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<2012年1月> |
すこぶる気になること 「民主党よ、まだまだ歳出削減に取り組め、というのが国民の声だ。全力を尽くして行政改革に取り組む姿勢を打ち出さなくてはならない」、というのが挨拶の骨子であるが、『姿勢』(意気込み)を強調するだけなら誰でもできる。「不退転の決意で国家存亡の危機に立ち向かう」と言ったのならなぜ、【取り組んで欲しい】と、端的に強く指示できないのか! それでなくても、永い長い政官迎合の原子力ムラ同様、永田町ムラと霞が関ムラは自分たちの金は温存し、必死に蓄えた庶民の金を、いかに引きずり出すかだけを考えている輩だ!並大抵では「不退転の決意」は実現できない。ましてや、トップが腰砕けでは部下のヤル気も出てこないのである。 ただ、取り組みのすべてが政官の茶番としたら、早晩私たちは亡国の民となる。 A 劣悪な日本外交
「同盟関係の深化」だの、「戦略的互恵関係」だの、「未来志向の関係構築」だのと大方針はあるが、それが国政、あるいは国家の利益にどう展開されているか具体的な形で見えてこない。
2012年はいかなる年になるのか? B 暦と旬感12月 |
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<2012年2月> |
忘却への願い とは言うものの、自分においては少しずつ忘却の良さを自覚、実感するようになってきた。 「覚」には「忘れてもいい事」と、「忘れてはいけない事」があり、個人的には「忘れたい事」と、「忘れられない事」がある。人は普通、これらとうまく付き合いながら生きている。しかし、年輪とともに覚えは少しずつ薄らぎ、忘れてはいけない事を忘れ、忘れてもいい事を覚えていることが多くなっていく。
今はまだ致命的ではないが、いずれの歳には覚えは極端に悪くなり、忘れてもいいような過去の古い覚えのみが残り、その覚えが自分の言動と行動を左右するようになる。 |
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<2012年3月> |
情報の発信と受信と、その責任 「女性の雇用」や「所得問題」についての議論のなかで、話題が「シングルマザー」になったとき、さすがぎんさんの姉妹やな!と思うコメントがあった。「自分の我ままで離婚したのであって、もっと旦那さんに尽くして一緒に生活しておればこんな問題は起こらない」と、自業自得を説く。 苦難の時代を歩んできた90歳前後の人間からすれば「何で父親が居ないのか?」と訊ねるその前に家族、家庭というものの尊さをないがしろにし、離婚した母親に問題があるとズバッと切り捨てる。
自分たちは今日まで様々な困難に対し、勤勉に努め、時に辛抱し、時に助け合って生きてきた。 この説教発言の直後、キャスターが“けげんな顔”をした。そして映像は発言中の4姉妹の中継を切り、話題を変えた。突然のカメラ切り替えはこの発言が当日の報道企画とは異なるものだったことがうろたえぶりから解る。しかし、ライブ放送であるから予期せぬ発言や行動は当然あるわけで、特にこの日は高齢姉妹4人であるから想像に難くない。 ありのままを伝えることが報道の責任である。
情報発信者は咀嚼能力不足の相手と真正面に対峙し、逃げてはならない。 私は経産省の補助金事業のお手伝いをしている。開発会議は通常円滑に進行するが、時々議論伯仲することもある。しかし、その議論の内容は議事録には載らない。記録に載るのは事業管理者の意図した内容だけとなる。計画外の事象は削除し、進捗の円滑性を図りたいからであろう。 ところで、1月28日の新聞報道、「震災・原発10会議 議事録未作成」には驚いた。 |
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<2012年4月> |
文明とはエネルギー?
放射能で汚染された森からは放射能で汚染された水が生まれ、放射能で汚染された水は川から海へ、大地から地下へと流れ、万物を汚染する。しかも、相当長い期間にわたってである。
3.11の大震災では原子力の恐ろしさを思い知った。原発は平和利用としての原子力ではあったが制御不能となればすべてを破滅させるものであることがよく解った。
文明とは生活の豊かさ、生活の豊かさとはエネルギーの確保、かくして「文明とはエネルギー」となり、文明を享受するためにはとにかくエネルギーを確保しなければならない、ということになる。
人類はいま、原子力のお陰でエネルギーを湯水のように使えるようになった。 暦と旬感3月号の一言 原発事故を含めて、この大災害はとにかく、「不運」の一語に尽きる。 |
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<2012年5月> |
ちょっと気になること この店は食器から素材すべて(水も)を日本から持っていき、調理する。
私は年に1、2回、四川料理と火鍋料理と飲茶と激辛ケンタッキーを食べるため、中国に出かける。 暦と旬感4月 <デジカメ歴まとめ> |
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<2012年6月> |
給料を貰いながら失業手当を貰う方法 採用した本人は社長にこう言ったそうだ。 このような生活をした後、晴れて就職したことにすれば、なんとなんと、お祝い(再就職手当)まで貰えるのである(10万円ほど)。このような裏技を使えるのは余程の経験者であるが、最早「詐欺師」としかいいようがない。最近では受給資格、受給期間など審査は厳しくなっているようであるが、世の中には一人二人の零細企業もある。ハローワークには仕事を探す人があふれており、この中には無知な事業主を探し出し、法の網をかいくぐって不正受給するわたりもかなりいそうだ。 書類審査と電話だけの就職有無確認ではなく、ハローワークの職員が就職先に出向いて本当に仕事しているのか確認すべきである。東京で白骨の年金受給者に30年間年金を支給していた驚愕事件も受給者の年齢など勘案すれば「おかしい?」と解るはずであるが、家庭訪問など実態を自分の目で確認していないからこのような途方もない現実が起こってしまう。 役所の職員だけでは無理なら、社会福祉協議会など自治体組織や警察なども参画して、せめて年1回くらいは書類ではない実態調査を行うべきである。このような取り組みを継続したその先に安心して住める安全な街が作られていくはずである。 また、最近では大阪の売れっ子お笑い芸人の母親が生活保護を受けていたということが問題となった。昔はほとんど所得ゼロに近く、親を扶養できなかったので生活保護対象であったが、その後、売れっ子芸人となったにもかかわらず、そのまま受給していた。本人は神妙に反省していたが、世間が大騒ぎするまで管轄の役所は相変わらず不正受給を認めていた。云われなければ黙っているという不届き者と責任感の欠如した役人とのあきれた連合体はほかにもいくらでもありそう。 |
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<2012年7月> |
安らかな死を願う 原発は「トイレのないマンション」といわれているが、私は「便秘の肥満児」といいたい。食べるだけ食べて糞が出なければ、人間なら病院へ行き治療してもらう。しかし、原発には病院もなければ医者もいない。原子力関連の産官学専門家、研究者、事業者はともにギブアップ状態の無責任組織。
寿命となれば事態はもっと深刻だ!原子炉の解体作業が待っており、莫大な量の低レベルの放射能汚染がれきや原子炉から出る高レベル放射能汚染廃棄物が発生する。このように原発は正常に使用されたとしても未開発の技術が山積している。 日本は地震大国である。毎日、日本のどこかで地震が起きている。また、日本は世界がうらやむ自然豊かな国である。四方を海に囲まれ、緑豊かな国土からは四季折々の風情とともに澄んだ空気とおいしい水が無尽蔵に生まれている。このようなことを思うと、「原発」が日本の国土に適しているかどうか甚だ疑問である。美しい日本を壊してまで使うような科学技術ではないと思う。原子力技術に費やした人・物・金と時間を国情に合った対象に転換すべきである。 暦と旬感6月 |
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<2012年8月> |
お前(日本)はもう死んでいる! A 関越自動車道のバス事故でバス会社の社長の謝罪口上に大いなる違和感あり。 B 「天網恢恢、疎にして漏らさず」 |
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<2012年9月> |
原子力ムラの陣容 さらには原発立地自治体である。今やほとんどの立地住民は脱原発を望んでいる。 ちょっと気になること>福島県の健康調査 暦と旬感8月 |
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<2012年10月> |
関西電力の今夏電力需給に想う 結果は需要予測を10%下回った。そもそも「需要予測」とはどうやってはじきだすのか? 最大のファクターはピーク需要が予想される7月と8月の最高気温であろう。その上で、発電設備の突発事故や最近、多発している豪雨災害などを考慮して余力(安全率)を決める。 この余力を如何に設定するかで供給能力が大きく変わる。安全を見れば見るほど能力を高めなければならない。今までの電力確保はこのような論理で行われてきた。 さて今年は大飯原発を有する関西電力が3,4号機の再稼働がないと供給不足は避けられないと政府に強硬に迫った。その脅しに負けて政府は不足の根拠など追及する間もなく、早々に認可してしまった。脅しの殺し文句は「もし止まったら国民生活に重大な影響を及ぼす」と言うことであった。その根拠の最有力事項が「余力」である。大飯原発2基の236万KWは電力の安定確保の面からと昨年の中部電力(菅直人首相の浜岡原発稼働の停止命令を受け、大量のLNGを緊急購入した。足元を見られた中電は高額なLNGを買わざるを得なかった)の二の舞を避け経営の安定をはかるため何としても大飯原発の再稼働が必要であった。 あれから1年経過した。関西電力は原発に依存しない電力の供給体制について考える時間が十分あったにもかかわらず、無為無策に過ごしている。中部電力とは大違いである。 関西電力は管内の顧客に節電の要請を真剣にしたのであろうか? 結局、鳴り物入りで原発を2基稼働させたが、
それは関西電力の経営に貢献しただけだったのか?空気や水のように「電気」が無尽蔵にあると勘違いしているのではと思われる昨今、昨年の原発事故で神様が「そうではないのだよ!」と注意してくれたのに、そのことをよくよく考えもせずに、相変わらず今まで通り、電気を使っている人がいる。一体これはどういうことですか?と、言いたい。 |
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<2012年11月> |
原発事故の恐ろしさを忘れるな! 放射能に汚染された山や森に、いかなる人為的な手を加えたとしても、我々が安心できる事故前の姿に戻るには、最低でも半世紀はかかるという。原子力事故というのはそれほど恐ろしいものであり、福島原発事故はそのことを教えてくれたのである。いかなる事情があろうとも、今や「脱原発」を声高に叫ぶのは当たり前のことである。それでもなおかつ原子力を利用しようとする者がいるとするなら、彼らに考え方を変えるよう強く啓蒙すべきである。 原発事故の報道はとても”やるせない”ものだ!大事な報道ではあるが、このようなどうにもならないことを提起したり、政治に文句言うだけではなく、エネルギーの浪費防止や代替エネルギーの専門的な視点での提言とその普及に向けての具体的な行動が望まれる。 悲しき線量計偽装! |
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<2012年12月> |
悲しき日本国家!恥ずかしき原子力ムラ!愚かしき日本国民!
地震さえなければ、最新技術の日本製原発なら、40年でも50年でも耐久すると信じている。 これを電力会社にやらせ、結果を精検せずに、「安心安全」の一言で突き進んできた。このような不透明な原発政策でいつのまにか原子力ムラが形成され、ムラの利益を守るため、ますますムラは結束。かくして迷路のようなエネルギー政策が生まれ、いつのまにか国中に張り巡らされてしまった。なんとも悲しき日本国家!なんとも恥ずかしき原子力ムラ!なんとも愚かしき日本国民! 問題山積の中、無理矢理ともいえる12月16日の衆議院選挙を千載一隅のチャンスと考え、脱原発 と新エネルギー政策を実現すべく、悲しくて−恥ずかしくて−愚かな日本から脱却しなければならない。賢明なる一票をせつに願う。
歯が痛い!歯が痛い!歯が痛い! ところが、その日の夜、痛くてなかなか眠れなかった。本を読んで気を紛らした。翌日は昼間から顔の半分がズキズキと痛む。歯医者に行こうと思ったが予約日が明日なのでここは我慢してみようと考え、通院しなかった。虫歯のように顔がはれているわけでもなく、傍目には何の異常もない。夜になると昨日同様痛みがひどくなり、眠れない。本を読んでも内容が全く頭に入らない。七転八倒の末、朝を迎える。昨夜は地獄であった。あまりの騒々しさに嫁さんが心配して起きて来るほどあった。嫁さん提案「熱冷シート」をほっぺたに貼って痛みを緩和させる。 医者に「月曜日から3日3晩痛くて寝れなかった!」と報告。 主因究明のため、一つづつ処置することにする。まずは@の親不知である。
「歯茎は年齢不相応にしっかりしているので何の懸念もありません」という医師の力強い言葉に大いなる自信を持って、抜歯を決断! 私は親からとても丈夫な歯を貰った。未だかって虫歯を経験したことがない。
「ほぼ」と言ったのは、飲み会などで泥酔した時は帰宅後、そのまま寝てしまうからである。 しかし頑強な我が歯も「寄る年波には勝てない」、というか老朽化が始まってきた。 以来、安定していたが2年後(2011年8月22日)再び右奥に痛みが走った。
右利きの人は歯磨きの時、左側は磨き易いが右側は磨きにくいので歯垢が付き易いといい、改めて歯垢を除去した。そういえば私は食事を磨きにくい右側で噛んでいた。そこで、食べ物を噛む歯を歯磨きし易い左側に変更しようと決意。最初の頃は舌の動きと口の動き(開閉)が不調和となり、何度も舌を噛んだ。血は出るは、舌は腫れるはで、とてもつらい思いがあった。 そして、今回が人生3度目の歯科医通院である。右下智歯を抜いて知覚過敏症状は解決した。 22日予約した2度目の治療で完治できると思っていたが、ことは簡単ではなかった。 その夜は大変心配したが痛みは消え、久しぶりにぐっすり寝られた。 以後も全く痛くなく、経過は安定している。22日(木)に治癒状況を診てもらう。
点検結果は良好であった。これで知覚過敏症状が完治できた。お礼に私の作品「長芋」を1本進呈。なお、抜いた親不知は記念に貰っておいた。 |