2007年(17歳)

6月28日>モモに異変です。家の中でオシッコを漏らすようになりました。
腫瘍手術のあと、すこし生活リズムが変ってしまったのか?、あるいは単なる高齢化によるものか?

左>納戸の畳の上で、右>居間の自分の生活エリアで。上目遣いで、ちょっと恥ずかしそう(^レ^;
 

7 月

7月7日>手術後1ヵ月半が経過しました。が、まだキズは完治しません。
足の裏には皮膚がないので自分の力で皮膚を生成し、キズをふさぐしかないのです。
モモはもう少し心棒しなければなりません。あきらめてか?ふてくされてか?寝ています。

7月10日>傷口が塞がった。フードがとれて大喜び(^O^)
ところが、首筋に真っ黒な豆のような物体がくっついている。
よく見ると、昔見たことのあるものです。そうです、「ダニ」です。
黒い塊は実はモモの血です。ダニはモモの血を吸ってこんなにも大きくなったのです。
恨みを込めて思いっきりグチャとつぶす。

7月13日>強大な台風4号がきました。

7月15日>オシッコのお漏らしが増えてきたので、防衛手段としてペットシートをアチコチ敷きました。

7月18日>出来るだけ小まめに外に連れ出し、オシッコをさせます。
前の畑に出かけやっちゃいます。ごめんなさーーーいm(_)m
 

カーペットは暑いと思い、たたみの上敷きに変えます。
ただあちこち動くので、シートの上でオシッコすることは保証の限りではありません。

8 月

うだるような暑さにぐったり!ただ、夏になっても毛が抜けない。
室内で飼っている所為か季節感がなくなり、生え変わりの時期がかなりずれる。

だらっとしたモモ3態

 

兄弟3人揃ってお盆を楽しむ。

8月15日>昨年11月に結婚した末息子夫婦がお盆でやってきた。

8月16日>孫がやってきました。夕方、一緒に散歩します。

夜はお父さんの呼びかけで家族全員が集合しました。
所沢から長男家族4人、浜松から長女家族5人、大阪から新婚ホヤホヤの次男夫婦です。
全員が集まるのは奇跡的なことです。これもモモの犬徳(^O^)です。

モモのためにスペシャルケーキを2個用意しました。

イチゴケーキはひっくり返してイチゴがグチャグチャになってしまいました(^レ^;
でもみんな美味しい美味しいといって食べました。
 

モモはたくさん食べました。もちろん、ナナほか全員がお相伴に与りました。

風呂から出てきた大ばあさんもモモを祝福し、ケーキのお相伴に与りました。

8月23日>翔君と

お盆は大賑わいの内に終った。モモもナナもお疲れ様でした。
特に年寄りのモモには毎日毎日の騒々しさに閉口した事でしょう。

9月に入ってモモの異変に気がついた。

夏の暑さもあると思うが、散歩の足元が少し心もとない。
そこで、散歩は徐々に距離を短くしてきた。

しかし、根本的に身体に異変が起こりつつあった。

オシッコやウンチは今まで、大体決まった場所にしていたが、今は定まらない。
道路の真ん中でやることが多くなってきた。

眼がよく見えない、ミミもよく聞こえない。そのため散歩の方角が解らなくなってきた。
匂いをかぎ分ける鼻も衰えてきたようで、散歩道の匂いかぎにたいへんな時間がかかる。
今まで15分の 散歩コースが30分から40分と倍以上かかるようになった。

9月5日                                  9月9日
 

9月22日>久しぶりにナナと一緒のところを見つけました。
上から見ると明らかに腰周りから肉が落ち、痩せてきた。

しかし、ウンチはこのようにまだまだ元気な形と色ですから、安心していました(10月11日

ただ、足から毛が抜け出し、かつ身体も新しい毛が生えてこないのです。

10月21日>モモの調子が良さそうだったので、久しぶりに鹿狩池コース(約30分)を散歩した。
元気なときと同じくらいの快調なペースでいつものように真っ直ぐ前を見て、爪音高く「チャチャチャ」と進む。
お母さんともども本当に嬉しく、喜んだのでした。
しかし、これがモモにとって最後の「鹿狩池コース」になるとは夢にも思わなかった。

10月27日の夕食はこのようにペロッと食べてしまった。

ただ、最近1ヶ月は食欲のある時とない時の差が大きい。老衰が刻々と迫っているようです。

10月27日>それでも、快食快便を見せ付けられると、手放しで喜んでしまいます。
このとき、モモの身体の中でとんでもない異変が起きていることなど、つゆ知らず(^レ^;

10月29日>寝ている姿は衰弱しきっているようでもあり、とても哀れです。急速に老衰が進んでいるようです。

後ほど、モモが最悪の症状のとき、ナガセさんが寝ダコを見て、
「柔らかいフトン(わらフトンが最良)で寝させるとよい」と、言われたことでした。

当時、そんなことは露知らず、下の写真のように板の間で寝かせていた。
寝ることの多くなったモモにとって、また痩せてきたモモにとって板の間がいかにつらいものであったか。

ごめんねモモ、さぞかし辛かっただろうに。本当にごめんね!

2007年7月〜10月おしまい

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