知多四国八十八ヶ所めぐり

2005年11月5日(土)第6回巡拝>第37番〜第39番+番外

第39番
真言宗豊山派 金剛山 医徳院

(知多郡南知多町大字篠島字照浜27番地)

御本尊 薬師如来

生れ来て一度はまいれ篠島の 帝の井戸に医徳かがやく

 

ボロボロ西方寺を抜けると、見晴らしの良い場所に出た。
前方の断崖絶壁に建つ、卍が描かれた建物が見える。
多分、あそこが医徳院であろう。

向こうに行くには、一旦下って、また登らねばならないようだ。

   
途中に史跡らしき建物がある。看板には「帝井」と書いてある。 ここが西方寺に向かう途中の看板に書いてあった「帝井」であった。
「帝井」の由来は看板を見てください。
   
「帝井」の前の坂道を登っていくと、自然に39番札所「医徳院」の入口に出る。
 

医徳院は丘と絶壁に挟まれた、細長い地形に立地している。
建立は古く、由緒あるお寺のようです。が、住職はやり手のようで、幼稚園を経営しています。

   
本堂軒先
 
大師堂軒先
   

納経印を押印するのは大体女性(住職の奥さん?)ですが、珍しく住職本人が出てきました。
とても丁寧な所作に感服しました。由緒正しいお寺の伝統を大切にされているようです(^O^)

    
 

帰り道は2ヶ所あった。ひとつは入口をすぐ左に下りる路。

ひとつは真っ直ぐ前方に進み下りる路である。私は後者の路を選択した。

   
狭く、迷路のような路地を、心配しながらクネクネと進んだ。しばらくして、見覚えのある通りに出てほっとした。
時刻はまだ12時前だ!帰りの船までたっぷり90分ある。どうやって時間を潰すか考えた。
港の周辺にはたくさんの太公望がいる。そこで、海岸線をぐるっと見て廻ることにしました。
正面の丘の中央付近に番外「西方寺」が、右側に39番札所「医徳院」がある。
   
船着場に戻ってきたが、時刻は12時半。
出航まで、まだ1時間ある。ずいぶん歩いたので、疲れました。
そこで、しばらく釣りを見物しました。

あちこちから釣り人がここにやってきます。
みんなの口を出る言葉は「釣れますか?」です。
今日はどこも釣れないみたいです。
ですから、点々と場所変えをしているのでしょう。

釣り見物も飽きてきたので、面白いことないかと港の中を散策した。

見つけました。篠島港の汚さです。ここはゴミ捨て場のようです。
観光客がいっぱい来る、船着場のすぐ近くが、この有様では論外です。

まずは不要なものを整理します。
次ぎに、必要なものを物置などに整頓します。
とにかく、大事な漁具がこのように雨ざらしというのは、言語道断である。

   

いったいこの港は誰が管理しているのであろうか?

   

帰りの高速船も同じ「イーグル2号」で、船掌も同じ人でした。
そういえば、この船は1時間以上も前から港に停泊していた。

13:30篠島を出航。日間賀島東港、西港に立ち寄って、14:05河和港に到着した。
干ダコを上手に自転車の荷台に納め、たびたび点検しながら帰宅した。

次から再び半島に戻ります。次は番外「浄土寺」です。

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