知多四国八十八ヶ所めぐり

2005年11月26日(土)第7回巡拝>第40番〜第53番+番外

番外
曹洞宗 青泰山 浄土寺

(知多郡南知多町大字豊浜字小佐郷1番地)

御本尊 薬師如来

波の音みのりの声ぞ小佐の崎 浮かぶ心の亀ぞまつれる

今週はずっと、驚くほど穏やかで、温かい日が続いている。
11月5日の日間賀島と篠島巡拝を今年最後と考えていたが、あまりの好天続きにムラムラっと行きたくなりました。

ただ、行くなら一気に第53番安養院まで済ませたいのです。
なぜなら、次の第54番札所がなぜか?方向違いの半田市亀崎にある「海潮院」ですから。
私はあくまで、札所番号順に巡拝することを、今回の目標にしており、例外はありません。

従って、今日は40番前の番外「浄土寺」からはじまり、53番の安養院まで16ケ寺お参りしなければなりません。これはかなりの強行軍です。

日没も早くなってきましたので、場合によっては帰道が暗くなってしまいます。これはなんとしても避けたい。
そこで、早めに出発することにしました。

久しぶりに、玄関口で記念写真を撮ります。

理由は今までとは衣装が違うのです。冬支度しました。8時30分出発。

 
河和駅に9時3分着。順調ですが、さすがに空気は冷たい。

マスクを持ってくればよかったと悔やんだが、これが後々大きく影響するとは思っても見ませんでした。
矢梨の交差点に9時20分着。この交差点を右の曲がって、県道280号を豊浜方面に向かう。
この写真は矢梨の交差点を曲がった直後です。
前方は護岸堤防で国道247号が沿っています。

県道280号に入ってすぐに、
美浜町と南知多町の境がある。

ど田舎にやってきた雰囲気です。

しばらくして、ここを走ったことに気付いた。
29番札所「正法寺」へ行く途中、迷った道であった。

このまま進めば南知多半島道路の「豊丘IC」に出るはずである。前方に高架道路が見えてきた。そこを通り過ぎると、豊丘南の交差点がある。
振り返って豊丘IC方向を見る。

左は師崎方面、直進は豊浜方面。私は直進する。

   

交差点には40番札所影向寺の大きな案内看板がある。

   

地獄のような上り坂を登りきって、ふっと顔を上げると、きれいな紅葉に思わず立ち止まる。

   
登りがあるということは、下りがあると言うことです。
快調に滑り終えると、そこは役場であった。
役場を過ぎて、さらに進むと役場西の交差点である。
ここを左折して、豊浜・師崎方面へ向かう。
右方向には43番札所「岩屋寺」がある。が、私は行かない。
前方に突き当たりの道路が見えてきた。
これが海岸線を走っている国道247号である。

そして、この交差点が「豊浜」である。ここを左折して師崎方面に進むと番外札所「浄土寺」がある。とは言うものの、あまりに遠いので、本当にこの道で大丈夫なのかと不安になってきた。
豊浜港をグルッと廻って走るのは、自転車ではかなり遠く感じました。

   
神社左の狭い道が入口です。 浄土寺は紅葉の山にへばりついた、とても狭い境内のお寺です。
本堂は改築されたばかりのようです。前方に乳母車があります。
近所の老人がお参りでしょうか?
   

祠の前に大きな亀がこちらをジロっとにらんでいる。この亀が霊験あらたかな「お亀さん」でしょうか?

   
祠を覗いてみました。石段を上がると、おばあさんが下りてきました。

お亀さんを上から見下ろす。
甲羅の上にお賽銭がいっぱい載っている(1円が多い)
お亀さんの大きさは横幅2.5m、全長3.5mくらいです

   

大師堂は本堂前にあり、かなり古いものです。魔除けも同じくお亀さんでした(^O^)
山は紅葉真っ盛り、なんとものどかなたたずまいでした。

 
大師堂軒下の彫り物はなかなかのものと推察しました。  
   
お亀さんを正面から拝見しました。それにしても良く出来ています(^O^)  

お参りした後、お亀さんの前で記念写真撮りました。

お亀さんの周囲には玉柘植が植えられ、また、札所の幟が立っているので、カメラアングルが悪く、お亀さんが写っていないのが残念でした。

 

次は第40番札所「影向寺」(ようごうじ)です。

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