知多四国八十八ヶ所めぐり

2005年10月1日(土)第5回巡拝>第30番〜第36番+上陸大師像

第35番
曹洞宗 神光山 成願寺

(知多郡南知多町片名稗田9番地)

御本尊 阿弥陀如来

慈悲深き弥陀をと頼む成願寺 利益をうけよ思ふまにまに

再び、国道247号を半島の先に向かって進む。
大井を抜けて、大きくカーブを登りきると、JAアグリス前の電柱に35番札所の看板を見つけた。

苦しい上り坂を登りきれば、次は快適な下りがある。
下りきったところは「片名港」です。

港にはたくさんの漁船が停泊している。
国道247号線は波返しの付いた護岸堤防に沿って走っている。

そろそろ35番札所の案内があるかも?と、ゆっくり進む。
すると、大きな駐車場横の路地への片隅に真新しい札所の石碑が建っていた。

電柱の影で見落としやすいので、注意してください。

 

 

 

このあたりに来て、強烈に感じることがありました。それは、漁港独特のにおいです。
いい言葉で表現するなら「磯の香り」、悪い言葉で表現すると「魚臭い」においです。
そして、このにおいはずっと先まで続いており、少しずつ苦にならなくなった。

 
路地を入ってしばらく進むと、左側に大きな駐車場がある。
右側には、神社と隣合わせに、35番札所「成願寺」がみえる。
境内には真っ赤な坊主花がたくさん咲いている。
本堂の屋根は、最近、葺き替えたようで、秋晴れの空に輝いていた。
   
境内の右隅に、古い本堂大屋根の鬼瓦が展示してあった。

山門前で記念写真。

次は第36番「遍照寺」です。

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