(常滑市本町2丁目248番地)
帰り道は起伏の少ない、海岸線の旧国道247にする。 この先に64番札所「宝全寺」があるので立ち寄っていく。 再び、T字路交差点「奥条4」方向に向かい、ここを通り過ぎしばらく進むと電柱に宝全寺の看板あり。 ここを右折する。 |
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なにやら雰囲気の違う景色が広がってきた。64番札所宝全寺は橋の向こうに見える。 あわてることはない、折角だからこの辺りで一服したい。さすがやきものの町です。窯元がたくさんあるようです。 |
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この辺りは「とこなめ中央商店街」という。 川沿いには古い屋並が並ぶ。常滑名物朱色の陶管が使われている。 |
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本堂にお参りすると、中で祭壇の準備中であった。 正面に穏やかな顔をしたおばあさんの写真が掛かっている。とにかく、寺内はバタバタしている。 |
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納経印をいただくとき、住職が詫びながら「我が家のお庫裡さんがなくなったので今から葬式です」という。 「それはたいへんですね。享年はおいくつですか?」とお聞きする。「91歳」とのこと。 大往生のようでしたから、お祝いして失礼しました。息子さんらしき若者が「暑いから無理をしないように」と、見送ってくれました。 |
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ここから休みなしで自宅まで帰る。約30分であった。途中、自転車に乗った野球装束の大勢の中学生とすれ違った。 この暑さでの野球の試合は中学生では酷なものがある。ただ、みんな大声で話しながら楽しそうに走っていた。 |