2001年7月31日 こんにちは!お父さんです。元気だかね! 残念だが、あきらめるしかない。頼りは楊さん一人。
歴史の教科書に載っている「旅順口」と彫りこまれた石碑、巨大な大砲、燭台形をした塔などの遺跡のある地域には日本人は入れてもらえません。 もし、内緒でもぐりこみ、発覚したときは、日本人を案内した中国人と、その所属する組織の責任者は厳罰に処せられるといいます。 昔は内緒で入った人も多かったらしいが、最近は取締りが厳しくなり、入ることは出来なくなったようです。 従って、今日は多分、大したところは見られないでしょう。 まずは有名な203高地です。
巨大な砲弾の形をした慰霊碑があり、外国人OKです。 |
入場券
203高地入口>帰りにタクシーの後部から撮影 |
駐車場(日本人観光客がいっぱいです) |
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観光客用の籠>
下りは勢いよく駆け抜けていきます。 見ているだけでも恐ろしいもので、とても乗りたいとは思いません。 |
慰霊塔 |
塔の土台石は赤錆で真っ赤でした。ちょっとおどけてみました。 |
戦車の残骸>二人とも今は昔の顔つきです。 | |
三人バラバラに記念写真 | ||
子供たちは屈託なく遊んでいます。平和そのものです。 | ||
説明板>日本軍司令乃木希典が戦死者慰霊のため建立。 |
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ロシア軍の塹壕跡>激戦の跡とは思えない静けさです。 |
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日本軍将校の慰霊碑 |
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ここで逢った日本人の久保田さんと |
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さて、203高地を見終わったところで、丁度お昼になりました。
昼食の場所をタクシーの運転手に案内してもらいました。 旅順は国際観光地です。 日本と同じように、たくさんの観光者が食事をし、土産を買う場所(サービスステーション)は当然あります。 広い駐車場には大型バス、小型バス、マイクロバスなどでいっぱいでした。 食事が終って支払いするとき驚きました。料金が580元だったからです。3人だから一人約190元です。 通常の中国料理で一人100元を超えることはまずありません。何でこんなに高いのか?調べました。 原因は、オコゼの生き作りです。このオコゼがまたでかかったのです。 頼みもしないのに生簀で一番大きいのを料理したようです。なんと一匹200元。 高価な昼食>おこぜ、シャコ、うに、キクラゲ
他に高いのは「うに」。2匹で100元。これを除くと280元で一人約90元となる。
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午後一は「日露戦争陳列館」です。
この陳列館は203高地に近い「東鶏冠山北堡塁」にあります。 旅順は1904年年初に勃発した日露戦争の舞台です。 旅順はまた、1905年5月、日本海軍(東郷平八郎司令長官)がロシアのバルチック艦隊を殲滅させ、圧倒的に勝利した日本海大海戦の利権として、ロシアから譲渡された舞台でもあります。 旅順はこのような戦争の跡が海岸線、山腹など至る所に散在しています。
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入場券
日露戦争陳列館 |
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東鶏冠山北堡塁の激戦跡>日本軍がロシア軍を撃破した突破口 外壁面にはすさまじい弾丸跡があります。 |
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次はどこへ行きますか?と、運転手に尋ねると、しばらく考えてから車を走らせました。 行き先は「日露監獄旧跡」でした。 実は、ここは原則として日本人が入場できない場所のひとつです。 運転手は私たちに注意しました。「何があっても絶対にしゃべってはいけない」と。 我々3人は入場券売り場に進みます。 |
入場券 | 当然ですが、カメラは持って入りません。 入口は可能でした。記念写真を見てください。 |
中を見て思うことがありました。それは「なぜここを外国人に見せないのか」です。 この旧跡はしゃべりはしませんが、忌まわしき歴史の生き証人だと思いました。 是非とも広く公開し、多くの人々に愚かさを感じさせ、次世代への戒めとすべきです。 これは、運良く拝観できた、私の率直な感想である。 中はたくさんの捕虜収容部屋(たこ部屋のようにぎっしりと詰め込まれていた様子が、よく理解できます)、捕虜となった敵国人を取り調べる部屋(手枷、足枷、拷問用具などが展示されている)、光の入らない独房、刑執行部屋、各種作業部屋などです。また、捕虜が着ていた衣類もたくさん展示されています。 収容所の中ほどに小さな部屋がありました。 |
さて、時刻も15時近いのでそろそろ帰ろうかと言ったら、運転手が帰り道に自然動物園があるがどうするという。 折角だから寄ってみようか。 動物園の名前は「大連獅虎園」。 | |
自然動物園は大連市内の西浜海路沿いに昨年出来ている。 比較すると、こちらは規模も小さく、動物も少ない。がっかりしました。 動物園の名前からライオンと虎がたくさんいるという話でした。 虎は10頭近くいたが、なぜかライオンは2頭しかいなかった。 | |
しかし、入場門はたいへん立派なのです。 |
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楊さんに入場券を買ってもらいます。 |
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入口は当然のこととして門があります。 中に入ると熊がのそのそ歩いています。自然公園ですから! |
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虎が5頭、木陰で休んでいました。 |
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ではでは、再見!
From DALIAN With Love!
2001年9月30日>お母さん旅順観光
宋さんと楊さんの案内で、午前中は旅順観光。 午後は私が大連で最も好きな国宝級の景観「浜海路」を星海広場から棒垂島までを観光しました。 ただ、残念なのは雨が朝から降っているのです。 左程強い雨ではないのですが、もやがかかって景色は良く見えません。 |
203高地 | ソ連勝利塔 | |
東鶏冠山北(日本軍がロシア軍砦を爆破して突破した場所) |
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日露戦争記念館での展示物>砲弾ほか |
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白玉山
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溥儀記念 館(?旧大和ホテル?) | |
溥儀執務室>幸運でした。ちょうど溥儀が仕事していました(^O^) | お母さんも溥儀と記念写真とりました。太好了! |
溥儀さんにお願いして、楊さんと宋さんも椅子に座らせてもらいました。 |
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