お父さんの傑作

白 菜

2013年
収穫完了37個
2010年 好きな食べ方

2013年

白菜は3年ぶりの栽培となる。それまではキャベツと半々(約40株づつ)であったが、ヨウトウムシやアオムシの被害が甚大で栽培の限界を感じ、研究期間が必要と判断した。そこでキャベツだけに絞って害虫対策を研究することにした。

結論として、害虫の元は蝶であり、この蝶が野菜に接触して卵を産み付けないようにすることが重要だと知る。
今までは10mmネットを使用してきたが、これでは小さな蝶や蛾は容易に侵入できる。
そこで、1mmネットを導入して、苗作りの段階から完璧に蝶対策を施し、さらに畑に植付後も収穫間際までこのネットを設置したままとした。従来は毎日、手で虫採りしていたがこの作業が大幅にに軽減した。このことは成果が大きくなって収穫時期が近ずいたとき、ネットを撤去すると、とたんに青虫が大発生することから理解できる。

   
8月21日>ポット播き28ポット<種は カーマで18日購入 8月24日>発芽したとたん蝶が飛び回っているのでネット
   
8月30日>左から白菜、ブロッコリー、芽キャベツ、キャベツ一緒にして自作の防蝶柵にネットを張り対策。 9月4日>シジミチョウの仲間が飛び交うようになったのでネットで防御したが、時すでに遅し!全滅状態(*_*;
   
幼虫がウジャウジャ 軟らかい芯部を食べつくしている。
   

飛び回っているシジミチョウを捕獲(左:うら、右:おもて)

再度、種蒔き。念のためオルトラン粒剤を散布

 
9月7日>1mmネットで防御しているが
いつの間にか葉が喰われている

堪忍袋の緒が切れた!
オルトラン水和剤1000倍希釈液を
連日散布し根絶する

左側>白菜
右上>キャベツ
右下>ブロッコリー

 

9月24日>キャベツ、白菜の植付準備<1mm防蝶ネットが2m幅なので、今年は1m幅の畝とし、2条植にする。

畝には黒マルチを設置し、虫や雑草を防止する。

 
9月27日>植付16株株間5 0cmで全16株分設定
(一条当り8株)
カーマで特大2mトンネル支柱購入(5本組@898円)
9月28日>玄関で育苗中の苗は21株(右側トレ―)
1ポット2株を1本立ちにポット植え替えし21ポット作成
畑ではまだ2条植え畝が2個あるので十分である。
   
10月1日>植付後5日経過<根付いたようだ(^_^)v 苗が21個と多いので植付場所を隣りに移し、シルバマルチ
   
10月4日>残り20苗の植付<株間40cmで9個しか植付できないので2条植えで18個植付
大型トンネルと1mmネットを設定。ネット下部から蛾や蝶が入り込まないよう土盛りして防御。
残った3苗のうち2苗はキャベツ畝の余った場所に植え付け、1苗は近くの友人に進呈。
シルバーマルチは防虫効果抜群とのことで少し高かったがカーマで買った(0.02mm厚-135cm幅-50m巻き@1,780円) 9月27日に植え付けた16株は順調に生育している。
1mmネットの効果で蛾や蝶の侵入がない。(^^♪
   
10月6日>4日植え付けたシルバーマルチと防虫ネットの中に口の尖った、蝿のような虫が大量に飛び回っている。
「防虫効果抜群!」と、商品には書いてあったが嘘っぱちだ!
   
10月8日>順調生育 植付後10日経過(9月27日植付分)の16株
植付後4日(10月4日植付分)の2株も根付いた。 同じく4日植付のシルバーマルチの18株も根付いた。
   
10月14日>虫食い葉発見。即座にオルトラン水和剤をスプレー散布
 
10月16日>15日夜半から暴風とともに台風26号が太平洋沖を北東に進み伊豆大島に上陸通過した。
伊豆大島はかって経験したことのない豪雨により火山灰層の山が崩れ、死者行方不明者は50人にも上った。
我が地域はさほどの雨ではなかったが風はものすごかった。
16日は通常なら台風一過、秋晴れの上天気のはずが強い風は翌日17日まで治まらなかった。

今年は害虫と台風対策のため1mmネットをトンネル支柱で設置し、床土を重しにしてネットをしっかり固定した。
その効果は十分で、台風の旋風による茎の切断や根こそぎ舞い上がりがなかった。

↑↑↑9月27日植付分16株↓↓↓

10月4日植付分18株

 
11月1日>1回目追肥(9月27日植付分16株)
化成888一握り(約40g)を株元部のマルチを少し破り、株元に散布。株周りの土を手で土寄せ。
   
まだ日中20℃前後と温かいが株も大きくなってきたので防虫ネットを撤去し、これを収穫後の柿の木の枝などに干す。

2回目植付(10月4日)分の18株はまだ小さいので追肥は1週間ほど先にし、防虫ネットもそのままとする。

 
11月9日>1mmネット撤去2回目植付分18株に追肥
化成888一握り(約40g)を株元部のマルチを少し破り、株元に散布

 
11月22日(植付後約2ヶ月)>順調生育<蛾蝶対策の1mmネットは効果絶大。虫食いは軽微に抑えられた(^_^)v
   
12月7日>そろそろ収穫時期を迎える 12月10日初収穫4個
 
12月17日収穫7個 12月25日収穫3個
   
2014年1月 3日二男家族と収穫祭<2個収穫
 
1月11日北側収穫完了3個(合計1 9個) 南側初収穫2個
   
1月13日残り16株 1月18日収穫5個
 
1月27日収穫6個<残り5個 2月16日最終収穫5個

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2010年栽培記録

栽培記録

栽培記録

収穫

1回目栽培

3/5>種まき<6cmポット
3/29>9cmポットに移植

4/7>畑づくり<牛フン+苦土石灰
4/18>畑定植<33株+α
4/18>株周りオルトラン粒剤散布
  防虫ネット(寒冷紗)モンシロチョウ対策
4/24>グリーンベイト粒剤散布
(ナメクジ、ダンゴ虫対策)

5月中>5,6回、竹酢希釈液散布
5/30>ニンニク入り竹酢希釈液散布
6/2>#1追肥(化成888)&手で土寄せ
防虫ネット撤去。ナメクジ駆除剤散布
6/3から毎日>ニンニク竹酢希釈液に自作唐辛子を添加。ニンニクのにおいと唐辛子の辛味で撃退必至 。と、思いきやゼーンゼーンだーめ!

2回目栽培
8/9>種まき<9cmポット56個
8/20>防虫ネット設置
8/21>オルトラン粒剤散布
8/28>チキチキバッタ襲来>オルトラン水和剤散布
9/4>アオムシ対策>オルトラン水和剤散布
9/8>庭栽培整備
9/10>害虫被害点検>20株撤去、残45株
9/13>7株定植<プランターと円形花壇
9/15>7株定植<方形花壇+9/27>1株定植
9/19>害虫被害点検>22株撤去、残23株
9/23>害虫被害点検>6株撤去、残17株
9/27>害虫被害点検>2株撤去、残15株
10/5>追肥(化成888)
10/22>寒冷紗撤去
10/23>方形花壇発育不全3株撤去>残12株
10/23&11/3>円形花壇の株各1株撤去>残10株
11/3>#2追肥(骨粉入り油粕)

1回目栽培
6/5>1
6/6>2
6/12>19
6/16>7
6/21>3
6/30>3
合計>35個

2回目栽培
合計>13個

総合計
48個

2回目栽培開始

秋まき耐病早生60日型白菜(サカタのタネ)の種をカーマで購入188円
 

8月9日>9cmポットに4〜5粒蒔き<28+28=56ポット

   

8月14日>苗づくりは順調だ(^o^)/<8月18日

植付け場所はジャガイモあと地のCブロック
(エビス栗カボチャのツルが這っている)

   
8月20日>モンシロチョウが苗の周りを飛んでいる
しまった!早速、ネットを張る。

どこからやってきたのか「チキチキバッタ」の
子供が白菜やキャベツを食べている。

ネットの目が10mm角のためチョウ類は
侵入出来ないが、バッタ類は小形なら容易に入れる

8月25日>ポット一つづつ葉を点検
白菜の芯部葉がクルクルと巻いている。

中に虫がいる(−−〆)
これら虫食いの苗を全て除去し、ポット植替え

さらに、根元にオルトラン粒剤を散布。
残った苗は60株

 

9月1日>連日の猛暑日は9月に突入しても衰える気配なし。そこで、庭栽培に活路を開くため花壇の整備。
東側円形花壇の土を全部取り出し、別の場所で新土と苦土石灰(約50g)を散布して混合し、天日干し。
花壇は陽当り改善のため、1mほど西に移動。

 

9月2日>チキチキバッタが葉を食べている瞬間をとらえる。

 
 
9月8日>沖縄で発生した台風9号が山陰沖の日本海を東進し、福井県敦賀に上陸したが、アルプス山脈に進路を阻まれ、あえなく消滅した。台風が日本海から福井県に上陸したのは気象庁観測史上初の出来ごとだった。
 

お陰さまで、この余波で我が町にも恵みの雨が降った。
しかし、この後再び残暑厳しいお天気に戻るとのことで、週間予報では1週間は雨がない。そこで、水やり不安解消のため、白菜とキャベツの庭栽培に向けて準備を行う。

 
 
円形花壇の隣にプランターを配置し、防虫対策用防護柵を配置。ゴーヤの栽培が終わったらプランターを円形花壇の向こう側にも置く。円形花壇3株、プランター各2株、合計7株栽培する予定。右側円形花壇(オクラ栽培あと)にはキャベツを栽培する。 苗は順調に生育している。
苗をモンシロチョウから守るため、自作防護柵にネットと寒冷紗を設置。
防護柵は高さ65cm、幅90cmのため防虫ネットは少なくても幅220cmなければならない。
市販ネットは網目3cmくらいならいくらでもあるが、網目1cmとなると幅が180cmと限定する。不足する部分を寒冷紗で補い、写真のように設置する。

 
9月10日>生育状況および害虫被害点検(白菜は中央部)
発育不全6株、虫食い4株、枯れたもの10株、計20 株廃棄
残ったもの45株
この内、15株を庭栽培するので、畑は3 0株植付けとなるが、
このままカンカラ乾天気が続けば植付け断念もある。
 
9月13日>プランター2個と円形花壇に7株植え付け(自作の防護柵に防蝶ネットを張る)
わずかではあるが、望みは庭栽培しかない。ただ、庭栽培したくてもプランターはゴーヤで空いていない。 今日、1個プランターを無理やり空けたが、残ったゴーヤ3株は厳しい残暑の日除け用としてまだ撤去できない。 庭で栽培中の苗はドンドン生育しており、いつまでも放置はできない。 かといってこのままカラカラ天気が続けば、水源のない畑には植付けできない。

そこで、残ったゴーヤ栽培のプランター3個を犬走り側にずらし、レンガで花壇を作る。
ここに、白菜を植える予定。

9月15日>10日、害虫を点検駆除したが、彼らの勢いは衰えを知らない。
ボロボロだ!
害虫対策として、網目1cmのネットをしたが、よく見ていると
小さな蝶は羽を閉じたとき進入している。
しかし、外に出るときはかなり苦労しているようすである。
それでも偶然羽を閉じたとき、脱出している。
今後は網目1cmのネットではなく寒冷紗で完全防御しなければならない。

ほぼ全滅状態であるが、
そのなかから比較的元気な苗7株を選定して新作レンガ花壇に植え付け。
その後、寒冷紗で蝶対策。

 
手前とトンネルが白菜(奥はキャベツ用のスペース)
残った苗30株は畑に植え付ける予定であるが、
点検駆除したはずの小さな虫はまだまだ居残っている。

そこで、オルトラン水和剤1000倍希釈液を散布。
特に、軟らかい芯部にはたっぷり散布。

防蝶ネットが効果なしなら防護柵に入れる必要なしと考え、試験的に表に放置する。こうなったら、殺虫剤駆除を徹底してみる。

昨日夕方からまとまった雨が朝方まで降った。
風は涼しげに秋の気配を感じさせる。
さすがにもう猛暑日はあるまい。
そろそろ畑への植付けを準備しなければ!
 
9月19日>芯食い苗の点検
最早、芯なし苗に望みなし22株廃棄
8株は芯部が残っているので、
しばらく様子を見るため、
防虫柵の中に配置

9月23日>植付け済の芯を食われた株は
絶望的だ!6株廃棄全部で48株廃棄
そこで、予備の株に植替え。
残りは2株であるが、
まだ危ない株があるので予備として確保

 

9月27日2株廃棄全部で50株廃棄

庭で15株栽培しているが、まだ芯部を食われているもの2,3株あり。
芯部を食われていてもそこから新しい葉が伸びている株もある。ガンバレー!

とにもかくにも今年は大失敗である。苗作りにおける最初の防虫対策を誤ってしまった。
 

10月5日>追肥<化成888を株元に散布し、土と混ぜ、株元に土寄せ。方形花壇10株
キャベツ同様、芯食い虫は根絶できていない。虫を手で駆除した後、念のためオルトラン水和剤を散布。

 
プランター2個の4株は順調であるが、
芯を食われた円形花壇の2株は風前の灯
   

10月22日>株もだいぶ強くなってきたので寒冷紗を撤去
今年も去年こぼれた種からコスモスが咲いた

レンガ花壇は虫食いの少ない株を植え付けたので、そろそろ巻き始めた。
この調子なら来月末には食べれそう(*^_^*)

 
生い茂った葉をかきわ分けて虫を探す。
いました(-_-メ)!さらに!お馴染みのナメクジ(@_@;)
 
10月23日>発育不全株3株を明日の兄弟昼食会の鍋料理に使うべく収穫 円形花壇の2株は瀕死状態。うち1株撤去


11月3日>#2追肥(株周りに骨粉入り油粕を散布し、土と混ぜ、株元に土寄せ)
円形花壇の1株に脇芽があるので取り除こうとハサミで切ったら、間違って本株だった(−−〆)
夕食の惣菜として、湯がいて味噌で甘く煮込んで食べる(^◇^)

   

11月6日>虫点検<カマキリの卵、産みつけてからまだ日が浅い

全体に黒っぽいカタツムリの一種。
見つけたのは玉下方の奥まったところであったが、写真撮るために外に出す。

       
11月8日>庭の白菜に尺取り虫が日向ぼっこしている。手で剥がそうとしてもしっかり葉をつかんで離さない 11月17日>同じく尺取り虫発見
   

12月2日>巨大ヨトウムシと巨大ヨトウガ発見。ヨトウガの写真を撮っている間にヨトウムシは取り逃がす(−−〆)

   

12月10日>庭の白菜が収穫時期を迎えた。
が、正月に孫となべ料理を食べる約束をしているのでそれまでお預けである。

12月28日>今年最後の写真
正月に孫と収穫祭する(^◇^)

年末年始は子供3家族で孫6人、全15人で鍋三昧であった(^O^)/これもひとえに白菜のおかげでした。非常感謝!
ただ2010年は猛暑対策として畑栽培を断念し、水やり自由の庭栽培のみとしたため15株しか植付出来なかった。
途中アクシデントもあり、結局残ったのは10株のみ。正月にほとんど食べてしまい、孫に持っていかせるものがなくなった。
それでもまだ庭には小振りながら4株楽しみが残っています(*^_^*)
 
2011年2月2日>プランター3株、円形花壇1株 方形花壇の5株は年末年始で平らげました(^◇^)
2月23日>残り2株、手前の巨大白菜は25日収穫 2月25日>収穫。小玉が1株残る。

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好きな食べ方

@ 白菜の食べ方は時節柄「鍋」がほとんどです。

私の好きな食べ方は、鍋に豚肉と白菜だけを入れ、ポン酢でたべます。白ワインを飲みながら、白菜1玉を2時間くらいかけて平らげます(^O^)

 

A 農協で「白菜漬の素」を買ってきた。3日で漬ける簡単漬物です。
さっぱりして結構美味しい。取れたての無農薬白菜を次のように加工??します。最後に唐辛子を刻めば最高!!

   

B 煮味噌も大好物です。
白菜の甘みと味噌のコントラストが
たまりません。

C あらじおで1日漬け込み、桃屋の「キムチの素」をふりかけて食べる。
漬け込んでいないので歯ざわりシャキシャキして美味い。

 

D 本格的な白菜漬けに挑戦しました。4個漬けます。作業日>2008.12.27
ばあさんの家から、今は使用されていない漬物のカメを、八百領であら塩を買う。

     

虫がいっぱい居るので、葉を一枚一枚きれいに洗い、
少し水切りしてから、あらじおを振りかけながらカメに納める。

 
と、様子を見ていたばあさんがやってきて、「そんな一枚一枚漬けなくても、四つ切でいいよ」と、アドバイスしてくれた。
ここまで、2個分をバラバラにしてきたが、残り2個は四つ切りで漬けてみた。
 
きれいに洗ったあと、
少しの時間水切り。
塩と唐辛子をまぶしながら漬け込んでいく。
一枚一枚の白菜全部をカメから出し、
四つ切りを先にカメに納める。

弟夫婦がやってきて、ユズの皮を入れると、
風味が増すというので、庭にあるユズを1個ちぎり、
手で皮をもぎ取り白菜の上にばら撒く。

 
一枚一枚の白菜もカメに全部納め、唐辛子をたっぷりふりかけて
ブロックを2個、重しとして載せる。翌日には、
右の写真のように水があふれてくる。
この水は捨てずに、なおも引き続き漬け込む。
12月29日(2日目)
ずいぶんと水が出てきた。
 
隣近所の皆さんにも差し上げ、飲み会にも持っていき、最終的に2束ほど残る。
うっかりそのまま放置しておいたら、3月頃、異様な匂いと酸っぱさで、食べにくい。
春の暖かさで発酵してしまったようだ!やむなく、廃棄した!もったいない!
 
E ミニ白菜のあんかけ(2010.2.18)

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