虚礼廃止とか何とか言われて久しいものに 年賀状 があります。
準備にもかなりの時間がかかり、結構面倒なものです。が、
元日に配達されてくる賀状は多分、誰もが心待ちにしているものでしょう。

友人、先輩、後輩、趣味の仲間、会社の同僚・上司、親戚、・・・
親しい人、御無沙汰している人、昔の人、今の人、・・・
などなどさまざまな人たちからの便りが「ドッ」ときます。

一番の楽しみは普段音信の無いひとの元気な賀状です。
かく言う自分の賀状も多分、相手からそう言われていることでしょう。
つまり、賀状だけが便り(頼り)の人もかなり居るということです

ということで、いろいろ取りざたされている習慣(年賀状」ですが
意外にしぶとく生き残るように思います。
がしかしです。
市販の印刷賀状に宛名書きしただけではあまりに味気なくありませんか。
できればこの賀状に「自分」あるいは「相手」への思いを託しませんか。
このような賀状は新しい年の門出にふさわしいもので心が和みます。

それでは、私の賀状を通して年頭のご挨拶を申し上げます。

1999年卯年

 

牛さんの願いも空しく1998年の虎さんはあっさり返り討ちに遭ってしまいました。思い切った手も弱った身体をますます傷めてしまうのではとなかなか実行できない。残念無念、さぞや悔しかったことでしょう。

日本丸はもはや沈没あるのみか?自力更生の可能性はないのか?もはや手遅れなのか?不安が不安を呼び物騒で雑然とした、きわめて雰囲気の悪い世の中にもなった。

一部の識者は「きざし」を強調するが、私にはとてもそのようには思えません。
うさぎさんお願いです。
できれば得意のジャンプなど見たいのですがそこまでは要求できません。
これ以上事態が悪化しないよう、少しでいいから歯止めしてください。

さて、今年の年賀状は寄付金付としました。
図画が入っていますのでデザインは落ち着いた毛筆調としました。

ペイントブラシのスプレーを使って干支の「卯」を表現してみました。

コンセプトは「じたばたしてもしょうがない、落ち着け!」です。

 
そうそう、今年ははじめて年賀状をEメールで発信しました。
インターネットにふさわしい挨拶に変えましたが、インターナショナルではありません。

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