お父さんの傑作

サ サ ゲ

 

味噌会え(自作のナスとのコラボ)

 

2009年

カーマで種を物色していたら、今まで栽培したことのない種を発見

 

 
7月は晴れの少ない、ほとんどが曇り天気であった。特筆すべきは、豪雨、洪水、雷、竜巻など異常気象が集中的に発生したことである。今のような愚図ついた天気がいつまで続くのか気象庁も解らない。
梅雨はいつ終わるのか?夏がいつ来るのか?朝晩は秋のような涼しさが体感できる。

農作物の成長に最も重大な時期「7月」が、日照のないお天気続きでは実りを期待できない。
北海道から九州まで、全国的に農作物は不作である。ジャガイモも玉ねぎも高騰予想だ!
日本最大の作物、米も今のようなお天気だ続く限り、不作はほぼ間違いない。

にんじんと十六ササゲを計画しているが、水はけの悪いわが畑では、晴天が3日続かなければ入れない。キュウリ・トマト・ナスを栽培している隣のBブロックを耕し、畝を作りたいが、グチャグチャでできない。困ったものです(@_@;)

 

8月3日>本当に久しぶりのお天道様です。気象庁は梅雨明けを宣言した。
昭和26年(1951年)気象データの統計作業開始以来、最も遅い梅雨明けとなる。

 

8月4日>畑がおおかた乾いてきたので、Bブロックの整備を行う。
邪魔な東側の水なす2株と長なす3株およびトマトとキュウリ各4株を支柱とともに撤去。

Bブロック整備のため、米ぬか・牛フン・鶏フン取り混ぜて散布し、耕運機で耕す。
すると、すずめがどこからともなくやってきて、掘り起こした後から出てくる虫を探していた。

Bブロック完成>隣のCブロックとの間に70cm幅の通路を設定

 

8月6日>種蒔き
Bブロックに化成肥料8−8−8を散布し、鍬で耕し、畝を作り、
人参2種とササゲの種蒔を、朝7時から午後1時まで6時間かけて行う。

 
 

種蒔き後のBブロック(両端の空き地はキャベツ植付用)
手前から三寸人参、その右2畝がササゲ、その右1畝(幅1m)がベビーキャロットと三寸人参

水をたっぷりかける。さらに、毎朝水やり。

   
8月9日>種蒔き後、3日で発芽(●^o^●) 8月10日>すごい勢いで芽が伸びている。
この調子だと支柱の設定もかなり早くなりそうだ(^v^)
 
 

8月9日>台風9号の影響で西日本は集中的な豪雨となった。 わが町も相当に降ったので、夕方、畑を点検した。
支柱のないトーモロコシは強い風で、バタバタ倒れ、ほぼ全滅状態。
また、枝が縦横に伸び始めた丹波黒大豆も枝が折れてクチャクチャだ!

   
8月13日 8月15日>ヨトウムシ発見

8月16日>間引き 8月18日>茎がポッキリ折れている。
根切虫ではない、一体誰だ?
2株ともやられているので、
ほかの場所から1株移植。

     
8月17日

   
8月19日>9日、台風9号の影響で雨が降った。しかし、その後一滴も雨がない。
毎日株元に水やりしてきたが、最早不十分だ!
そこで、畝間の通路両側を堰き止め、水やり。

8月21日>水やり、草取り、
生育の悪い苗を
間引き、良い物に交換。

   

8月23日>つるが伸び始めた。栽培要領によれば、「早めに支柱を立てよ」とある。
しかも、支柱は3mとある(?_?)。こんなに長い支柱は手持ちにない。
そこで、ほぼ1か月前くらいから太十さんの竹やぶから適当な太さの物を20本ほど頂く。

試験的にツルの伸びた株に支柱を立てる。

手前の畝の東側2株目は
間引き植替え株の根付きが悪い。
3回ほど植替えたがすべて枯れた。
これが最後となる。

   

8月24日>今朝は寒いくらいに涼しい。風が出てきたので、木が倒れると困る。
そこで、脚立を車に積み込み、支柱を立てるため畑に出かける。

8月29日>ものすごい勢いで
ツルが伸びる(●^o^●)

   
8月31日>今月は雨なし天気が続いた。
ササゲには毎日、夕方に水やり。
両隣の人参にも水やりしたが、
徒労に終わった(@_@;)

9月4日>毎日の水やりで生育は順調だ!

   
9月5日>花が咲きそうだ(^^♪が、アリがいたるところを這いずり回っている。

 

9月8日>ツルが先端部でちょん切られている。虫がいるようだ。
花にテントウ虫がとまっている。ほとんど花の部分に見かけるので、これを狙っているようだ!
従って、害虫であろう。害虫なら殺虫しないといけない。

   

9月10日朝>きれいな花にうっとり見惚れました。
3mの支柱最上部にまで到達した株も出てきた(●^o^●)

 
   

9月18日>立派な木になった。
莢は2本対と言われているが、花が食われ1本の物もある。
長さは約40cm。

ツルは3mの支柱を飛び越し、
テレビのアンテナに絡みつく気か(*^_^*)

   

9月22日>初収穫<最大50cm。

ところどころ虫が食っている。
莢を開くとマメが約2cm間隔できれいに並んでいる。
見事というほかない(*^_^*)


 

9月25日>初収穫は左程の虫食いではなかったが、3日後の今日は凄まじいばかりである。
奥さんが当初、豆類は虫が付きやすいので止めたほうが良い。と、言った言葉を思い出した(−−〆)

   
@ 莢にはほぼ等間隔に穴があている。
外から、豆の位置が解るのか?
莢から泡のようなものが
溢れている。虫だ!
A 穴部から折ると、虫がいる。
B 今までに見たこともない虫が出てきた。

 

 

こちらの虫は色が青い。幼いのであろうか?
ナメクジのように背中を丸めている。

大形、小形、様々な虫がいる!
これほどにもササゲは美味しいのであろうか(@_@;)



残念ながら、虫の名前はすべて不明だ!今後、時間をかけて調べることにする。

9月29日>木は立派であるが、豆実は虫に食われて散々である。
花も咲くが、いつの間にか茶色に萎れている。虫に喰われているのか?

 

10月5日>木はいかにも立派であるが、成果がいまいちである。
花のあたりはアリが群がっており、莢の根元は様々な虫が寄ってきている。
このままでよいのだろうか?とても心配ではある。

 

収穫した10本ほどを水洗いし、長さ3〜5cmほどに切って、カラシ漬けの素でナスと一緒に漬ける。味はお楽しみ(^u^)

 

10月8日>伊勢湾台風50周年を記念してかしないか、過去10年で最大の台風が知多半島に上陸した。
満潮と重なったため約3.5mの高潮となったが、大きな被害もなくほっとした。

しかし、我が家の畑は甚大な被害が出た。
畑の野菜は強風(最大風速42m/S>中部国際空港)で吹き飛ばされた。前日補強した白菜の寒冷紗は捲れ上がり、白菜は見るも無残。丹波黒大豆は支柱の効果なく、根元から倒れ、ささげは支柱ごと根こそぎ倒された。

庭でプランター栽培中のキャベツはほとんど被害はなかったが、白菜と人参は自作の特製防虫柵が壊れ、葉が飛び散った。

ご覧ください

2畝の内、北側の株がすべて根元から引っこ抜かれ、地上に晒されている。
支柱が南側に倒れていることから、台風は我が町より南側に上陸したと思われる。
 
雑草防止のシートや地境のネットも吹き飛び、クチャクチャだ!北側の9株は根が露出しており、絶望的だ!
北側
     

3mの支柱を起こし修復するが、
上部の横補強が折れているので、完全には復元できない

南側は根元が
しっかりしているので大丈夫

北側は絶望的だ!それでも、
わずかな希望を抱いて、
根を地中に治める
   

10月12日>台風一過4日目になる。
北側のササゲの葉が枯れてきた。
やはり駄目のようだ!

南側は元に戻っている

 

10月13日>台風一過5日目<やはり復元しなかった。

   

10月14日
半分は完全に枯れてしまった(−−〆)

10月19日>蝶が乱舞している。
オスが性器を出したままメスを追いかけている(−−〆)

   

10月22日>虫だらけで収穫する気にもならない。
ツルが枯れるまで、このまま放置することにする。

11月4日>残った半分は、
最近の冷え込みに収穫時期を早める。

 

10月24日>虫の餌食をただ見ているだけでは能がないと考え、オルトラン水和剤1000倍希釈液を散布。
翌日観察したが、無駄な抵抗であった(−−〆)

 

11月20日>サヤが色ずいて来た。

 

12月2日>葉が枯れてきた。そこで、収穫し、ネットと支柱を撤去
ツル系の野菜は後始末が大変だ!ネットに絡みついたツルを手で引っ張りちぎっていく。
相当の根気と忍耐力がなければ、やってられなーーーーい(−−〆)

 
悪戦苦闘、1時間。収穫は外観でこの程度。中身を見てもっとびっくり!
 

12月10日>乾燥十分、そろそろ中味を取り出せる。
が、さばいていると虫がいっぱい出てくる(−−〆)

   
12月12日(左)>殻を割って豆を取りだす。 12月23日(右)>残り全部収穫<75g
   
2010年の正月>汗と筋肉痛で得た75gは、赤飯を炊いて子供や孫、総勢20人で少しづつ分けて食べた  
栽培後記

18株の成果が75gで決着(−−〆)
太十さんの竹藪で3mの竹を20本いただき、それを四苦八苦して支柱にした。
夏の日照りには毎日夕方、もらい水をかけた。

10月8日の台風18号で支柱が倒れ、半分根こそぎ抜け、残り9株となる。
豆類の栽培は害虫対策が全てのように感じた。
とにかく、苦労しました。

2009年おしまい

爽ぐトップへ   ホームページトップへ