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2002年6月17日〜21日

2002年8月6日
こんにちは!お父さんです!元気だかね!

日本は連日30度を越える酷暑続きと聞いています。
今日6日は静岡県で39度を記録したとテレビニュース。皆さんは大丈夫ですか??
こちら大連は熱さも峠を越しました。

6、7月は蝉しぐれで体感熱さは倍増しましたが、7月半ばからは、蝉の鳴き声も落着き、代わりに赤トンボが舞い始めました。 6月、7月、8月と出張が多くありました。
6月は南方、7月は北方、8月は再び暑さの南方でした。

6月17日から一週間、廣東省の廣州と深センへ出張しました。
香港に近く、緯度的には台湾と同じ南国です。
天気はよかったが、蒸し暑いのには閉口しました。
帰り道、北京で開催中の国際工作機械見本市に寄りました。
この機械展には我が社も出展しています。

7月は一転、北国ハルビンに出張しました。 緯度的には北海道の稚内に位置します。
大陸的な熱さはありますが、過ごし易さがあります。

8月1日から再び南方の上海に近い、無錫市です。連日35度を超える猛暑に参りました。

順番にリポートしますが、何しろ今、最高に忙しく、なかなか準備が出来ません。
盆休みも全日仕事となりました。
私の出張が多いのは、中国国内に納入した製品の、使用上のトラブル処理です。
経験豊富な私にしか出来ない仕事です。こちらの若い設計者を連れて、教育方々出かけます。

まず最初は6月の廣東省の廣州と深センです。

6月17日(月)
大連空港発8:35(中国北方航空)

機内食
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廣州(GuangZhou)白云(雲)国際空港着11:30。
空港の名前通り、空は一面、白い雲におおわれて、今にも降りだしそうであった。
廣州は香港の北西方向に位置し、少し内陸側に入ったところにある。

台湾とほぼ同じ、北緯23度(北回帰線付近)である。
ムッとするような蒸し暑さで瞬く間に汗が噴出してきた。 暑い熱いとは聞いてきたが、大連とは違って、カラッとはしていない。 ムシムシとした日本の梅雨時のようである。

 
白云国際空港
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ここで迎えに来た、代理店の社長「劉華平」さんに会う。
タクシーでバスターミナル方面へ。
昼食は機内で食べたので、あまり腹は空いていないが、彼は食べていない様子なので少し戴くことにする。

廣州は料理がうまいと楚さんから聞いてきた。
北方の大連とは違って、こちら南方では料理の皿が小さいのである。
従って、量も適当に少ないので、残すことがない。 大変良い習慣である。

正直なところを云えば、楚さんが言うほどには美味いと感じなかった。
内容をお見せしたいが、うっかり写真を撮るのを忘れてしまった。残念。

食事中に劉さんの身上を確認せり。 結婚しており12月には第一子出産予定と聞く。
年齢35歳であるが、10歳くらい若く見える。

高速バスで最初のお客さんがある高要市へ。13:35発>15:20着(約2時間)
バスターミナルからタクシーのりばまでの間、ホテルの勧誘員がうるさいくらいに我々3人にまつわりつく。 特におばさんの呼び込みは執拗で、頭にくるくらいである。
思わず、日本語で「うるさい、あっち行け」と怒鳴ってしまった。

あまりの私の形相に驚いて、付きまとうのをやめてくれた。ただかなりの距離、しつこく後を付回された。 しばらくすると、公安がやってきて、劉さんに何やら話している。
宋慧敏に聞くと、劉さんはホテルの呼び込みと間違えられたようだ。

私と宋慧敏が呼び込みの劉さんに付きまとわれて、迷惑していると警官は勘違いしたらしく、なにやら 劉さんに質問している。

タクシーで最初のお客さんへ。(タクシーの基本料金は3元)
18時頃、今日の打合せを終了。残りは明日とした。
お客さんのマイクロバスでホテルまで送ってもらい、チェックイン。

高要市

ホテル(高要麗晶大酒店)は南国情緒豊かなリゾートホテルであった。
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その後、お客さんと会食(劉さんのおごり)。
 「月半湾漁港」といい、中庭の回りが個室になっている、洒落た感じのレストランである。
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お酒の選定で、お客さんの方はほとんど飲まないことが解った。
呑めないのか、呑まないのかはっきりしないが、お酒は要らないと言う人ばかりであった。
従って、飲んだのは私だけである。

劉さんも最初は飲めないと言っていたが、終わり頃には化けの皮が剥れ、私と一緒に飲んでいた。 ただ、折角だから白酒で乾杯をと、一番小さい酒を探したが、大連のレストランのようには種類も数も少なく、 諦めざるを得なかった。

変な言い方であるが、食事の仕方が普通ではなかった。
通常、中国でも日本でも食卓に食事が出ると、まず乾杯である。が、廣州地区は最初にスープが出てくる。 美味しかったと思えば、何杯でもお代わりできる。
次に主食のご飯を食べ、その後から酒宴が始まるのである。
この手順なら、悪酔いだけはなさそうである。 合理的といえば合理的である。

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明日以降は次のリポートです。

ではでは。再見!(^O^)/〜〜
From Dalian With Love

6月18日(火)
早朝、ホテルの部屋から前を流れる河「西江」を望む。
外へ出て、河の近くまで散歩した。
ホテルの前は南国らしい樹木や花が咲き乱れ鮮やかであった。
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河には大小様々な輸送船が上り下りしている。河のほとりには、船員たちの住居があり、男たちは朝食を食べていた。
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再びお客さんを訪問。昨日の残りの打合せを行い、無事にすべての打合せが午前中で完了した。
昼食を昨日と同じ「月半湾漁港」で摂り、その後、近くに「七星岩」という観光地があると聞き、我々3人をそこまで送ってもらうことにした。
場所は高要市より一つ廣州市に近い肇慶市(JiaChing)である。
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バスターミナルはここからしばらく歩いたところにあった。 何しろ暑い。
汗ダクダクでターミナルに到着。 廣州行バス出発までに約40分あった。
何か土産でもと宋慧敏と探したが適当なものがない。
諦めたら、劉さんが二つばかり、この地方の特産品を買ってきてくれた。 ありがたくいただく事にした。
 
バスは14:40発。廣州まで約110Km。所要時間は約2時間である。
途中の高速道路脇には、「バナナ」の畑があった。さすが南国である。
途中の三水市付近では、
大変珍しいレンガ作りの3階建て住宅の建築風景を見ることが出来た。
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広州市

廣州市に16:30着。
タクシーを降りるとき、車のステップに足をとられ、靴を引っ掛けた。
このとき右の靴底がパカッと剥れてしまった。

雨が降ったりやんだりの道路を二日間歩いた性であろうか?どこかで靴を買わなければならない。
この靴はカンガルーの皮で出来ているもので、とても軽く気に入っていた。
少なくても5年は履いている。長持ちしました。

ホテルにチェックイン>華泰賓館(三ツ星)
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宿泊者は宋慧敏と私であるが、劉さんは自宅に帰るので、宿泊者の申請を宋慧敏と劉にかえた。
お陰で中国人並みの1人210元であった。

靴はホテル内でも売っていたが、とりあえず出張中は修理して間に合わせようと修理屋を探す。 中国は靴磨きや靴の修理屋が路上で商売しているので、適当に歩いていれば見つけられる。
 ありました。パカッと口を開けた靴を見せ、修理代はいくらだと尋ねた。
3元という。 劉さんと宋さんは高い高いと言い、2元に負けよとしつこく交渉。

私は3元でいいと交渉打ち切りを宣言。大連に帰るまで履ければいいのである。
まず、ゴム糊を付け、次に剥れた部分を糸で丁寧に縫ってくれた。
15分ほど時間はかかったが、履けるようにはなった。太好了!

ただ、大連に帰ってから靴を見てびっくり!
靴底がボロボロになっていた。雨もよく降った。焼けるような強い日差しもあった。
汗もよくかいた。そして、なによりもよく歩いた。しかたないか。長い間、ご苦労様でした。
帰宅後、ベランダでよく乾かし、感謝の気持ちをこめて、丁寧にゴミ箱に捨てました。

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明日は深センまで特急列車に乗りたいので、劉さんに案内してもらって、駅まで行く。
切符売り場で張り紙を見た。深センまでいくには身分証明が必要とのこと。
私はパスポートがあるので問題ない。
が、宋慧敏は持っていない。これがないと乗車券が買えない。
困った。3人とも絶望感に打ちひしがれ、駅前で呆然自失。

駅前のビルを眺めながら、対策を検討。駅前に洒落たショッピングセンタがあった。
よく見ると、毎日見ている広告が目に付いた。 PARKSONすなわち百盛である。
漢字名は泰栄百盛であったが、紛れもなく百盛である。
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劉さんはひらめいた(^O^)
ひょっとしてホテルには宿泊客のサービスとして、証明書を発行してくれるかも知れない。 と、電話で確認したら一枚残っていると言う。助かった(^O^)太好了!
急いでホテルに引き返し、確保した。値段は80元と高い。領収書は貰えない。
証明書には金額は明記されていないので、会社に請求できない。えらい出費となった。

劉さんは我々二人を自宅に招待し、奥さんの手料理をごちそうしたいと言った。
が、身篭の奥さん(12月出産予定)に、世話をかけたくないのでお断りし、劉さんとはここで別れた。

夕食は劉さんが紹介してくれた、老舗の中国料理店「中?(園)飯店」である。
大して量は食べなかったが、2人で120元くらいだった。
飲み物は上等のウーロン茶と私は地ビールを注文した。
料理はよく解らないので、宋慧敏にお任せだ。写真見てください。

 
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入口には芸術的な料理素材がならんでいた。
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食後は廣州で有名な綺麗に色取られた河沿いを散歩した。
ここ廣州には、南方らしく、多くの川がある。 ちょうど道頓堀のようである。
河の両側には広い歩道があり、河には遊覧船が何隻も走っている。
橋は地下道も入れて全部で9つあり、遊覧船は橋から橋まで約3時間かけてゆっくりと遊覧する。

橋の名前(順番に)
廣州大橋、江湾大橋、海之橋、解放大橋、人民橋、 珠江随道(地下)、資江大橋、
鶴東大橋、華南大橋。

ここに来たとき、ちょうどデジカメの電池が切れた。
スペアを、とポケットに手を突っ込んだがない。
ホテルで着替えたとき、うっかりテーブルに置き忘れてしまった。

老天!!(Oh!MyGod!)
1枚だけはなんとか取れたが、綺麗な河岸が記録できなかった。とても残念である。
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ではでは。再見!(^O^)/〜〜
From Dalian With Love

2002年8月9日

こんにちは!お父さんです!元気だかね! 続いて6月19日(水)です。

そこで、翌朝、早めにホテルを出て、駅に行く途中、ここに立ち寄ることにした。
が、やはりと言うべきか、夜の華やかさとは雲泥の差。汚れた素肌の河が見れるだけであった。
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河沿いのホテルのレストランで朝食「飲茶」(やむちゃ)を摂る。
タクシーで廣州東站(駅)に向かう。列車は一等軟座準高速である。約1時間で深センに着く。出発は9:21。
 
「軟座」と言うのは、読んで字の如しのシートが、新幹線並みのリクライニングタイプである。
「硬座」と言うのは二等車両で、2人掛けの椅子が向かい合わせで、4人掛けになっているシートである。
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途中の駅「石龍站」
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娘のところに送ったリポートがエラーメッセージとともに返されてしまう。
なぜなのか? 写真の枚数など減らしたりして、何回も送ってみたがやはりダメであった。
そこで次のようなメールを送って、調査依頼せり。

あなたのところは最近、ぜんぜんメールが届きません。
いったいどうなっているのです。 メールアドレスは変わっていませんか?
大連リポート102−5は写真が8枚あります。

今まではこの程度の容量なら送信できていたはずです。
突然、送信できなくなった理由はなんでしょう。
プロバイダにも確認してください。

こんなことでは、これから河野家には、大連リポートが送信できません。
このメールは写真無しで送ってみます。届いたら返事ください。
お父さん

結局原因不明のまま、事態はいつの間にか解決していた。

深圳市(深セン)

深セン駅前で記念写真。とても暑い。汗が噴出してくる。 駅はまだ新しい。
ガラス張りの巨大な駅舎であった。さすが大都会深センの玄関である。
しかし、駅前は工事中のため、高い塀で見通しも悪く、残念であった。

駅舎屋上の巨大な広告看板はなぜか、日系企業ばかりであった。
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タクシーでお客さんのある「恵州市」」(hui4 zhou1)へ。
(タクシー代150元+高速道路代)

ホテルへ先にチェックインし、ここで昼食を食べてからお客さんに向かう。 ホテルは三ツ星の「中恵大酒店」(ちょっと高く1人270元)

フロントの壁にはホテル名が金文字で書かれているが、横にピンインらしきものも書かれている。 しかし、字が違うのである。 普通なら zhong hui であるが、ここには zhong wai とあった。
宋慧敏に聞いたが解らなかった。

大連に帰って楚さんに聞いたら、それは廣東語だと教えてくれた。
今まで飛行機やバスや汽車やタクシーに乗ってきたが、南方生まれ(湖南省)の宋慧敏ですら、廣東語はまったく理解できないという。 そういえば、来るとき乗った飛行機の機内放送は廣東語もあった。

日系の自動車メーカーの一例

<ちょっと一服>
車のナンバープレートの頭文字が変わっている。
大連は遼寧省であるから「遼」の字の簡体語が書かれており解りやすい。
しかし、廣東省は「粤」(エツ、オチ、ここ)と言う文字で、なぜなのか意味が解らない。
ちなみに宋慧敏の故郷「湖南省」は「湘」。
隣の「湖北省」(通訳の黄晶の故郷)は「鄂」(がく)である。

夕食を食べるためホテルから歩いて繁華街に出た。
雑居ビルの2階に居酒屋風の洒落たレストランがあった。 名前は「南海漁村」。
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生ビールもピッチで持ってくる。
目の前でいろいろ料理が注文できる。
ちょっと余分に注文してしまったが、二人で無理して食べてしまった。
腹が破裂しそうだ。
特に美味しいメニューは記録してきた。
が、写真を見ても、どれがどれだか解らなくなった。
おはずかしい(^レ^; 下の写真は多分「蜜汁叉焼」です。
他には「金銭鶏」、「たん(石篇に炭)焼猪下青」などです。
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お腹いっぱいで苦しいくらいだ。このまま寝るわけにもいかない。
ホテルに帰るとドンチャカジャカスカと、なにやらディスコチックなリズムが聞こえてくる。
音のする方向へ行くと、ドアの奥にはホールがあった。
暗いホールのステージではスポットライトを浴びた歌手や踊り子がいる。
2階席もある、なかなか立派なライブホールである。
客席はすべて応接セット風になっており、男女カップルや旅行者風の団体がくつろいでいる。
一席1人飲み物付で50元という。われわれも一番前のコーナーに座って1時間ほど楽しんだ。
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ではでは。再見!(^O^)/〜〜
From Dalian With Love

こんにちは!お父さんです!元気だかね! 続いて6月20日(木)です。

朝、ホテル前の様子を写真に撮る。雨がパラパラしています。 午前中、仕事。 午後1時に深センに戻る。帰りはバスにした。
約1時間のため大型バスではなく、小型バス(小巴)。料金は1人30元。
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深センは今、至るところで地下鉄工事している。 深セン駅前
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ホテル「凱利賓館kai3 li4 bin1 guan3」は一泊360元と、今まで泊まったホテルの中では一番高い。 が、三ツ星ながら部屋にはパソコンが付いている。
夜7時頃、宋慧敏の弟がやってくる。弟は深センで働いている。コンピュータ関係の営業マンである。

 しばらく時間があるので、パソコンをいじることにした。立ち上げると、ホテルのホームページが現れた。
どうやらIEが作動したようだ。OSはWindows2000であった。

が、当然のことながら中国語版である。しばらく、あちこちアクセスしたが、面白くない。
そこで、PaintShopでいたずら書きをして、名前を付けて保存しておいた。
当然のことだが、作者である私の名前と作成日は、いたずら書きにきちんと署名しておいた。(^レ^;

ところが終了しようと思っても、Windowsの終了画面がなかなか出て来ない。
困ったあげく、電源をOFFしたが、CPUのランプはまだ点灯している。
係員に聞くわけにも行かないので、そのままにしておいた。
翌朝、宋慧敏から「昨日電話使いましたか?」と質問を受けた。
彼女は電話代を8元取られたといった。 やはり、IEが作動しており、有料であったのだ。

多分取扱い説明はあったと思うが、中国語では解らない。
乗り物疲れで眠くなった。昼寝することにした。
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弟が来た。背は低いがなかなかの美男である。 ブラブラと辺りを散歩しながら、レストランを探す。
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我々が泊まったホテルの隣に立派なホテルがあった。
日本人観光客などが利用する、深センでは有名なホテルのようである。名前は「陽光酒店」
宋姉弟はこのホテルの前の噴水の前で記念写真を撮りたいという。
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食事は宋さんの郷土、湖南の「湘菜料理」である。
ホテルの周りには、小さい湘菜料理店がたくさんあった。適当なところに入る。
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二人は額をくっつけんばかりにメニューを見ながら、アーでもないコーでもないと料理を選択していた。
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私は、店の壁に貼ってある、メニューをリクエストした。名前は「黄悶土鶏」huang2 men4 tu3 ji1。
名前で「黄」の次の文字は日本語にはない。「火」篇に「門」構えの中が「心」です。
ワイワイガヤガヤと楽しく食事した。
 
外に出ると少し小雨がぱらついてきた。 上を見ると、展望レストランの高層ビルがあった。
深センの街を一望したいので、そこでお茶など飲もうと、二人を誘った。  ビルの名前は「深セン国貿旋宮」。 42階で乗り換えて、49階の展望レストランにあがる。 食べても食べなくても、最低料金は1人58元。
 
3人とも食事したばかりで、お腹はいっぱいである。  
宋兄弟はコーヒーとケーキ。私はもちろんビールを注文した。
遠く、香港の夜景が見える。
たくさん写真を撮った。ここに来て本当に良かった。
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ではでは。再見!(^O^)/〜〜
From Dalian With Love

追伸
寿恵のところには送っていません。 エラーになるからです。
写真の容量が多いからと思い、写真無しで送りましたが、返事がないので届いたかどうか解りません。
お母さん確認してください。

2002年8月16日

こんにちは!お父さんです!元気だかね! 続いて6月21日(金)です。

朝、ホテルの窓から外の写真を撮る。裏側にはかなり古いアパートが見られる。
最近できたマンションにはベランダがあるが、古いアパートにはベランダがない。
ベランダを風除室にするかどうかは、個人の好みのようである。

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外に出て、散歩した。深センの朝が見える。日本料理店もある。
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オートバイが歩道、路肩に駐車している。朝から若いモンがブラブラ歩いている。既に外は暑い
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昨夜、記念写真を撮ったヤンゴーンホテルの噴水
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北京行きの飛行機時間11:55までには少し時間がある。 そこで、深センの街を観光することにした。
が、時間も少し心配あるので、海岸方面は止めて、飛行場に近い民族村と遊園地にした。
 
民族村
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民族村から遊園地までの途中。暑くて汗びっしょり、木陰で一休み。
それにしても、なんとゆったりとした歩道でしょうか。素晴らしいの一言です(^O^)
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深センの続きです。写真をよくよく見てくださいね!いろいろ面白いことが解りますよ(^O^)
 
世界の窓
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遊園地入口
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ここから一路、タクシーで飛行場まで。地下鉄工事の影響で道路は大混雑。
 
深セン空港で北京見本市担当者に対する陣中見舞いを買う。 深セン名物「茘枝」li4 zhi1である。
これは日本では「レイシ」とか「ライチ」と呼ばれ、福建、広東、台湾などの南方で取れる果物。
楊貴妃が好んで食べたとも言われている。
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中国南方航空は定刻どおり11:55、深セン空港を離陸した。
 
美人スチュワーデス。

宋さんは疲れてぐっすりお休みです。

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