匠の技でまだまだ現役、がんばるぞ!!(作成: 1997年5月) |
さて、景気も統計上では岩戸景気(42ヶ月)を抜き戦後最長(57ヶ月)の「いざなぎ景気」に向けて驀進中ですが、現実は見かけとは程遠く、毎日が生きるか死ぬかの選択ばかりです。 バブル経済崩壊の影響は計り知れないものがあり、その亡霊に今も日本全体が一喜一憂しているのではないでしょうか。 働かないで銭儲けしようとする風潮「投機」がはびこり、マネーゲームを楽しむ時代の落とし穴が当然ながらここにある。 一国の通貨が投機の対象となる「為替相場」はこの最たるものであろう。
今までの経済は不動産とか有価証券などの「含み益」が支えてきた。今はこれらが益どころか膨大な「含み損」を生み出している。これからの経済は「含み益を期待できない」とは専門家ならずとも誰でも理解できるところである。 やはり平民はコツコツと汗水たらして働くしかないようです。浮ついた話には乗らないようこころすべきでしょう!!が、しかしです。 毎日コツコツまじめに仕事をしてきた、それこそ着る・食べる・住むの「衣食住」と「遊び」を我慢し、ひたすら働いてきた 戦後復興の立役者が今、ないがしろになっていること、とても我慢なりません。
72歳 戦後復興の最大貢献者である終戦時成人だった人は今、72歳。ご苦労様でした。お疲れ様でした。もうがんばる必要はありません。 後は我々に任せて、これからは一市民としてごゆっくりして下さい。 ただ、気になることは遠慮なくご指摘ご意見下さい。まだまだ未熟な私たちです。
62歳 戦後復興の貢献者である終戦時、もの心つく年頃だった人は今、62歳。ご苦労様でした。お疲れ様でした。もうがんばる必要はありません。が まだまだ「しょぼくれている年齢」「引退する年齢」ではありませんぞ!! 続く50歳代、今もっとも虐待されている年代、日本経済を世界一にまで興隆させたあなたがたの手足となって無我夢中驀進してきた年代50歳代の部下を見捨てず、しっかりと指導して欲しいのです。 皆さんにはその責任があります。殺伐としつつある日本、この風情でよいのでしょうか!一過言欲しいところです。
52歳 経済大国への実戦部隊であった終戦時生まれた人は今、52歳。家庭を犠牲にし、ひたすら日本株式会社のために働いてきたのに、気が付いたら家だけでなく会社でも「粗大ゴミ」扱い。モー我慢も限界でしょう。 が、しかしです。事態は良くなるどころか今後ますます悪化しそうです 。 キーワードは 高齢化と少子化。 好むと好まざるとに関わらずこの傾向は変わりません。そして、 高福祉社会をめざした我が国の政策も財源難は目に見えており最早、頼りにならない。従って「自分の生活は自分で守る」しかないと、癪ではあるが、思う。
自主・自立・自発 どこかの会社の行動規範のようですが皆さんには正にこれが必要です。他にも「自」のつく言葉は沢山あります。漢和辞典の6画をみて下さい、今後の生き方を示唆してくれます。 日本を世界一の経済大国にした皆さん 自信を持って下さい。とは言うものの、敗戦で何をどうしたらよいか路頭に迷った時代とは異なった価値観の変革(物から心)を受け、とても重大かつ深刻な状況であると思います。 「生きる」ことについて哲学が必要になるような気がします。 長年にわたって培ってきた技能技術、お蔵入りはまだまだ早い。 ここがこのような意見交換の場となり、持ち味・匠の技を出し合い、結集して世の中のために役立つ働きが出来ればこんなにすばらしいことはありません。 いっしょに考えませんか!ご意見お寄せ下さい。 また、近くにこのような人がみえたら紹介下さい。 |