お母さんの傑作 その4
鈴 虫
お母さんの傑作第4弾は爽やかな鳴声で秋の夜長を楽しませてくれる鈴虫です 昨年10月下旬の産卵から約8ヶ月間、暗い土の中で耐えてきました。 ご希望の方にはお分けします
2015年4月9日、お母さんは彼の地に旅立ちました。 2016年5月20日、お父さん記
元気で爽やかな鳴声を聞けるように「飼い方」をまとめましたので参考にして下さい。 |
2011年 | 2010年 | 2009年 | 1999年 | |
2014年 | 2013年 | |||
5月29日孵化>赤ちゃんでも触角だけは一人前です(●^o^●)
8月4日>涼しげな音色が暑さを吹き飛ばしてくれます(●^o^●)
9月23日>メロンを貰いましたのでおすそわけ(●^o^●)甘―――い音色に変わるでしょうか(^^♪
6月30日>今年もたくさん生まれました(●^o^●) | 8月2日>いつも通り玄関に引越し(^^♪ |
8月17日>ウサギ小屋でごめんねーーー(●^o^●) | |
今年も昨年と同じ、6月4日にひっそりと孵化しました。 |
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7月15日>今朝、蝉の初鳴きあり。せみはクマゼミでした。シャーシャーシャーじーじーじー
さて、鈴虫たちは秋の協演を目指して元気いっぱいの生活を楽しんでおります。 |
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7月28日>成長したオス(23日初鳴き) | 9月15日 |
9月15日>十五夜を過ぎても、毎夜の共演には頭が下がるばかりです |
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今年も鈴虫大作戦開始です。ときどきの様子をご覧いただきます。 昨年は10人ほどの方から希望があり、宅配便でお送りしました。 皆さん、無事、越冬させ孵化したでしょうか? 状況をご連絡いただきたいものです。 今年はどのくらい希望があるか楽しみです(●^o^●) 遠慮なく申しつけください。発送は7月末頃になります。 |
6月2日>まだ生まれていません。 |
6月4日>ウジャウジャ生まれてきました。 |
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それにしても、この可愛いさはたとえようもありません。 |
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6月28日>そろそろ、知人友人から頼まれた鈴虫を準備します。 |
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7月6日>そろそろ発送できそうだ(^o^)/メールで希望された皆さんに受入準備の要請。 |
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7月9日>メール希望者に対する第1回発送完了 |
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例年、200円くらいの虫籠に床土を敷き、草や木や炭をデザインして鈴虫を20匹ほど入れ、この虫籠を特製(自作)段ボール箱に納めて宅配便会社に持ち込む。受付で中身が「鈴虫」であることを告げると、天地など留意して運搬してくれた。運送料は着払いなので、700円から1000円くらいの費用が希望者負担となる。 今年は宅配便が生き物の取り扱いに厳しくなり、昨年までのように発送できなくなった。そこで今年は、郵便事業会社の第1種郵便物「定形外郵便物」として送ることにした。これなら送るほうも贈られるほうも費用が安くなる。 発送準備作業はお母さん担当です。しかし、郵便しかも定形外郵便物で送るにはそれなりの容器を捜さなければなりません。そこで、お父さんの出番となりました。すなわち、虫を入れるケース、郵便封筒などを100円ショップで各種調達し、奥さんに評価決定してもらう。 その後、ケースの蓋部分に電動工具でφ3mmの空気穴を2ヶ所明ける。さらに、郵送先の宛先シールをWORDで作成し、シール台紙に印刷切り離し、封筒に貼り付ける。 ところがです。100円ショップで買った小さなケースに鈴虫が入ってくれないのです。苦労して入れてもたちまち飛び出すのです。ケースに追い込んでも追い込んでも、次々と飛び出すのです。10匹以上入れるつもりでしたが、とてもとても(−−〆) 強引に押しこんでつぶしてしまった虫もおり、気が滅入る作業でした。奥さんは早々にこの難しい作業から手をひいてしまった。お父さんは蒸し蒸しする部屋で、汗だくだくになってケースに鈴虫を誘導した。 輸送中に鈴虫がケース内で転がらないように草を適当に入れたが、無事、目的地に届いてくれるかどうかとても心配である。元気な状態でいてくれることを願うばかりである。 来年は発送方法を根本的に見直さなくてはならない。 |
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皆さんから「鈴虫が届いた」という、お礼の電話やメールがありました。 送ったのは郵便局受付9日の14:30でした。 最も早く届いたのは翌日10日(愛知県、三重県、東京都)、次は11日(大阪市)、次は12日(埼玉県、鳥取県)、次は13日(長崎県)でした。発送元(愛知県)から遠ざかるにつれて所要日数がかかっています。まだ、お返事のない方(福島県)もあります。 こんなに時間がかかっては食べざかりの鈴虫たちは餓死してしまいます。 |
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7月13日>名古屋のママ先生に恒例の秋の便り「鈴虫カゴ」を2ケース持って訪問。1年ぶりの再会に話が弾む。髪を切り、早朝ウオーキングで身体が引き締まり、10ほど若返った(^J^)スポーツ選手を相手の仕事ですから範を示す意味でも大変結構なことです。 7月16日>例年通り、出口君と齋藤さんに進呈。とても喜んでくれました。郵便物で送った虫たちが新居に納まった様子がメールで送られてきました。みんな元気そうで安心しました。一日も早く慣れてほしいと思います。 7月18日>クロネコヤマトに頼みこんで福島県の2件について虫カゴで送った。もちろん無事届き、大変喜んでいただいた。 |
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7月16日 | |
7月25日>初鳴き<まだまだへたくそですが、 |
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7月28日>練習の成果が出てきました。 |
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7月30日>コンサートの音合わせが始まり、ハーモニックな雰囲気が出てきました。 |
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右上で飛び出そうと身構えている。水やりでは毎日必ず蓋を取るので、 |
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私はどちらかといえば、バッハやモーツアルトなどのバロックが好きですが、我が家のマエストロたちはベートーベンやストラビンスキーなどの凄まじいオーケストレーションがお好みのようです。処暑を過ぎても今年の日本列島は猛烈な猛暑日が続く、局所的集中豪雨による洪水が頻発、などの天候異常 | |
8月25日>鈴虫コンサート動画mp4(34秒・2.8MB) |
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9月25日>100年ぶりの猛暑を無事に過ごした鈴虫たちにも、朝晩の涼しさが寒さに感じる頃となりました。久しぶりに籠を覗くと、そこに鈴虫の生きざまをはっきりと見ることができた。 | |
2階の階段上がり場に置いた特別の飼育籠では |
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10月31日>全5ケースのうち頑張っているのは玄関口の1匹のみとなった。 |
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翌日(11月1日)覗くと、隅のほうで死んでいた。 |
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来年6月には元気な子供たちがいっぱいいっぱい生まれてきます。 お母さんは半年間、毎日水やりを続けます。 今年、送った皆さんもチャレンジしてください。 |
2009年 |
鈴虫の飼育は今年2009年で10年続きました。 お母さんは10年間、変わらぬ愛情を鈴虫に注いできました。 この間、鈴虫ファンはドンドン増えてきました。 お母さんのやる気はこのような背景もプラスになっています。 これまで、近在で15軒でしたが、なぜか?なーぜか? かく言う、我が家も何百匹もの演奏家に囲まれて、家中がコンサートホール化します。夕方5時から朝までバッハ、モーツアルト、ベートーベン、ワーグナーと続きます。感謝感謝の毎日です(^^♪ |
以下は1999年の飼育記録です。
6月4日>誕生<いっぱい生まれました。100匹以上います。身体は小さいが触覚は一人前です。 |
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6月12日>1週間後 | ||
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6月26日>3週間後 | |
うっかりしていました。実は、ほかに虫かごが2つあったのです。 こちらにも同じように「うじゃうじゃ」生まれており、結果として生まれた鈴虫は300匹ほどでしょうか。ぎゅうぎゅう寿司詰め、その混雑ぶりはあまりに気の毒です。 そこで、 過密状態を少しでも解消して、快適な環境をとホームセンタで鑑賞魚用の水槽を買ってきました。 それでは、これから鈴虫の住まいを作ります。
皆さんも参考にして下さい。
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1、鈴虫用床土と山砂を混合します(混合比>床土2:山砂1) |
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売られている床土は1.5リットル入りで100円くらいの安いものです。 |
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山砂を混ぜるのは鈴虫を見やすくするためです(床土は褐色のため鈴虫を判別しにくい) |
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家族の一員ナナもお手伝い |
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2、容器に床土を入れ、手で慣らします(床土の厚みは5cmほど) | |
3、床土に水をまんべんなく、たっぷりとスプレーし、鈴虫の憩いの場所を準備します | |
床は下面まで十分湿らせ、適当な位置に植木鉢の破片や炭(消し炭がよい)などを置く | |
えさ(市販の鈴虫のえさ)と野菜類(なす、きゅうり)を置いて完成。 それでは、新居に引越しです。が、全員とはいきませんのであしからず。 |
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3週間のうちにずいぶん大きくなりました。 ちょっと、いや、ずいぶんと窮屈で申し訳ない。 m(_)m 少しの辛抱ですぞ!! |
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1回目の脱皮を終わった虫も出現 (左上の白っぽい虫) |
300匹がこの4ケースに暮らしています。 これから3〜4回脱皮して成虫になり、8月頃爽やかな鳴声が聞けます。 |
今はまだ幼いので日頃の面倒が大変です。 鳴き始める直前頃にケースに入れ替えてお分けしたいと思います。 普通ではせいぜいケース当たり5〜6匹でしょうが、
我が家の鈴虫は20匹ほどですからそれはもう壮観です。
差し上げた人からは「こんなに沢山の鈴虫は生まれて始めてです」と、
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7月18日>6週間後 | |
脱皮を盛んに続けています。(抜け殻は食べてしまいます) | |
が、驚くことに、大きい虫から小さい虫までさまざまです。 今やっと一回目の脱皮を始めたもの、もうすっかり大人になったもの、などなどです。 |
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7月31日>約2ヶ月後 | |
今まさに脱皮が終わったところです。 | |
メス(左)、オス(右)がはっきり分かるようになってきました。(オスが鳴きます) | |
元気な様子を見てやって下さい。 狭いながらも楽しい我が家です |
そろそろ分配して、 差し上げる準備をせねばなりません |
今日ははじめて4軒に差し上げました | |
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毎日毎日、成長しています | 脱皮するオス |
オスの羽根の模様。個性的な自然の造形美に驚嘆します | |
羽根をこすりあわせて鳴いています。背中の独特の凹凸模様が楽器になります | |
脱皮中のオス | |
盛んに鳴くようになりました。
毎晩、鈴虫のベッドで寝ているようで、爽やかこの上なしです。 これほどの幸せはありません。 お蔭様で全虫、好評のうちに貰っていただきました。 ところで、毎日の面倒はいかがでしたか??楽しみでしたか?それとも、大変でしたか? さて、
元気で鳴いていた虫たちも9月も終わり頃になると疲れてきます。 |
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約4カ月後 | |
わずかながらまだオスはいます。最後の秋を懸命です。 | |
メスの尾(卵管?)に卵が見えます | 拡大 |
1〜2匹オスが居ます | |
羽根が抜け落ちたメス。 | 息絶えたメス。 |
鉢のかけらの影で沢山の卵が産まれています | |
何匹かメスが餌をついばんでいます。もちろんオスはいません。 | |
この日すべての虫が息絶えました。(約5カ月後) | |
(●^o^●)爽やかな音色をありがとう(●^o^●) |
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毎朝
1、「鈴虫のえさ」を補充する>えさはホームセンタで売っている一番小さいもので良い。
2、
ナス、キュウリなどの野菜類の交換> 3、水分を補給する>「霧吹き」で虫かご全体をまんべんなくスプレーする。 |
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スプレーのポイント |
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木片・炭にはたっぷりと。かご壁面にもある程度。 注意1>スプレーする前にえさの容器は取外すこと>水がかかるとえさが腐ってしまう。 注意2>床土にえさをこぼさないように>こぼすと床土が腐ってしまう。 注意3>きゅうり・なすなどのえさを交換するとき鈴虫がその裏にくっついていることがあります |
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たっぷりスプレーしました。 |
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えさも交換しました。 |
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鈴虫の飼い方その2 |
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来年また元気な赤ちゃんが産まれるように(●^o^●) |
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11月:越冬準備
@ 最後の一匹が死んだら死がい、羽、エサの残りなどを取り除いて下さい。 A 虫カゴの中を全体に軽く霧吹きします。 B 保温のためカゴをダンボール箱に入れ、新聞紙や風呂敷きを掛けます。 C 直射日光の当たらない、越冬できる部屋の隅において下さい。 12月以降:越冬 12月初め:床土の底まで浸るくらいたっぷり水を入れる。 2月初め:同上 4月初め:同上 1月、3月、5月は特にすることはありません、同じ場所に置いたままで結構です。 |
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さて、これで6月初め頃になると可愛い赤ちゃんが産まれます。それでは鈴虫さん、来年までおやすみなさい。 |