市 電 202路線

興工街 ⇔ 黒石礁(2000年開通)

興工街 ⇔ 小平島前(北河口)

2009年 2005年 2004年 2003年 2002年 2000年

私が大連に来てまだ間がない2000年8月、 市電202路線の新設です。
興工街交差点から西安路を通って、星海公園まで敷設します。

人海戦術の工事風景に物珍しさも手伝って、しっかり写真に記録しました。

ご覧ください。

前方に見えるのはデパート「百盛」です。
(百盛前の歩道も整備中です)
コンクリート枕木にレールを留め金で固定していく
前方が始発駅「興工街」の交差点。
左の赤レンガ建物は2階建ての長屋で、今はありません
このあたりは既に線路床のコンクリート打ちが完了している。  
 
   
興工街方向から星海方向を見る。左に百盛が見える。コンクリート路床の鉄筋準備中。
ところどころ枕木と路床を位置決めするためか、コンクリート打ち込み用の木枠を組んでいる。
このあたりの工程は手馴れたものである。過去に蓄積されたノウハウがあるようだ。
   
ところどころ、横断用の通路が設置されているが、
たいへんな混雑である。
ここは百盛前。 前方右に巨大市場「大連長興市場」の茶色いアーチが見える。レールを点々と配置していく。
   
興工街交差点方向を眺望
   
長興市場前から星海方向。工事はいまのところここまでだ。
左側に「ケンタッキーフライドチキン」の店がある。
ここは始発停車場「興工街」交差点
   
交差点の歩道橋上から星海方向を見る。
 
興工街交差点から百盛前あたりまではアスファルト舗装が完了(8月25日)
   
長興市場前から解放広場までの掘り起しが始まった。
   
2000年10月1日国慶節に開通し、百盛前の西安路を走る市電

この写真は解放広場から興工街方向を見ている。
 

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2002年4月3日

長興市場前から、何気なく撮った写真。
 

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2003年8月26日

こんにちは!お父さんです!元気だかね!
忘れていたリポートがあります。お宅訪問です。
大連に来た2000年当時は、中国の文化を知りたいと、社員の家庭を精力的に訪問しました。
私も自分の家族の写真をパソコンで紹介しました。

ただ、プライバシーの問題もありますので、その後、多くの家庭を訪問しましたが、リポートしませんでした。 7月6日日曜日、久しぶりにお宅訪問しました。
(お宅訪問は別にリポートする予定です)

今回のリポートは発展する大連の都市交通「市電」です。

ご馳走になったその帰り道、マンションまで送ると言う二人のすすめを、断って市電で帰りました。
理由の一つは酒の酔い覚まし、もう一つは市電が近くまで完成していたので、乗りたかったのです。
そこで、少し距離はありましたが、市電の乗り場まで歩きました。

市電に乗るまでと、市電に乗ってからの2段階に分けてリポートします。
それではまず、酔い覚ましのために、西山水庫付近から市電の停留所まで歩いた風景です。

 
1、家庭訪問した場所は大山村百合山庄です。
バス停の前には、そこから自宅まで遠い人のために、
オートバイタクシーが待っています。
まだ乗ったことがないのでいくらか解りません。
2、訪問した家庭はこのずっと奥です。
年前に来た時より、ずっとアパートが増えています。
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3、この巨大な団地は、小高い山に囲まれた窪地にあります。
始発のバスがたくさん待機しています。
4、右側のようなアパートが通りの裏側にもずっと続きます。珍しいロバ車を見ました。
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5、3年前(2000年11月)は建設途中で、まだこんな感じでした。
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6、この辺りではオートバイは生活必需品です。修理屋さんも忙しそうです。 7、大連理工大前まできました。遠くに見える正面が学校です。
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8、この大学は理工大ではあるが、医学部もある、巨大な学校です。
大連で最も優秀な大学で、全国から学生が受験します。
 
学校の前にはさまざまなタクシーが見られます。 私の住んでいる興工街あたりとはぜんぜん違います。
 写真を良く見てください。 原付自転車3輪、オートバイ3輪、3輪自動車、赤色の3輪車はタクシーではないそうです。
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9、このあたり一帯1Km四方は理工大です。
学生寮を含めると想像できないくらい広い。
10、市電の高架が見えてきました。百合山庄から約1時間です。
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どこをどう歩いてきたか、さっぱり分かりません。
地図で調べたら以下のようではないかと推測できます。
 
大山村百合山庄 ⇒ 紅旗街道 ⇒ 馬蘭河沿いの西部大通 ⇒ 西南路 ⇒ 五一路 ⇒ 数馬広場経由
 
それにしても、無謀でした。「メクラ蛇に怖じず」とはこのことです。ちょっと反省(^レ^;
 
11、T 字の交差点は「海事大学」です。 12、交差点を左に曲がり、少し坂を上りました。そこの道標には、いま歩いて来た方向に、理工大学があると標示しています。 理工大学への市電はまだありません。多分、ここから分岐する路線ができるでしょう。
左側の高架が市電の路線です。
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13、交差点を右に曲がると、海事大学の正門です。
これまたどこからどこまでが学校なのか解らないくらい大きな学校です。
14、市電の停留所が見えました。
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15、この停留所は「海事大学」です。
まだまだ先まで出来そうですが、現時点ではここが終着駅でした。少し先でUターンしています。
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16、運良く、新型市電がホームに入ってきました。
行き先は私の住家「興工街」です。つまりは始発から終点まで乗るわけです
17、車内はとてもきれいです。
料金はどこまで乗っても2元(30円)です。 電車は2両編成です。
乗務員は各車両に1名づつ全3名です。すべて女性です。

大連の公共交通でバスは女性が多いのですが、
男性も時々あります(運転手は男性だけです)
しかし、市電の乗務員は全員女性です。 もちろん運転手もです。
行きと帰りで運転手が替わります。 進行方向が変わっても、
乗務員の配置が変わらないからです。 乗客も少なかったので、
私は一番前の席に座りました。

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18、運転席の扉が開いていたので、ここから、
進行方向の写真が取れます。 幸運でした。女性の運転手に感謝です。
19、それでは出発進行です。出発のベルもアナウンスもありません。
静かに動き始めました。
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20、運転席背面の壁には女性乗務員らしいアクセサリーがあります。 21、その隣にこの電車の銘板があります。
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それでは前方をご覧ください。
 
22、出発してまもなくすると海事大学の交差点です。
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23、地上からじょじょに高架に替わります。 24、星海公園が見えてきました。
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25、黒石礁停留所あたりです。
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26、星海広場が近くなりました。ここが最後の高架です。
以後は終点「興工街」まで地道です。
27、ぐるっと大きくカーブを曲がると、そこは星海広場です。
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28、星海会展中心前です。 29、しばらく進むと左手に、最近完成した巨大な団地があります。
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30、馬蘭河を渡る。いまは流れのない、ため池のようです。 31、ずっと前方に見えるのが、解放広場の立体交差点です。
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32、解放広場前です。
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33、終点「興工街」交差点です。
この日はなぜか終点の写真を撮り忘れました。
そこで5月に交差点の反対側から撮ったものを紹介します。
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2003年9月6日、宋君と楊さんの結婚式の後、濱海路を歩いて帰り、貝殻博物館を見た。
さすがに疲れました。ここからマンションまで市電路線を歩いても、約30分ですが、市電に乗ることにしました。
1元払うと、車掌がなにやら叫びました。周りを見渡してもそれらしい人がいないので、私ですか?というと、料金不足のような雰囲気でした。 私は市電は1元だと思っていたのですが、新型電車は実は2元だったのです。車掌の前の料金箱にははっきりと書いてあります。
 

票价ニ元(piao4 jia4・・・・)
不設找贖(bu she4 zhao3 shu2)
意味>「料金は2元、おつりはありません」

つまり、お釣りのないように払ってください。
2元以上払ってもおつりは出しません。ということです。

 
 
冷暖房完備ですから当然と言えば当然です。
 
家楽福の前では野外骨董市が開かれていた。
面白そうだから見たかったのですが、そんな元気はありません。
路線の左側は建設中の巨大商城です。右側に大好物「火鍋」の昌隆がある。
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2004年6月12日

2004年7月2日、こんにちは!お父さんです!元気だかね!

明後日、4日は4年間の大連生活に終止符を打ち、8:00発の飛行機で帰国します。

先週は20日(日)に宋慧敏さん宅訪問です。赤ちゃん「陳橙ちゃん」を見に行ってきました。
22日(火)は中国側親会社の送別会で、25日(金)は製造部の送別会でした。
26日(土)は董暉君の長子「董珈麟君」生誕100日お祝う食事会に招待されました。
27日(日)は残り物を片付けようと、楊芳と王鴻雁を自宅に招待し、ご飯を炊いて「カレー」をご馳走しました。 会長から貰った宮きしめん、間違って送られた薫宛てのインスタント食品など、彼女達に差し上げました。とても喜んでいました。

理由は簡単です。とてもおいしいのです。中国にも即席ラーメンなど氾濫していますが、日本製にはかないません。 日本製のインスタント食品は、全分野において、間違いなく世界一です。

今週は28日(月)会社の送別会。29日(火)大連の日系企業の送別会。30日(水)技術部と、
3日連ちゃんです。さすがに飲み疲れ、食べ疲れです。

というようなことで、6月は忙しくなることを予想し、土曜日を休むことにしました。
そして、この休みに未知の大連を歩くことにしました。

6月12日は市電202路線の終点まで行ってきました。

202路線はマンション前の興工街から、旅順口の入口「北河口」まで完成しています。
まず、これをリポートします(大連リポート197)

この後は宋慧敏さん宅訪問(大連リポート198)
董暉君長子の100日祝賀会(大連リポート199)
送別会特集(大連リポート200)
などなどを予定しております。

また、7月1日には路線改修された、市電が運転開始します。
大連駅前から二七広場方面海岸の東海公園まで開通しました。路線203です。

3日(土)は大連最後の日となります。
そこで、この電車に乗って、終点の東海公園まで行って来たいとおもいます。
これが多分大連リポートの最後になりそうです。ご期待ください。

ではでは。再見!(^O^)/〜〜〜
From Dalian With Love

 
日本から送る最初の大連リポートです。ネタはたくさんありますので、まだまだ続きます。観念して見てください(^O^)

市電202路線は私もよく利用します。始発の興工街から5つ目の会展中心(展示場)あるいは、次の星海広場です。 この先は去年7月の大連リポート152で紹介した「海事大学」まででした。

全線を紹介します。右上が始発「興工街」、左下が終点「北河口」です。
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行きは始発「興工街」から1元電車に乗りました。しかし、途中の「黒石礁」で停まってしまいました。つまり1元電車はここが終点だったのです。 この先は2元電車に乗らなければ行けません。最初から2元電車に乗っていれば、終点の「北河口」まで行けたのです。 1元損しました。

面白くないので、ここ「黒石礁」から終点の「北河口」まで歩くことにしました。
前の大通りは「中山路」でした。
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6月12日はものすごく熱い天気でした。
少し歩いただけで、汗が吹き出てきます。 いつの間にか「旅順南路」です。
中山路はどこまでだったのか解りません。左上に見えるのが市電路です。
高架の市電路に沿って歩くと長い下り坂にでました。
たくさんのダンボールを積んだ自転車がやってきました。
このような光景はよく見ます。何に使うのでしょうか??
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見覚えの有る交差点が見えてきました。海事大学前です。 ここまでは高架でしたが、ここから路面になります。
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海事大学方向を振り返ります。冷暖房完備の2元電車がやってきます。  
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旅順まで28Kmの道標があります。旅順南路は広々として快適です。
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こんな素敵なホテルのような会社もあります。IT関連の企業です。 市電の開通と同時に、マンションやレストランの建設ラッシュです。
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この道を右に大きく曲がると旅順口の有料道路です。
道路の右側に「旅順口1Km」とあります。
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漁港です。名前は解りません。大勢の人が浜でなにやら採っているようです。貝でしょうか?
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漁港のすぐ前方に市電の終点「北河口」駅があります。
そのすぐ先が旅順口への有料道路料金所です。 旅順まで25Kmです。

ちょうど写真を撮っているとき、目の前を公安の車が通りました。写っているでしょう(~_~ ;)
カメラを没収されるかと、ドキッとしました。車は何事もなかったように通り過ぎていきました。
やれやれでした(^O^)

 
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黒石礁からここまで約4Kmです。写真を撮りながら約1時間半かかりました。
 
市電が入ってきました。ここまで来るお客さんは少ないです。
従って、ここから乗る客も少ない。
駅の前の丘肌には長屋のような民家がありました。
農家だと思います。 丘の中腹に見える樹はりんごの樹です。
旅順ではりんごの樹がたくさんあります。
緯度が青森辺りですから当然です。多分日本人が持ち込んだものでしょう。
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終着駅「北河口」 そろそろ出発です。
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いつものように最前座席に座り、写真を撮ります。 今日は運転席に2人乗っています。新人の教育のようです。
中国結びの飾りが2箇所にありました。新人はピアスをつけてオシャレです。 中国の女性はみんなこのようにオシャレです。
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今日はここまで。
再見!(^O^)/〜〜〜

2004年7月16日>市電202路線つづき

 
出発した直後。右側が漁港です。 快調に走ります。左側は松下電子です。
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線路の右側はこのように、ずっと建設中のアパートが続きます。 海事大学が見えてきました。
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ここが海事大学前です。ここから先は既にリポートしましたので、省略します。
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これでおしまい。
再見!(^O^)/〜〜〜

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2005年4月15日

今日は、夕食を楊さん、王さんと食べることにしています。その時刻まで、まだまだたっぷり時間があります。 そこで、ここから市電に乗って星海広場へ行ってみることにしました。
市電の来るのを待つ内、あることに気が付いた。

大連駅行きの201路線はすべて、旧型の市電。
星海方面行きの202路線はほとんどが上の写真のような2両編成の新型電車でした。
たしか、乗車賃は旧型が1元、新型は2元だった。とすると、202路線に乗る人は倍の2元払わなくてならない。これで文句ないのだろうか??

要らぬ心配をしながら市電を待っていたが、地元の人も大勢待っているので、みんな2倍払うことを了解しているのだなと勝手に判断。 市電がやってきた。ドアが開いた。 乗り込んだ。料金を払う。ちょっと待て、2元ではない。1元だ!!

昨年は乗車賃を入れる箱に2元と書いてあった。が、今はそれが消えている。
ということは、新型も1元になったのだ!! これなら誰も文句言わない。メデタシめでたし(^O^)

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2009年1月27日>興工街〜小平島前を往復

終点の場所は2004年6月行った時と同じであったが、駅名が変わっていた。
2004年は「北河口」であったが、今は「小平島前」に変わっていた。

「麦凱楽」西安路店前

星海公園前
   
   
 
 
ソフトパークはドンドン拡大しているようであった。DELLのサポートセンターもあった。
 
 
ぐるっと曲がって、しばらくして終点だ!
 
 
折り返しの操作場
 
 

終点「小平島前」でもトイレがない。ここには、市電駅員の詰め所もある。
市電はほぼ女性により運営されており、この人たちのトイレはどうなっているのだろう?余分なことではあるが、心配である。

詰所の横に塀の裏に出る小道があるので、二人はそこでオシッコをした。ここはほとんどゴミ捨て場状態だった。ちり紙やモップなどが散乱していた。ヒョットして、駅員もここをトイレ代りに使っているのか?モップは電車を掃除したもの?イヤハヤ(^レ^;

とにもかくにも、オシッコした後、表に出てくるときの、気まずさは何とも言いようがない。なんとかして欲しいものです。

 
帰路

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