知多四国八十八ヶ所めぐり

2006年9月2日(土)第10回巡拝>第65番〜第79番+番外

第65番
曹洞宗 神護山 相持院

(常滑市千代丘4丁目66番地)

御本尊 延命地蔵大菩薩

神護る山に吹く風清らかに 延命地蔵ゐます相持院

前回7月15日の巡拝では、あまりの暑さに、頭がクラクラしました。
この日は実は、65番相持院までお参りするつもりでしたが、64番霊場「宝全寺」 で住職の息子さんらしき人から「無理しないでください」と、気遣いの言葉をいただき、帰路につきました。

その後、台風はいくつも日本に来襲し、九州・四国・中国地方と隣の岐阜県では豪雨のため大きな被害が出たが、このあたりはさっぱり雨が降らず、カラカラ天気が続きました。灼熱の真夏日が続くなか、甲子園では高校球児が熱戦を繰り広げ、高校野球はじまって以来の決勝戦再試合が行われました。

対戦は北海道代表「駒大苫小牧高校」と関東代表「早稲田実業高校」でした。
翌日熱戦を制したのは、悲願の初優勝「早稲田実業」でした。
胃がんの手術を無事終えた、世界の大先輩「王監督」も大変な喜びようでした。

8月はほとんど雨が降らず、我が家の庭木も枯れかかってきました。
風呂の残り湯を「洗濯」や「水遣り」に活用しています。勿論、毎日風呂を沸かすわけではありません。
シャワーは湯船で使うようにして、水を溜め、これを利用します。

8月の末頃から少し、秋の気配が出てきました。この地方独特の天候で、朝晩とても涼しいのです。
ということで、残り20ヶ所となった知多四国めぐりを年内に済ませようと、実行しました。

9月2日土曜日は海に囲まれた、この地方独特の薄曇天気です。
このような日は、日中かなりの暑さになることが多いのですが、朝のさわやかさは初秋そのもので、ついつい出かける気持ちになってしまいます。

8時25分出発。
県道269号(古場武豊線)を西進。
突き当たり「古場」を右折。旧国道247号を北上。海岸線をひた走る。

8時50分。奥条4丁目の交差点に突き当たる。ここを右折する。
(この交差点の左方に64番霊場「宝全寺」がある)

63番大善院の前を通過し、奥条7丁目の交差点を左折。この道が新バイパス国道247号である。

 

奥条7丁目交差点角には常滑焼きショールーム「ヤマタネ」の巨大な招き猫がある。

 
ダラダラ坂を登りきったところの信号交差点「千代ケ丘5丁目」を左折。 凍結時のスリップ防止舗装された急坂を、なんだ坂こんな坂と一気に登る。
   

突き当たりの正面電柱に札所の案内看板がある。左>大善院、右>相持院

   

   

右に曲がってすぐ、見晴らしのよい場所に出たが、写真を撮り忘れた。
また、しばらく進むと窯元もあったが、やはり写真を忘れた。
帰りは同じ道を戻るので、あとで撮ることにした。

 

さすがやきものの町です。このあたりは「やきもの散歩道」のコースになっています。
うっそうとした雑木林がなんとも心地よい(^O^)

 

相持院境内の雰囲気です。正面は鐘楼のようです。車があちこちに駐車しているのは寺院の景観を損ないます。
住職はよくよく雰囲気作りを考えなくてはいけません。

 

立派な大師堂の前で、今日最初の記念写真。納経印をもらって寺内を散策。

  

   

鐘楼には大きな梵鐘がかかっています。
聞けば昭和39年に鋳込まれたものという。
ただ、鐘楼が少しづつ痛んでいくので管理が大変とのこと

寺内を歩き回っていると立派な山門が目に入った。
こちらが通常の入口のようです。
改めて記念写真撮影。

 

山門の伽藍には見事な彫り物が満載です。

改めて、山門からお堂を見る。

相持院への道は「やきもの散歩道」Bコースでした。
窯の煙突がチラホラ見えます。

今、常滑市では絶滅の危機に瀕しているこの煙突を、やきものの町の景観として保護する運動を始めました。

煙突に関連する記事が私のホームページにあります。

ご覧ください。watch04.htm(煙突)

ここで面白いものを見つけました。工場外の台車に乗った、白く見えるものです。屋根瓦のような形をしています。

 

来年の干支「いのしし」の置物の原型です。デザインは「いのしし親子と大黒様」、周りは松竹梅です。

ボーと走っていては見逃すところでした。
いつでもどこでも好奇心いっぱいで行動しなければ、棒には当たりません。太好了!(^O^)

 

次は第66番「中之坊寺」です。

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