「FDISK」からやり直し>フォーマット成功>Win3.1復元>Win95インストール

パソコンは私のような素人にはまだまだ難しい道具です。
基本的なところでは素人には扱いにくい不気味な黒い画面(DOS)の世話にならないといけません。

このターミナルウインドー(Xウインドー)が無くなって始めて万人のパソコン誕生です。

普及に伴いこのようなトラブルはもっともっと増えるであろう。トラブル処理サービスは商売になりそうだ。

既にパソコンマニア(おたく)を中心にアルバイトの動きがあり、専門家をネットで結び「救急センタ」を構築するとよいかも?

なんでこんなにトラブルの??パート2