1999年
7月

・スキップ風の歩き方は、足の裏筋肉に相当な負担がかかるようです。
鍛練ですからあえて我慢しますが、歩き始めから終わりまでずっと足首から膝の間がつったように痛い。
・が、歩く距離は毎日3.6Km程度のため疲れは蓄積することもなく、一晩で回復する。

スタイル(ちょっとへっぴり腰かな(^レ^;
横1aruku01.jpg (3510 バイト)横2aruku02.jpg (3059 バイト)aruku03.jpg (2860 バイト)aruku04.jpg (2474 バイト)

1999年
8月

・2ヶ月目に入って少し慣れてきたが、歩き始めは依然つったような感覚がある。
・2ヶ月目は毎日4.8Km歩いたがこのくらいの速歩、疾歩なら足に何の異常も感じられない。
自信がついてきた。

10Kmに初挑戦した。Kmほどから最初の1ヶ月のような痛みが出、腰もガタガタだった。
・靴が汗でグチャグチャになり、気持ちが悪い。今まで、洗いもせずそのまま使ってきた。臭い臭い、堪りません。

1999年
9月

・毎日靴を洗うことにする。雨の日は洗濯機で脱水すれば室内でもほぼ乾く。
・台風の影響で雨続き。
・靴の乾きが悪いので若かりし頃の
ランニングシューズ(アマゴム底)を引っ張り出して履いたが2Km程で足が痛くなり歩けなくなった。
・靴の違い(靴底の構造)でこんなにも足の疲れが違うものかと驚きであった。
アマゴムのシューズはほとんど裸足に近い。が、それでも裸足ではない。

・ふと思ったことは「裸足のアベベ」です。
エチオピアのアベベ・ビキラは1960年のローマオリンピックのマラソン種目で全コースを裸足で走り、世界最高タイムで優勝。
見事金メダルの栄冠に輝いた。
靴も履かずに42.195Kmを2時間15分16秒で走るなんてとても人間業ではありません。
彼は4年後の東京オリンピックでは靴を履いて金メダル。偉大な人です。

昔のランニングシューズで歩いて以来、足が痛くなり、かつ、腰痛が朝になっても取れない。
これは異常だ!!筋肉痛、関節痛が取れないのはひょっとしてビタミン不足か??
早速ビタミン剤を買ってきた。内容はビタミンB1、B6、B12、Eです。
・ビタミン補給で筋肉痛は納まりました。やはり、ビタミン不足でした。
普段、ほとんど薬を飲まないので一発で効きました。一回服用3錠(約100円)で疲労回復なら安いものです。
・筋肉疲労には豚肉がよいと聴き、好きな牛肉を控え、努めて豚肉を食べるようにした。が、
足の裏の傷み(筋肉痛?)がなかなか取れず、残ったまま蓄積しているようで少し心配である。
・今月は10Kmに2回挑戦した。

3ヶ月鍛練の成果を確認するため正式タイムを計測した

距  離

周回方向

時間(分)

速度(m/min

1Km?分

天気、その他

周回1.2Kmx3周=3.6Km

33.6

107.1

9.3

周回1.2Kmx3周=3.6Km

33.5

107.5

9.3

雨、傘

周回1.2Kmx4周=4.8Km

45.1

106.4

9.4

台風、雨、傘

周回1.2Kmx4周=4.8Km

44.9

106.9

9.35

周回1.2Kmx5周=6.0Km

57.4

104.5

9.57

周回1.2Kmx5周=6.0Km

54.9

109.3

9.15

周回1.2Kmx6周=7.2Km

69.6

103.4

9.67

周回1.2Kmx6周=7.2Km

68.7

104.8

9.54

月末日、試しに走ってみたところ1.2Kmが7分31秒だった(1Km6.25分、160m/min)
1Km6分代は私の定義ではレベル6の「早走」にあたるかなりなものである。
が、1.2Kmが限界であった。それは心臓が躍り、頭がボーとして、明らかに酸欠状態だった。


翌日、後遺症が出た。腰、股間、膝、足の裏はもとより、なぜか脇腹まで筋肉痛とは!
歩くと走るとではこうも違うのか。走りを甘く見ていたようだ。まだ3ヶ月だ。無理をせず、続けることに集中しよう!
始めた頃に比べれば明らかに進歩している。間違いなく
「継続は力」だ。

・ビタミン剤は服用しているが、足腰の疲れは完全には回復していない。
そこで、10月は歩く距離を控えめにすることにする。月間では150Kmが精一杯か!

・3ヶ月履いたシューズの裏をチェック。
減り具合から、左足はほぼイメージ通りであったが、右足は負担が少し親指にかかり過ぎているようだ。
補正しなければ!
kutu01.jpg (8392 バイト)

1999年
10月

・1日>3.6Km計測>33分06秒>1Km9.2Min>新記録達成した。が、依然足の裏の傷みあり。
・2日夕方から急に寒いくらいの気温になってきた。夕日もつるべ落しの形容通り、あっという間に沈む。
・今月は毎日6Kmを目標にあまり無理せず歩くことにする。ペースは1Km9.5〜9.7min程度。

・3日(日)から靴下を履くことにした。
足の裏の傷みは安物の靴を素足で履いたため足への負担が多きかったと判断し。
一週間、薄地の普通の靴下を履いて歩いた。が、大して効果はなかった。
つまり、会社に履いていった靴下をそのまま脱がずに使うというずぼらなことでは駄目だ、ということです。

・10日(日)から一週間厚地の靴下を履いて歩くことにした。
一日目ではっきりその効果を確認できた。靴、靴下がいかに大切か理解できた。
競技用の靴が世界中で開発されている背景が、靴が記録を左右する現実が良く分かった。

・2週間厚地の靴下を履いたことで足の疲れは大幅に減少した。が、
まだ少し足の裏の傷みとともに筋肉痛が残る。なぜだろう?もちろん歩く前にはストレッチしている。
歩いた後は温水シャワーまたは温めの風呂でふくらはぎと足の裏をマッサージする。
しかし、今までの3ヶ月ちょっとは6時半から7時頃帰宅後、夕食前に歩いていた。すきっ腹で!!
ひょっとしてこれが疲労蓄積の原因かな??と思い。
24日(日)からは夕食を先に済ませ、30分〜60分ほど休んでから歩くことにした。

・3日ほど続けたが、どうもいつもの調子と違う、さらに事態は悪化しているように思えた。
時としてお腹が痛くなる時があった。足の裏の痛みもはかばかしくない。朝起きた時足が痛い。これはいけません!!
お腹いっぱいではさすがに駄目のようです。

・近くのスポーツインストラクターから次のようなアドバイスがあった。
1、スポーツのあと30分以内に蛋白質を補給しないと筋肉が増強できない。
2、夜8時半から9時頃には人間の身体は休む(寝る)体勢にある。通常、この時間帯に運動するのは体リズムを乱し、よくない。
それではと、順序を元に戻し食事前に歩くこととしたが、すきっ腹は良くないので歩く前にバナナやカロリー食などを補給しそして、食事は蛋白質を多く摂るようにした。効果はてきめんであった。
足の痛みは大幅に改善した。ふくらはぎも楽になった。

・足の痛みがなかなか治まらないのでもう駄目かとあきらめかかっていた頃であった。事態の好転で、再びやる気も出てきた。夢望が無謀にならなくてほっとした。

・20日のNHKテレビ「ためしてガッテン」で「ひざ痛」についての解説があった。大変役に立った。
たとえば、O脚がなぜ関節を傷めるか、ひざの潤滑剤軟骨は剥離したら元には戻らない、軟骨の補強は軟骨を食べるといい、肥満がひざにいかに負担であるか(走った時にかかる衝撃は体重の約3倍にもなる)などであった。

・自分のO脚調査>ほとんど隙間の無い理想的な脚形です(^○^)(^o^)/
asi01.jpg (3844 バイト)

・肥満体格ではまともに動けない。にぶい動きでは格好悪い。とにかく肥満は心身健康の大敵である。

・自分の肥満を調査>22.3
肥満判定体格指数BMI(ボディ・マス・インデックス)=体重Kg÷身長m×身長m
BMI22>標準(最も疾患が少ない)、BMI24.2以上>過体重、BMI26.4以上>肥満
BMI25以上で合併症(高血圧、高指血症)がある場合>肥満症

・4ヶ月履いた靴の減り具合チェック>左右ほぼ均等にイメージ通りである。
kutu02.jpg (7541 バイト)

1999年
11月

・今月のテーマ>歩幅を可能な限り広げ、大股で歩く。
今まで
80cm/歩(6000m/7500歩)>>大股歩きでは83cm/歩(6000m/7200歩)

・大股歩きで安定的に55分台達成(今まで56分前半)。しかし、
2,3日大股で歩いた結果、右腰の付け根(蝶番)がチカッチカッと痛み、押さえると痛い。
大股でかつ、速足のため、腰に負担だったか。
一週間たっても痛みが消えないので、大股歩きを止め、今までの歩き(歩幅)に戻す。

・幸いかな4ヶ月の鍛練の成果か??足の裏や筋肉の痛みが嘘のように納まった。(^○^)
そこで、歩くスタイルを思い切って変えてみた。
今までは両手を下げ、振り子のように振って歩くウオーキングスタイルだった。それを、
両肘をほぼ直角に曲げ、リズミカルに振って、調子よく歩を進める、ランニングスタイルに!!
足取りを形容すると例えば、忍者が水面を歩くような感じです。すなわち、
右足が地に着く前に左足を、左足が地に着く前に右足を、という滑るような感じです。
端から見れば小走りという感じでしょうか。

記録はビックリするほどのものでした。53分を切ったのです。一秒ですが。
この調子を一週間続けたら、やはりというか足に疲れが出て、痛み出しました。(~_~ ;)

そこでランニングスタイルのままでペースダウンさせ、53分〜54分で歩くことにした。
6000mを約54分(9分/Km)。歩いた後、腰の痛みも無く快適です。

今月は14日の中部実業団駅伝大会応援のため、前日の13日は下呂で泊まりました。
奥さんと娘とマッサージのママ先生、3人を車に乗せ、私はアッシー君でしたが、楽しい旅程でした。
久しぶりの温泉で命の洗濯もできました。これを企画してくれた娘に感謝しなければなりません。
この駅伝は元旦に行われる全日本実業団大会の地区予選に当り、6位までが出場できる。
激戦の結果トヨタ自動車が9連覇。応援したチームは4位でしたが、正月の全国大会に期待をかけます。

飛騨金山町→岩屋ダム→馬瀬村間往復87Kmのコースは紅葉と清流に囲まれた素晴らしい景観でした。
野生のサルも親子で道に出てきて応援します。
毎年この時期どこからともなく大勢の人間がやってくることを知っているのでしょうか?。

このため今月は、三日間練習できなかった。(トータル170Km)
しかし、自分でも驚くほど足腰が強くなってきたと実感できます。

月末にランニングスタイルの成果を確認するため、6周(7.2Km)と7周(8.4Km)を計測しました。
結果はそれぞれ、63.7分(8.85分/Km)と73.6分(8.76分/Km)でした。
9月の記録と比較し5分ほど早くなっています。しかもです、足は痛くないのです。

希望が湧いてきました。が、油断は大敵です。無謀ではなく夢望になるよう気を引き締めます。
月末当りから急に寒くなってきました。ショートパンツとTシャツではちょっと厳しい。
娘に足を冷やしたらいけないとアドバイスされ、トレーナーに変えました。が、
6Km歩くと汗びっしょりになるので、上はTシャツのままです。

1999年
12月

さすがに12月です。冷たい風が吹き付けます。Tシャツから長袖に早々と替えました。
会社から帰る時間は6時半から7時頃です。これから約一時間歩きます。

最近になって気が付くことがあります。それは腹がよく減るということです。
空腹で歩くのは身体に悪いと言われ、帰宅して歩く前にバナナか、菓子パンか、肉まんを食べてから歩くことにしています。
食べずに歩くと途中で疲れが倍増するようです。

さらに驚くことは、今まで昼食はあまり食べませんでした。が、最近は昼頃になると腹が鳴るのです。
歩くことによって内臓の働きが活発になってきたのでしょうか?
体重も70Kgと変化ありませんので、素直にこの現象を喜んでいます。
食事がうまい、なにを食べてもうまい、ということは素晴らしいことです。
私が考える、これからの人生「素朴に生きる」達成のためにも!!

4日は日中うららかな小春日和でした。
寒い夜間に歩くよりはと思い、昼少し過ぎに3ヶ月ぶり、長距離12Km(10周)に挑戦しました。
記録は104.8分(8.73分/Km,114.5m/分)と5〜6Kmのペースと変わらないものでした。
2Kmから3Kmあたりでふくらはぎが張ってくる感覚があったもののそれ以後は徐々におさまり、あとは快調に最後まで歩ききりました。
そして記録は十分満足すべきものでした。

今月は不幸が2件あったため、そのお手伝い(通夜)で2日練習を休んだ。挽回のため3日ほど12Kmに挑戦した。
年末の一週間は毎日8.4Kmに挑戦。タイムは8.6〜8.7分/Km。
8.4Km(7周)を毎日、このタイムで歩いても足に疲れ感はない。自分でも驚くほど脚力がついてきたようだ。
3Kmあたりから汗ばみ、5Kmを過ぎると頭・額から汗が滴り落ちる。身体の表面は冷たいが、中は燃えるように暑い。
最近では日常生活において、冷たさや寒さがあまり気にならないほど強くなっている。継続は力なり

12月は念願の月間歩行距離200Kmを達成した。
歩き始めて6ヶ月が経過した。7月からの総計は1000Km弱(985Km)となった。
これを証明するものは底に穴のあいた靴です。
kutu03.JPG (19985 バイト)寿命のようです。kutu10.JPG (26275 バイト)新調しました

第一段階の最高レベル4[激歩](1Km8分代)は達成できました。

新年度からはいよいよ第二段階 歩き→走り に入ります。

夢望TOPに戻る