田畑は四季折々において私たちの生活そのものです。
が、
最近、休耕田の多さが目に付きます。農業国日本から工業国日本に変身してしまった今、
日本の農業は原点である米づくりから離れて何処へ行くのでしょう。
その昔、東京農業大学初代学長横井時敬先生は
「稲のことは稲に聞け、農業のことは農民に聞け」と言われた。
今、改めてこの言葉の意味を考えるときにあるように思う。
いまや田畑は農業だけのものではない。と私は思う。
なぜか、
田畑の緑は地球を、人類を救えないか。
地球温暖化の歯止め策として活用できないか。
地球を食い物にしてきた我々に出来ること。
それは、
食糧と緑が確保できる一石二鳥の秘策が田畑の充実、農業振興だと思う。世界中の農地が地球環境を改善し、緑豊かで潤いのある地球にすることを願うばかりです。
それにしても昨年から今年にかけての異常気象は不気味なものがあります。
今年はエルニーニョ現象による海面水温低下で台風発生時期の遅れが25年ぶりに記録更新され、かつ発生量も例年の半分程度と少ない年でした。
世界中の気象異常が新聞テレビで報道されますが、我が家でもそのきざしが見えた年でもありました。 |