知多四国八十八ヶ所めぐり

2005年11月26日(土)第7回巡拝>第40番〜第53番+番外

第52番
真言宗豊山派 鶴林山 密蔵院

(知多郡美浜町大字野間字松下105番地)

御本尊 不動明王

法界を平等に見る御仏は 密蔵院に輝きてます

   
今来た道を引き返し、柚屋(ゆずや)というホテルの路地(札所のぼりあり)を左折します。

先にある53番安養院を素通りして、
ずっと先に小さく見える札所のぼりを目指して進む。

 

突き当りを右に曲がると、出来立てらしき真っ赤な山門が目に付く。早速、記念写真を撮る。

   

境内は広くもなし、狭くもなしです。

山門をくぐってすぐ右の手洗所に大きな看板が掲示してある。

 

かじとり観音昭和霊験記とある。なにがかじとり観音なのかここに説明されている。
かなり長いのでALTでは要旨だけとします。

   

その脇に狭い石段があり、上にはお堂がある。ここが「かじとり観音堂」

 

観音様の導きによって無事帰還した乗り組み員が必死に漕いだといわれる船が展示してある。
船は全長7,8mでオールの溝が左右4ヶ所づつある。外側は白いペンキがはげ掛かっている。
船は粗末なトタン屋根で雨だけはしのげている。屋根裏を見るとオールが4本みえる。

 

本堂、大師堂とお参りして、納経印をいただき、改めて境内全体を眺める。
この裏山には源義朝を討った長田忠致がはりつけの刑にされた松の木「長田の礫松」があるが、
夕闇が迫ってきたので、次の機会に足を運ぶことにした。
写真左上に柵が見えるが、多分この奥であろう。

  

次は53番札所「安養院」です。

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