知多四国八十八ヶ所めぐり

2005年7月18日(月)第4回巡拝>第24番〜第29番+番外3

第29番
天台宗 大悲山 正法寺

(知多郡南知多町大字豊丘字本郷(通称山田)

御本尊 毘沙門天王

迷はずに正しき法の道行かば 山田に残す毘沙門の徳

ここから29番札所までは、27番から28番までと同様に、ちょっと道順が複雑です。国道247号に出れば比較的解り易いが、ここはあえて複雑なガイドブックに従った。

28番札所前の狭い道を直進。電柱の左側ブロック塀に道標が建っている。

南知多道路のガードをくぐると、すぐに29番札所のたて看板が見える。

   
指示通りに進む。坂道がきつい。 道路沿いに進み、南知多道路を再びくぐる。
   
その後、南知多道路に沿って快調に走る。 正面に切り崩された山肌が見える。突き当りであるところはガイドブック通り。多分、右側に南知多道路の終点「豊丘IC」がある。
道路地図で確認するとこの道は県道280号であった。
豊丘IC 29番札所方向
   
知多半島にはよく見られる川沿いの道路。
川によっては小舟が入り込んでいる。
しばらく進んでから、少し広い道を右折しようとしたが、見当たらなくてうっかり通り過ぎてしまった。右に曲がる道、右に曲がる道、とつぶやきながら走っていると、それらしき道を発見しました。ここらは半島の最頂部らしく、向こうに知多湾が見える。
   
ここでいいかどうか、通りがかった軽トラックの男性に正法寺の場所を尋ねる。
「知多四国の29番札所正法寺はどこですか?」しかし、彼は知らない。

彼が「住所は解りませんか?」と聞いてきた。
私が「住所は豊丘字本郷です」と答えると、解ったようです。
彼は「この道を真っ直ぐ行き、信号のない交差点を右折して、しばらく進んだところ」と、教えてくれた。田舎の人は地名で場所が解るのです。感服!!

ただし、この道がものすごい坂道であった。

坂道は3段に別れており、それはそれはたいへんであった。

「なんだ坂!、こんな坂!」と叫びながら、必死にこの坂を登りきった。

ここで、挫折したら自転車による知多四国巡拝はやめなければならないからである。

頂上付近で休憩。いま来た道と知多湾を望む。暑さは最高潮である。
   
ここまではダラダラの上り坂であったが、ここから先は目指す交差点が真下に見えるほどの急な下り坂である。
   
交差点から右方向を見る。まだまだ先は長そうである。
「近くて遠きは田舎の道」と言いますから!!
しばらく進むと、左側に石柱がある。
これが29番札所正法寺の案内であった。
   
さらに進むと、民家の間に寺社が見える。  
   

玄関(山門)を入ると大観音像が迎えてくれ、左側には立派な多宝塔作りの本堂がある。
境内はゆったりとしている。

 

お参りをして、納経印をいただき、

山門前で記念写真を撮る。(時刻> 13時30分)

   
同じ道を引き返す。先ほどの交差点からも、海岸道路国道247号が見える。

南知多病院前の信号交差点。

   
ここまで来るのに、起伏の多い山道を走らなくとも、28番永寿寺から国道247号の交差点「浜」に出て、この「南知多病院前」から29番に向かったほうがよほど楽で、しかも解りやすかった。交差点右側には札所の案内看板もあった。

   
暑い、何しろ暑い。持ってきた水(1リットルペット2本)は全部飲み干した。
これ以上は危険だと感じ、帰ることにした。
途中でポカリ2リットルを買い、呑みながらゆっくり走った。

約1時間で自宅に着いた。

右の写真は帰宅時の格好である。

暑くて我慢できず、走りながらジャージーのひざを捲し上げ、また、タオルを頭に載せ、帽子をかぶって、汗の流れ落ちるのを防いだ。

南方から帰還した旧日本兵のようです。

このスタイルで恥ずかしながら走ってきました。

 

 

早速シャワーを浴び、ビールをキュッと飲み干し、一息つきました。最高に幸せな時です。
その後、氷で冷やしたそうめんをツルツルっと食べました。最高ーーー(^O^)奥さんの心遣いに感謝感謝です(^O^)/

次は第30番「医王寺」です。

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