知多四国八十八ヶ所めぐり

2005年11月5日(土)第6回巡拝>第37番〜第39番+番外

番外
浄土宗 寂静山 西方寺

(知多郡南知多町大字篠島字照浜3番地)

御本尊 阿弥陀如来

皆人の願ふ浄土は何処方ぞ 月もかたむく西方の寺

 

正法禅寺を過ぎて、急な石段を上がり、路なりに右に曲がると、前方に海が見える。
路の手前に番外「西方寺」と39番「医徳院」それに「帝井」?の案内看板あり。

   
左に曲がると、すぐにお寺のような建物がある
しかし、お寺の名前を示すものは何処にもなかった。お堂らしき建物はあったが、戸が締まっている。さらに不思議なのは、賽銭箱が見当たらないのである。

社務所らしき建物からは人の話し声が聞こえるので、空き家ではなさそうである。
先客の3人もどこでお参りし、どこで納経印をもらうか解らず、うろうろしている。

お堂らしき建物の戸に張り紙がしてある。要旨は、「野良猫が多いのでお堂の戸は締めてある。お参りが済んだら締めてください」戸を開けると、賽銭箱があった。
先客の3人にも教えてあげた。 

   
納経所も何処にあるのか良くわからない。
キョロキョロ探していると、突然社務所のガラス戸が開き、おばさんが声をかけた。
ここが番外「西方寺」であることを証明する書き物がないので、どこで記念写真を撮るか悩んだ。記念写真の後方に見えるのが、お参りした本堂である。

ガイドブックは桜満開の写真で、とてもきれいなお寺のように紹介されているが、今では大師堂はボロボロで、閉鎖されていた。とにかく、このお寺はひどいの一語につきる。西方寺はいったい、どうして、こんなに寂れてしまったのか?まさか野良猫で??

番外とはいえ、皆さんが巡拝する知多四国の霊場です。
巡拝者に失礼のないように、お寺の整備をすべきでしょう。

次は第39番「医徳院」です。

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