2004年4月

4月15日>歓迎光臨お母さん! 、4月23日>春天来了!

お母さんの2回目の大連訪問を詳しくリポートします。お楽しみに(^O^)
4月15日(木)大連着
昼食を食べて常盤さんと二人で空港まで迎えに行きました。大連時間で13:50予定通り到着でした。
通関できたのは14:30くらい。 このまま、マンションに行きました。わたしたち男も今日は早引けします。

17時の夕食まで時間があります。荷物の整理をしても時間があまりましたから、娘から頼まれたお茶を買いに、近くの長興市場に行きました。

この市場は大連で一番大きい市場です。全長500mの1階がすべて市場で、2階と3階はパソコン関連の製品と部品とソフト売り場です。
市場は早朝から開いており、仕入れ業者でごった返しています。市場ですが、小売もしてくれます。
一通り、端から端まで市場を案内し、疲れたところで、帰りにお茶屋さんに行きました。

ここで3種類の花茶を買いました。
お茶の写真は撮りませんでした。娘よ!写真とって送ってください。
皆さんが飲んでいるところでもいいですよ(^O^)

待っている間、中国式のお茶の入れ方でご馳走になりました。
中国のお茶屋さんには必ず、このようなお茶をたてる準備が出来ています。

初めは新茶の緑茶(あまりおいしくない(^レ^;)、中国の緑茶は日本人には合わないようです。
次は上海のちょっと南の浙江省の抗州産「西湖龍井」です。

 
このお茶は中国ではかなり有名です。 有名といえば、
日本の静岡茶見たいなものですが、名前ほどにはおいしくないのです。
おいしいお茶の入れ方30の秘訣なるものを入手しました。
こんなものですが、今翻訳していますのでしばらくお待ちください。
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その夜は常盤さん夫婦と4人で私たち日本人がよく行く、火鍋(中国式シャブシャブ)「昌隆」で夕食です。 話に花が咲き、料理の味を忘れてしゃべっていたので、写真を撮るのも忘れていました。

シャブシャブは日本式とは違い、沸騰しただし汁の鍋に肉や海鮮(帆立貝、カキ)や野菜(木耳、白菜、菊菜、ジャガイモ・・・)や、 さらに春雨やえび、魚の肉団子などを順番に入れて、ゆでて食べるのです。
最後はこのだし汁のなかに細い面を入れて食べます。

この中国式シャブシャブはかなりおいしいものです。
私も週に一度は行きます。マンションから5分くらいのところにありますから、近くてとても便利です。
味のほうはお母さんにも聞いてみてください。本当にうまいのです。

 
4月16日(金)>動物園
今日は出勤日ですから、休んで奥さんを観光案内するわけにはいきません。
そこで、中国人で日本語の少しできる、楚さんの奥さんに大連観光をお願いしました。
お礼として昨日、お母さんのSBA作品「花」を差し上げました。

行った先はパンダのいる「大連森林動物園」と、ここに隣接して2年前に出来た「野生動物解放園」です。 野生動物園はサファリパークと同じです。バスに乗って、虎や熊のすぐ近くまで行きます。

森林動物園には面白い兄弟がいます。虎と犬です。
仲良く一緒に生活しています。なぜ虎と犬が同じオリに住んでいるのか?
詳しくはお母さんに聞いてください。写真もたくさん撮ったようですから、また見せてください。

夜はお礼として楚さん夫婦を食事に招待しました。近くの中国式レストラン「双盛園」です。
マンションから歩いて7,8分のところです。 ここでも料理を写真撮るのを忘れてしまいました。
食事会の写真がまったくありません。 すみませんです。

 
4月17日(土)>大連京劇観劇と温泉マッサージ
今日は私が一日案内します。
常盤さんは仕事の関係で一緒できないので、私が奥さん2人を案内します。
 
朝から疲れた雰囲気です。大丈夫かな??
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皆さんも、うんざりするほど見てきた、13Fからの眺めです。
建設中の大連商業城も外観は出来つつあります。
建設会社のノボリが垂れ下がりました。
 
10時マンション出発
第八中学校では校庭で生徒が体操していました。
勉強疲れを取るためのリラックス体操のようです。
一糸乱れぬ動きです。日本の中学校はどうでしょうか?
マンション前で記念写真。
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それでは初体験しましょう。市電に乗って大連駅前まで行きます。

市電の停留所「興工街」にいく途中、西安路の歩道で、老人が鳥を前に座っていました。何か芸をやるのでしょうか?? 大勢の人が見ています。わたしもしばらく見ていましたが、鳥がなかなか言うことを聞かないのでしょうか? 一向に動きません。いつまでも見てるほど閑ではないので、立ち去りました。
ただ、大連ではこのような芸人が何かやるとき、いつまでもじっと見ています。
よほど閑な人が多いのでしょう(~_~ ;)

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市電に乗って満面笑顔です。こんなに喜んでもらえるなんて(^O^) 201路線(長江路)は大連駅前までです。市電を降りて少し歩くと「勝利広場」です。
遠方に見えるのが新築の大連駅舎です。
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新装天津街を見ながら、友好広場前まで歩きました。
サッカーボール形モニュメントの前で記念写真。 逆光だったので写りが悪く、残念でした。
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そろそろお昼です。昼食はラーメンにします。本場北海道ラーメンが、最近出来た、高級ファッション館「伊都錦」の8階で食べられます。 再び歩いて、今来た勝利広場の方向に戻ります。
幸いにも今日は暑くもなく、最高のお天気です。
伊都錦に向かう途中の通称「露店広場」に、木製の櫛専門店「譚木匠」があります。
珍しい店ですから、ここをちょっと覗いてみました。最近は櫛だけでなく箸も売っています。
中国語で箸は?子(竹冠に快)kuaiziといいます。

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わたしは二人の奥さんに、これをお土産にしたらとお薦めしました。軽くて持ち帰るのに便利だからです。
値段は500円くらいですから、結構高いのです。柘植ではなさそうですが、同じように良い香りがします。
常盤さんの奥さんは5、6個買ってました。 我が奥さんは40元くらいのを2個買ってました。
二人とも使いかってを何度も試していました。
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ここから高級ファッション館「伊都錦」まではすぐです。「伊都錦」とは日本の「イトキン」です。
ユニクロとは対照的に高級品しか売っていません。 とても高いので、お客さんもほとんどいません。
若いカップルがウインドショッピングを楽しむくらいです。

むかし、デパート松坂屋がそうでした。 松坂屋には高級品が揃っていました。
そこで、それを見て、それと同じようなものを、別の安い店で探し、買ったのでした(^レ^;

「伊都錦」もいまはまだお客さんは少ない。が、あと5年もすれば所得も上がり、手の届く金額になるはずです。 ファッション都市大連ですから、いずれ商売になるとの経営戦略なのでしょう。

エレベーターで8階まで直行します。 8階は食堂街です。
ラーメン店、うどんそば店、和食店、それに中国では珍しいファミリーレストランなどがあります。
わたしたちは予定通り、北海道札幌ラーメンにしました。
奥さん二人は醤油ラーメン、わたしは塩ラーメンです。値段はどちらも18元(300円)

餃子もあります。 日本では餃子といえば薄皮の焼き餃子のことですが、中国で餃子といえば、皮の厚い「水餃子」のことです。 わたしはこのフニャフニャした水餃子が好きではありません。

会社の昼食に時々出ますが、私が4,5個しか食べないので気の毒になり、特別にチャーハンを作ってくれます。ありがたいことです(^O^)ところで、中国人の中にもこの水餃子の嫌いな人がおり、 私のチャーハンを恨めしそうに眺めているので、ほかの人にも出してやれるようお願いしました。

さて、 ここには日本と同じ薄皮の焼き餃子があります。
安城の「永楽」ほどではありませんが、まあまあの味です。餃子は一皿10個で8元。
ビールはもちろん札幌ビールです。たくさん歩いてのども渇きました。ではでは乾杯!!

午後は14:00から「大連京劇」を見る予定です。まだ少し時間があります。
時間つぶしに中山広場へ行きました。 わたしはここには4年の間に、数え切れないほど来ました。
いつ来ても感動があり、とても好きな場所です。

 
一通りグルっと広場周囲の建物を説明し、一番格好よい建物「大連賓館」に入りました。
1914竣工したこのホテルは、大連の100年を見てきた歴史的建築物です。
広場の中に入ります。椅子はひとつもありません。
通路と芝のし切りが格好の腰掛になっています。爽やかな陽だまりがありました。

わたしたちもそこに座って、しばしのんびりしました。
ここでもお母さんたちはよくしゃべっていました(^O^)

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大連京劇団麒麟舞台はここからすぐです。
しかし、女の足ではちょっとありますので、タクシーに乗りました。
運転手に中国語でdalian jingju(大連京劇)qilin wutai(麒麟舞台)といいましたが、なかなか通じません。
「ID」というガイドブックを見せて通じました。

運転手が発声した京劇麒麟舞台は、ほとんどわたしの発音と変わりませんでした。
しかし、きっと何かが違うのです。
日本人には同じように聞こえても、中国人には違って聞こえるのでしょう。本当に中国語は難しい。

この前、ここに来たのは3年前です。
以前は入場券がなく、全席100元でした。お客さんも日本人ほか外国人がほとんどでした。
しかし、今回来て料金体系が変わっていました。

今は甲乙丙の3クラスに分けられ、甲が80元、乙が50元、丙が30元でと、格段に安くなりました。
わたしたちは甲席にしました。
舞台の真下の最前列と2列目が甲席で、椅子はひじ付き、テーブルが前にあります。
テーブルには湯飲み茶碗が置いてあり、お茶が飲めます。

 
甲席入場券
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これがパンフレットです。
3年前は何もありませんでした。
大連京劇もすこしづつ発展成長しているようです。
これが演目次第です。これも3年前はありませんでした。
 

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今日の演目は「白水灘」と「譲徐州」の2つです。通訳に訳してもらったので、簡単に紹介します。

1、白水灘
「青面虎」と呼ばれている徐世英は友人を訪ねた時、酔っ払って青石板の上で横になっていたら、役人に捕らえられ、北京に連行された。 徐世英の妹(珮珠pei4 zhu1)は部下を率いて、兄を脱獄させた。
ちょうどこの地を通りかかった徐世英の友人、通称「十一郎」と呼ばれる穆玉几mu4 i1 ji1)は、事情を知らないので、役人を手助けして、 徐世英を負かした。

2、譲徐州
三国時代、徐州の首長「陶謙」は歳をとり病気がちであった。
後を息子に継がせる気持ちでいたが、息子2人は無能であったため、後を劉備に継がせようとした。
しかし、劉備はこれを断った。 陶謙が危篤におちいったとき、再び劉備に頼んだところ、劉備は同意した。そこで、陶謙は安心して死んでいった。

 
それでは、まず最初の演目「白水灘」を少し紹介します。
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二つ目「譲徐州」を紹介します。
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京劇は約2時間の公演でした。
外に出て、折角だからと、歩いてすぐそこの、旧日本人住居あと「日本風情一条街」に行こうとしたところ、赤ちゃんを抱いたおばあちゃんがいました。
なんと2人は気安く近づき、話し始めました。わたしは恥ずかしさでいっぱいでした。
 
奥に見える仏閣が今、京劇を観劇した麒麟舞台のある劇場です。旧東本願寺です。
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おばあちゃんの笑顔がとても印象的でした。
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日本風情一条街です。今日は天気もよいせいか、人もたくさんいました。
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桃の花に負けじと、二人とも艶やかです。
あまり写真を圧縮すると、ボロが出ますので、適当なところで止めました。
このあたりが限界でしょうか(^レ^;。でも、ちょっと重いかな。対不起m(_)m
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ここにも保存建築物がありました。 旧住宅を全部建て直すのではなく、
歴史的に価値ある建物はそのまま残しています。 この建物は当時「ドイツ領事館」でした。
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ブラブラ歩いていると、結婚の記念写真を撮っているカップルがいました。
お嫁さんは疲れて靴を脱いで、裸足で歩いていました。
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私達もあちこち歩いて疲れました。
そこで、大連名物「マッサージ」でもと考えました。市内には冷泉ですが温泉もあります。
名前は「湯本」といいますが、昨年出来たばかりです。

結構日本人観光客で流行っています。全身マッサージ2時間コース(138元)を注文しました。
残念ですがカメラをロッカーに保管したので、写真はありません。お母さんに雰囲気を聞いてください。

まず、温泉で身体をほぐします。わたしは久しぶりに石鹸で身体を洗いました。
いまマンションには風呂がありませんので、冬は2日毎にシャワーを浴びる程度です。
石鹸で身体を洗うのは記憶にないほどです。 臭い身体ではマッサージ師に悪いからです。

男の客には若い女性、女の客には若い男性がマッサージします。いかがでしたでしょうか?
マッサージの彼女たちに感心することがあります。
18歳とか20歳の若い女性ですが、2時間休みなしでマッサージします。 指の力がとても強いのです。
ただ、わたしは按摩がもともと嫌いですから、大連にいてもほとんど行きません。

マンションの近くに日本人が良く行く、足マッサージ「良子」があります。
常盤さんは足が悪いのでよく利用しているようです。 か、どうか解りませんが、最近ずいぶん歩けるようになって来ました。 按摩の嫌いなわたしも、足マッサージだけは嫌いではありません。
お母さんが大連の観光案内書を持っていきました。これを見ればよく解ります。

マッサージが終わったのは19時頃です。お腹が空いてきました。
清算して帰りかけると、送ってくれるという。行き先は夕食の場所です。
いろいろ考えた結果、日本食に決めました。
ここから夜の濱海路を走って星海広場に行けば、そこに「清水」という日本料理店があります。

夜の濱海路を通るのは初めてです。
興味深々でしたが、真っ暗で何も見えず、期待はずれでした。当たり前ですか(*_*)

 

星海広場には金網で作った、スポーツ像がたくさんあります。
清水の近くにもありますので、記念写真を撮りました。これはスキーです。
3つの像がありますが、これは3人ではなく、1人の人間の時間をずらした3態を表しています。広場の外周には他にもたくさんあります。 次回にはこれを全部紹介しましょう。

日本料理店「清水」です。家紋が見えます。
私は気が付かなかったのですが、お母さんが見つけました。
我が家の家紋「横もっこ」でした。
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料理は日本では高くて食べれないものにしました。 山盛りの「生うに」、私の大好物「大形メバル」の煮付け、などなどです。 マンションに帰ったのは9時過ぎていました。
正に半日間の強行観光でした。が、お母さんはとても元気でした。

今日はここまで。
再見!(^O^)/〜〜〜

 
4月18日(日曜日)
今日は常盤さんとは別行動します。わたしがお母さんを案内します。
 
今日も良い天気です。計画は次の通りです。
1、中山公園
2、市電(201)に乗って大連駅まで
3、天津街へ行ってはんこを注文
4、昼食
5、現代博物館
6、市電(202)に乗って帰宅
7、時間があれば近所散策

さあ出発です(9時)
まずは中山公園です。ここには中国の縮図があります。

民権街から連勝街に突き当たり、右に曲がって、長興街に出ます。
連勝街の角には鉄柵を作る会社があります。
なぜかいつも同じデザインの柵を作っています。

なぜそんなことを知っているかって?それはこの通りが出勤コースだからです。

 
その前に鉄屑を満載したトラックが停まっています。
このあたりは生活廃棄物を集める人々がたくさん住んでいます。
先生の学校はもうすぐ完全に壊されます。
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朝市は相変わらず人でいっぱいでした。
いかがわしい?おじさんが、薬のようなものを売っていました。
ここでは珍しいことで、初めて見ます。

液薬をガスライターのケースの上に垂らすと、
ケースが激しく融けて、ガスがプシューと抜けました。
この液薬を自分の手に垂らして、問題ないところを見せます。
何に効用があるのかよくわかりませんが、見ていてたいへん面白いものでした。

大勢の人が踊っています。
小さい広場には健康器具が置いてあります。
お母さんもなにやらやっています。
単純なこの遊具はボケ防止になりそうです。
でも、お母さんはつまらんと言っていました。
もうボケているのでしょうか(^レ^;
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太極拳でしょうか?二人でやっています。 桜もそろそろおしまいです。お母さんも悲しそうです。
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あっちでもこっちでも踊っています。
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もくれんは中国語で「玉蘭」yu4 lan2といいます。
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友誼長久(友情は永遠)北九州市との友好都市記念碑
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中山公園を抜けて、大連テレビ放送局の前を通り、五一広場から市電に乗り、大連駅に行きます。
大連駅では派手に駅前地下商城完成記念セール中でした。
手前の青い小さな車は、最近よく紹介している、二人乗り三輪タクシーです。
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これから頼まれもののピアノカバーを買いに行きます。この前買ったテーブルクロスと同じところです。名前は「工芸品旅遊品交易市場」です。 場所は長江路と人民路に挟まれた富麗華ホテルの裏です。

ちょっと遠いのでタクシーで行きますが、折角ですから、この三輪タクシーに乗ってみましょう。
やさしそうな女性タクシーにしましたが、あにはからんや、かなり荒っぽい運転でした。
お母さんの感想がお聞きしたいです。 料金は5元です。(一般のタクシーは8元)

 
運転手席の背もたれには「PARKSON」のカバーがしてありました。
PARKSONとは「百盛」のことです。いろいろのところで宣伝しています。
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ピアノカバーは1種類しかありません。しかも幅の狭いものだけでした。
そこで、デザイン的にピアノカバーになりそうな、テーブルクロスを買いました。400元でした。
もし気に入らなくても、テーブルには使えます。お母さん結果はどうでしたか?お返事ください。

次は天津街の判子やさんに行きます。ここからは近いので、ゆっくり歩きました。
中山広場、友好広場と中山路を歩きます。

判子やさんは「大連文物店」という店です。
ここの入口に掲げてある、店名看板の文字は、有名な詩歌人「郭沫若」が書いたものです。
しまった!!
写真を撮るのを忘れました。が、このリポートを送るときまでには撮って、付けることにします。

ここで、お母さんが友達に頼まれた判子を注文しました。折角だから耀尚のも注文しました。
龍の彫り物入りの絢爛豪華なものです。はたして気に入ってもらえるかどうか??

お昼はどこで何を食べようか??そうだ!!
マイカルの地下食堂でオムライスを食べよう(^O^)またまた歩いて駅前に戻ります。

 
勝利広場で記念写真です。

マイカルーの地下日本食食堂街です。1食15元から30元くらいまでです。
お客さんはパラパラでしたが、中国人ばかりです。
お母さんの後ろに写っている店は天丼、牛丼、天ぷらうどん、カツどんなどのどんぶり物店です。お母さんは「う どん」(天ぷらうどん?)でした。でも、うどんが中国製でうまくないといってました。わたしはもちろんオムライスです。ご飯も卵の焼き加減も上等でした。
結局、わたしが天ぷらうどんを食べ、お母さんはちゃっかりオムライスを食べていました。

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次の場所「現代博物館」に移動です。タクシーで星海まで走ります。
博物館の前で子供に写真を撮ってもらいました。よく撮れていたので安心しました。
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入場料は30元。
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5階まであります。一番印象的なのが、4階と5階です。
日本統治時代の大連が懐かしく紹介されています。

 
電車の前で、何か驚いています。
白い柱には清酒「白鶴」の宣伝ポスターが貼ってある。
その横側には同じく清酒と煙草の宣伝があります。
当時、日本酒やタバコは大連で製造していたのです。
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当時の小吃部(軽食堂)の外でおやつのようなものを作っている(今のスナック?)
わたしも注文しました。出来るのを待っていましたが、なかなか出来てこないのでキャンセルしました。
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妙な箱があります。手前に覗き窓が4つあります。覗くと正面に何か(絵のようなもの)が出るようです?
覗き窓が4つあるということは、4人が同時に見られるということでしょう?

横の看板に「絶技之表演」とあります。が、この小さい箱の中で、人間が演技できるわけはありません。
何が見られるのかよく解りませんが、この箱の中には子供が喜びそうな、なにかが見られるのでしょう。

上の看板には拝観料1回1元、別な演目を見るときは2元とある。
いつごろ使われたものか解らないが、拝観料は結構高いのではと思います。

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人力車があります。お母さんは疲れたのか乗っています。どこへ行くつもりなんでしょうか?
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5階には大連ゆかりのスポーツを紹介しています。
中国陸上を世界に知らしめた馬軍団創始者馬さん。
馬さんは大連の瓦房店市出身です。大連は昔からスポーツ王国だったようです。
5月6日の新聞に10Km金メダリスト王軍霞さんの華々しい映画界デビュー
が報道されていました。 デビュー作品は英国で大人気となり、
映画館は超満員で立ち見のお客さんも出たそうです。

中国サッカーリーグで輝かしい実績を誇る、
大連サッカークラブ。ひとり変な選手がいきがっています。
足元にボールがあるのですが、お母さんのカメラアングルが悪く、
写真を見ただけではどんなスポーツをやっているのか解りません。
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外に出ると、中国ではよく見る光景に出会いました。
「路面書道」です。特殊な筆に水を含ませ、歩道の石畳に書いていくのです。
紙も墨も不要で、安上がりの書道です。筆の穂先は毛ではありません。
ゴムのような材質でした。水をたっぷり含ませ、一文字を一気に書きます。

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もうひとつ博物館があります。大連リポートで紹介した「自然博物館」です。
が、なにか疲れました。ひとまず帰ることにしました。 また市電に乗りました。
星海からの市電(202路線)はマンション前の興工街が終点です。
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この市電は倍の2元です。2元の市電もリポートしましたので解っているはずです。
冷暖房完備ですから高いのです。 最近はずいぶん乗る人が多くなりました。
この路線には1元と2元の市電が交互に運転されています。昨年までは、2元の電車に乗る人は少なかったのです。 1台待てば、半額の市電がすぐ来るからです。
 
マンションに帰ったのは3時頃でした。
少し休んでから買い物に出ました。長興市場の外側がこれまた、大きな青空市場になっているのです。
 
百盛の北側入口に大連では珍しくない、生きた室内装飾 用の鉢を売っています。
竹の一種だと思いますが、これを短く切って、丸く階段状に積み上げ、水皿に置いた物です。
見事なものです。
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大きさによって値段はピンキリですが、さほど高くありません。
お土産にしたいが、植物ですから通関できないでしょう。残念です。
わたしが帰国する時、小さいものをスーツケースに忍ばせてもって行きます。結果をお楽しみに(^O^)
   
いままで気が付きませんでしたが、長興市場の横の青空市場がある横丁に
名前があったのです。 「西安路歩行街」です。
こんな感じの路上に、たくさんの露店が密集しています。
(正面に見える建物が長興市場です)
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戻ってくると市場の前の広場横に舞台が出来ています。なにかやるようです。
人が集まってきました。男が舞台から黒っぽいカードをまいています。
みんな我先に拾います。何の宣伝なのでしょうか?
シャンプーとかボディソープなどのお風呂用品のようです。
お母さんがあきれた表情をしています。一体なにを思っているのでしょうか??

しばらくすると派手な衣装の3人が舞台に上がり、雑技をはじめました。
太り気味の女性が舞台に仰向けになり、4本足のテーブルをクルクルと回し始めました。
街頭でこのようなパフォーマンスを見るのは初めてです。通常は歌かディスコダンスです。

この写真は現在の大連を象徴している、我ながらすごい写真だと思います。
手前にはオートバイタクシー、リヤカー。 左側には緑のおばさん(街頭掃除婦)がいます。 そして、intelの広告とマクドナルドです。

この写真は大連だけではなく、中国全体を象徴する光景のようにも思えます。
もう一度よく見てください。新旧時代の対照がとても鮮明です。
このような状態が多分、まだまだ長い時間続くでしょう。

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長い長い一日が終わりました。
お母さんがいびきをかいて寝ているのを、久しぶりに見ました。本当にお疲れ様でした。
 
4月19日(月曜日)
わたしは仕事ですから、19日も楚さんの奥さんにお願いしました。どこへ連れて行ってもらったかは、聞いておりません。あとで教えてください。
 
4月20日(火曜日)
朝8時の飛行機で帰国です。2回目の大連はいかがでしたか?
2001年10月の国慶節から2年半たっています。 大連は毎年毎年大きく変わっています。
多分大連を見て、中国がものすごい勢いで変化していることを実感出来たと思います。
わたしも7月には帰国します。
それまでにまだ見ていない大連を見、そして改めて、大連の変貌振りを確認したいと思います。

ではでは。再見!(^O^)/〜〜〜
From Dalian With Love

2004年5月7日>付録メール
 
判子を買った店を紹介します。「大連文物店」の看板です。この店舗街もすべて壊され、改築しました。
むかしはアンチークなものばかりでしたが、それだけでは客層が狭いということで、若者向けにネックレスやイヤリングなどの装飾品を置いています。
 
店の入口上部に昔は木製の看板がありましたが、今はありません。
今は文字だけですが郭沫若のサインがあります。
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折角ですから、新装天津街を紹介します。まだ完成していませんが、たくさんの人が散策しています。
4年前来たときは露店の多い、ごみごみした街でした。今は街全部を壊し、まったく新しくなりました。
駅前の一等地ですから、黙っていても人が集まってきます。
 
たいへん不思議なことに、ここ新装天津街にはごみがまったく落ちていません。
 
九州飯店(ラマダホテル)の脇から入ります。 途中で今来た方向(勝利広場方向)を振り返ります。
正面に見える高いビルは韓国系「宏浮商業」ビルです。
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中心部です。来訪者の足「電気自動車」もあります。
突き当たりの肌色の建物に「大連文物店」があります。
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大連文物店が近づいてきました。こんな店です。
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これでおしまい。再見!

 
こんにちは!お父さんです!元気だかね!

大連リポート190でお約束の、「お茶の入れ方30秘訣」翻訳できました。
添付資料を見てください。中国でお茶を買いに行くと、大体こんな要領でお茶を入れてくれます。
「お茶の入れ方30秘訣」日本語訳完成

家庭ではこんな飲み方はしません。
お茶っ葉を急須に入れて、湯を注ぎ、そのまま湯飲み茶碗に入れます。日本と同じです。

お茶の飲み方で日本とまったく違うところがあります。
たばこを吸う人と同じで、仕事中でも、お構いなしに飲んでいます。
各自、水筒を持っていて、ここにお茶っ葉を入れ、湯を注いで、それを直接飲みます。

水筒はいろいろなものが市販されています。
ステンレスなどの不透明な金属製と中が見える透明な樹脂製やグラス製があります。
急須と湯のみが不要ですから、外で働く人には便利です。

乾燥した土地柄ですから、水分を補給しなければ力も出ません。本当によく飲みます。
会社の運転手宋さんもそれを車の中に置いて、いつも飲める状態にしています。

ただ、お茶はあまり飲みすぎると身体に良くないといって、お湯だけ飲む人も多いです。

会社では皆さんがどんな器でお茶を飲んでいるか調べてみました。
机の上には、形や色は違いますが、必ず湯飲みや水筒があります。
ほとんどはお茶を飲むために買ってきたものですが、中にはコーヒーの空き瓶を利用している人もいます。

 

それではクイズ「湯のみはどこにあるでしょうか? 」スタート。

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最後は私の湯のみです。

中国では皆さんは必ず蓋付の湯のみ(茶碗)です。ホコリっぽいところですから、納得です。
ただ私の湯飲みは本体と蓋がなにか不自然です。
理由は蓋の本体が壊れたので、別の本体につけました。
この湯飲みは常滑で買いました。蓋のデザインは韓国人陶芸家のものです。稲と造花が差してあります。
4年前、この奇抜な湯飲みは大好評でした。いまではすっかり定着し、職場の一部になっています。
しかし、みんなが持っている湯のみより小さいので、すぐになくなるのが欠点です。

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街を歩いていても、4年前は水筒を持って歩いている人が多かったが、最近はペットボトルのミネラル水を持って歩いている人が増えました。 水も安くなったからです。何よりも身軽です。飲み終われば捨てればいいから。

ただ、こちらの人はところ構わず捨てます。 おかげで町中にペットボトルが氾濫しています。
これを回収して、商売にしている人もたくさんいます。いつまでつづくのか心配です。

ではでは。再見!(^O^)/〜〜〜
From Dalian With Love

2004年4月23日>春天来了<こんにちは!お父さんです!元気だかね!

今日はとても温かい。 大連にもやっと、短い春がやってきました。木々は新芽が芽吹いて、花が一挙に咲きます。 白やピンクの桃の木や白い木蓮、黄色い花の連翹レンギョウ(中国語で迎春花)、労働公園の桜などです。 歩道沿いのプラタナス(鈴懸)や銀杏にも新芽が出始めました。もうすぐアカシアにも緑がよみがえります。そんな春の雰囲気をお伝えしましょう。

 
大連商業城の建設も急ピッチです。 長興市場から聖金広場方向です。春霞がかかって、風景がぼんやりしています。
海に囲まれた大連は、この季節毎日がこんな感じです。
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百盛方向。温かい日差しにピカピカ輝くオートバイが4台見えます。
温かくなると新芽のように出てきます。実はこれはタクシーです。
買い物を終えた人が利用するようです。料金は3元です。
普通の自動車タクシーは8元で、最近増えだした2人乗りの3輪タクシーは5元です。
百盛前にも4輪タクシーがずらっと並んでいます。これも買い物客目当てです。
百盛前の歩道には日曜日になると、たくさんの家庭教師志望者が並びます。
各自自分の得意教科を書いた紙を持って一列に並びます。
 

五四広場では駒を回す人。ローラースケートを練習する子供。
自転車乗りの練習をする幼児などがいます。

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長興街から五四広場方向。建設中の大連商業城方向が正面に見えます。

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まずは会社の中で小さな春を見つけましょう。4月10日から月末までの変化です。

10日中庭全景。
正門からまっすぐ中庭に入るには、円形の門をくぐらなければなりません。
この門はかなり古いものですが、見栄えが良くないということで最近取り壊されました。
 
この写真は壊された後です。 青い作業着を着た人が庭師です。
手前の大きな木も新芽が出始めました。
この木の名前はわかりません。 夏になるとせみがたくさんとまります。
樹液がとてもおいしいのでしょうか?

研磨の工場と検査の工場の間には、
春を告げる木が色とりどりに咲き誇っています。

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順番に紹介します。まず、桃です。 次は迎春花 桜のようですが、桃かもしれません。
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紫丁香 12日は改装中の中庭も注意深く観察しました。
小さな春がたくさん見られました。名前は解らないが、
可憐に咲いていました。
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桃の花がきれいです。

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正門から中庭を見る。以前あった円形の門がこわされた。
2001年に撮った写真と比較します。入口ではパンダが出迎えてくれます。
2001年 2004年
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鈴懸けの木も青い芽が出始めました。
ところで「鈴懸けの木」はプラタナスとかマロニエとか言いませんか?
マロニエはフランス語だったと思います。調べてください。
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20日を過ぎると更に鮮やかになります。
紫丁香という小さな紫色の花が咲く木です。
マンション近くの虫山公園にもたくさんあります。

中庭正面の工事が終わりました。
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昔、円形の門があった両側に花壇が出来ました。
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中庭の桃の花はそろそろ終わりです。
鮮やかな真紅が薄桃色に変わりました。
代わって真紅の桃の木が植えられました。
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24日には中庭の改装が完成しました。4色のカラフルなベンチも設置されました。
2階のトイレから中庭をみると、鈴懸の木も緑が増えてきました。
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鈴懸けの木立は、既にうっそうとしています。
夏になると更に葉が茂り、真夏の暑さを和らげます。
改装した中庭です(正門方向)歩いているのは徐さんです。
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中庭の円形部分には薔薇、その周りには菊です。
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正門入口の両側には皐月風の葉っぱを持った、背の低い木に黄色い小さな花が咲いています。
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駐車場のアカシヤも芽吹いてきました。最近また少し寒いので、新芽も出にくいようです。
旅順の桜もようやく満開になったそうです。25日くらいがちょうどいいようです。
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会社以外の小さな春をお届けします。近所の高級マンション団地「天興花園」内の桃の花。

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11日は日本から応援に来ている山本君と、研磨の潘君の新宅を訪問しました。
途中の欣楽公園の1戸建て住宅の庭で見つけた桃です。
写真程度の庭付き住宅(2階建て、部屋数6〜8)で約150万元(日本円2000万から2500万円)
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25日(日曜日)は花曇のどんよりとした天気でした。最後の春を探すため、五四広場へ行きました。

実は、25日は山本君と海に魚釣りに行く予定でした。しかし、前日(土曜日)に船主から中止の連絡がありました。 理由は日曜日は風が強く、海が荒れるからでした。

そこで、一日お母さんの大連での記念写真を整理しました。おかげで右腕が腱鞘炎になるほどでした。
朝食を食べようと、テレビのある居間のテーブル下を覗いて、びっくり!!

お母さんが持ってきたパンがそっくりそのままあるのです。不吉な予感が、私の脳裏を走りました。恐る恐る見ました。結果は予感通りでした。

お母さんがはるばる、日本国のイシハラフードで買ってきてくれた、GRANPIAN「ホテル食パン」295円にカビの花が満開です。

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パンには次のような説明が印刷されています。
「北海道の豊かな自然で育てられた国内産小麦(ハルユタカ)で作りました。無添加で仕上げ、バターの香りとほのかな甘みが特徴です」
しかし、「バターの香りとほのかな甘み」はどこかに消え、「カビの香りとほのかな苦味」に変わっていました。

ごめんなさいお母さんm(_)m
しかし、捨てることはしません。朝半分、昼半分食べました。
夜までなんともなかったので身体は大丈夫です。ご安心ください。
 
さて、話を元に戻します。
五四広場の小さな春です。ここには真っ白な花をいっぱいつけた大きな木がありました。
桃の一種だといわれていますが良く解りません。 もう散ってしまいました。
よく見ると少し残っています。こんな木と花です。なんという木ですか?
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五四広場には暑い陽射しを避ける事の出来る、大きな木が何本かあります。そのうちの1本は散髪屋さんの格好の木陰となっています。
その木は柳の種類で「柳絮」liu3xu4(日本語でりゅうじょ)といいます。この木は別名を「楊花」yang2hua1といい、白いわた毛に包まれます。
 

春になるとタンポポのように、わた毛が風にのって宙に舞い、雪のように見えます。

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五四広場では温かい陽射しを浴び、赤ちゃんを連れた親が、孫を連れたお爺ちゃんお婆ちゃんが、楽しそうに遊んでいます。
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今日はここまで。再見!

2004年4月29日>春天来了のつづき

今日は4月29日です。
今日から中国は一般的に五一節の休みに入ります。五一節とは労働節とも言い、メーデーです。
日本も同じくゴールデンウイークに入り、学校も会社も休みになりましたね。
皆さんはどのように過ごしますか?

会社はたいへん忙しく、29,30とかなりの人が出勤します。そして、5月の4日と5日も出勤です。
しかし、私は中国最後の連休になりますので、旅行したかったのです。

昨年5月SARSで行けなかった「桂林」に行こうとしましたが、大連からの航空便が少ないため、時間の都合が悪く、断念しました。 新しい通訳「田鋭」さんもいろいろ考えてくれましたが、適当なところがありません。
それよりなにより、この大型連休に帰省や旅行などで、移動する中国人がいったい何人いると思いますか? 中国全体で約9000万人です。日本の人口に匹敵します。

なんと恐ろしいことではありませんか(^レ^; 民族大移動とは正にこのことです。
日本の帰省ラッシュなど問題になりません。スケールが桁違いですから(@_@) いや失礼m(_)m

更に加えて、中国に来る外国人旅行者が加わります。
実は27日森清会長が、中部地区超硬工具協会の会員30名を引き連れてここ大連にやってきました。
森会長は現在「超硬工具協会中部地区懇談会の会長です。メンバーの中には懐かしい人もいました。
話せば長くなりますから、詳しくは別にリポートします。

この大連リポート189でも会社での春を詳しくリポートしました。中庭の大改装も歴史的事件でした。
会社創立以来の歴史的構築物パンダの円形門を壊し、すっきりとした花壇に変えたのも、超硬工具協会来社の準備でもあったのです。

 
森会長の夢とロマンでもある、この大連の工場が、ようやく大きなイベントを迎えることの出来る会社に成長したのです。 恥ずかしいことのないよう、精一杯の準備をしたのでした。

ということで??、私はのんびり過ごすことに決めました。のんびりといっても、家の中でじっとしているわけではありません。 最後の大連を、隅から隅まで改めて歩きたいと思っています。

29日今日は6:30に中山公園に出かけました。
多分、これが最後の春になります。もうしばらくするとアカシヤが咲きます。
アカシヤが散ると、暑い夏が一気にやってきます。中山公園の春を大連リポート189の最後とします。

実は、お母さんが来たときも18日(日曜日)に、私の好きな中山公園へ行きました。
ここには文字通りの中国があり、とても好きな場所です。
詳しくは次のリポート190で紹介しますが、ちょっと予告しましょう。
 
玉蘭(もくれん)です。向こう側では、みなさんダンスを踊っています。朝9時頃です。
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もう一枚紹介しましょう。
私が写真撮るというのに、べちゃくちゃべちゃくちゃしゃべっているのです。
ほんとにお母さんはおしゃべりです。ひょっとして?
横道ばかりにそれて申し訳ない。中山公園の春をお伝えします。
最後の桃の花です。手前の支柱は子供を乗せて公園内を走るモノレールです。
私が来たときは走っていましたが、いまは見たことがありません。
その下で皆さんは何をやっていると思いますか?
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会社にもあった「丁香」の木です。紫の花が多いのですが、白い花がありました。
説明書きには中国ではすべての省にあると書いてあります。
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この公園に大きな桜?桃?の木があります。 黄河路からいつもこの見事な木を見ています。
実はこの花を撮りたくて、朝早くここに来たのです。 既に一週間以上も見事な花が咲いています。
まだ散る気配はありません。いったいなんでしょう?この木は?
 

にわかに植えた桃の木もきれいに咲いています。
向こうの広場ではいつもの通り、青空ダンス教室が開いています。

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これで、大連の小さな春を終わります。
最後の最後で写真が増えてしまいました。ちょっと重いかもしれないことをお許しください。

しかし、私はこのことを1995年予想し、NTTの担当者も良く知らない時、電話回線をISDNに変えました。 インターネットの快適環境はISDNによって確保できると考えたからです。

お兄ちゃんからは写真が多くて重いのは、エチケット違反といわれているが、私の考えは違います。
インターネットやるからには、自己責任でそれなりの環境を整備すべきです。
 
今は普通回線でもISDNよりもっと早い??ADSLが出来ました。
ブロードバンド時代となり、環境は飛躍的に改善されています。

それでもなおかつ必要なことがあります。ウイルス対策です。私はウイルス対策も当初から導入しました。 いままで一度も変なウイルスに感染したことがありません。

自慢すべきことがあります。
毎年、すさまじいほどのウイルスが発生します。大連も昨年7月システムが汚染しました。
会社だけではなく、プロバイダーがやられたのです。もちろん、日本の本社もサーバーがやられました。修復に約半月ほどかかったようです。

しかし、私はいつもウイルスを水際で止め、駆除して、自分のシステムを守ってきました。
いつも慎重に対応し、メールに添付されたファイルを不用意に開けなかったことも確かです。
しかし、それ以上に効果的だったのは、ウイルス対策ソフトの力でした。皆さんはどうされていますか?

ではでは。再見!(^O^)/〜〜〜
From Dalian With Love

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