(知多郡南知多町大字篠島字照浜3番地)
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正法禅寺を過ぎて、急な石段を上がり、路なりに右に曲がると、前方に海が見える。 |
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左に曲がると、すぐにお寺のような建物がある しかし、お寺の名前を示すものは何処にもなかった。お堂らしき建物はあったが、戸が締まっている。さらに不思議なのは、賽銭箱が見当たらないのである。 社務所らしき建物からは人の話し声が聞こえるので、空き家ではなさそうである。 お堂らしき建物の戸に張り紙がしてある。要旨は、「野良猫が多いのでお堂の戸は締めてある。お参りが済んだら締めてください」戸を開けると、賽銭箱があった。 |
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納経所も何処にあるのか良くわからない。 キョロキョロ探していると、突然社務所のガラス戸が開き、おばさんが声をかけた。 ここが番外「西方寺」であることを証明する書き物がないので、どこで記念写真を撮るか悩んだ。記念写真の後方に見えるのが、お参りした本堂である。 ガイドブックは桜満開の写真で、とてもきれいなお寺のように紹介されているが、今では大師堂はボロボロで、閉鎖されていた。とにかく、このお寺はひどいの一語につきる。西方寺はいったい、どうして、こんなに寂れてしまったのか?まさか野良猫で?? |
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