痴呆とともに 2015年 〜2017年
2015年 | 1月 2月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月特養入所 | |||||
2016年 特養1年目 |
2017年 95歳 5月18日他界 |
2017年看取り奮闘記 |
||||
1月 | 2月 | 3月 | 4月@ 4月A 4月B | |||
|
|
|
|
デイサービス 5年目 | ショートステイ 2年目 |
|
|
30、2014年12月30日(火)〜2015年1月7日まで(8泊9日)(K)
体調>血圧137/68(測定日1月7日) 体重>入所時38.5Kg、退所時Kg(服着用状態) 態度> @ 排便>中量2回、大量2回 A 日中> (1)元旦祭に参加し、お雑煮とおせちを食べました。参加中は良くしゃべりよく笑っていた。 (2)機嫌の浮き沈みが激しい日があり、話の途中で突然怒り出したり、入浴時の抵抗が激しいこともあった。 B 夜間>18時頃から就寝することが3日ほどあったが、独り言もなく朝まで良眠している。
<私からの連絡事項> 年末年始の介助ありがとうございました。お陰で子供家族(孫7人)と共に年始を過ごすことが出来ました。今年もよろしくお願いします。 2015年1月7日 記
|
|
31、2015年1月9日(金)〜1月17日まで(8泊9日)(K)
<利用中の様子> 体調>血圧148/95(測定日1月17日) 体重>入所時35Kg、退所時Kg(服着用状態) 態度> @ 排便>9日パット内に1回、15日トイレで中量2回。 A 日中>(1)食事で、食べこぼしが目立つ (2)昼夜の区別なく独り言が目立ち、突然怒ったり笑ったりすることがある。 B 夜間>独り言は目立ったが、トイレに起きることなく朝まで良眠している。
<私からの連絡事項> @ 快食快便の様子ありがとう! A 昨年までと比べ、非常に穏やかに過ごしているようで嬉しい限りです。 B 妄想に寄る独り言や暴言も以前と比較し少なくなっている。皆さんの介護の賜物と感謝いたします
32、2015年1月19日(月)〜2月7日まで(19泊20日)(F)
<利用中の様子> 体調>血圧153/89(測定日2月7日) 体重>入所時37.4Kg、退所時38Kg(服着用状態) 日中の様子> @ 排便>20日トイレで普通便多量、21日トイレで軟便多量、21日と29日パットに軟便少量 2月1日パットに軟便中量、トイレにも軟便多量、5日トイレに普通便多量 夜中の排尿はパットが多く、失禁も見られる。
A 食事>摂取量は5〜9割。食べこぼしが目立つ B 会話>他利用者や職員にも話しかけること多く、陽気に振舞っていた。 【ここはどこだ?】、『武豊ですよ』、【送ってくれるかね?】 息子さんの名前を呼び、【皆にお世話になります、そろそろ帰らせてもらえんか?】 味噌汁で汚れた衣服を交換するとき【私に貸してくれるのかね】【ありがとね〜】 テレビを見ながら【いいねー!安いね!】 他利用者に【こんないい所はないよ!お礼を言わないといかん】 おやつ時、ケーキが視界に入ると【いいですか?悪いねー】 C 独り言>昼夜の区別なく独り言が目立ち、突然怒ったり笑ったりすることがある。 目の前の雑誌に【これはどういうものだ!】、【どうしてここに居るか?】 D その他>レクのボール遊びをとても楽しんでいた。
夜間の様子>(1)一度も起きることなく良眠>10日間(2)トイレ起床>9日間 (3)独り言>4日間
<私からの連絡事項> @ 快食快便快眠で言うことなし(#^.^#) A 排泄は少しずつトイレからオムツやパッドに代わってきました。 しかし、自分の意思でトイレすることが大変ではありますが本人のためではないかと思います。 お世話になりました!2015,5.4 記 2015年1月〜2月おしまい ページトップ |
|
33、2015年2月7日(土)〜2月21日まで(14泊15日)(K)
<利用中の様子> 体調>血圧140/79(測定日2月21日) 体重>入所時34Kg、退所時??Kg(服着用状態) 日中の様子> @ 排便>7日トイレで多量、9日トイレで中量、11日下痢便多量、13日普通便多量 15日普通便多量、19日排便 A 食事>摂取量は8〜10割。 B 会話> 【鼻水が出るから】<熱はなかった。昼食が【固くて食べれん】、【お茶が欲しいな】 【家に帰る】、 息子さんの名前を呼び、【皆にお世話になります、そろそろ帰らせてもらえんか?】 味噌汁で汚れた衣服を交換するとき【私に貸してくれるのかね】【ありがとね〜】 テレビを見ながら【いいねー!安いね!】 他利用者に【こんないい所はないよ!お礼を言わないといかん】 おやつ時、ケーキが視界に入ると【いいですか?悪いねー】 C 独り言>5日間 D その他>大声、怒り口調、穏やか、落ち着かない、椅子の着座姿勢が傾斜、本人希望により部屋で休む、笑顔、ご機嫌、不機嫌
夜間の様子>(1)良眠>13日間(2)トイレ起床>12日間(3)独り言>1日間
<私からの連絡事項> @ 快食快便快眠、ありがとう<m(__)m> A 夜間の独り言が激減しているのは、ストレスが少ないからだと思います。 我儘な母に振り回されて申し訳なく思います。よろしくお願いします。 2015,5.16 記
|
34、2015年2月21日(土)〜4月1日まで(39泊40日)(F)
<利用中の様子> 体調>血圧160/96(測定日4月1日) 体重>3/8時39Kg、退所時39.5Kg(服着用状態) 日中の様子> @ 排便>2月23日普通便多量2回 3月6日中量・パット内少量付着 15日普通便 19日8:30〜10:30普通便多量・下痢便中量 21日8:30〜18:00普通便多量2回・中量1回 22日下痢便多量・軟便中量 24日下痢便中量1回・少量2回 26日4:30〜18:00>普通便多量・下痢便中量1回・少量4回 27日7:00〜15:30>未消化便多量1回・中量2回・少量1回 29日8:30〜16:30>普通便多量1回・軟便中量1回・下痢便中量・少量各1回 30日4:30〜7:00>未消化便中量1回・軟便中量
A 食事>主食3割(朝食3回)〜10割摂取、副食1・2割(昼食2回)〜10割摂取 B 会話> 【ここはどこかねー】、【そうかー】、食事のお膳を見て【大ごちそうだ】と笑う。 入浴後【気持ちがいいね】、夕方【もう帰るよ】と怒り気味、独り言を喋りながら【どうしたんだ】と大声で笑う、声掛けする前に【トイレに行きたい、連れてって!】 他の利用者が話している時【うるさい!】と怒る トイレの声掛けで【今はいきたくない】と拒否、 昼食時【まぁええ、あんたが食べやぁ】と拒否、 C 独り言>12日間<【何やってるだーまだこんのか】と怒っていた。 怒った口調で【ケンカだ、ケンカだ】 D その他>大声、大笑い、怒り口調、穏やか、周囲の人に話しかける、笑顔、入浴拒否、活気あり、ご機嫌、不機嫌、TVのラジオ体操で一緒にまねして身体を動かす。
夜間の様子>(1)良眠>27日間(2)トイレ起床>15日間(3)独り言>10日間
<私からの連絡事項> 長期間の介護ありがとうございました。 @ 3/19から排便が異常ではなかったか?特に21日、24日、27日、29日は終日排便しており心配ではなかったですか?原因が何だったのかコメントがないので不思議です。 A にもかかわらず、快食・良眠の日々!!皆さんの介助に感謝いたします。 2015,5.23 記 2015年2月〜3月おしまい ページトップ |
35、2015年4月1日(水)〜4月13日まで(12泊13日)(K)
<利用中の様子> 体調>血圧154/87(測定日4月13日) 体重>??Kg、退所時??Kg(服着用状態) 日中の様子> @ 排便>4月1日11:00下痢便多量(パット内) 2日13:00中量(パット内) 3日8:30、13:00、14:00下痢便3回(パット内) 4日10:00普通便中量(パット内)、少量(トイレ) 11日8:00、10:00中量(トイレ介助)
A 食事>主食、副食ともに5〜10割摂取 B 会話> 機嫌良く【幸せだなぁ〜】。職員に【大変だねー】と声掛け。 入浴時、【温かくて気持ち良いね】と笑顔だった。 昼食後【寝ようかね】といい、午後はずっと昼寝していた。 ココアを飲んで【おいしい】と喜ぶ。 昼食時、イチゴを見て【食べていい?】と楽しみしていた。 食事を【美味しいね】といい、たくさん食べた。 職員に【神戸に居た頃は良くコーヒーを飲んだんだよ】と教えてくれた。 また、おやつを【美味しいね】と何度も話していた。 昼食時【魚が美味しいね】といい、完食した。 C 独り言>2日間 D その他>センサーマット反応、穏やか、周囲の人に話しかける、笑顔、入浴拒否、活気あり、ご機嫌、不機嫌、TVのラジオ体操で一緒にまねして身体を動かす。
夜間の様子>(1)良眠>6日間(2)トイレ起床>5日間(3)独り言>2日間
<私からの連絡事項> @ 報告事項の未記入が目立つ。 (1)入退所時の体重、(2)夜間の利用状況2日間、(3)7日の食事摂取量、(4)8日の排泄状況 2015,5.23 記
36、2015年4月13日(月)〜4月29日まで(16泊17日)(F)
<利用中の様子> 体調>血圧162/100(測定日4月29日) 体重>??Kg、退所時??Kg(服着用状態) 日中の様子> @ 排便>4月17日20:30軟便多量(1週間ぶりの排便) A 食事>主食、副食ともに5〜10割摂取。昼食拒否1回 B 会話> 隣の他利用者と話ししていたが、会話が成り立っていなかった。 C 独り言>5日、帰宅願望>2回 D その他>傾眠、キャラバン隊と一緒に歌を歌う。他利用者や職員と談笑。他利用者と談笑していたが突然怒り出し、怒鳴る。フロアにてのんびり過ごす。朝から傾眠と身体の傾き見られ、脱力状態が続いた。
夜間の様子>(1)良眠>8日(2)トイレ起床>5日(3)独り言>4日 寝る気配なく何回か自室に誘導するも拒否し、ソファで朝まで睡眠。 <施設からの連絡事項> 利用中、ご家族皆さんで施設にお越しいただき、お花と衣類をいただきありがとうございました。
<私からの連絡事項> @ 4月15日午後、ゾロゾロとお邪魔しました。オバアチャンの様子が拝見でき子供たちも安心したようです。母親を亡くして今後に大きな不安があるなか、皆様の介護のおかげでバアさんが元気に過ごしていること、とても有り難く感謝申し上げます。ただ、今後益々介護が難しくなります。体調に留意され、お仕事されるようお気をつけください。 A 傾眼とはどのようなものですか? B 25日〜28日までの利用状況がありません。
2015年4月おしまい ページトップ |
37、2015年4月29日(水)〜5月14日まで(15泊16日)(K)
<利用中の様子> 体調>血圧140/53(測定日5月14日) 体重>??Kg、退所時??Kg(服着用状態) 日中の様子> @ 排便>5月2日20:00軟便中量(2週間ぶりに排便)、3日16:30中量、 4日13:00&15:00中量2回、6日11:00下痢便多量、11日15:30多量
A 食事>主食、副食ともに5〜10割摂取。昼食拒否2回 B 会話> 隣の他利用者と話ししていたが、会話が成り立っていなかった。 C 独り言>3日、帰宅願望>1回、センサーマット反応> D その他>トイレへの歩行でふらつきあり、職員の介助でしっかり歩行。 食事で「おいしいね」と、笑顔が多く見られた。 入浴後、「気持ちよかった」と、笑顔が多かった。 昔の話をしたり、職員へも気さくに喋っている。
夜間の様子>(1)安眠>5日(2)トイレ起床>3日(3)独り言>2日 (4)センサーマット反応あり>5日、 寝る気配なく何回か自室に誘導するも拒否し、ソファで朝まで睡眠。 <施設からの連絡事項> 5月8日より居室に簡易トイレ(ポーター)設置したが、トイレの認識なく、今までのトイレで済ます。
<私からの連絡事項> @ 排便は4日に1回のペースで落ち着いている。 体重の測定記録はないが、35Kg〜39Kgの間を排便サイクルで上下している物と思う。 A 身体を支えられ我が家の玄関アプローチの段差をもろともせず歩ける姿に驚嘆!! 元気いっぱいなのは嬉しいが素人の介助が難しくなってきた。 正直、困っています。 2015年5月16日(土)ショートステイに出かける日の朝の様子
台所に出てこないので、朝食を部屋に持って行く。 夜中、オシッコしたのかズボンを下したまま紙パンツ丸出しで食事している。 とにかく、食事が大事!なりふり構わぬ態度にただただ感服するのみ(*^^)v 昔はこんなんではなかった! 見栄を第一とし、世間に対しては自分の生きて来た人生が如何にみんなとは違うものであったか!を、自慢するわけでもなくひけらかす(*^^)v絶妙な会話術があった。 この話術は今も健在で、これが鼻もちならないのである。
38、2015年5月16日(土)〜6月1日まで(16泊17日)(F)
<利用中の様子> 体調>血圧148/83(測定日6月1日) 体重>42Kg、退所時39Kg(服着用状態) 日中の様子> @ 排便>5月16日10:30下痢便多量(5日ぶりに排便)、18日18:30軟便パット付着、 23日4:30中量&13:00多量、27日18:30排便、29日7:00軟便中量
A 食事>主食、副食ともに5〜10割摂取。 B 会話> 職員の顔を見るたびに「うちに帰る」と言っていた。 体調良好でカラオケしたが、音が大きすぎると「うるさい!」と怒っていた。 「トイレに行きたい」という訴えがよくある。 C 独り言>5日、帰宅願望>2回、センサーマット反応> D その他>トイレに行った後、すぐに「しっこがしたい」と、言うことがあった。 寝不足の翌日はウトウトすることが多く、怒ることもなく良眠している。 笑顔も多く、落ち着いていた。 夜間睡眠不足の時は起床が遅く、朝食は昼前頃になるが、それでもゆっくり全量食べる。 機嫌が悪くなると、帰宅願望が起こる。 日中穏やかに過ごすことが多い。 入浴後、気持ち良いのか?疲れたのか?独り言もなく静かに過ごす。
ワンちゃんセラピーの様子
夜間の様子>(1)安眠>12日(2)トイレ起床>2日(3)独り言>6日 (4)センサーマット反応あり>日、 自室で独り言を喋っていたが1:30頃起きてきてそのまま朝までフロアで過ごす。 夜間2時頃まで起きていることが多く、あまり寝ていない様子。 ソファで寝ているので、自室に案内すると怒っていたが、その良眠 <施設からの連絡事項> 5月8日より居室に簡易トイレ(ポーター)設置したが、トイレの認識なく、今までのトイレで済ます。
<私からの連絡事項> @ 血圧が高めだということは元気いっぱいと言うことでしょうか! 体重も40Kgにまで回復し、BMIも理想状態である。 皆さんの昼夜たがわぬ介護の賜物と感謝します。 ただ、元気が空回りしており、またその自覚もないことが何とも残念である。 2015年5月おしまい ページトップ |
39、2015年6月1日(月)〜6月14日まで(13泊14日)(K) |
<利用中の様子> 体調>血圧134/71(測定日6月14日) 体重>??Kg、退所時??Kg(服着用状態) 日中の様子> @ 排便>6月1日14:00多量(トイレ)、7日13:00パット内&18:00トイレで下痢便多量、
A 食事>主食、副食ともに2〜10割摂取。 B 会話> 日中はフロアで職員や他利用者と一緒に過ごすことが多く会話もしているが、 時々かみ合わないことがある。 C 独り言>1回、帰宅願望>0回、センサーマット反応>0回 D その他> 飲み物の器を上手に持つことが出来ず、こぼしてしまうことあり。 布団に横になって休んでいることもある。 笑顔も多く、大きな声で元気よく話をしていた。 起床の遅いことが多く、朝食が遅くなるので昼食の量が減ることも多い。 要らないと言ったときはおにぎりなどを出す。
夜間の様子>(1)安眠>9日(2)トイレ起床>2回(3)独り言>3回 (4)センサーマット反応>0回、 自室で独り言を喋っていたが1:30頃起きてきてそのまま朝までフロアで過ごす。 夜間2時頃まで起きていることが多く、あまり寝ていない様子。 ソファで寝ているので、自室に案内すると怒っていたが、その後良眠
<施設からの連絡事項>特になし <私からの連絡事項> @ 快食快便快眠で体調は絶好調のようです。ありがとう!! A 施設間の連係ありがとう1! |
2015年6月14日<帰宅準備> | |
11時頃帰宅するので夏バージョンの寝具設定。夜、添い寝できるように隣に布団を敷く。 | |
自室に簡易トイレを設置しているが、自分ではこれをトイレだと認識していないので、「オシッコ」したいときは必ず、正規のトイレに向かって進む。しかし、今ではその場所がはっきり分からなくなっており、廊下をウロウロ這いずり回っているだけとなった。居間で声をかけると、その声の方向に向きを変えてやってくるが、這っている間にズボンがずり落ち、紙パンツ丸出しとなる。 | |
バアさん二十面相 | |
2015年6月15日(月)>今年初のデイサービス利用
40、2015年6月16日(火)〜7月10日まで(24泊25日)(K)
<利用中の様子> 体調>血圧142/80(測定日7月10日) 体重>Kg、退所時Kg(服着用状態) 日中の様子> @ 排便>6月1日14:00多量(トイレ)、7日13:00パット内&18:00トイレで下痢便多量、
A 食事>主食2〜10割摂取、副食3〜10割摂取。 但し、朝食>1回欠食、2回副食のみ欠食
日中はフロアで職員や他利用者と一緒に過ごすことが多く会話もしているが、
時々かみ合わないことがある。
C 独り言>2回、暴言>0回、帰宅願望>0回、センサーマット反応>0回 D その他> 飲み物の器を上手に持つことが出来ず、こぼしてしまうことあり。 布団に横になって休んでいることもある。 笑顔も多く、大きな声で元気よく話をしていた。 起床の遅いことが多く、朝食が遅くなるので昼食の量が減ることも多い。 要らないと言ったときはおにぎりなどを出す。
夜間の様子>(1) 安眠>19日、(2)トイレ起床>1日、(3)失禁>1日、(4)独り言>4日 (5)センサーマット反応>0日、
自室で独り言を喋っていたが1:30頃起きてきてそのまま朝までフロアで過ごす。 <施設からの連絡事項> 日中はフロアにてテレビを見たり、職員と笑顔で話したり過ごしている。 食事はとても喜こんで全量食べることが多い。そのほか体調は変わりなく過ごしている。
<私からの連絡事項> @ 摂食状況は良好のようですが、箸や茶碗など食器をどのように扱っていますか? A 夜間の態度ですが「お変わりありません」というのは、どういう状態でしょうか?大体の定義を教えてください。 |
|
2015年6月おしまい ページトップ |
|
2015年7月11日(月)>今年2度目のデイサービス利用
12日朝、居間で爆睡中のバアさん
|
||||
|
||||
41、2015年7月12日(日)〜8月2日まで(21泊22日)(K) | ||||
<利用中の様子> 体調>血圧161/96(測定日8月2日) 体重>Kg、退所時Kg(服着用状態)
日中の様子>
@独り言>1回、A暴言・大声・怒り>2回、B帰宅願望>0回、 Cセンサーマット反応>1回、D失禁>5回、E排便>5回、 F食事未摂取>朝食2回、G食事摂取量>主食4〜10割、副食7〜10割。
行動と言動> @同じテーブルに座った利用者と会話していた。 A「お腹がすいたな」と、独り言。「お腹すいてたから全部食べたよ」 B入浴時「とても気持ちいいね」と喜んでいた。 Cテレビ前の机に座り熱心に見ていた。 D職員の顔を見て笑顔で話しかけていた。 Eトイレ訴えあったが出なかった。昼食のBBQを喜んでいた。 Fトイレの訴えがあまりないので定期的にトイレ介助した。 Gおかずの食器をお茶を入れて洗っていた。 H朝、センサーマット反応があったが、自分で起きてきた。 Iトイレまで歩いて行ったが、帰りに歩行が不安定であった。 J立位を取った時、身体が傾くことがあった。 Kトイレの訴えが少なく失禁していることがある。 L朝、起床が遅れることが増えてきた。
夜間の様子> @独り言>2日、A暴言・大声・怒り>0日、B帰宅願望>0日、 Cセンサーマット反応>0日、D失禁>1日、E排便>4回、 F食事未摂取>0回、G食事摂取量>主・副とも8〜10割 H安眠>16日、I不就寝>1日、Jトイレ起床>3日、
行動と言動> @体動なくよく休んでいる。夜間、一度も起きることなく良眠している。 A夜中3時、トイレのため起きてきた。パッド交換したが排尿なし。 B19時から朝までずっと起きていた。 C夕食中眠ってしまい、そのまま朝まで眠っていた。 |
||||
|
||||
<施設からの連絡事項> ご利用中の様子ですが、日中はフロアにて過ごされておりました。食事の時、箸を上手に使ってはいますが、茶碗をもつことはあまりありません。夜間の「お変わりありません」というのは、朝までほとんど体動がなく、よく眠っていた。という状態のことです。
<私からの連絡事項> @ トイレ介助を的確にやっていただいているようで感謝します。 A 夜間ほとんどが静かに寝ていること、驚きです。(22日中、14日間) |
||||
|
||||
2015年7月おしまい ページトップ |
||||
|
2015年8月3日(月)>今年3度目のデイサービス利用
42、2015年8月4日(火)〜9月2日まで(29泊30日)(K)
<利用中の様子> 体調>血圧116/77(測定日9月2日) 体重>Kg、退所時Kg(服着用状態) 日中の様子> @独り言>4回、A暴言・大声・怒り>2回、B帰宅願望>2回、 Cセンサーマット反応>1回、D失禁>1回、E排便>6回、 F食事未摂取>朝食3回、G食事摂取量>主食2〜10割、副食3〜10割 K昼寝>3回
行動と言動> @何かに怒って声を荒げることあり。 A朝食がおいしいと笑顔あり。 BTVを熱心に見ていた。時々大きな声で独り言。 C午後、居室で1時間ほど休むことがあった。 D起床時、声掛けするも起床できず、朝食抜き。 E横の人のおやつを食べようとした時があった。 Fジュースをこぼした。 G11日から声枯れ、咳、鼻水などがあり体温は最高38.8℃ H起床時、眼が覚めずボーとすることが多かった。 I体温が36℃代に安定したら、ボーとしたり仮眠したりが減り、食事摂取も回復した
夜間の様子> @独り言>1日、A暴言・大声・怒り>1日、B帰宅願望>0日、 Cセンサーマット反応>0日、D失禁>1日、E排便>6日、 F食事未摂取>1日、G食事摂取量>主食3〜10割、副食3〜10割 H安眠>19日、I不就寝>0日、Jトイレ起床>0日、 その他>発熱38℃以上1回、その後昼夜で37℃超え多発
行動と言動> @体動なくよく休んでいる。一度も起きることなく良眠している。 A夜中2時半まで居室で大声を出していた。 B24時から居室内でしゃべっていた。 C夕食時良く眠っており未摂取、そのまま朝まで眠っていた。 D夜間検温37℃以上が1週間続いたが、朝まで寝ていた。
<施設からの連絡事項> ご利用中、発熱の際はご通院ありがとうございました。ご通院後くすりを服用して頂き様子確認しましたが熱も下がり、今は熱もなく咳や鼻水もなく元気に過ごしておりました。 食事もよく食べ、排尿も確認できています。夜間については布団の上で朝までよく休んでおり、ほとんどトイレに起きることがありません。最近の状態や状況については先日、お話しさせていただいた通りです。
<施設からバアさんの発熱原因調査のため主治医の検診を受けるよう要請された状況> 13:30、施設から電話あり。 バアさんが昨日から体温37.8℃、咳き込み、食欲不振などの症状があるため、医師の診察を受けて欲しいとのこと。さらに、明日からお盆なので病院が休みになるため、今日しかないと言うことで、長男に手伝ってもらい、施設にバアさんを迎えに行く。 長男を玄関口で待たせ、バアさんを連れ出しに向かう。
バアさんは3階のホールで車椅子に座っていた。私の顔を見て嬉しそうに笑う。 職員がそのまま車椅子を動かしてエレベーターで1階に降り、玄関口まで出る。と、ここで職員が車椅子から手を離した。どうやら、責任は施設の中までのようだ! “一歩外に出れば家族に引き渡す“ということか^^;
長男にドアを開けさせ、体重37Kgのバアさんを脇を抱えて引き上げ、後ろのシートに乗せなければならない。長男の車はポルテとは異なりシートの高さが高いのでそこに座らせることは至難だ!
バアさんはすっかり身を預けているので、死人を抱き上げているようなもので、重いのなんのって! 私が座席に座り、バアさんの脇を抱え、尚志が両足を持って車内に納める。バアさんの体勢は横向きになっているので座れる状態ではない。そこで、そのまま座席に横向きに寝させる。 この状態ならシートベルトの必要がない。私はバアさんの隣に座り、バアさんの顔を見ながら、いろいろ喋りながら病院に向かう。
17:00、車を救急車停車場横に停め、長男と抱き上げて裏から病院に入る。待合所に座らせ、受付し、問診用用紙に所要事項記入する。と、体温計を渡された。3か月前は動き回るので正確に測定できなかったが、今は大人しくしてくれているので問題ない。 こういうところが年齢なのであろうか?!?>37.1℃ 待つこと15分、初めて見る若い先生であった。が、いろいろ質問されても施設の人間ではなく、詳しいことを聞いていないので、知っている事(体温、咳、痰)について報告する。 医師は心拍、心音、口内など診察して、「特に異常はない」と、言いきった。 「咳止めを処方しておきます」ということで、大げさなことにならず終わった。
バアさんを車椅子に乗せ、清算するまで待つ。バアさんは以前からこの待ち時間が耐えられないようで、しばらくすると「もう帰る!」と、しつこく訴える。何度も何度も訴えるのでたまらない。 清算して処方箋をもらい、私が薬局で薬をもらうまで、長男とバアさんは病院の待合室で待つ。 薬をもらい、待合室で待つ車椅子のバアさんをひきだして車に乗せ、車椅子を病院に返却して帰宅。
17:45、薄暗くなってきた。 施設に戻り、バアさんを車椅子に乗せ、玄関に入り受付に連絡するとショートステイの職員が飛んできた。「よろしくお願いします」と、処方薬を渡し、帰宅。 2015年8月おしまい ページトップ |
2015年9月3日(木)>今年4度目のデイサービス利用
43、2015年9月4日(金)〜10月1日まで(29泊30日)(K)
<利用中の様子> 体調>血圧116/77(測定日10月1日) 体重>??Kg、退所時??Kg(服着用状態) 日中の様子> @独り言>3回、A暴言・大声・怒り>1回、B帰宅願望>0回、 Cセンサーマット反応>0回、D失禁>5回、E排便>9回、 F食事未摂取>0回、G食事摂取量>主食9〜10割、副食8〜10割 K昼寝>2回
行動と言動> @フロアで大きな声でお話ししていた。怒っている時もあった。 A朝食 後、フロアでボーとしていることがあった。 BTVを熱心に見ていた。朝食後、DVDを見て過ごす。 フロアのソファー座りTVを見ていたが、時折ウトウトしていた。 C外をながめていることが多かった。 D昼食時、食べ残しなく綺麗に食べていた。独り言が多く手が停まっていた。 E隣の他利用者によく話かけていた。 F時々飲み物をこぼしていた。 珈琲をこぼした時、「私がこぼしちゃった。ごめんなさいね」と謝っていた。 G朝から活発に独り言を喋っていた。 H朝、目覚めが悪く、9時頃起床した。 I職員に息子さんの話をしてくれました。次男さんのお話をしてくれた。 J独り言を喋っていることが多かった。 Kトイレ介助では、しっかりと立位が取れていた。
夜間の様子> @独り言>1日、A暴言・大声・怒り>1日、B帰宅願望>0日、 Cセンサーマット反応>0日、D失禁>1日、E排便>6日、 F食事未摂取>1日、G食事摂取量>主食0〜10割、副食5〜10割 H安眠>23日、I不就寝>0日、Jトイレ起床>1日、
行動と言動> @一度も起きることなく良眠している。 A夜中 に一度トイレ起床したが、その後は静かに寝ていた。 Bずっと大声で叫んでおり、あまり寝ていなかった。 C
<施設からの連絡事項> ご利用中の様子は別紙参照してください。 日中・夜間共に落ち着いて過ごしている。夜間はほとんどトイレ起床なく、朝まで休んでいる。 日中は時折、トイレの訴えがあり、便座に座ってもらうことがあったが、以前に比べるとトイレの訴えも少なくなっている。
<私からの連絡事項> @ 排便について>5日から16日まで11日間出ず、22日から毎日下痢便様が5日間続いている。 このようなことの原因は何でしょうか? A あまり動かない毎日ですがこの状態で3度の食事は過剰ではありませんか? B 排便や食事摂取状況から体重などの変化を調査して欲しい。 2015年9月おしまい ページトップ |
2015年10月2日(金)>今年5度目のデイサービス利用
44、2015年10月3日(土)〜11月1日まで(29泊30日)(K)
<利用中の様子> 体調>血圧130/68(測定日11月1日) 体重>??Kg、退所時36.8Kg(服着用状態) 日中の様子> @独り言>7回、A暴言・大声・怒り>6回、B帰宅願望>1回、 Cセンサーマット反応>0回、D失禁>0回、E排便>8回、 F食事未摂取>2回、G食事摂取量>主食3〜10割、副食4〜10割 K昼寝>7回
行動と言動> @午前中余り活気なかったが午後から職員に話しかけていた。 A9時半頃起床。朝食を提供するも手をつけなかったことあり。 B朝食を他利用者と一緒に食べ、牛乳を「おいしい」と言っていた。 C独り言、帰宅願望多く、車椅子から降りようとする姿あり。 D眠そうにすること、大きな声で叫ぶことなどあった。 Eみんなとテレビ見たり、話ししたり、落ち着いて過ごす。 F起床時からボーとしていることがあり、午後より休んだことあり。 G独り言を喋っていることが多かった。 H食事やおやつ時に「お茶を頂戴」など水分をよく摂っていた。 I自ら他者に声掛けする姿があり、笑顔も多くあった。 J他者が体操をしているとき「やかましい!」と怒ることあり。 Kフロアーのソファに座り、ゆったりすることが多い。 しかし突然、「帰ろうか?」と大声出したり、独り言をしたりする。
夜間の様子> @独り言>3日、A暴言・大声・怒り>0日、B帰宅願望>0日、 Cセンサーマット反応>0日、D失禁>0日、E排便>0日、 F食事未摂取>1日、G食事摂取量>主食8〜10割、副食8〜10割 H良眠>25日、I睡眠不足>4日、Jトイレ起床>0日、
行動と言動> @大方は変わりなく、朝まで静かに休んでいた。 A時折、独り言や何やらゴソゴソしていることがあり、あまり寝ていないこともある。
<施設からの連絡事項> ご利用中の様子は別紙参照してください。 連絡帳の記入ありがとうございます。 @ についてですが、食事は毎食よく食べますが、しばらく排便がないとやはり食べたものはお腹に溜まっているため一度出ると排便が続く利用者はほかにもいます。 A 3食しっかり食べておりますが特に体重が増えていることもなく、大丈夫だと思います。また、栄養士により一日当たりのカロリーを計算され献立が立てられているため余程大丈夫だと思いますが、体重が増えたりするようなら一度食事摂取量を考えた方が良いです。
<私からの連絡事項> @ 独り言や怒鳴り声は増えているが、帰宅願望は激減している。居心地が良いのか?悪いのか?よく解らない A センサーマット反応、失禁はゼロで夜間のトイレ起床もない。静かすぎてこわい!! B 8月以降昼寝が増えている。10月はうたた寝が多い。生活環境が快適なのでしょう! ありがとう! |
|
||||||
2015年10月おしまい ページトップ |
||||||
2015年11月2日(月)>今年6度目のデイサービス利用<これが最後のデイサービス
45、2015年11月3日(火)〜11月23日まで(20日)(K) ショートステイ予定は12月2日までの28泊29日であったが、11月23日で終了した。 バアさんは11月24日から正式に特養に入所することとなった。 従って、ショートステイは今回が最後となる。
<利用中の様子> 体調>血圧116/65(測定日11月3日)
体重>??Kg、 日中の様子> @独り言>2回、A暴言・大声・怒り>2回、B帰宅願望>1回、 Cセンサーマット反応>0回、D失禁>0回、E排便>5回、 F食事未摂取>2回、G食事摂取量>主食7〜10割、副食7〜10割 K昼寝>0回
行動と言動> @笑顔多く、楽しそうに話をしている。 A朝食時、良く眠っていたので遅めの朝食でしたがたくさん食べました。 B声がれがあり体温測ったところ37℃あったので休んだところ回復しました。 翌日は平熱で体調に異常はなかった。 C独り言や暴言や大声で起こることは大変少なくなった。 Dおやつの時間に離床を拒否したので少し後で食べてもらった。 E飲み物を飲みながら「美味しいな」と、何度か言われた。 Fトイレの訴えでトイレ介助したが、立位がうまくいかないことがあった。 G他利用者に【きょう家に行くかね?」と話したり、くしゃみをした姿を見て気にかけていた。
夜間の様子> @独り言>0日、A暴言・大声・怒り>0日、B帰宅願望>0日、 Cセンサーマット反応>0日、D失禁>0日、E排便>1日、 F食事未摂取>0日、G食事摂取量>主食8〜10割、副食7〜10割 H良眠>19日、I睡眠不足>4日、Jトイレ起床>1日、
行動と言動> @変わりなく朝までよく休んでいる。 A
<施設からの連絡事項> 連絡帳の記入ありがとうございました。 @ 現在、全く帰宅願望がなくなったわけではなく、時折【いつ迎えに来る?】など訊いてくることがあります。「今日は迎えには来ない」と伝えると落ち着いております。 A 以前に比べ確かにセンサーマットの反応はほとんどなく、よく眠っている。 こちらでは夜間2時間に1回訪室し、良く眠っているか確認しています。 少し体力も落ちてきていると考えられます。 Bこちらでの生活期間も長いため施設での生活に慣れてきたのかもしれません。 夜間も良く休んでおり、食事も良く食べているため、日中は本人の体調に合わせて横になることもある。特養へ入所ということで、今までショートステイでのご利用ありがとうございました。
<私からの連絡事項> 2014年3月11日から再開したショートステイは2015年11月23日までで45回となった。 「F園」と「K里」が連携して体調の維持向上に貢献してくれました。 本当にありがとうございました。 「K里」には引き続き特養の世話になりますので、よろしくお願いします。 2015年11月24日
予てから特別養護老人ホームへの入所申込みを2施設に行っていた。 その内の一つに入所が決まったので11月13日、施設の責任者と入所手続き行った。 施設から入所後の円滑な医療連携のため、事前に医師の診断を勧められたので長年世話になっている主治医に特養入所としての健康診断を受けることとした。 日程はショートステイ中の11月24日に決定。
入所に際しては様々用意するものがある。 1、書類、証書類(11月24日) @ 医療保険証>後期高齢者医療被保険者証 A 介護保険被保険者証 B 介護保険負担割合証 C 介護保険利用者負担限度額認定証(食費と居住費の減額認定証)<対象、持っている人のみ D 印鑑(施設に貸与) E 代理人(身元引受人)の印鑑 F 健康診断書
2、衣類、寝具類(11月18日準備、12月3日持ち込み) @ 衣類整理ダンス A 衣類>外出用は夏冬共に上下とも2,3着。主には施設内居住用としてパジャマや下着類上下を夏冬ともに5セット以上用意し、全て整理ダンスに保管する。 B タオル類>フェースタオル、バスタオル共に5セット C 寝具類>布団敷き2枚、敷布団1枚、毛布3枚、夏着布団2枚、タオルケット2枚 2015年11月おしまい ページトップ |
特養面会>没問題!
2015年7月から10月までの4ヶ月間の体調項目別頻度>
2015年おしまい ページトップ |
2016年>特養1年目 | |
正月>次男家族訪問 | |
2016年1月3日>長女家族面会<ちょうど昼食どき | |
2016年3月20日>長男家族面会 | |
2016年5月2日>94歳誕生日および母の日お祝い | |
|
|
2016年5月26日>健康診断 パンフレット>この検査でわかること | |
2016年8月3日>お盆前面会<元気でした(●^o^●) | |
2016年8月6日>弟の息子が新築<施設の許可をもらい建築現場を見せる | |
2016年8月7日>施設の夏祭り参加 | |
2016年9月17日>インフルエンザ予防接種をお断りする。 | |
2016年11月12日>生歯1本と挿し歯(左上)が落下<長い間お疲れさまでした<m(__)m> ありがとう(●^o^●) |
施設から「挿し歯」の必要性を尋ねられたが、歯茎も弱っており支えきれないので不要と答える。 2014年1月、当時しっかりしていたこの刺し歯を支えにして入れ歯を作ったが、歯茎との違和感が消えず、直ぐに外してしまい、結局使ってくれなかった。高額な医療費を使ってしまった。申し訳ない(@_@;) 入れ歯の目的は、生歯が上下ちぐはぐで咬み合わせ出来ないのでこれを解消しようと左側だけ上下咬み合わせ出来るようにして、バアさんの好きな肉が咬み切れるようにするためであった。
うまく使えて喜んでくれたら、右側も入れ歯を作り上下で咬めるようにしようと考えたのであった。 すなわち、100歳長寿者の金さん銀さんのように歯茎で咬むことができるようになる(#^.^#) |
2016年おしまい ページトップ |
2017年>特養2年目 |
2017年1月7日>子供家族が大バアさんに新年のご挨拶 |
曾孫と一緒に大喜びしている母であった。この様子から私は“100歳も夢ではない”、一歩控えて白寿は確実なものと確信し、子供たちや兄弟に大威張りで報告しました。
こんなに元気な母がこの年、半年も生きることなくこの世を去ったなんてとても信じられないことでした。これが“天寿”というものなのであろうか。とすれば、これほどの往生はとても珍しいことではないだろうか?このような最後を迎えることのできた母は希有な人間であったと思う。
大戦の戦前、戦中、戦後を一切の愚痴もこぼさず、怒涛のように生き抜いた。 この年代の人間特有の耐え忍ぶ力、家族を支えるためにできることは何でもやる実行力は、まずは食べることと食べさせることに必要であった。食べることが出来れば生きることが出来る。
食べ物を得るために空いている土地はどこでも耕してムギや野菜を栽培していた。 山へ行っては山菜を、海では魚介類を採り、ウサギやニワトリを飼育していた。 生活のほとんどが食べることに費やされてきたと思う。
我々世代の家庭は、間違いなくそのほとんどが貧しかった。 我々世代の親は子供を養育するためだけにただただ、がむしゃらに働いていた。 お陰で我が家の子供(男3人)は元気に育てられ、立派な大人に成長できた。
我々世代は、親の背中だけを見て育ってきた。 全てを子供に捧げてきた親の背中から学んだことは後から思うと全てが摩訶不思議であった。 我々世代が日本を世界第2の経済大国にできたのは親の摩訶不思議が礎になっている。
この功績で天は母の天寿を全うさせ、臨終は大往生が許されたのである。 見事な生きざま、見事な死にざまにただただ感服あるのみ。 既に彼の地で待っている“親父”と娘の身代わりとして無理矢理結婚した“私の嫁”と3人で募る思いを大いに語り合って欲しい。 |
|
ここで、母の死がいかに天寿であったか!また、臨終がいかに大往生だったかを振り返える |
|
2017年1月おしまい ページトップ |
|
2017年2月15日(水)>特養訪問<食事中居眠り、元気なく自室で横になっている。 声を掛けても反応がない。チョット心配だ^^;主治医に相談するよう担当者にお願い。
今日の訪問の目的は、昨年10月から医療費が急増していることについて説明を求めること。 昨年9月までは月650円前後だったが10月から1200円前後と倍増。 薬剤費の領収書には明細がなく、単に金額が書いてあるだけ。 担当者によれば血圧降下剤と、カロリー補てんのための栄養剤「エンシュア」の処方とのこと。 (血圧降下剤については2010年に生活習慣改革で服用離脱しているので、再開しないよう強く要請) |
<参考資料> 私が母の介護に専念するため会社を退社した2004年からの薬剤服用状況、認知症の水準、介護サービスの受容状況、体調などを振り返る。 |
2004年(82歳)>血圧剤(ディオバン錠40mg、アーティスト錠10mg、ノルバスク錠5mg) 足のしびれ原因調査のため大学病院に検査入院 |
2005年(83歳)>血圧剤(ディオバン錠80mg、アーティスト錠10mg)、このほか新たに眠剤(レンドルミン錠0.25mg)、および足のしびれ治療のための末梢神経剤(メチコバール錠0.5mg、ユべラNソフトカプセル200mg)等々、服用はこの当りから徐々に増えていった。 |
以降、2006年(84歳)〜2009年(87歳)までは、同等の薬剤を継続して服用。 |
2009年(87歳)>「要支援2」の認定後、5月からデイサービスの利用開始 4月から血圧剤、眠剤、末梢神経剤のほかに物忘れや頭ボー抑制のため「アリセプト錠5mg」が追加。 10月、眠剤をロヒプノール錠1mgに変更し不眠時のみ服用。 11月、血圧剤ノルバスク錠5mg再追加 12月、足のしびれが完治したため末梢神経メチコバ−ル錠0.5mg、ユべラNソフトカプセル200mgの服用停止 |
2010年(88歳)>ショートステイ年間18回、デイサービス年間57回<薬剤は血圧関連3種、鎮静剤、物忘れ・頭ボー抑制、眠剤など継続服用。 |
「要介護1」の認定を受けた時(2月)、一念発起して生活習慣の抜本改革に着手。 食事から油っこいものや塩っ辛いものを劇的に削減する食事療法を開始。 結果、血圧は170前後から120前後まで安定的に低下した。 ただ、食べ物の味が本人の好みと異なることから摂取量が減り、また歯と歯茎の衰えによる咀嚼力の低下などで、体重は50Kgから40Kgに10Kg下がった。(7月「要介護2」認定)
2010年12月、医師と相談して@全ての薬剤の服用を停止、A食事摂取量の減少を補完するため「エンシュア」の一日一缶(250Kcal)飲用でカロリー補てんする。 |
2011年(89歳)>ショートステイ年間21回累計40日、デイサービス年間75回累計133日 ほかは自宅介護。カロリー補てん「エンシュア」一日一缶継続。 体重>35〜36Kg(2年間で15Kg減少) |
2012年(90歳)>ショートステイ年間10回50日、デイサービス年間124回258日(6月から週3回)カロリー補てん「エンシュア」一日二缶 体重>36〜37Kg |
2013年(91歳)>デイサービス年間153回累計412日。カロリー補てん「エンシュア」2缶継続 体重>37〜38Kg |
2014年(92歳)>4月要介護3認定 デイサービス年間52回累計465日、ショートステイ年間209日 (嫁さん入院による看病ほかのため、母の施設利用を激増させた) カロリー補てん「エンシュア」継続したが、大半がショートステイなので自宅飲食が激減している。 体重>35〜36Kg |
2015年(93歳)>3月要介護4認定 デイサービス年間6回累計471日、ショートステイ年間331日 11月24日から特養入所 体重>36〜37Kg 体調と生活環境の変化>2足歩行困難、自力排泄困難、自力飲食困難、自宅飲食なし |
2016年(94歳)>特養 |
2017年(95歳)>4月要介護5認定>3月特養退所 体重>1月、2月は36Kg前後であったが3月に入り食事中の居眠り頻発、体重急減31Kg。 (4月中旬29Kg、5月初め27.7Kg)
このままの体格で5月18日のデイサービスに予定通り出かけ、湯船で体を洗ってもらい、綺麗サッパリしたところで、思い残すことなく静かに息を引き取ったという。
その場には運悪く立ち会えなかったが、生涯を生き抜き、自信に満ち満ちた、堂々たる終生であったという。 |
改めて、母の臨終までの経過を振り返る。 |
2017年2月18日(土)>特養担当者と終末介護について打合せ。その前に本人の様子を確認。 「今日は体調がよいようで、食事もまずまず摂取している」という。
今日は一昨日とは異なり、テーブルの前で車イスに座って、一人でなにやらしきりにしゃべっている。 そこには、いつものばあさんがいた(●^o^●)ホッとした(●^o^●) しかし、身体が一段と小さくなっている。特に頭が小さくなった。 また、顔に斑点のような黒いシミがたくさんできている。これは“死に燻(クス)ベ”というものだ!そろそろお迎えが近づいているようだ”(-“”-)” |
打ち合わせ内容 1、最近の様子 【食事】 その日により差がある。昼はよく食べるが、朝と夕は途中で眠ってしまうことが多い。 ほとんどを、食事介助している。(目が覚めているときでも食事に対して集中力がない) 平均摂取量:朝7割、昼10割、夕5割 体重:2016年(H28)>2月37Kg、4月39Kg、12月36Kg。 2017年(H29)>1月35.5Kg、2月36kg
【排泄】 起床前:7時ころパット交換実施 日中:本人に確認してトイレ介助実施。 午前中はほとんど排尿がない。13時〜14時に排尿するとそのまま翌朝まで排尿がないことがある。 排便は1週間に1回程度、まとめて出る。 下着の日常点検時刻>7:00、10:30、14:30、18:30
【入浴】 週2回程度(機械浴)
【日中の過ごし方】 午前>フロアで過ごし、隣の席の方と話したりテレビの音に対して答えている。 また、通りかかる職員にも声をかけてくれる。「よく来たね」など。 午後>居室で臥床(1時間程度) 眠るときもあれば、一人でしゃべっていることもある。
【その他】 @主治医往診日>月曜日14:30〜(往診のタイミングに合わせて私も訪問してみる)
2、食事摂取ができなくなってきたときについて (生命維持に対しどのように対処するか) @経管栄養>経口摂取と同じ食事成分を直接胃に供給する。 A太い血管から高カロリーの点滴 B水分の点滴 Cなにもしない>自然死<特養または自宅で看取る
私は前から「畳の上で死なせたい」という希望を持っているので、改めてCを要望した。 妻の看取りを体験しているので、母の死が妻と同じように安らかなものであるならば、息を引き取るまでには、水がのどを通らないようになってから1週間ある。 なので、この時期を的確に把握し、自宅に戻り、最後を迎えることができる。
幸いにも母は身体が丈夫である。体調が急変することは恐らくないであろう。 今は元気であるが、これが少しづつ衰えていき、静かに眠るように逝ってくれると思う。 最後は十分なる時間がありそうだ。この時間を家族はもとより、親戚の皆さんにも連絡して最後を看取ってもらうことがいいのかどうか?弟2人に相談しなければいけない。 |
|
2017年2月おしまい ページトップ |
2017年3月3日(金)>食事摂取悪化の連絡あり。弟夫婦と施設へ様子見
3月4日(土)>午前、病院へ>CTで脳内検査、血液採取で内臓の欠陥検査 CT>前回の画像と比較して水頭症の拡大を確認(症状は歩行障害、認知症、尿失禁) 帰宅後ネットで「水頭症」を調査。沢山の資料の中から以下の3点を抽出した。 |
2017年3月6日(月)>主治医の往診に合わせて、母の容体を確認するため特養訪問。 私は施設と主治医に改めて、看取場所として自宅を希望。施設初の自宅看取りプロジェクト始動。
15:00、特養へ弟夫婦と一緒に出かける。
1、まずはバアサンの具合を確認 ここに入所して2年間、ベッドだと転がり落ちるということで、床面にマットと布団を敷いて寝ていた。 しかし、今日は床面が傾斜できるベッドに横になっている。夜間は、落ちてもケガしないよう、ベッドを一番下まで下ろし、しかも、落ちた場合を想定してマットレスと布団を敷いているという。
介助していたのはちょっと色黒のどぎつい化粧をした東南アジア系の女性だった。 おやつのプリンを食べさせていた。「昼食は食べましたか?」と質問すると、「昼食は私の担当ではないので分かりません」と、流暢な日本語が帰って来た。ただ、朝食は完食したという。
しばらく昼食風景を眺めていた。 特養に入所した2年前に比べ、手や顔や身体が揺れるようになってきた。食事など物事に集中したとき緊張しているようで、今日の感じでは状態はかなり悪化している。 昨年までは箸やスプーンを使って一人で食べることが出来ていた。 年末くらいから箸やスプーンでは散らかすだけで口に入らない状況となり、今年の正月は手でつかんで食べていた。僅か2ヶ月ほどで一人で食べることが出来なくなっているのである。
いろいろ考察すると、手や胴体や顔はソコソコ肉がついているが、足はミイラのように細く、骨皮状態であり、ズボンの上からもこのことが解る。 施設の管理者に言ってやろうと思っても、これをいうことが怖くて言えない。 私は施設には2009年デイサービスの時代から、何度もお願いしている。 「もともと足は丈夫な人だったので、できるだけ車イスを使わず、歩かせるようにして欲しい」と。
デイサービスではまだ、リハビリやレクレーションなど動く機会も多い。 しかし、ショートステイや特養は利用者の体力向上についてはほとんど感知していない。 これらの施設はもしものことを考えて、移動に際しては絶対に転ばないように車椅子を使用する。 この状態が続けば足は急速に衰える。使わない機能は劣化するに決まっている。 かくして、筋力はいつの間にか無くなり、立ち上がることも、歩くことも出来なくなったのである。 施設が入所者の安全を考えれば考えるほど、体力は衰え、衰弱してしまうのである。 2、主治医の往診が終ったので、打合せのため1階に下りる。 看護師詰所に案内される。この部屋の壁際には入所者の薬が入っている移動式保管庫がズラッと並んでいる。全て特養の利用者に処方されたものと思う。毎月の薬代は膨大なものだ!
主治医がバアサンの症状の説明を始めた。 CTの結果は既に聞いていたので、「血液検査でどこか異常が出ていませんか?」と質問。
先生は「標準値と異なるところはあるが、大方は問題ない。」と、答えた。 ちょっとした問題というのは、1、腎不全、2、尿酸値、3、血糖値、4、血圧値であるが、年齢の問題もあるので一概に異常とは言えないとのこと。
2010年2月、「要介護1」の認定を受けた時、“薬ゼロ”を目指して体質改革に取り組み12月から全ての薬剤の服用を停止できた。その成果をほぼ7年間堅持できたのは母の強い身体能力があったればこそであった。 親の血をひいて、私の身体もとても強い。有り難いことで、ただただ感謝あるのみ! 3、自宅での看取りを希望している私に対して先生は、自分の母親を介護した経験を紹介してくれた。
その時出た話は、食事が食べられなくなって、もうこれで最後だな、と判断して自宅に戻ったが2,3日してまたもとのように元気になってしまった。家族では介助できないので再び施設に逆戻り。 こういうことが何回も起こり、ほとほと困ってしまった。
多分、正常圧水頭症が関係あると思うが脳内の水(骨髄液)が増えてくると脳を圧迫して摂食や排泄に影響を及ぼす。すなわち、脳内の髄液が増えて来ると徐々に食が細り、食べられなくなる。 このような状態の変化を見れば誰でも終末が近づいていると思ってしまう。 しばらくして髄液が流れて少なくなれば、体調は元に戻り、正常な生活ができるようになる。 そして、こういう状況が繰り返され、家族は振り回されてしまった。
年齢的な違いはあるが、私は妻の最後を看取っているので、その体験をもとに死までの経過の特徴を申し述べた。
先生との今後の看取りについての打ち合わせで、先生が私に問いかけた。 「看取りはどこで行いますか?」私はそれにすぐさま答える。 「自宅で行います。母が長年過ごした自分の部屋の畳の上で彼の地に送りたい」と。 更に、「そのためにその日の予測を10日以内にして欲しい。そうすれば親戚中に連絡でき、皆が母に最後の挨拶ができると思う。難しいことはよく解るがよろしくお願いします」 4、最後の日程はとても難しいと思ったところで生活相談員の2人が、この場はいったん終了し、今後のことについては別室で相談しましょうと言われ、私たち3人は会議室に案内された。
ここで、今後の介護と看取りのタイミングについて打ち合わせすることとなった。 女性相談員はホワイトボードに我々の希望や意見や会話を箇条書きに書き記していった。 どうやら生活相談員の2人は今までに入所者の自宅看取りは経験がないようで、とても不安な様子。
私は妻の看取りを行っているので、その経験から左程心配はしていない。 私が強調したのは、「死の前には2つの現象が起こるのでこれが目安になる」ことであった。 @食事が喉を通らなくなった時>死の1ヵ月くらい前 Aその後水も飲めなくなった時>死の1週間前
更に加えて、延命させようとするなら、点滴や管注入などあるが、私は「苦痛を取り除くことはやってやりたいが延命はしたくないと決めており、無理に生きさせるのではなく自然に送りたいと強調。
以上の打ち合わせ事項を女性相談員はホワイトボードに簡潔にまとめていた。 施設最初の「自宅看取り」プロジェクトがスタートした。 立派に成し遂げられればこのことが施設だけにとどまらず関連する施設全体にも波及し、さらには高齢者激増の時代が到来するなか、介護医療費の削減にも貢献できる。 国家的見地からも、是非とも成功させなければならない。 このような私見を生活相談員の2人に伝え、努力していただくようお願いする。 |
3月16日(木)>特養でケアマネと自宅看取りの段取りについて打合せ。 |
9:20、特養へ>母の特養出所計画打合せ<ケアマネ来所 事務所で面会票作成後、2階の「やまもも」に進む。母の部屋には既にケアマネと職員2人が来ていた。 母はベッドでいつもとは異なり、右向きに海老のように横になっていた。 3人にご挨拶して、母の様子を観察。腕が布団の外に出ており、眠っているようだ! 腕も10日前より細くなっている。当然のことであろう!食事も飲み物も激減しているから!
ケアマネは矢継ぎ早に職員にいろいろ質問していた。 私が横になっている母に声をかけると目をうっすらと開けて声の方を向いた。私の声は理解できるようだ(●^o^●)続いて頭に手を当てて擦ってやる。手の平だと冷たいのでびっくりすると思い甲で触る。
と、眼を開けて私の顔を見上げた。構わず頭や顔を触るが嫌がる素振りがない。
いつもなら、私の手をはねつけたり、意地の悪い目つきでジロッと睨みつける。
職員への質問>>その回答 @「最近の食事摂取はどうですか?」>>「最近は一日昼食または夕食の1食程度」
A「私は3月6日以来の来所ですが、その後の10日間の摂食と排泄はいかがですか?」>>「このような状態なので飲食も排泄も少なくなっている」
B「どうやって食べさせていますか?」>>「食事も飲み物もスプーンですくって食べている」 (ということは、飲食物はまだ喉を通っているということである。妻の時はのどを通らず、摂食できず苦しかったことと思うが、母は少ないなりにまだ食べている)
C「排泄はいかがですか?」>>「排便排尿は少なくなってきた。」 (食べたり飲んだりが少ないので当たり前である)
この後、1階のロビーテーブルで3者会議 @看取りの場所の確認>私は自宅を強く要望する。 A妻のように飲食量の低減と共に静かに旅立ったこととは異なるようなので、自宅での看取りのタイミングを決めることがとても難しい。 B看取り方法としての選択肢 B―1、ある時期で、特養を退所し、自宅で暮らす。その後はショートステイに変更する。 B―2、特養を退所せず、「お試し外泊」して、介助の難易度を私が体験する。 B―3、自宅での看取りが困難なら特養で看取る。
いろいろ話し合った。が、4月9日妻の3回忌法要があるのでこの時期の帰宅は困難である。
<結果> 1、B−1は、母がもし元気になってしまった時、特養には再入所できないのでNG 2、B−3は、自宅で看取ることを決心しているので選択肢から外す。 3、B−2、お試し外泊で最新の母の体調を私が身をもって体験し、無理なく介助できればそのまま特養を退所し、その後はショートステイまたはデイサービスで週1回入浴サービスを受け身体を洗う。 4、お試し外泊の日程>3月20日(月)春分の日〜22日(水) 5、自宅介護計画打合せ予定日>3月23日(木)9:15〜特養施設内で(訪問看護施設の責任者来所)
追伸1、4月9日は法事なので、この日の前後1週間くらいショートステイを計画する。
追伸2、自宅介護が決定した場合でも週に1回程度を入浴日と決め、身体のケアを行う。 場所は気心の解った特養施設のデイサービスとする。
追伸3、母が特養を退所し、別のサービスを受ける場合は介護保健制度との関係で必要な手続きが必要である。今日、私が印鑑を忘れたので明日、ケアマネが来宅して手続きを行う。 |
3月17日(金)> 8:45、 ケアマネ来宅 久しぶりに世間話に花を咲かせた。 「妻を亡くし、高齢の母親を看取る時期が来て、更に19歳というお母さんの忘れ形見の老猫ナナの世話(看取り?)など、老々介護の真っ只中にある苦闘する私の現況をお話ししながら、医療介護の問題などについても話題を振って盛り上がった。 本題の「居宅介護支援」の契約をケアマネの所属する医療法人作成の書類にサイン押印する。 ケアマネから母の介護等級が現4級から5級になったと伝えられた。
<今後の介護計画> @3月20日15:00〜22日15:00>お試し外泊 (特養の送迎なしで、私が送迎する。) 車イスも不要。私が抱きかかえてマイカーに載せ下しする。 A3月23日(木)9:15〜> 特養退所後の自宅介護計画について打合せ(訪問看護施設責任者も参画する) 週1回くらいの入浴をやってもらいたいので 、できるだけ近い施設を希望したら、妻がお世話になったデイサービスを提案してくれた。 B4月7日(金)〜17日(月)>特養施設のショートステイ 妻の3回忌があるのでその前から10日間ショートステイの世話になる。 |
3月18日(土)> 11:00、特養施設へ母の外泊用寝具類と衣類の調査 事務所の担当者に、「ここに入所する時持ってきた寝具と衣類を確認したい」とお願いして母の部屋へ。 いつもの左向き海老ぞりスタイルで横になっていた。
耳元で名前を大声で叫ぶ。何回も繰り返すと久方ぶりに嫌な顔と共にゆがんだ口をした。今日は元気だ(●^o^●) ホッとし、顔の方に移動して良く見えるように立つ。しきりにしゃべる。元気なころの母に戻っている。 ここに来るまでは、ちょっと不安だったが、この調子なら心配ない。
部屋詰めの若い看護師に聞けば朝食は十分食べているとのこと。
今後とも、悪くなったり良くなったりを繰り返すと思うが、この時期のお天気「三寒四温」同様、母のお天気(体調)は「三良四悪」で推移し、看取りに近づいて行くのであろう。
@ベッドの下に落下防止のために敷いてあったのが母が使っていた敷布団であった>これは持ち帰る。 A電気毛布を探したが見当たらない。家でも探したがどこにもない。施設に持ってきたと思ったがそうではなかった。 Bタオルケットはすべて一緒に持って行った整理タンスに入っている。使った様子がないので持ち帰る。 Cパジャマは全部持ってきたので、1組持って帰る。 一通りアチコチ点検し、持って帰るものをチェック。
特養のYさんにお礼しようと受付を見ると女性と話中であった。 女性の声に覚えがある(^_-)-☆そうだ!2010年から何百日ものデイサービスで母がお世話になったTさんだ(*^_^*)
背中から「お久しぶりです(#^.^#)お世話になっております」と挨拶。彼女が振り向き、私の方に飛んできた。 「母もソロソロ年貢の納め時です。一番元気な時代にお世話になりましたが、今はその面影もありません。当時の何倍も苦労しているのがYさんです。」と、彼の労をねぎらう。
2010年お世話になった時、体重は50Kgでしたが、これを2年くらいで35Kgまで下がるほどの食事改革で体質改善し、薬漬けから解放した。しかし、この処置は手遅れだったようだ。 断定はできないが、私なりに因果関係を推定すれば、長年の血圧降下剤や睡眠促進剤などの服用で脳機能が劣化し、痴呆が進み、今のような身体になってしまい、その結果として終生を迎えた。
最近1ヵ月間の著しい摂食不良で体重は31Kgにまで減ってしまった。 妻の看取り経験では、次は水が飲めなくなることである。 母に残された時間は多くはない。早く、我が家に戻してやらないといけない。
75歳の高齢者の偽らざる気持ちを言えば、軽くなった母のほうが介助しやすい。 穿った見方かもしれないが、母は自宅に戻りたいという一心で自分の身体をこのようにしたのではないだろうか。妻が病院がいやでいやでしょうがないと私に訴えたことを思い出す。 母は認知症なので理屈ではなく、本能的にこのような選択をしたのだと思う。
17:30、20日(月)から22日(水)までの一時帰宅 用食べ物を用意しないといけない。 そこで、スーパーへ @グリコ、プッチンプリン3個パック188円、 A茶碗蒸し3種(カニ、エビ、松竹)各1個@95円、 B卵プリン120円、 Cコーンポタージュスープ238円、 D冷蔵カニクリームコロッケ458円 |
3月19日(日)>母の在所の親戚、7軒と、父親系親戚の1軒に、容体を連絡。 終生が近いので元気なうちに面会して欲しいと要請。 |
以降、明日からの受け入れ準備作業 |
@昨日、加湿器を取り出し、点検し、問題なしと判断して、水を入れて座敷で1時間くらい試運転した。 その時は問題なしと判断した。今朝、加湿器の水を追加しようと持ち上げたら畳がびっしょり濡れている。急いでマイナスドライバーを畳の縁に差し込み持ち上げ、立てかける。今日は良いお天気なので夕方までには乾くであろう。
水漏れの原因を探すべく、縁側に運んで総点検。 原因はタンク中心にあるバルブ以外のキャップ締付けネジ部からの漏れであった。 水タンクのキャップの締め方が悪かったようだ”(-“”-)” 器内に水漏れがないかどうかドライバーで開けて確認し、掃除兼ねて拭く。 ばらした部品を干して、乾いたところでタンクに水を入れ、セット。水漏れなし(^^)v しばらく様子見のため目の届く縁側に設置。
Aシーツ、毛布、着布団などについてすべての押し入れを点検し、使えそうなものを探す。 2階にある寝具はすべて子供家族(全8人分)が帰省した時に使用するもので、夏用冬用がビッシリ置いてあり、母用の物は一つもない。 敷布団と着布団は弟の嫁さんが提供してくれることになった。毛布やタオルケットなどは予備が納戸の押入れにあるので問題なし。 |
3月20日(月)〜22日>お試し外泊(特養退所に伴う自宅介護の難易度確認のため)
親戚に電話で連絡したが、この間に母の顔を見に来たのは弟2人、父方親戚1人、母方親戚1人だけ。 |
3月20日(月)> 14:15、ちょっと早いが母を迎えに特養へ 14:30、今日は祝日なので事務所もガラガラ。Yさんはお休みとのこと。面会票を書いて、母の部屋に向かう。 丁度、看護師と明らかに南方出身と思しき色黒の女性が母に何かしている。 看護師が「昨日、どこで打ったのか?血が出ていたので治療しました。本人はあまり痛がらないので包帯していますので大丈夫です」 この人は昔から少々の血では驚かない肝っ玉母さんだった。いまでもそのままの人間である(#^.^#)
入所するときたくさん持ってきた床敷物がかためて置いてあるので、「これ使っていますか?」と尋ねると、外人看護師が「使っていません」と、カタコトで答えた。 それではと持ち帰ろうと車イスを借りて玄関に停めた車に積み込む。
ほか、のどを通り易くする食事を作るための「とろみの素」やその関連素材、紙パンツ、パジャマなど大きな袋に詰め込んであった。
後は母を抱きかかえて家に連れて行くだけだ! ベッドで抱きかかえた。体重が年初程度の35,6Kgでは一人で抱き上げるだけで精いっぱいである。 しかし、ここ1ヵ月で4Kg減量して31Kgと聞いたので、それなら痩せたとはいえ足腰に自身のある私ならできると確信して、抱きかかえ、部屋を出て、エレベーターで1階におり、玄関を出て、車に載せるまで休むことなくやることができた。 事務員がみんな驚嘆していた(*^^)v
車は社内を綺麗に掃除してあるので、野菜づくりで汚れた床面もホコリひとつない。 シートに座らせるとシートベルトをしないと、カーブした時ゴロンと横になってシートから落下する恐れがある。 そこで、前部のシートをいっぱい前に移動し、後部シートとの隙間を広くし、そこに分厚い毛布を敷いて、直接床面に寝かせる。 丁寧にお礼してゆっくり車をスタ−ト。
車はいつもバックで車庫入れしているが今日は、母を抱きかかえて玄関から入らないといけないのでスライドドアが左側に来るよう前方向に停めた。しかし、半分眠っている人間を狭い車から中腰で抱きかかえることはできなかった。 車に載せるときは広い場所からなので足を開いて先に片方の足を車に載せこれを基軸に車中に移動させることができた。しかし、狭い車の中の低い位置にいる母を抱き上げることは畑作業で鍛えた足腰の持ち主である私でも結構きつかった。
結局抱き上げることはできず、両脇に腕を差し込み前から抱き上げることにした。
玄関アプローチの段差を母の足を引きずって玄関まで歩くが、段差に母の足が当たって邪魔している。 車いすに載せるところを見ていても、この事には気がつかなかった。 車いす生活で、歩くことを忘れてしまったのだ!いや、歩くための筋肉がなくなってしまったのだ! 恐ろしい(−−〆)
部屋は既にエアコンと布団で暖かくなっている。が、私は部屋まで抱きかかえてきただけで汗びっしょりだ! バアサンを布団に入れたとき靴下が片方なくなっている。探すと、階段に落ちていた。 階段で足が段差にぶつかった時ズレて落ちたようだ。 幸いにも今日は暖かい。とても暖かい(●^o^●)良い日が一時帰宅日になって良かった(●^o^●)
珍しく右向きに横になっている。スヤスヤ寝息が聞こえる。 妻と一緒に3人で暮らしていた最後の年(2013年)の母は最悪のやんちゃババアだった。 しかし、今は借りてきた猫のように静かになってしまった。
16:00、弟が見舞いにやってきた。 母は静かに寝ていた。エアコンが暑い。設定温度は22度なのに?部屋が6畳なのですぐに暖かくなる。
そこで20度に下げる。加湿器ON 17:45、様子見。部屋が暑い。そこで、温度設定を19度に下げる。 18:30、夕食>海老茶碗蒸し+ポカリスエット 楽飲みの飲み口を口の中に入れてやるとグイグイと吸引した。吸い込む力がまだある。 茶碗蒸しは約44Kcalの小さなものであったが、約20分程度で完食した。 最初のころは食いつきが悪く、コリャ駄目かな?と思ったが、たくさん食べて欲しいので、長男である私の名前を叫ぶとか、「美味しい美味しい海老茶碗蒸しでぇ〜〜す」とか、「ゴックン!ゴックン!食べよう!」とか、耳元で大きな声を出して刺激を与える。すると、徐々に口を開ける回数が増えてきて全部食べてしまった(●^o^●) ポカリはのどに残っている茶碗蒸しを押し流す目的で飲ませた。少し残る程度までゴクゴク呑んでいる。
食事はほとんど眠っている状態であったが、耳元で「たくさん食べてねぇ〜〜〜」と、叫ぶと目を開けて ニコニコして私を見る。以前なら、渋い顔をして睨みつける所だが、そういう素振りは全くない。
その後は本格的に眠ってしまった。エアコンは19℃のままとし、加湿器OFF 23:35、様子見。爆睡している。エアコンが18℃になっている。ちょっと寒い感じ。 21℃に変更し、タイマー設定>2時間後OFF→4時間後ON |
3月21日(火)>雨 6:30、様子見。
部屋に入った途端ツンとする匂い。アンモニアだ!オシッコが漏れているようだ。 しかし、ズボンは濡れていない。しかし尿とりパッドはずっしり思い。 それにしてもこのパッドは巨大だ(>_<)何日前に交換したのか分かったものではない。 昨日連れてくる前に交換してくれたのではないいんかい(◎_◎;
濡れているのはパッドだけで、この外側のおむつは汚れていない。このパッドがいかに強力であるかがうかがえる。我が家の尿パッドはこれよりずっと小さい。しかし、このほうが交換頻度が高まりお尻はサラサラ状態を保持でき、使っている人間には優しい。
9:00、母に朝食をと思い、様子見。時々薄めを開けている。顔を見ると、目をつぶりいびきをし始める。狸である。 飲み物(ポカリ&エンシュア)を楽飲みに入れ、茶碗蒸し(今日は松茸)を熱湯で10分温める。 これらを少しずつ交互に飲ませるが、食べさせようとすると狸寝入り(>_<)横向くと私の方を眺めている。 狸寝入りはいびき付きなので結構うるさい。
9:30、ケアマネから電話>「今日、午後1時30分ころ施設のYさんと一緒に様子見に行きたい」というので、「どうぞお出でください」とお返事する。
10:30、朝食を食べたくなさそうなので、ノートPCでユーチューブ動画を視聴しながら日記付け。
12:30、昼食>昨日炊いたご飯を母用に小さい茶碗で保存しておいたが、昨夜、母にご飯は不要で、茶碗蒸しやプリンやエンシュアやポカリなどで十分であることが解った。母のご飯と味噌汁は自分が食べた。 13:00、玄関で声がする。ケアマネだ! 心配そうな顔で母の部屋に入る。母の様子を見て問題ないことを直感したようで、安心していた。 しばらくして、特養のYさんと女性看護師がやって来た。そして、枕にもなり、骨皮の両足がぶつかってケガしないように足に巻き付けることのできるクッションを2枚出してくれた。勿論くれたものではなく貸出であるが気が付いてくれて有難い。
ケアマネが、「同じ姿勢で布団で寝ていると根ダコが出来て苦しむので、時々態勢を変えてやらないといけない」と、アドバイスあり。このことは妻の看護の時、訪問看護師と介護士に助言を受けているので周知のことであった。 母は体重も少ないので、身体を反転させることは容易である。
そこで、「布団の上でゴロゴロ転がせばいいのですね!問題ありません」と、みんなを笑わせる。 またケアマネは母の簡易トイレや、寝ダコ防止用全自動エアーマットなどいろいろ紹介してくれた。 福祉機器業者も23日(木)来るように連絡してくれている。
わたしが20日、特養から一人で母を抱きかかえて、施設の人間の世話にならず車に載せ、ここに来たが、載せるより下ろす方がはるかにしんどかった。と、伝える。 載せる時は広い場所から狭い車に入れるわけであるが、下ろすときは狭いところから広い場所に移動となる。 大きな体の私は身体をちじこませて車の中に入り、そこで31Kgの母を持ち上げることは大変であった。
この話を聞いていたYさんが「それでは明日は迎えに来ましょう」と言われた。 私は「車に載せるのは比較的容易なのでここまでの迎えはいりません。」と答えると、「それじゃ、特養の玄関でお待ちし、お手伝いします」と言われた。ありがたいと感謝する。 14:30、母方の従兄が来宅。お見舞いに来てくれた。 彼の母親は既に亡くなっているが、我が母の姉さんで、父が死んでからとても気遣ってくれた姉妹である。 今日は昨日より眼の開き方が大きく、元気そうに見える。 従兄を見ても勿論解らないが、口を尖がらせ、口籠りながらも、何かしきりに訴えている。 昔のようなおしゃべりな母でないことだけは確かである。 飲み物や茶碗蒸しを口に運ぶ私の仕草を見て、「元気なおふくろでよかったな」と、喜んでくれた。 戦前・戦中・戦後を必死に生き抜いて3人の子供を立派に育てた偉大な母親である。 このぐらいのことはやって当たり前である。 彼も私と母の掛け合いを見ながら、自分の両親の最後を思い出しているようであった。
従兄が帰った後、引き続き茶碗蒸しとポカリを交互に与える。 嫌がるときもあるが、「ゴックンゴックン」を繰り返したり、頭や顔を触ったりして刺激を与えながら、忍耐強く食べさせる。 でも、一口ゴックンするまでかなりの時間がかかる。呑み込む力が衰えている。 この傾向は今後どんどん進み、近いうちに呑み込めなくなる。こうなると人間の死は急速に早まる。 この調子で進展すると、多分年内の死は確実のように思う。
15:30、とうとう茶碗蒸しを完食させた。 これで、昨日に続いて2日間連続で茶碗蒸し44Kcalを完食した。 エアコンは今朝21℃から19℃に減温、加湿器は午後からON 18:00、弟から夜食の差し入れ電話あり しばらくするとやってきた。巻き寿司1.5本分くらいが一口サイズに切ってある。 これで今日はご飯なしの豚ジャガだけが一気に豪華な夕食となった。グッドタイミング(●^o^●) 食後以降、約1時間おきにバアサンの様子点検 エアコンが暑いのか布団から外れてカーペットの上で寝ている。 そこで、抱き上げて布団の真ん中にずらす。と、猛烈に怒る(>_<)本来の元気が出てきた(#^.^#)結構結構(●^o^●) エアコンを18℃に落とす。22:00に確認したがそれでも暑く感じるほどだ! このエアコンはいったいどうなっているんだ”(-“”-)”そこで、1時間後にOFF、5時間後ONのタイマーをセット。 |
3月22日(水)>晴れ 7:00、母の部屋で怒鳴り声が聞こえる! 急いで部屋に入ると上機嫌な顔がこっちを向いた。元気いっぱいの顔が私を見て、相好を崩して笑った。 このような生活を母は望んでいることを確信した。 一日でも長く母と一緒に住まないといけない!と、しみじみ思う。
ツンツンする。オシッコである。被害はパジャマとシート1枚で敷布団や着布団他にはなし。幸運だ(^_-)-☆ オムツを外して尿パッドを交換することは一人ではかなり難しい作業である。 足を組んでしまうクセなので、簡単には足を外せないのである。
何とかんと身体を左右にひっくり返しながら、オムツから尿パッドを外し、新しいパッドをセットしてオムツを閉じようとするが、これが大変なのである。オムツはマジックテープになっているが、オムツをセットする左右のバランスが悪いとマジックテープが身体の中心部に当たらないので捩じれてしまう。
これでは母も違和感あると思い、何度も確認しながら中央に来るようお尻を持ち上げるようにして移動させる。赤ちゃんなら軽く片手で両足を持ち上げ、片手でオムツをお尻の中心に持ってこれる。が、31Kgのバアサンではそうそう簡単にお尻を上げることはできない。 奮闘してオムツを固定し、パジャマをはかせる。これも大変だ!両足を組む癖なのでパジャマを足に通すことがとても難しい。悪戦苦闘してはかせる。汗が出てくるほどだ”(-“”-)”暑いのでエアコンをOFF。
8:00、いつもの8時が始まってしまった(>_<)べっぴんさん&虎ノ門ニュース>ケントギルバート+我那覇真子 朝食は8:30頃からとし、べっぴんさんを見た後、すぐさまノートPCを母の部屋に運び、水分補給(ポカリ+エンシュア 9:30、父方の従兄が来宅。そういえば今日午前中に来ると言っていた。すっかり忘れていた。
母とは久しぶりの面会だった。母のやつれた顔を見て感慨無量の顔をしていた。 彼の母親は我が母より2歳年上で、元気に生活している。近況を尋ねると、歩いて表で草取りなどしているという。 片や食べることもおぼつかなくなった我が母とはえらい違いである。
今はまだ飲食物が飲み込めるからよいが、しばらくするとこれもできなくなってくる。
ポカリとエンシュアを飲ませていると、母が何やら思い出しそうに従兄を眺める。 子供の頃、ボロ長屋で彼の家族と我が家族は隣同士であった。そのおばさん(我が母)が今や老い先短いのである。 と、突然従兄が「いま、私の名前を呼んだよ!」と、仰天声で叫んだ!「嘘だ!」、と、「いや確かに言いました」
ふと思い当たることがあった。それは、先程から私が母の耳元で大きな声で「今日は叔父さんの長男のSちゃんが来てくれたよ!」と何度も名前を叫んだことで、ボロ長屋で隣同士生活した大昔のことを思い出したか?? あるいは、ここで私が何度も発声した”名前”を、わずかな時間で記憶できたのかもしれない?? いずれにしても脳はまだまだ十分機能している(●^o^●)\(^o^)/(^_-)-☆
従兄の上手な勧めでゴクゴクとポカリとエンシュアを飲んでいる。そこで、これは調子が出てきたなと思い、急いで最後の茶碗蒸し「カニ」を温めようと鍋で湯を沸かし、その中に茶碗蒸しを入れる。
11:00、従兄が母にポカリとエンシュアを飲ませているとき、「最近はパソコンで何してます?」という突然の質問あり。 「最近はユーチューブで“虎ノ門ニュース“という、既存メディアの報道姿勢に大いなる問題があるということで、NHKや朝日新聞など日本をおとしめるような報道が日常的に行われていることに異論を唱えているメディアが出現しており、いまの報道に革新をもたらそうと頑張っている専門家、科学者、新聞社論説員、ジャーナリストなど多彩なコメンテーターで真相報道に邁進している。これを興味深く視聴している。
等々、随分と長くしゃべりあった。最後に母の今後について私の感触を伝える。 昨年の調子なら100歳くらいまでは生きれると思っていたが、今年に入って急速に食事摂取量が落ちてはじめ、今年のは言って3ヶ月で体重が5Kg落ち31Kgになってしまった。 このままではさすがに百戦錬磨の母でも年内が限界のように思う。
従兄と話している間にせっかく調理した茶碗蒸しが冷めてしまった。 彼が帰った後、再加熱してスプーンですくって口に運ぶと、バクバクと食べ始めた。まさに“Sちゃん効果”\(^o^)/ 約30分かけて茶碗蒸しを完食(●^o^●)その後、いびきかいて寝てしまった。
14:30、母を特養に戻すための準備 下がパジャマ姿なのでズボンをはかせようと布団を上げると「ツーン」とする臭い。 オシッコが出ている。朝交換したので、ウンチがなければこのままにして、交換は施設にお願いしようと、パジャマやシートや布団を確認したがどこも濡れていない(^^)v 安心してパジャマの上にズボンをはかせ、上着は毛の長袖を羽織らせる。 衣類やおむつを車に積み、2日前と同じように前向きで抱きかかえ、車まで引きずって運び、毛布が敷いてある床面に運び込む。フぅ〜〜〜! 14:50、施設の玄関ロに車を停め、事務所のYさんにご挨拶。 後は女性看護師と2人で抱えて車イスに乗せてくれ、所内に入って行った。 「明日は今後の介護計画についての打ち合わせがありますのでよろしくお願いします」と挨拶して帰宅した。 腹が背中にくっ付くほど減っているが、その前にある程度処理してビール飲んでゆっくり昼夕食を食べようと、洗濯物やベランダに干しておいたシート類を取り込む。 |
3月23日(木)>特養施設で母の看取りまでの介護計画について5者会議 打合せ者>施設責任者、ケアマネ、、訪問看護施設、介護設備業者 |
9:00、特養へ 玄関では既に打合せ者全員が待っていた。全員がそろったところで昨日戻った母の居室に向かう。
母は、見る限り昨日からの活性化状態を維持しているようだ(●^o^●) 施設のSさんもビックリポン状態。一時帰宅がいかに活力を与えたか証明した。
一時帰宅した21日は喋りも不自然でロレツが回らない風で何を言っているのか理解できなかったが、22日になると喋りの内容が少し解るようになった。今日はしゃべった内容がはっきりと理解できる。素晴らしい\(^o^)/ ケアマネがしきりに母に話しかける。ニコニコ笑顔と気安い態度で冗談めかしてはっきりと答える。 昔のばあさんに戻っている。驚異的な変化に全員が驚く!
9:30、1階会議室で打合せ。 ケアマネの進行で議事が進む。
@私から一時帰宅の様子について報告。 @―1、摂食 ご飯も炊いて確保したが、初日の観察で解ったのはご飯はとても食べられないということであった。 そこで、スーパーで事前に買っておいた、カップ入り「茶碗蒸し」3種各1個(エビ、カニ、松茸)と、プリン2種4個と、飲み物として「ポカリスエット」と、「エンシュア」を「楽飲み」で飲ませた。
摂食に対して注意したことは、 1、寐たままでは食べ物が喉に直流してムセたり、呼吸困難になる可能性もあるのでマットタイプの座椅子を背中に当てて上半身を起こし、食べ物がホホ袋に一時収まるようにした。 2、それでもホホ袋の食べ物を飲み込んでくれなければ中に入っていかない。 そこで、「ゴックン、ゴックン」と繰り返し叫んで呑み込むよう耳から促す。 この、「ゴックン」は認知できたので、以後この言葉で飲み込んでくれた。 3、黙っていると口を開けてくれないので、「あ〜ん!あ〜ん!」とこれまた大きな声で繰り返すと、大きく口を開くようになった。 結果は、 茶碗蒸しは時間はかかったが、うまそうに1日1個食べた。 エンシュアはイチゴ味だったので進まなかった。理由は母が無類の珈琲好きなのでエンシュアも珈琲味なら飲んでくれたかも知れない。
@―2、排泄 飲食量が少ないので排泄はオシッコだけで便はなし。 尿パッドの交換は帰宅した初日20日はなし(特養を出る前に交換してくれたと思った)
翌日21日朝、オムツ確認したら尿がパッドから漏れて布団シーツと防水シートが濡れている。 不思議なことにズボンと紙オムツは全く濡れていなかった。 施設の尿パッドは相当に大きなものであったが、我が家にはなかったのでちょっと小さいパッドに交換してオムツをし、ズボンの代わりにパジャマをはかせた。 夕方、布団をあげたらツンと臭い。パッドが濡れている。気持ち悪いのではと思い、パッド交換。
帰宅最終日22日昼頃、尿パッド確認。濡れてはいたが、オムツやパジャマは濡れていないので施設で交換してもらおうとそのままにした。
結果は明らかに、飲んだ量よりオシッコで排泄した量の方が多い。 「入り」より、「出が」多いということは、自分の生命維持のために、体内保有水を使用しつつあるということであり、この状態の継続は死へとつながっている。
@―3、辛かったこと 20日母を連れ出すとき、職員の手助けなしで行ってみようとトライした。 自室のベッドから抱き上げて、そのままエレベーターで下り、玄関前の車の後部座席前の床面に横にさせた。車の床面にはあらかじめ厚地の毛布を敷いておいた。 車に載せるのは、広い場所から狭い場所なので比較的身体は楽であった。しかし、帰宅して狭い場所の母を抱き上げて広い表に取り出すのが大変であった。
A特養のSさんと介護師から最近の母の摂食と排泄の状況説明。
B今後のスケジュール 3月29日(水)特養退所 14:00、施設に持って行った衣類、バスタオルなどを我が家に運んでもらう(担当:施設職員)
15:00、母を引き取りに行く 3月31日(金)9:30、訪問看護 4月7日(金)〜17日(月)、特養施設のショートステイ 以上で会議終了。
C特養退所後の介護、看護、診療計画まとめ 1、デイサービス>特養施設で毎週木曜日1回 2、訪問看護>毎週金曜日1回 。近くのクリニックから看護師が来宅 3、訪問診療>月2回(第2第4月曜日)病院から主治医が来宅 |
3月28日(火)>介護設備業者が床ずれ防止マットを持ってきた。 月額レンタル料6,160円(個人負担10%)
|
3月29日(水)>特養退所。以降、看取りまで自宅居住 |
13:40、 特養のYさんから電話。「今から寝具や衣類を持って上がります」>了解! 衣類を入れた整理タンスと寝具をワゴン車に載せてやってきた。 寝具(毛布、コタツ布団)をベランダに干す。 14:30、ケアマネから電話。「私も お母さんの様子を確認するため3時にお邪魔します」 14:45、 特養Yさん来宅。ショートステイ用の車に車イスごと載せてやって来た。 表に出たときグッドタイミングでケアマネが車庫の前で母を載せた車の後部ハッチバックドアを開けて、車イス降車タラップの準備を見ていた。 母は車いすで少し体を傾けた状態で寝ている。午後は昼食も食べず寝ていたという。 声をかけると目を半開きでニヤッと笑った後、再び目をつむってしまった。
車イスでは我が玄関アプローチを上ることが難しい。そこで私とYさんの2人で運ぶことにした。 私が頭でYさんが足。足から先に進みアプローチの三つの段差を注意深く進み、玄関を開け、中に入り、部屋に設置されているマットの上に寝かせる。Yさんはまだ荷物があると言い、車に引き返し寝具(敷布団マット、毛布、夏布団、シーツ)を持ってきた。
ケアマネが食事摂取や入浴についてYさんに質問した。この設問は大変適格だと思った。 さすがです(^^)v長年のケアマネ経験がこの質問をさせているのだと思う。 食事摂取は14:00に寝具類を持ってきたときもらっている。
この1週間 の朝食は主食副食共に良く食べている。しかし、昼食と夕食は30%ほどしか食べていない。と言うことは目を開けているとすぐに疲れて眠くなるということか? 朝食の摂取が良いのは一晩寝ているので血液の浄化が進み体調が回復しているのかもしれない。 昼頃から疲れが出始め夕食時刻では最悪の体調となり、摂食不能となっている。とも考えられる。 今日29日の朝食は主食、副食とも10割摂食。お昼までの水分もしっかり摂取しており、ほとんど健常者並みである。しかし、昼食はほとんど摂取ゼロで水分摂取もない。 そのままの状態で帰宅したわけであるが、車からずっと眠ったままで、布団に入った。 声掛けしても反応なし。今日は暖かいがじっとしている立場では肌寒いとも思えるので毛布を2枚着せる。
排泄は3月25日に大便を2回、排尿は尿パッドなのでデーターを採取していない。 パッドを交換しているので排尿はあると思う。入浴は昨日28日にしている。 また、尿パッドは退所の前に交換してくれたとのこと。 また、退所の時施設の職員が手を振って見送ってくれたようだが眠っていて返事がなかったとのこと。
7年前、初めてのデイサービスで世話になっていたころとは格段に衰えている。 あんなに愛想のよい母がこんなにも元気がなくなるとは信じられない。 箸がうまく使えなくなった昨年ではあったが、手でダイナミックにつかみ食いしていた。しかし、今年に入ってわずか3か月でこんなにも動きが停まってしまうものなのか”(-“”-)” 最後の時は近い。しっかり看取らないといけない。
この後、ケアマネが3月と4月の見直し介護計画を持参したので署名捺印。 最後に看取りまでの介護計画策定をくれぐれもお願いした。 @明日30日(木) 特養施設のデイサービス A明後日31日(金)は訪問看護日 B4月4日(火)訪問看護日 C4月6日(木)デイサービス D4月7日(金)〜17日(月)ショートステイ
母の様子をほぼ1時間おきに行う。 肌寒くなってきたので23℃設定でエアコンON
18:00、様子見。部屋が暑いくらい(6畳の間なので効きが早い) エアコン20℃に 設定し直し、加湿器ON 19:00、冷たい手で額に手を当てるが、反応なし。いびきをかいて寝ている。 夕食の代わりにと茶碗蒸しを買ってきたが準備する必要もないほど静かに寝ている。 21:00、声掛けしたが、いびきかいて寝ており、全く反応しない。 23:00、足を布団の外に投げ出している。足は冷たい。 そこで、来た時から変わっていない身体の向きを反対側(北向き)に変え、足が出ないようにオムツやパッドの袋でガード。更に 膝骨と脛骨が接触してケガしないよう、クッションを股に挟む。 24:00、就寝 |
3月30日(木)> |
6:30、起床。まずは母の様子確認>目が開いている\(^o^)/ホッ\(^o^)/ 開口一番「腹が・・・・・・」歯のない口から出る言葉はほとんど聞き取れず、ムニャムニャとしか理解できない。が、そこは親子です。なんとなく分かるのです(●^o^●)
ウンチしたかったが我慢して鍋にお湯を沸かす。 上半身を起こし、寝座枕を腰当たりまで押し込む。「痛い痛い!」と大声(●^o^●) 意識はしっかり(●^o^●)安心した(#^.^#) 身体が起きたところで粗相防止のタオルと手拭きをアゴの下に敷く。
スーパーを探しまくって見つけたほとんど具のない茶碗蒸しは沸いたお湯に10分入れないと食べられない。 その前に飲み物(ポカリスエットとエンシュア)を楽のみに入れてまずはのどを潤す。 まだ眠気眼なのでゆっくりゆっくり飲ませる。口に少し注ぎ込み「ゴックンゴックン」と叫ぶと、目をつむり、口を詰むんで凛々しく飲み込む(^^)v
湯が沸いたので、海老茶碗蒸しを湯に浸ける。おっかさん!10分間待つのだぞ(*^^)v
茶碗蒸しが出来た。早速スプーンですくって唇に付ける。が、「何を入れるのだ?!」と言わんばかりに口を固く閉じて開けようとしない。そこで、「茶碗蒸しですよ〜〜〜(^^♪)」と、大声で叫ぶ! お試し外泊で20日から3日間3パック食べた茶碗蒸しの味を覚えているかの如く口を開けた。 それっと!ばかり流し込む。一口入ればこっちの物(●^o^●) うまいことは保証できるので、口の肥えている母でも食べてくれると確信していた。
次から次と食べてくれて約30分くらいで完食した\(^o^)/ ただ残り3口くらいから居眠りが始まったので「あと少し!あと3口!」と大声で叫び、目を開かせながら完食させた。 満足げな顔をしてスヤスヤと寝てしまった。身体が横にずれないよう脇の下あたりにタオルケットやバスタオルを巻いてあてがう。
8:45、デイサービスのお迎えが来た。布団を上げるとツンとした臭い”(-“”-)” ただ、シーツは濡れていない(^^)vホッ\(^o^)/ 職員に「オムツ替えてないのでよろしくお願いします<m(__)m>」 今朝は茶碗蒸し1パック完食しました(●^o^●)と、私としては大イバリで報告せり(●^o^●)
車椅子を持って玄関に入る。職員が入り難そうだったので、ブルーシートを上り框から廊下に敷き、車イスを部屋に入れ、運転手と職員の2人で持ち上げて椅子に載せる。
母は両足をおかしな格好に組むので足が車イスの足場にうまく乗らず危険な状態になる。 これを解いて足を普通通りの格好に納めようとしてもなかなかこちらの思うようには両膝を並べてくれない。 なので、一人作業ではかなり難しい。私は、車イスを使わず抱きかかえることにしている。 ただ、この方法も大変ではあるが、一人でやらないといけないのでしょうがないのです”(-“”-)” 施設は2人の分業になる。一人が車イスを支え、一人が足を正しい位置に配置させる。
送迎車が行った後、シーツ3枚を南側の物干し台に干し、部屋のガラス戸を少し開けて風を入れ、床ずれ防止マットを立てて室内干し。
16:45、玄関に人声。「どちら様ですか?」と、尋ねると、男性と女性の職員が、半分寝ているしおれた母を車椅子に載せて、ゆっくりと玄関に向かっている。 そのまま廊下へ上がり、職員二人で抱え上げ、マットの上に下ろす。 目が覚めたような覚めないようなうつろな目つきで周りを見回す。自分の部屋という意識はなさそう。
横になると本格的に寝てしまった。デイサービスでは入浴しただけで、ほかはすべて寝ていたようで昼食もその後のおやつも食べていないという。朝、茶碗蒸しを食べただけである。 が、20日からの3日間、毎日茶碗蒸し1カップだけだったので結果的には摂取量は同じである。 横になったが声掛けすると反応があった。今日はデイサービスで飲み物も一切摂取していないという報告なので、さぞや喉が渇いていることであろうと、タオルケットを折り曲げた枕に寝たまま、楽のみでポカリとエンシュアを飲ませる。 慎重に少しずつ飲ませる。5口くらい飲んだところで、いびきをかいて寝てしまった。
慌てて戸閉し、20℃エアコンON。 |
特養退所後、初のデイサービス利用 中のご様子 |
血圧125/62、体温36.2℃、脈拍60、入浴あり、排便ゼロ、摂食ゼロ、おやつゼロ 施設コメント>入浴時、昼食時など、一日を通して目を閉じて眠っている状態でした。食事は声掛けしながら行いましたが、口を開けてもらえず、一口も食べていただいてません。お茶も飲まれていません。おやつも中止しました。 私のコメント>静かすぎるのも気を使って大変です。面倒掛けますがよろしくお願いします。 下半身の清潔を上手に対応していただきありがとう。明日の朝のオムツ交換がとても不安です(~_~;) |
2017年3月31日(金)>曇りのち雨<甲子園高校野球決勝戦は雨で順延 6:30、母の様子見>ガラス戸を開けると声がする。こちらを見ている。 カーテンを開け明るくし、茶碗蒸し加熱のためヤカンで湯を沸かす。 腰辺りまでテレビ観賞クッションを差し込み、上半身を約30°傾けて寝かせ、ポカリとエンシュアを楽のみで交互に飲ませる。喉が渇いているようでゴクゴク飲ん でくれた。
加熱した茶碗蒸しを食べさせる。半分ほど食べた。今日は味噌汁の残りを加熱し、豆腐と共に飲ませてみる。 豪華メニューで眼が白黒している。「うまいかぁ〜〜〜」と尋ねると、ニコニコ顔で頷いた。
「我が町の特産味噌だよぉ〜〜〜ん」と叫ぶとニッコリ笑った。 もうこれ以上はいらない素振り(目をつむり、口をキッと閉じる)が出た。茶碗蒸しは三分の一残した。
が、ここで、最後の一押し!楽のみのエンシュアを口に入れる。と、ゴクゴク飲んでくれた。 とうとう完飲してしまった。すごぉ〜〜い\(^o^)/ ここまで尿パッド交換と朝食準備と朝食を約1時間で終了(*^^)v
9:30、訪問看護二人来宅(週1回)。 @まずは部屋の雰囲気確認していただく。 A特養での3月19日からの生活状態(摂食、排泄など)報告書を見てもらう B朝食前の状況報告>尿パッド交換、顔拭き C朝食報告>目の前に残した茶碗蒸しと味噌汁とポカリの入った楽のみをみせ、それぞれをどのように使って食べさせるか要領公開。
D布団を剥がし、身体を横に起こし、オムツを確認。と、看護師が「ウンチが出かかっている」と、叫んだ。 朝、尿パッド交換したばかりなのに”(-“”-)” 湯をこれに入れてくださいと渡された。これというのはお尻を洗うシャワーポンプであった。 オムツは汚れていないので尿パッドだけ交換。
E左手と左足指先が暗赤色、右手と右足指周辺が紫赤色となっており、血流が悪くなっている。 F看護師から”介護の要点”について指導あり。 1、オムツ点検は朝昼夜3回行うこと。 2、床ずれ防止のため、身体の向きを変えること。 3、水分の補給を忘れないこと。
13:00、ケアマネから電話> 午前中の訪問看護の報告を受けて、手足指辺りの鬱血が目立つということで、今のマットが母の寝姿に対応できていないのではという問題がありそうなのでエアーマットに替えた方がいいのではと、提案あり。 昨日持ってきたスポンジマットレスでは軟らかすぎて寝にくいのではと思っていたので、交換することにした。
13:30、早速、介護設備業者から電話あり。 用件はエアーマットは手持ちがあるので今日夕方には持っていけるという。 明日でもいいと言ったが、明日は土曜日で休みという。ならば来週の月曜日でもいいですよと、答えると、問題が悪化するといけないので早ければ早いほどいいと思うと言われ、夕方5時半ころ持ち込みたいという。 熱意に押されてお願いする。
17:30、介護設備業者の担当者来宅。 空気の入っていないエアーマットを丸めて、小脇に抱えている。 早速、今使っているスポンジマットレスを南側に移動させ、その横にエアーマットを設置し、コントロールボックスに電源コードを接続し、 起動。
30分ほどで利用可能となるが、移すのに二人で抱きかかえなければならない。 そこで、近くに住まいする弟に応援依頼。と、すぐやって来た。 新しい、エアマットに空気が充填されるまでしばし待機。
エアーマットには基本的に敷物は不要である。敷布団など敷いては折角のエアー効果が発揮されないからである。ただレンタルで借りている製品にバアサンが粗相して汚れたら、電気製品でもあり、水洗いなどできないので修理代など必要になると困る?しかし、その心配は不要であった。汚れても構わないという。洗い方のノウハウがあるのであろうか?
弟と二人でバアサンを持ち上げ、スポンジマットからエアーマットに移す。 軟らかいスポンジマットの上に乗らないといけないので足元が沈んでフラフラして、とても危険な状態となった。 転ばないようゆっくり慎重に移動する。
この後、弟は今夜のおかずを差入れしてくれた。 3人兄弟を代表して長男の私が母の介護をする代わり、食事の差入れなど私の不得意な分野について嫁さんが支援してくれる。とても有り難い(●^o^●)
夕刊取り込み、雨戸閉め、母の部屋で新聞読みながら、ポカリとエンシュアを飲ませようとしたが、この時刻はあまり進まない様子だったので止めた。
尿パッドの点検>足を組んでいるので、なかなかオムツを外せない。 かなり強引にやらないと尿パッドには手が届かない”(-“”-)” 難儀コンギして尿パッドを外し、見ると全く濡れていない。オムツも濡れていないのでこのまま装着し直す。ウンチが少しついている。昨日の残りなのかもしれない。ま、いっか(*^_^*)
23:45、眠くなってきたので就寝 |
2017年3月おしまい ページトップ |
2017年4月1日(土)>曇り時々雨 6:00、話し声に眼が覚める(●^o^●)まだまだ頑張るようだ(●^o^●)
7:00、いつもの起床。2度寝で起きたのがこの時刻だった。新聞、雨戸開け後、ウンチ我慢して直ちに、母の様子見。
臭いがするのでパッド点検するとオムツまで漏れている。この交換は大変である。難儀コンギしてスッポンポンにして新しいオムツに尿パッドをつけてお尻に敷くが、これがなかなか進まない。理由はババアが抵抗するからである。 足を持てば手が動く。手を押さえれば足がクロスに組まれて解けない。 悪戦苦闘すること10分(@_@;)オムツの位置を何度も修正しながらの作業は汗かくほどだ!
オムツのマジックテープを無理に引っ張って1か所切ってしまった。 マジック3か所で留めて作業終了。付け具合を確認!ほぼ良好\(^o^)/ たくさん食べる頃ならオシッコもウンチもたくさん出るがいまはオシッコが3,4回、ウンチは週1回なので、毎日2,3度点検すれば漏れるまでにはならない。それだけ昔より楽ではある。 途中でヤカンがヒューヒューとなる。笛付ヤカンなのでよく解る(^_-)-☆ 茶碗蒸しを放り込み加熱!10分間待つのだぞ!
パンツが変わったところでとりあえずポカリとエンシュアを飲ませる。うまいうまいとゴクゴク飲んだ。
自分のウンチを我慢して必死に母のおむつ交換をしていたので時刻は7:50になった。 今日はあさドラ「べっぴんさん」の最終回なのでどうしても見たい。 トイレに飛び込んで、いつもならゆっくり20分ほどかけて3面の国際政治面まで読むところであるが、今日はウンチすることに専心する。出た\(^o^)/
タイトルミュージックの音がする。急いでテレビの前に座る。 8:00、いつもの8時(べっぴんさん最終回 これまで出演した死んだ人も含めて全員が今日は登場した。
舞台はキアリス創業35周年記念パーティであった。この脚本家はエンディングをこのようなシチュエーションで飾った。
そういえば我が母もまさにこの時代をたくましく生きた人間である。 べっぴんさんに出演した人たちも母同様あと20年は生きられる。
いつまでも元気に暮らして欲しいと切に願う。 8:30、朝食はいつもの茶碗蒸し(*^^)vバクバク食べて完食。かなり速いペースだった。(●^o^●) 9:00、自分の朝食が終わり、母の様子見。 南側に転げている。つくなっているので、声も出さずに傾いたまま横になっている。 そこで、背中に置いたテレビ観賞クッションを引き抜いて寝かせる。
10:30、東の方からバアサンの独り言が聞こえてくる。水分、食べ物十分で大満足(●^o^●) 14:00、母のために長芋のコンソメ煮を仕込む。が、コンソメ1個入れたら塩辛い。そこで水と砂糖を追加して再加熱。ちょっと甘過ぎたので、更に水を追加して煮る。とにかく、口の中に入れたら、とろけるように消えていくものを作りたいのである。ただし、形が崩れてはいけない。
23:00、母は絶好調(●^o^●)喋り捲っている。 長芋の極トロ煮を少し食べさせる。だが、まだ硬そうで口から落ちる。これほど煮付けてもトロトロにはならない。これが限界なのであろうか?明日もう少し火をかけて暖かい状態で母に食べてもらい反応を見ることにする。 電灯を豆球にして、大きな声で「おやすみなさぁ〜〜〜い」
それでも静かにはならない。自宅に戻って活力が出てきたようだ(^^)v結構!結構!(^^)v 2017年4月2日(日)>晴れ 6:00、いつもの起床。まだまだ空気は冷たい。 母の顔を見る。起きている。昨夜も遅くまでしゃべっていた。 新聞取り込み、雨戸開け、ガス給湯器点火、バケツと洗面器に湯を入れると、「おはよう(^^♪)と、ご機嫌だ(●^o^●)驚いたのは「おはよう」と朝の挨拶ができることだ!
最初にポカリとエンシュアを少し飲ませる。続いてオムツのチェック。 ツンとする臭いもないのでオシッコはあまり出ていないか? まずは身体を動かし、向きを変え、オムツを取り外す。尿パッドに濁った色が付いてる。 31日の訪問看護で洗ってくれたお尻にウンチが少し残っていたか? 昨日、苦労して交換したオムツはしっかり取り付いており、寝具や衣類に漏れてはいない。 尿パットはぐっしょり濡れていたので取り外し、タオルを湯に浸し、お尻を拭く。 ウンチの欠片が付いて黄色くなる。
さて、これからが大変なのである。 全ての工程で母はキョロキョロ、ゴソゴソ身体を左右上下に動かすので一人作業は極めて難しい。じっとさせることができないので、無理やり押さえつけるしか方法がない。 固くクロスさせた両足を無理矢理開き、そこに身体を入れて足が開いた状態を確保する。 それでも、他の事をやっていると、そのわずかなスキに手が動き、足が動き、身体が横になり、クロス状態が崩れてしまう。これを何度も修復しながら、オムツをお尻の下に入れないといけない。
この作業は一人ではほとんど不可能なほど大変である。 が、そこを何とかするのが企業戦士として世界を駆け回った私なのである。 両足の間に割り込んで、左腕で両足を体に固定し、膝を起こしてお尻をエアーマットから浮かす。 右手で尿パッドをセットしたオムツを素早く浮いたお尻の下に挿し込む。
ここまでが一人作業では限界だ!エアーマットがフワフワして膝がグラグラ動くので力が入らない。 それに抗してオムツを尻の下に持ち込むのは相当な力仕事である。 これを何度も繰り返し、オムツが正確にお尻の下にくるまで続ける。 この段階で汗びっしょりだ!母が「今日は寒いね」と、これまたビックリポンな発言(-_-😉 当たり前と言えば当たり前だ!骨皮のババアがお尻丸出しなんだから<m(__)m> 汗かいている私は上着を脱いで半袖になる。まだまだ仕事は終わっていない”(-“”-)”
オムツが正しく配置されてもそれをきちんと留めないといけない。 これがまた動き回る相手であるため、とても大変なのである。 これまた何度も何度も、母の身体を右に左に変えて、繰り返し位置調整し、ここだ!というところでマジックテープを接着する。 最後に左右のバランスを点検し、問題なければパジャマを履かせ終了。 パジャマをオシリの下に上げるのも一人では大変なのである。 最後の力仕事を終えれば作業終了である。\(^o^)/
オムツの交換が終わったところで、改めてエンシュアを楽のみでグイグイ飲ませる。完飲(^^)v 長芋のコンソメ煮トロトロを食べさせる。しかし、私がトロトロと思っていてもばあさんにとってはまだ、ツブツブなのであるのか?口の中でモグモグし続けており、欠片が口から出てくる。こりゃいかん!
ということで、スプーンで押しつぶしてトロトロにすると、うまいうまいと言って食べてくれた。 その前に母に食事を少し食べさせないといけない。ポカリとエンシュアの新鮮なものを楽のみに充填し、長芋を食べさせながら、ポカリまたはエンシュアで交互に流し込む。 この間、母はずっと喋りっぱなし。その時ビックリポン発言「あんただあれ」
20:45、母の様子見>右向きで横になり、暑いのか両足を揃えて外に出している。 オムツ点検で濡れていることが分かったのでパッドともども全交換。 足を強固に組んでいるのでパジャマを脱がすことも大変で、作業は極端にやりにくい。 オムツの取り外しは簡単であるが、取り付けるのは至難だ! 汗かきながら孤軍奮闘(@_@)
手足をでたらめに動かすので思うようにやれない。ついつい手や足を持つ手の力が強くなってしまい、悲鳴を上げるほどだ!「ごめんごめん」と、謝りながらも力はますます増し、荒っぽくなってしまう。おむつ交換で30分ほどかかってしまった。今朝、お尻をお湯で拭いたからパッドとオムツはさほど汚れてはいない。多分今夜かなりのオシッコをすると思うから明日朝、今日と同じようにお尻を拭こう。
オムツ交換が終わったからといってホッとは出来ない。 その後も布団の上の枕に頭を載せないといけないので身体をマットの中心に運ぼうとするがマットが軟らかいので、踏ん張りが出来ず体を持ち上げることができない。曳きずると防水シートが捩れて塊になり、これが背中などに当たったまま寝ると床ずれの原因になり、つらい思いをする。 なので、シートがくちゃくちゃにならないよう、あっちこっちシートを引き伸ばしながら慎重に作業しないといけないので短時間にはできない。
このとき、静かにしていてくれれば問題ないが、今日は日中静かに寝ており、元気いっぱいだ(^^)v。 チョクチョク様子を見ながら水分補給をするが、夕方からしゃべりっぱなしだ! とにかくオムツ交換は大変な重労働である。母がその時、静かにしようと気を使ってくれれば簡単なのであるが、今やそんなことに気が付く人間ではない。
それにしても身体が動きすぎる。じっとしていないのですべてのことがやりにくい。 とても疲れる。どうしたもんじゃろのーー! 2017年4月3日(月)>晴れ 7:30、母の様子見>エアーマットから外れて北側に転げ落ちている。 昨夜は冷えたのでエアコンを20℃に上げた所為かもしれない。 ここからが介護で最も辛いこととなる”(-“”-)”それは、「母を抱かえてマットに持ち上げる」作業。 オムツを確認すると濡れてはいない。これはとても有難いことです。そこで、身体を起こして飲食体勢(テレビ視聴用の傾斜マット)を作る。説明しにくいので記述しないが、この作業も一人では困難を極める。
@茶碗蒸しを温める。 Aプリンを開け、小鉢に入れる Bポカリとエンシュア珈琲味を楽のみにそそぐ。 ポカリが残り少ないのでキャラバンで買ってこなくちゃ!待てよ!マイナーなポカリ売っていたかな??
今日の茶碗蒸しは高価な物だ!加熱は今までとは違い、15分間熱湯で加熱しないといけない。 「食べ方」にはこの調理方法を「湯煎」と呼んでいた。私自身は初めての用語であった(#^.^#) 待っている間、プリンを食べる。「うまいうまい」と、バクバク食べてくれた\(^o^)/
口からこぼれると手でそれを救って口に運んでいる。まさに「手は口ほどにものをいう」だった。 この姿を見て、この元気さならそうそう簡単に天には召されないな”(-“”-)”と! 彼の地も立て込んでいて人選に苦慮しているのであろう。 結局、天は特養と同じく順番待ちなのか?そこで、天地が会談した結果、閻魔さんが「90歳過ぎなら地でもいいのでは(●^o^●)」と、空きのある地を勧めたのではないか?
でも私が頑張っている姿を見て、もう少し待つかということに決まったのでは??(●^o^●) 13:00、母の様子見>マットからずり落ちている。向きを変えながら毛布をあげてオムツを確認。 濡れてはいないが何か臭い。そこで、尿パッドだけ交換することにした。 エアコンが暑そうなのでOFF。
ここで失敗してしまったことがある。 オムツを外し、尿パッドを取り替えてオムツに貼り付け、オムツを悪戦苦闘の結果バアサンのお尻に合わせ、股間の部分を腰回りに持ってきたときなんか不自然だ!実際、しっくりとお尻にフィットしない。いろいろアレコレやったが、なんかいつもと根本的に違っていることがあるような気がする。落ち着いて考えれば、解りました(*^^)v
オムツのセッティングで上下を逆にしてお尻を載せていたのだ! オムツは絵柄が印刷されている部分が腹の上で表から見えるように取り付ける必要があるが、今回これを絵柄が印刷されている方向をお尻の下に敷いたので、オムツをしたとき腹部では見えなかったのである。結局、絵柄の方を股の下にして、これを腹の方に持ち上げれば腹の上で絵柄が見えるというわけであった。
一生懸命にやってはいたが、まったくの勘違いでこんなにも苦闘するとは!?!なんともお恥ずかしい。汗かいたが、畑でいっぱい汗かいてきたので、この後のシャワーが待っており苦にならない(^^)v お尻がスカットしたところで喉が渇いたのではと思い、楽のみのポカリとエンシュアを交互に口に入れたら、うまいうまいと言いながら、あっという間に飲み干した。ビックリポンだ! もっとバアサンに付き合いたいが、私は室内外で汗かいたので、2週間ぶりのシャワー(●^o^●) 今日は覚悟してシャワー浴びようと風呂釜に入る予定をしていた。風呂釜を温めようとお湯を釜に入れて洗い、入ろうと足を踏み入れたとき足がつるっと滑ってアワや転びそうになった(◎_◎😉 うわぁ〜〜〜命拾いしたぁ〜〜〜”(-“”-)”
風呂釜に入ってその中で石鹸つけて全身を洗う。垢が大量に流れ、排水溝が詰まるほどであった(>_<) シャワー浴びる前にバアサンのパジャマ下2着ともども洗濯。 15:30、福祉用具業者来宅 現状のスポンジマットから電動式空気圧調整型エアーマットに変更したため新たな契約が必要。 まずは母の部屋でエアマットの使用状態を見る。 私がオムツを交換するとき、マットがフワフワして動きが不安定になり、作業しにくいと言ったら、制御器を示して、このボタンを押すとエア圧が高まり、固くなります、という。 装置のほぼ中央部にある3つのボタンの一つ「リハビリ」である。 このマットの基本機能は床ずれ防止であるが、状態が良くなった利用者にはマットを固くして動きやすい状態を作れるようにしている。 契約書3通に署名と捺印 母に料亭風茶碗蒸し@300円を食べさせる。私も中身を見るのは初めてであるが、具だくさんで味もしっかりしており、値段だけのことはある。 しかし、具は固いので母には不要である。私がいただくことにする。 卵だけでもとても美味い。バアサンも鳴き食いであった。が、わずか10分で眠ってしまった。 また後で食べてもらおう。 2017年4月4日(火)>晴れ 7:15、いつもの起床。まずは母の様子見。 5時、ナナに起こされてご飯やった後、見に行ったが問題なしだった。しかし、今はエアーマットから南側に転げ落ちている。抱き上げてマットに上げ、尿パッド確認。 と、オムツまで濡れている。全面交換だ!。この作業は毎度のことながら地獄です。
ポカリとエンシュアを楽のみに充填し、ヤカンの湯を沸かし、ピーとなるまで沸騰させる。 その間で水分補給。途中でヤカンのお湯が沸いたという知らせ「ピー」が鳴り続けている。 構わず、飲み物を飲ませる。頑張って、どちらも15分くらいで完飲!ビックリポン(^^)v
9:00、訪問看護2人来宅 朝7:15ころ起きたときからの様子について報告する。 @マットから転げ落ち、畳の上で寝ていた。 A猫に起こされてエサをやった5:00頃はマットで寝ていた。 Bオムツが濡れていたので交換したが、パジャマや防水マットは濡れていなかった。 Cその後、楽のみでポカリとエンシュアを各250ml飲んだ。 Dいつもはこの後、茶碗蒸し45Kcalを食べさせるが腹一杯になったのか拒否したのでやめた。 Eほかに三日ほど前から両足に膿を伴う水泡が出来ており、少しずつ減ってきて今は両足に各1個と減った。 この件は7日午前中に主治医の往診があるのでこの時診察してもらうことにした。
オムツを見るとウンチが出ている。それも大量に!ここに移ってからは大した物食べてないのに? と、言うことは、過去に食べたものがいま押し出されてきたのであろうか(◎_◎😉 それも大量にだ!看護師は黙々と汚物を処理している。醗酵した堆肥みたいなものでとても臭い(>_<)。処理してくれたほかの看護師から、指を腸内に押し込んだが何も残っていないので、今後はこのようには出てこないと言っていた。 ウンチが若干外に漏れパジャマと防水シートとタオルが汚れた。すぐさま洗濯。 加熱したが冷えてしまった茶碗蒸しをちょっと遅い朝食?いやちょっと早い昼食として食べさせる。 バクバク食べて完食した。
17:00、畑から帰り、まずはシャワー(●^o^●) サッパリしたところで、母の様子見!モコッと頭をもたげニッコリ(#^.^#) 畑へ出かけるとき、エアコンは切った。暑いので足を布団から出しているから足先が冷えて変色してしまう。 今日は暑いくらいなので畑へ行っている間くらいは大丈夫だと判断して、エアコンを切った。
喉が渇いているのではと思い、ポカリとエンシュアを楽のみに入れて飲ませようとしたが、その前にプリンが残っていることに気が付いた。そして、更に、長芋を加熱しすりつぶしてプリンと混ぜる。 息子特製の「長芋プリン」をおやつ代わりに食べてもらう。 うまいうまいと、うなずきながら完食してくれた。(^^)v 最後にポカリで口内と喉に残っている食べ物を流しこむ。 母の食事が終ったので、自分の番である。 2017年4月5日(水)>晴れのち曇り 6:30、オムツ点検>尿パッドはぐっしょりなるもオムツに漏れなし。勿論衣類寝具にも! ただ、パッドを交換するだけでもオムツともども外さないと強固なマジックテープが外れない。 従って、実質オムツ交換と変わらない”(-“”-)” 朝から、母と絡み合って踏んず解れず・・・・・(>_<) 今日は比較的円滑にできた。お世話をして今日でやっと1週間経過した。だいぶ慣れてきた(^^)v 7:00、続いて、まずは水分補給>ポカリ125ml、エンシュア100ml この間で茶碗蒸しを加熱。 昨夜は暖かいと考え、雨戸はしなかった。なので、朝が来るとカーテン越しに明るくなる。 縁側のカーテンを開けたら犬走の降り口に、昨日洗濯して取り込んだ汚物で汚れた母の洗濯物が放置されていた。 雨戸を閉めれば気が付いたが、スポッと忘れていた。 軒下なので濡れることはなかった(#^.^#) 茶碗蒸しが暖かくなった(^^♪おっかさぁ〜〜ん(^^♪ご飯ですよぉ〜〜〜(^^♪ ポカリとエンシュアで飲み込みトレーニング済なので、ドンドン食べてくれた。 先週までは30分くらいかかっていたが、今日は15分であった\(^o^)/ 今までならこれで茶碗蒸しはおしまいであるが、調子が良さそうなので午後もう1個食べさせてみよう。 昨日スーパーで5個買ってきたのでストック十分(●^o^●)
16:00、部屋が臭い。オムツ替え。思うように動いてくれないので悪戦苦闘・四苦八苦 少し漏れている。防水シートとパジャマが濡れているので引っ剥がす。 オムツは左程濡れていないのでそのまま使い、尿パッドをセットして難儀コンギしてマジックテープで固定する。 お尻がさっぱりしたところでポカリを楽のみでグイグイ飲む125ml。 続いてエンシュア、こちらは大好き珈琲味にもかかわらず朝同様飲みっぷりは悪い100ml 「もういい」と言わんばかりに目をつむり狸寝入り
17:00、弟が昨日頼んだ冷蔵食品の「海老クリームコロッケ」を揚げて持ってきてくれた。 バアサンに食べさせようと3月末ころイシハラで買った物であるが、自分では揚げることができないので嫁さんに揚げてもらった。早速温かいうちに食べさせようと、口に入れようとしたが先程尿パッド交換でかなり荒っぽいことをしたので気分を害してしまった様で目を開けようとしない。
そこで、無理やり口の中にクリーム部を押し込んで様子を見る。 それにしても室内がオシッコ臭い。 そこで東側のガラス戸を開け網戸だけにし、廊下側も開けて風を通す。今日は暖かいのでエアコンは不要である。
20:00、少し寒くなって来たか? そこで、母の部屋のエアコンを20℃でタイマー1時間ON、3時間OFF設定 更にマフラー代わりにいつものフェースタオルを首に巻く。 なぜこのことをやるのかと言えば、夜中、元気いっぱいに動き回るので着ている肌着やパジャマがはだけてしまい肩も出てしまうほどになる。勿論、着ている毛布も足や手でかき回してクチャクチャになる。 2017年4月6日(木)> 6:00、起床。母の様子見!部屋は臭くない(^^)v目は開いておりこちらを見てニコッとする。 目ヤニも出ていないので体調は良さそう。首に巻いているタオルをしゃぶっている(^^)v 喉が渇いたのか?腹が減っているのか? 直ちにポカリとエンシュアを!楽のみを口に入れるとゴクゴクと飲み始めた。 際限なく(●^o^●)ゴクゴクと(●^o^●)あっという間にポカリとエンシュアを各100ml呑む。 オムツ確認>特に異常なし<今日はデイサービスなので、パッド交換せずこのままとする。
体勢を南向きから北向きに変え、クリームコロッケをチンし、二つに切って、中身のクリームを珈琲スプーンですくって食べさせると、うまぁ〜〜〜い\(^o^)/うまい(^^)vを連発(●^o^●) 軽く1個分食べたが、慌てて2個目をチンし、食べさせる。半分食べたところで、いつもの狸寝入り!
ゆっくりとクリームコロッケを見る。なんとなんとこのしろ物は衣とパン粉の多いこと多いこと”(-“”-)” コロッケは直径約20mm、中身のクリームは直径10mm程度なので結果、衣は5mmとなる。 結局このコロッケは正味30%、油タップリ含んだ衣は70%!なんとまあすんごい食品だ! こうしないとお値打ちな価格にはならないのであろう。 煌びやかなパック表装のデザイン、ちらっと見える揚げる前のパン粉の付いた細長コロッケ! これを見たお客はついつい手が出てしまう。かくして左様にひっかかったのが私なのである(@_@;)
デイサービス利用者連絡表 血圧101/55、体温36.2℃、脈拍66、入浴した、排便なし、摂食>ご飯1割おかず4割、おやつ抹茶テリーヌ完食 施設コメント>入浴後からずっと帰りまで、眼がパッチリとされ起きて見えました。 昼食も4割、おやつは全量召し上がりました。呼びかけに笑顔で答えてくださいました。 私のコメント> 上手に対応していただきありがとう。明日の朝のオムツ交換がとても不安です(~_~;)
16:45、母デイから帰宅。元気そうだ\(^o^)/ 職員に「昼食は食べましたか?」と、質問。「はい今日はたくさん食べました」と、声が弾んでいる。 「そうですか(●^o^●)それはありがとう。でも明日はウンチ処理で大変なことになりますね(#^.^#) 昼食をたくさん食べたのであれば、今夜は不要だ!こんなに有難いことはありません。感謝感謝です。 曇り空で雨混じりの強い風が吹いている。そこで、温度19℃設定でエアコンON 2017年4月7日(金)>今日午後から17日まで10日間ショートステイをお願いしている。 3:00、ナナの鳴き声で起床。ご飯を追加。ついでに母の様子見。鼻にツンと来た。 毛布を剥がし、母を動かしたら手に冷たいものが当たった。上着が濡れている(>_<) これはえらいコッチャ(-_-;) 慌ててエアコンの設定を20℃に上げ廊下側ガラス戸を開けてオムツ交換開始! @エアマットに敷いてある防水シートがぐっしょり濡れているので取り除き。 幸いにも、その下には漏れていない。シートはしっかり仕事しておりホッとした。 Aお尻の部分が濡れているズボンを脱がせ、オムツを取り外す。 オムツはほとんど濡れていない。尿パッドは少し濡れている。 オムツはそのまま流用し、尿パッドを交換してはかせる。 Bパジャマの下を履かせる。 C羽織り上着と被り肌着を脱がすと、お尻辺りが濡れている。 D被り肌着とパジャマを着せる。 E母を抱きかかえてエアマットの外のテレビマットの横に置く Fエアマットに防水シートを敷き、母を移動して布団をかける。 以上汗びっしょりであった。
一人では大変な作業であった。 上下・左右・前後にムチャクチャ動かされても、母は憎まれ口ひとつ吐くこともなくじっと耐えていた。必死の形相で全ての着衣を交換している私を見て、遠慮したのであろうか(^^♪ 優しいところも残っている(●^o^●)
デイサービスで着けてくれた尿パッドを詳細に点検。 パッドはズレ防止のマジックテープ(3cm角)が1か所しかないタイプであった。 驚くことに、マジックテープの上に貼ってあるシールが付いたままであった。 通常はこれを剥がしてオムツの所定の場所に貼り付けるのであるが、シールが剥がしてないからパッドは固定されず自由に移動してしまう。なので、母の一般的寝姿である「横向き姿勢」では排泄物はほとんどパッドやオムツには当たらず下の流れてしまう。 オムツやパッドがあまり濡れていない理由はここにある。つまり、オムツと尿パッドをしている意味がなかったのである。 このようないい加減で、無責任なやり方は厳しく糾弾しないといけない。
これは明らかにオムツの取付ミスである。 この件は施設に連絡しないといけないので、すべてを現状維持して残す。 こういう問題が起こっては、寝ている場合ではない。デイサービス連絡表にこの事を書き、注意を促す。 「朝臭うのでオムツ点検すると濡れており、衣類も全て濡れていた。しかし、何故かオムツと尿とりパッドは濡れていなかった。パッドをオムツに止める粘着部シールが剥がしてないのでオムツに密着していない。ご注意ください。」
10:15、主治医の訪問診療 @血圧測定 A飲食状況の報告要請あり>ポカリ350ml+エンシュア250ml+茶碗蒸し45Kcal1個/日当り B婦長から「何が一番困ってますか?」>排泄の処置は一人では本当に困難 C薬や点滴で延命を図ることについて確認>苦しまない限り処置はしない方針を改めて表明 D看取りについて>現在24時間対応の訪問看護をお願いしており、看取りの確認をしていただき、病院に連絡していただくようお願いしている。
10:45、訪問介護の責任者に電話>先程の主治医との看取り処理について役割分担を確認。 容体が急変したとき私は、いつでも直ちに訪問介護責任者に連絡して訪問してもらい、死亡した場合は主治医の所属する病院に連絡してもらうこととする。 いつも独り言を喋り捲っている母なのに今日はとても静かにしている。 エンシュアを飲ませようと楽のみを口に当てるが狸寝入りだ! あまり飲みたくないというサインなので無理して飲ませない。黙って見ていると、本当に寝てしまった。
11:30、オシッコで汚れた衣類と防水シートなどをまとめて洗濯。 雨が降ったりやんだりと不安定なので、洗濯物は室内干し。 12:30、自分は昼食抜きで、母に茶碗蒸しを調理。 調理できる前にポカリとエンシュアと最後のプッチンプリンを交互に飲食させる。 ただ、今日は昨日のような元気がない。食欲もなさそうで、すぐに狸寝入り”(-“”-)” ほっとくといびきをかき始める。プリン1パック食べるのに30分以上かかった(-_-;)
ショートステイが迎えに来る前に部屋を整理整頓。 茶碗蒸しをと思ったが、目と口を固く閉じているので、断念!
14:30、ショートステイが迎えに来た。30分早いのは4月1日から利用料金が改定されるので、改めて契約のし直し。 今日来たのは副センター長1人だった。
@ショートステイセンター重要事項説明書>署名捺印 ここで、食事は昼だけにするよう要請。(料金>朝390円、昼520円、夜520円) 帰宅してみていると、またデイサービス2回の報告を聞いても一日3食は食べられない。 ごみで捨てるだけなら初めから作らなければよい。と言うことで私の希望を伝えたらスッと了解してくれた。 これで一日当たり390円+520円=910円の節約となる。 但し、おやつ代一日当たり50円はそのまま利用する。 また、理髪は不要とした。これで2100円の節約。
A指定短期入所生活介護・指定介護予防入所生活介護(ショートステイ)利用契約書(三者契約)>署名捺印 B通所介護計画書(再発行)>署名のみ C短期入所生活介護計画書>署名のみ 2017年4月7日(金)〜17日(月)ショートステイ >目的は9日の嫁さんの3回忌法要のため一時施設へ預ける。 <ショートステイ利用連絡表> 血圧108/51、体温36.4℃、脈拍54、入浴2回、排便2回、摂食8割 施設コメント>ご利用中の様子ですが、居室で休まれておりました。 夜間、独り言があり眠れていないときもありましたが、昼食はほぼ完食され、水分も良く飲まれていました。 その他、お変わりありませんでした。 私のコメント>一日一食のリズムがこの人のベストのように感じます。今後ともよろしくお願いします。 2017年4月8日(土)> 明日は嫁さんの3回忌である。前日の今日は子供3人が久しぶりに故郷に帰って来た。
22:30、納戸の布団を居間に運ぶとき、娘がお婆ちゃんの特養退所について尋ねてきた。 立ち話でいろいろお母さんのことも思い出しながらおばあちゃんの最後を看取る私の考えを説明した。 このとき、居間にいる息子2人にも報告しないといけないことに気が付く。
そこで、改めて子供3人に、お婆ちゃんの容体と先行きについて、介護している私の率直な思いを話す。 この話は尾ひれが付いて相当に長くなったが、3人の気持ちなども聴けて大いに参考になった。 お婆ちゃんはこのままの状態が続けば、年内が寿命となることを伝える。 2017年4月17日(月)> 10:00、ショートステイからの帰宅準備 @エアマットセッティング A玄関に車椅子進入用シート設置
10:30、ショートステイから帰宅。若い職員が一人でやって来た。 元気そうだ(●^o^●)食事は1日昼食1回にしたので、体調は良いと思う。 施設は経営上食べても食べなくても一人一日三食を原則としている。 残ればごみとして捨てるだけで、請求はすべて個人負担。♪〜気楽な稼業と来たもんだ〜♪ オムツは交換してくれたようで助かる。こういうことが老々介護ではとても大切である。 よろしく頼みます。着布団を掛けてしばらく休ませる。
雨が降ってきた。それも強い風で横殴りの雨だ”(-“”-)” 16:30、ショートステイの連絡表確認 体調>体温:36.4℃、血圧108/51、脈拍54 入浴2回、排便2回 睡眠状況>眠れないときがあった 食事状況>昼食のみ<良く食べれた。 備考欄> ご利用中の様子ですが、居室で休まれておりました。 夜間、独語があり眠れていないときもありましたが、昼食はほぼ完食され、水分も良く飲まれていました。その他お変わりありませんでした。 <家族の返信> 一日一食のリズムがこの人のベストのように感じます。 今後ともよろしくお願いします。
22:30、母の様子見>ずっとしゃべりっぱなしだ! オムツの交換が気になるがエイやっと!明朝まで伸ばす”(-“”-)” 部屋のエアコンはそのままつけっぱなしにしてタイマー設定(1時間後切り、4時間後入り) 23:00、就寝 外は凄い大雨だ!風も強くガラス戸のままなので雨音がうるさくてたまらない。ま、寝るか”(-“”-)” 私の意識が消えるときまで、母のしゃべっている声が聞こえていた。 恐ろしい女だ(´・ω・`) 2017年4月18日(火)>曇り。朝方までものすごい雨であった。が、起床時には止んでいた。 7:00、オムツ交換。ど太いウンチが1本コロッと出ている。軟らかくないのでお尻はあまり汚れていない。ホッ(●^o^●) オムツはほとんど汚れていない。しかし、オシッコは少し漏れており、アチコチ触ってみると防水シートとパジャマ上下が濡れていた。昨日ショートステイから帰った時の洗濯物と合わせて洗濯。
サッパリしたところでポカリとエンシュアを100ccほど飲ませ、身体を起こすため傾斜マットを背中に置き、横に倒れないようタオルケットやシーツを体の横に詰め、海老茶碗蒸しを加熱。
8:15、パソコンを母の部屋に運び、虎ノ門ニュースを視聴しながら茶碗蒸しを食べさせる。 どうやら、母との生活ではこのような段取りが“いつもの午前“になりそうだ! しかし、身体を半分起こした態勢だと顔が直立しているので、口がまっすぐ前を向いている。 この状態で食べ物をスプーンですくって食べさせたり、飲み物を楽のみで飲ませると、口の中には入るがダラダラと流れ落ちてしまう。なので身体は起きているより横にさせて、頭を枕程度の高さで支えた方が口の中に入り易い。
母の凄いところは、上半身を起こしても、横にしても頭はしっかり自分の力で持ち上げているところである。首はしっかりしている。頭を無理矢理まくらに収めようとしても頑強に抵抗して頭を枕の上に載せない。頭を力で押し付けようとしてもガンとしていうことを聞かない。首筋はものすごくしっかりしている。背筋は若い時に鍛えられたままのようだ(*^^)v なので、食事するときは傾斜マットを外し、枕を首に当てて上向きにして食べさせるとよい。 茶碗蒸しはわずか15分程度で完食した。
11:15、訪問看護来宅 @今朝の様子報告>ビックリポンウンチ1本、オシッコ漏れ(パッドとオムツの仕方不備) 朝食(茶碗蒸し1個)、飲み物(ポカリ、エンシュア) Aショートステイの10日間の様子を記した連絡表を見せる。 食事は一日一食(昼食のみ)ということを報告。
19:00、様子見。スヤスヤ寝ている。 今夜は肌寒いのでタイマー設定はせず、明日まで20℃でエアコンを点けっぱなしとする。 2017年4月19日(水)>曇り 6:30、いつもの起床。 さぁ〜”(-“”-)”やるぞぃ(>_<)ばあさんは間違いなくオムツヅルヅルだ! 覚悟はしているが”(-“”-)”辛い時間がやって来た。 昨夜点検時、嫌な臭いを感知したが、エアコンONで安らかに?(^_-)-☆にお休みなので、起こしては失礼と考え朝まで待つことにした。
オシッコ程度と考え、温水バケツと使い捨てタオルを用意して、簡単に済ませようと、まだ目が開いていないバアサンに大声で「おはようございまぁ〜〜す!パンツ交換するよぉ〜〜!」と、挨拶すると、ブスッとした顔で“お前は誰だ?”というような怖い顔して、口から出た言葉にビックリポン「ここはわしの家だ!」(^_-)-☆
出た\(^o^)/久しぶりにボケババアの面目躍如!“あんたここで何してる”と、怪訝な顔で睨みつける。バアサンの上に覆いかぶさって、股の間に身体を挟み、足を開き、パジャマを脱がせている。 ヤイヤイ(◎_◎😉えらいこっちゃ(>_<)
ただ、このスタイルは母が彼の地に召されるまで、最低でも必ず毎日1回はやらないといけない。 いつまでも元気でいて欲しいとは思うが、私にいつまでこの作業を続ける忍耐が続くかどうか? ただ、未知の世界にいたずらに気を回しても気が滅入ってしまう。 事態はいつも、どこでも“なるようにしかならない“と考え、気楽にやろう(●^o^●)
オムツを外すと、なんとなんと(>_<)ビックリポン(^_-)-☆ 昨日に引き続きドバっと強烈ウンチの塊が(^_-)-☆
10日間のショートステイで一日1食を実行したので、未消化飲食の激減で体調は絶好調か(*^^)v それにしても内臓の強いことは比類がない。モンスターババアの面目躍如(^^)v
しかし、驚くことにウンチは尿パッド内に納まっており、漏れていない\(^o^)/ 防水シート、パジャマ、下着、オムツなどは全く汚れていない。ショートステイから帰って来た17日のオムツは漏れてズルズルで取り換えに困惑した。原因はオムツのセッティングが甘く、緩かったからである。 こんなことになると困るのは自分なので、そこはしっかりセットしないといけない。 結果、昨日朝私が交換したオムツと尿パッドが正確かつ強固に取り付けられていたから、ウンチまで尿パッドでガードされたのである(●^o^●)
お尻をお湯で洗い、尿パッドを交換しただけで完了\(^o^)/ 今後もしっかりオムツと尿パッドを施工しないといけない!と、つくづく思うのでありました。 パッド交換している間、始終不機嫌であったが、終わって布団を掛けると再び目をつむり寝たふり? 朝食の茶碗蒸しは準備できているが、しばしお休み。
10:00、母に朝食だ(●^o^●) 茶碗蒸しを持って母の部屋へ。目は開けたが、まだボーとしている。 元気よく、改めて「おはよう!茶碗蒸しを食べよう(^^)/」と、まずは「あ〜〜〜ん!」と、条件反射を待つ。 しかし、いつものようには口を開けてはくれない。 今日は朝からなんだか調子が出てこない。私の顔を見ても誰だかわからない様子。 そこで、「わたしでぇ〜〜す」と、明るく朗らかに声掛けするも、天井を眺めながらうつろな目つき。
不安が募る(>_<) 構わず、「あ〜ん」を繰り返し、口を開けるのを待つ。しばらく続けると少し調子を確認できたようで、口を開け始めた。 そのチャンスを逃さず、スプーンですくった茶碗蒸しを素早く口の中に流し込む。 一瞬、目を白黒させていたが、しばらくして好みの茶碗蒸しであることを認知した。 どんどん食べてくれると思っていたが、2口くらいで目をつむりズーズーいびきをかき始めた。 これはダメだ!諦めてポカリとエンシュアを交互に飲ませるが、同様に狸寝入りが始まってNG(>_<)
24:00、就寝 今日は母の調子が普段通りではない。目が虚(うつ)ろで焦点が合わない。 ただ夕方、茶碗蒸しを頑張って完食しており、体調は悪くないと思うが水分摂取が少ない。 今晩も冷える。エアコンは17:00頃からONした。私も耐え切れず20:00にONした。
4月18日・19日の2日連続で見事な硬めのウンチ1本あり。 毎日茶碗蒸し1個、ポカリ200cc、エンシュア150ccくらい。 19日はちょっと元気なかった。昼食しっかり食べさせてください 2017年4月20日(木)>晴れ 5:30、ウンチ起床。 母はエアコン環境で快適だったのかエアマットから落ちている。ビックリポオン(^^♪ 元気いっぱいで何よりです(●^o^●) オシッコの臭いもなく室内は快適環境だが、実は昨日は1杯の茶碗蒸しがなかなか喉を通らず、結局夕方頃に完食した。水分もポカリ150cc程度、エンシュアは100ccくらいで止まってしまった。 オシッコも出ないはずではあるが、バアサンの体調は日々一進一退なのであることを教えてくれている。
7:00、起床。2度寝したら次起きたのはこの時間になっていた。 床体操だけで跳び起き、バアサンの部屋へ。静かに寝ていたのでホッとした。臭いもしないのでまずは水分補給。ポカリを100cc、エンシュアはお気に召さない。オシッコ検査>オムツは正確に臀部に取り付いている\(^o^)/ ただ、オムツの具合を確認しようと、いつもの通り大変である。
無理矢理両足を開いて恥ずかしい姿勢にしてオムツのマジックテープを外し、尿パッドをチェック。 オシッコがかなり吸収されている。が、ウンチは出ていない。寝具や下着も汚れておらず、尿パッドの交換だけで終わった\(^o^)/こんなに簡単に終わったのは初めてだ\(^o^)/
今朝も肌寒い!なので、エアコンは点けっぱなしにしてある。 今日はデイサービスで昼食食べるので、茶碗蒸しは用意しない。 しかし、昨日は水分補給がままならなかった。そこで、ポカリとエンシュアで十分だ(^^)v 飲ませているときに、母の口から親の優しさがにじみでた言葉で泣けた。
「うまい!うまい!」という言葉と共に、「お前は食べたか?」、「お前も食べや〜〜」、「お前ひとりか?」、など、子供を気遣う言葉が繰り返し繰り返し口から飛び出す。私がいかに大変なのか解っているような態度に驚いてしまう。 これが子を思う親の性、動物的な本能というものであろうか。
いつ死んでも不不思議ではない自分の先行きのことより、子供の安否の方が気になるという。 親というものは因果なものである。 この親にしてこの子ありと世間から称賛されるような子供であるために、最後まで精一杯世話をすることが私の役目だと改めて自覚する。 もうすぐデイサービスから迎えが来る。そこで、連絡表に18日と19日の出来事を書き記す。 「4月18日・19日の2日連続で見事な硬めのウンチ1本あり」 「毎日茶碗蒸し1個、ポカリ200cc、エンシュア150ccくらい」 「19日はちょっと元気なかった。昼食しっかり食べさせてください」 8:40、予定通りデイサービスの迎え来宅 運転手とちょっと太めの初対面の女性職員が車イスを玄関アプローチの緩い3段階のスロープを上がる。そこで、「玄関まで持ち込まなくても外でよいのでは」と、制止する。 母を車イスに座らせるのは、エアマットの上の母をバスタオルに載せ、両端を2人で持ち上げ、そのまま車イスに乗せればよい。これが最も楽な作業となる。
9:00、出かけた後、急いで大掃除ほか行う。 @まず、東と南のガラス戸を網戸にして風を通す。 A寝具をベランダに干す。 Bエアマットの電源を切り、移動させ、カーペットに掃除機をかける。 ついでに玄関廊下と上り框と玄関タイル部を掃除機掛ける。 子供がお母さんにプレゼントしてくれたユリが最後を迎えつつあり、花がパラパラと落ちている。 更に桜の花びらが風に吹かれて新調した玄関マットにたくさん落ちているので同じく掃除機掛け。
11:00、空が曇って来たのでベランダに干した寝具をすべて取り込む。 17:00、母帰宅。今迄は車いすを母の部屋の前まで運んだが、玄関アプローチの段差が車イスの車輪と同じくらいの大きさなのでここを持ち上げることが大変だった。そこで、車イスは停車している町道に下ろした後、バスタオルの上に座っている母ごと持ち上げて部屋に入ることとした。これは意外に簡単であった(●^o^●)運転手は朝と同じであったが、女子職員はちょっと細めに代わっていた。
町道から母をバスタオルで吊って年取った運転手と華奢な女子で大丈夫かと心配したが、この手の作業は慣れたもので、チャチャとやっていた。ただ、女子職員が、今日は食事をほとんど摂らなかった。と、申し訳けなさそうにつぶやいた。 そこで、職員が帰った後、母に「なんか飲む?」と、尋ねたが目をつむって拒否反応! 連絡表には母は元気にしゃべっていたと書いてあった。久しぶりのデイサービスで疲れたかもしれない。 明日には元気になっているだろう(^^)v
<デイサービス連絡表> 血圧110/56、体温36.1℃、脈拍60、入浴あり、排便なし、摂食>ご飯1割おかず2割、おやつパンケーキ全量、体重28.9Kg(1ヵ月で2Kg減) <施設コメント>パッドのシールの件、教えていただきありがとうございます。 本日はすごく元気な様子で、よく話しておりました。「お茶」と、言ったりされ、提供すると「牛乳ないか?」と言われたりしていました。寝ているときも首を起こし周囲の様子を見ておられました。 おやつは全量召し上がりました。
<私のコメント>自宅ではエンシュア100〜200cc、ポカリ300cc、茶碗蒸し1カップが一日のメニューです。何とか食事を食べさせたいので、おかずだけでもしっかり食べさせていただきたい。よろしくお願いします。 <次回デイサービスまでの自宅生活状況> 排泄状況>@21日朝、親指大ウンコ2個、A22日朝、軟便、B24日朝、小指大2個、C25日(2回排便)朝、軟便大量、10時ころ軟便下痢便大量、26日朝、下痢便大量 26日、施設の担当者から電話があり、施設提供の昼食を無くし、私が毎日食べさせている茶碗蒸しを持参することになった。夜〜翌27日朝までしゃべりまくっていた(27日朝は茶碗蒸しを食べた) 27日、下痢便少々あり。このままデイに送り出しますのでよろしくお願いします。 お願い>爪を切って欲しい。
20:00、肌寒くなってきた。部屋のエアコンを20℃でON。 2017年4月21日(金)>曇り 6:15、いつもの起床。昨夜の母は少し独り言が聞こえたが、私が寝る時刻には静かになった。 最近ウンチ起床が多い。ちょっと食べ過ぎかな?(●^o^●) ナナトイレは後回にして、まずは母のオムツ確認>ん?!?防水シートが濡れている?? さぁ〜〜”(-“”-)” 親子で怒声飛び交うなか(>_<)いつものくんずほぐれつが始まる(>_<)
オムツを緩めて尿パッドを見るとコロッと黒いウンコを発見(^_-)-☆やはり我が家は心地よいのであろう。施設では知らない人間がいるので緊張して出掛ったウンチも引っ込んでしまうかも(^_-)-☆ 当然、お湯をポリバケツに入れて持ってきている。更に雑巾はタオルではもったいないので昨日、バアサンのボロボロのパジャマをハサミで裁断して準備してある。
今日も1着首筋部分がボロボロになった上パジャマを裁断する。 何故か下着は左程傷んでいない。このことは幸いでもある。何故ならオシッコで濡れるのは下が多いからだ!今日も下は濡れているが、上は濡れていない。
ウンチは昔より固めなので、処理し易くうれしい。ベチャベチャだと体のアチコチに付き易く、拭き取るのが大変である。尿パッドを引き抜くとウンコがもう1個ポロッと出てきた(^_-)-☆ オムツが少し汚れたがタイセイに影響はないのでこのまま活用し、パッドだけ交換。 マジックテープでぴったりフィットさせて固定。
お尻がさっぱりしたところで、睡眠十分で疲れの取れた母にエネルギーを補給しないといけない。 ポカリ100cc、エンシュア150ccを準備する。 同時に朝食の茶碗蒸しを警報付ヤカンで加熱。 背中にタオルケットを敷いて、身体を少し持ち上げ、飲みやすい体勢にする。
喉が渇いているのかまずはポカリをゴクゴク飲み干す。 続いてエンシュア150ccをちょっと時間はかかったが完飲(^^)/ 飲み疲れたのかいつもの「狸寝入り」に入った。なので、茶碗蒸しは保留。
14:00、昼食準備>麻婆豆腐の残りとご飯の残りをチン。 ご飯は少ししかないので、これだけでは不十分である。そこで、御飯を3合炊く。 ブロッコリーのそぼろ和えを作る。ご飯が焚けるまでに母に茶碗蒸しを食べさせようと部屋に入る。
腹は減っていると思うが、何故かその気が見えない。ゆっくり!ゆっくり!口に運び、「あ〜〜ん、あ〜〜ん」と口開けを誘導し、そこに茶碗蒸しを流し込む。黙っていると口を閉じてしまうので口の中のものが溢れ出す。なので、「ゴックン、ゴックン」としつこく誘導して、飲み込ませる。量はカップ半分程度だったので素早くスプーンを口に運ぶ。 “美味しい美味しい”とニコニコ顔で完食した。 2017年4月22日(土)>曇り 6:30、オムツ点検。 軟らかいウンチが出ている。量も少ないのでパジャマの切れ地をお湯に濡らして拭いて取る。 ウンコはよそにこぼれていないが、オシッコはパジャマや下着と防水シートや足同士を接触させないように両足の間に挟んでいるクッションの端が濡れている。オムツの設営が悪かったようだ”(-“”-)”
また、昨夜はずっとエアコンと加湿器を点けっぱなしであった。寝汗をかいたのか肌着も湿っている。 こうなると着替えなど全面戦争なので大変である。
オシッコなので風呂場でお湯をバケツに入れ、この中にほり込んでしばらく浸漬してオシッコを洗い、手で絞って、東側に干す。洗濯機使って洗剤で洗うまでもない(^^)v
汗かいたのであればとりあえず水分補給だ! ポカリ100ccとエンシュア150ccを用意してまずは飲ませる。ポカリはうまいうまいと言いながらグイグイ飲んだが、エンシュアは気が進まない様子で何度も口から垂れ流したので中止。
このとき優しい母の気遣いがあった。 「あんたなんか飲んだ?」>「「さっき飲んだよ」 「あんたも飲みん」>「ありがとう!後で飲むね」 「あんた一人かん?」>「そうだよ!」、「淋しいね」>「・・・・・・」 「あんたどこへ行った?」>「畑で草取って来た」<この質問は5,6回あった。よほど気になったか? 飲んでいる間、始終にこにこして穏やかであった。
この後、茶碗蒸しを食べさせる。が、全部は一気には食べられなかった。残りは午後だ! 11:30、母の様子見>薄目で見ている。「茶碗蒸しが残っているから食べよう(^^)/」あと、小さいスプーンで4回分を無理矢理食べさせる。その後いつも通りポカリで口の中を洗い流す。
17:36、弟から電話、「混ぜご飯作ったので持って行く」。「ありがとう」 しばらくしてやって来た。山菜とタケノコの混ぜご飯、トマトと玉ねぎとレタスのサラダ、タクアンと高菜漬 お礼に小坂さんと亀井さんに頂いたネギをお返しとして進呈する。 親の顔が見たいというから上がってもらう。ニコニコ顔で二人目の息子を見つめていた。
弟が「元気だね!自宅に戻ってホッとしているように見える」、そう!確かに言うとおりである。 知らない人間に気に入らないことをやられることほどつらいことはない。 “気に入らない事でも、自分の息子になら許せる“と、言うことなのであろうか(^^)v
今日も夜は冷え込みそうだ!そこで、母には18:00、エアコン19℃設定でON。 昨日はタイマーなしで朝まで20℃点けっぱなしであったが、肌着に寝汗かいていた。 2017年4月23日(日)>晴れ 7:00、オムツ確認>今日はウンチなし、オシッコは尿パッドぐっしょり、他に漏れなし。 ということで、交換はいたって簡単であった。たまにはこのようなお駄賃もないと、今後介護が続くようなことになれば息切れしないためにも貴重なことである。 神仏は私のことも少しは心配してくれている(●^o^●)ホッとした(●^o^●)
お尻がスカッとしたところで、水分補給。エンシュアはどうも気に入らないようだ”(-“”-)” なので、水分補給はもっぱら「ポカリ」に集中している。ポカリの良いところはエネルギー補給効果(12Kcal)と、口の中に残った茶碗蒸しなどの半固形物をのどに流し込む役目もあるので最適である。
茶碗蒸しを準備しているとき、ガスレンジ周辺の汚れが目についた。そこで念のため電子レンジの下も確認。これはもっとひどかった”(-“”-)”こぼれた汁がこびりつき、一部でカビも散見される。 ガスレンジンの掃除より優先度は高い。電子レンジの電源を抜いて、移動させ、調理台とレンジ本体を洗剤を付けたスポンジで拭く。洗剤が汚れ部分に浸透するまでしばらくこのままにする。
海老茶碗蒸しを食べさせようとするが、なかなかエンジンがかからない。慌てることはないのでゆっくりでも良いが何せ今日は、週間でも最も忙しい日曜日なので、スケジュールの調整が難しい(^^)v3割食べて休憩。
9:00、台所でNHK日曜討論を視聴しながら、いつもの朝食準備。 9:15、場所を座敷に移しいつもの朝食。 母の自宅介護を始めてから朝食と仏壇が8時前後になった。当然のことながらナナのトイレ掃除はその後になる。母の下処置がひどい時は10時ころにもなってしまう。こういう時はナナはぎゃぁ〜ギャァ〜泣きわめいて憤懣をぶちまける。
12:30、様子見。お目眼パッチリ(^_-)-☆ そんじゃ!ということで茶碗蒸し食べさせようと探したが茶碗蒸しが見当たらない? おかしいなと思いよくよく考えたら午前中に完食していることを思い出す!ちゃはぁ〜ぼけぇとる〜! 今日は2個目の茶碗蒸しを半分でもよいから食べさせたいことを肝に銘じて、ここは水分補給で我慢する。 2017年4月24日(月)>晴れ 6:30、いつもの起床 今日も暖かい。母の部屋のエアコンOFF 臭うので、さすがに今日はオムツ交換(4日間尿パッドだけの交換でOKだった) オムツを広げると久しぶりにウンチ発見(^_-)-☆これならオムツ交換文句なし(^^♪
ウンチは1個だけと思っていたが、オムツを引き下げたとき奥から1個出てきた。なのでパジャマが汚れてしまった(>_<) 茶碗蒸し一日1個でもウンチが出るとは、この人の内臓はどうなっているのか? 強靭な胃腸の持ち主である\(^o^)/ひょっとしてエイリアンなのか?
お尻をお湯タオルで拭き真新しいオムツと尿漏れパッドをセット。爽やかになったところでしばし休憩。 今朝は寝ぼけ眼だ!そこで、顔を洗う(*^^)vと、言っても目ヤニを取るだけですが(#^.^#) 以上スカッとしたところで、汚れたパジャマをお湯に浸してウンチを流す。
8:15、ひよっこが終ったのでノートPCを母の部屋に移し、虎ノ門ニュースを視聴しながら日記付け。 チョコチョコと昨日食べなかったカスタードプリンを食べさせようとしたが寝起きが悪く、口は開けるが口を閉じたときこぼれ落ちる。どうも、食べる気持ちがないようなので中断。
気になるのはプリンを口に入れると「うま〜〜い」という表情と笑顔は出るが、口に中でいつまでもクチャクチャ噛んでいて飲み込みが悪い。これは「カスタード」なので歯触りが前回好評の「プッチンプリン」よりちょっとザラザラする。この食感に違和感があるようだ!やはりプッチンプリンです(*^_^*)
「腹が減った」というので、昨夜2個目の茶碗蒸しを食べさせようと準備したが、眠ってしまったので、これを再加熱し、食べさせようとしたが、半分ほど食べていつもの狸寝入り(イビキ入り)”(-“”-)”口ほどでもなかった。 このあとしばらくしてから再び茶碗蒸しを食べさせるも、あとちょっとのところで狸寝入り”(-“”-)” こうなったら梃子でも動かない。
茶碗蒸しは相当に気に入っており、食べ出したら1個完食するまで止まらなかった。 しかし、ここ2,3日途中で居眠りを始めるようになった。 水分補給も心がけているが、少しずつ摂取量が減っているように思う。 足も細くなったように見えるし、心細い(´・ω・`)
13:00、朝残した茶碗蒸しを食べさせる。グズグズしていてイライラする”(-“”-)” しかし、焦らず休み休み食べさせる。十分ではないと思い、エンシュアとポカリを交互に飲ませる。 この時腹がグルグル鳴る音が聞こえる。腹が減っていることは確実だが、あまり進まない。
16:30、玄関に来客。病院から主治医が訪問診療に来宅。 今日は往診日だった??まさか、連絡もなしに来る??ま、しょうがないか^^; 大きなセダンが道路に停まっているので、通行の邪魔になる。「車を車庫に入れてください」と、看護師に要請する。こういうこともあるので、自分の車はいつも奥の方に引っ込めてある。
挨拶もそこそこに母の部屋に入る。温かいので玄関と母の部屋は網戸にしてある。 飲食、排泄など最近の状況を簡単に説明。
看護師が血圧を測ると言い、古来からの血圧測定器を母の腕に巻いて圧縮空気を送り込む!が、何回やってもエラーメッセージ”(-“”-)”先生が「低すぎるので測定不可だな」と呟いた。 私の考えは違う。バアサンの腕は最早、骨皮筋右衛門なので、測定器を圧縮空気で膨らませると、血管が骨と皮でくっ付いてしまうので測定困難なのではないのか(@_@)
血圧降下剤をずっと処方していたようであるが、特養を退所したときもらった薬は帰宅後一切飲んでいない。特に問題も起こっていないので、不要である。
聴診器で心音を確認。その後、診察結果を口頭で伺う。 「3月の往診で特養での体調が予断を許さない状況だったので、先が短いと判断し、集まっていただき、看取りに向けての打ち合わせを行いました。しかし、今の状態はその時よりはるかに顔色も良く、笑顔で受け答えでき、心臓の鼓動も大きくはっきりしており、別人のようです。 従って、特養に戻っても構わないということになります」
これに対し、私は次のようにお答えした。 「5月で95歳になる高齢の母なので、体調の浮き沈みは当然のこととして起こる。 なので、今後良くなったり悪くなったりを繰り返しながら、徐々に飲食が減っていき、少しずつ体力が衰え、終末を迎えることになるとおもう。 私が今後どこまでやれるか分からないが、母のため精一杯の介護をしてやりたいので、このまま自宅介護を続けていきたい」
すると、先生は、「お母さんの介護は分かっていると思いますが想像以上に大変です。 共倒れの心配や、介護者が心労で倒れるなど予断を許さない。だから無理しないようしてください。 キツイなと思ったら躊躇せず警報を発してください。我々はいつでも支援できますからご安心ください」
「ありがとうございます。これまで約15年間、貴病院ほか介護施設のお世話になってきました。 皆さんの支援がなければ家族として生活できません。ただ、母の余命は15年前に比べれば圧倒的に少なくなっていますので、できるだけ母と一緒に暮らしたいと思っています。
苦しいな!と感じたら今まで通り、ケアマネさんや病院や介護施設にSOSを出しますのでよろしくお願いします」 玄関で先生に手招きされ、、「頑張ってください。でも頑張りすぎないように」と、激励された。 「頑張ります!なにかあったら連絡しますのでその時はよろしくお願いします」といって、お別れした。
17:15、洗濯物とリ込み。母に水分補給のためポカリとエンシュアを飲ませる。 2個目の茶碗蒸しをなんとか食べさせようと、「茶碗蒸し食べる?」と、大きな声を掛けると反応が鈍い。 食べたいという強い気持ちがない。ならばと、残り1個となった和菓子の餡子だけをポカリとエンシュアを飲みながら食べさせる。抹茶味アンコだったが、うまいうまいと言って食べてくれた。 2017年4月25日(火)>晴れ 6:30、オムツ点検。昨夜寝る前に確認したとき部屋中が臭った! ただ、夜中に交換してもまた朝にも交換しなければならないので大変だ(-_-;) 婆さんには悪いが今晩は我慢してください。ということだからオシッコは出ていると思っていた。 が、黒いウンチ(軟便)がドバっと出ていた。アッチャぁ〜
これはえらいこっちゃ”(-“”-)”恐る恐る観察するとなんとなんと\(^o^)/ビチャビチャのウンチが尿パッドの上だけにすっぽり収まっている。これ凄い(●^o^●)。奇跡です\(^o^)/更に更にオムツは全く汚れていない。本当に奇跡である。 それもこれもオムツー尿パッドの設置が完ぺきだったからである。わずかでもずれていたらオシッコやウンチは漏れるはずである。
お尻を手ぬぐいで拭き取り、6時間ぶりに“スカッとジャパン“ならぬ”スカッと平井“(^_^)v さすがに婆さんは気持ちいいのかニコニコ顔(●^o^●) この時だ(^_-)-☆ということで、ポカリとエンシュアを準備し、飲ませる。
まずはエンシュア!「あんたが大好きなコーヒーですよ」と騙して飲ませる。ゴクゴク飲んでくれた。最近エンシュアの飲みが少ないのでこれはびっくりポン!日によって気分も大きく変わるか?(^_-)-☆ 母は飲んだものが喉につかえると、むせて気道から押し出すことが出来ている。凄!ワザ! 寝たままで飲ませていたが、それでも歳が歳なのでひょっとして気管に入るとまずい。 そこで、傾斜クッションを体の下に敷いて上半身を起こす。
エンシュア100cc、その後ポカリ100ccで口の中の粘りを洗い流す。 (エンシュアは250ccで250Kcalという強力エネルギー飲料であり、中身は超濃い) 10:00、茶碗蒸しを食べさせようと部屋に入ると臭い! 「ウンチした?ぁ〜〜」と、聞くと、うなずく!朝は覚悟していたが、新品のオムツが半日でぱぁ〜(-_-;) なんともやるせない。この糞ババア!悪口雑言、悪態ついて取りあえずのストレスを緊急発散(^^)v
オムツを見ると下痢便と塊便が混在した茶色いBIG-Benがドバっと眼前にスぺクタル(◎_◎;) 一日に2回もウンチ処理するとは”(-“”-)”ま、いっか(´・ω・`)元気が一番(●^o^●)
11:00、訪問看護来宅 看護師にポカリを飲ませてもらってご満悦。5月度の「訪問看護計画書」の署名、捺印。 内容は4月度と同一であった。
しばらくしてケアマネがやって来た。開口一番!明るく大きな声で母の名前を呼ぶと、母はニコニコ笑って応える。「おぉぉ〜〜今日はお元気(●^o^●)」と、大喜び ケアマネのおかげで雰囲気が一気に明るくなった。ところがどっこい(^^♪ 今日は特別の日であった!我がバアサンはその上を行く“お””も“”て“”な”“し“を披露してくれた。 とにかく絶好調\(^o^)/
11:00、ケアマネと今後の介護計画について打ち合わせ @ショートステイ>年3回は絶対必要<4月9日命日前後、お盆前後、年末年始 Aデイサービス>基本、現状(週1回)でOK。ただ、野菜づくりでの3月、5月、8月、11月は週2回 B病院の往診(訪問診療)>現状、月2回(第2と第4月曜日)11:00〜でOK C訪問看護>現状、毎週火曜日11:00〜でOK D4月と5月の介護計画書に署名と捺印
母の体調が良いので、和やかなうちに打ち合わせと看護が終った(*^^)v 2017年4月26日(水)>曇り 6:00、オムツ点検>ウンチはなかったがツンツンする臭いが気になる。 いつも通りオムツを広げて尿パッドを見ても濡れている様子がない。ただ、お尻の下辺りが紫色に変色している。この紫色は尿が漏れてオムツに流れたとき必ず出ている色である。
どうやらオムツに施されている“防臭防菌剤”ではないかと思う。 オシッコだけならこれほど鼻に付くツンツンした匂いが出るはずがない。 濡れたオムツと接している寝具や衣類も紫色に変色している。この色は洗濯しても落ちない。 ということは多分“化学薬品”なのであろう”(-“”-)”
それにしても黄色いビシャビシャの糞がオムツの表面からパジャマにも滲み出ている。 ほかの場所に付着しないよう慎重にパジャマを脱がせ、少し汚れたパジャマをお尻の下に敷いて、ドロドロ尿パッドとオムツをゆっくり引き抜く。どこも汚さず取り出し成功\(^o^)/ お尻はあまり汚れていないのでお湯で簡単に拭く程度で綺麗になった。ヤレヤレ(´・ω・`)
スカットしたところでエンシュア100cc、ポカリ100ccを飲ませ、茶碗蒸しを加熱している間、洗濯。 11:30、ケアマネ来宅<各種書類に署名捺印 居宅サービス計画・4&5月サービス利用票 デイサービス>火・木週2回OK、訪問看護>週1回水曜日OK
16:00、施設から電話>明日の迎えの時刻(8:40)と、昼食についてであった。 食事については昨日、ケアマネに話したことが、伝達されている様子。 要旨は、「食べるか?食べないか?分からない食事を一日3食調理して食べさせ、残ればごみとして捨てるというのはまったくもったいない。3食で約1500円であるが、母は現在朝、茶碗蒸しを1カップ食べるだけでも精一杯。多分3食は食べ切れないと思うので朝と夕は不要である。 ということで、ショートステイは昼食だけの契約とする」
また、「デイサービスでは昼食だけであるが、この食事でも同じく520円かかる。これがほとんどゴミになってしまうのではなんとも悲しい。施設としては食べても食べなくても病院食同様にまずは“栄養バランス”を第一に考えた栄養士の献立で調理することとなるが、食べないものを作っても意味がないのであり、もっと利用者一人一人の特性に合わせた食事が提供できないのかどうか考えないといけない」
デイサービスはもともと朝と夕はなく、昼食だけとなるが、私のようなクレーマーの利用者に対して丁寧な食事など用意する必要もない!と判断したのか、施設の食事を止めて、利用者側で昼食を用意してくださいとの電話であったが、続けて、「そうなれば520円の昼食代が不要です」と言った。
私は分かりましたと返事し、明日は茶碗蒸しを1個、迎えの職員に渡すつもりである。 こういう介護施設は病院と同じく、「人間の命を預かっている」という心構えが必要だ。 この施設はどんな理念を持って経営しているのであろうか?「自覚」が欠けているように思える。 2017年4月27日(木)>晴れ 6:00、母の具合点検>昨夜は朝まで喋り捲っていた。脳が猛烈に動いているようだ(●^o^●) その影響を受けてか、ナナも元気良すぎ”(-“”-)”朝まで鳴きわめき“(-“”-)” 余りにしつこいので家履きをぶん投げてやった(^^)vビックリこいて2階に駆け上がった。 以後、静かになった(^^♪ボケばばあになったナナも普段通りの注意では効果はないが、突然のお父さんの行動にビックリしたようだ(*^^)v
今日の部屋は臭くない(^^♪これはオシッコもウンチもしていない。ということで、確認なし。 昨日残した茶碗蒸しを食べさす。腹が減っているのかバクバク食べた。残り少なくなったとき、「あんたは?あんたも食べや」と気遣いしてくれた。真意は多分「わたしは十分食べたから残りはお前が食べたら!」ということか(^_^)v 認知症になっても、足と腕が骨と皮だけになっても、親子の情は消えないようだ(^^♪
完食してポカリで口の中を洗い流す。 自分もパジャマ姿でここまでやっていたが、空気を入れ替えようと窓を開けたら少し肌寒い。 婆さんはもっと寒いだろうとエアコンをON。20℃では起動しないので、22℃まで上げると動き始めた。
8:30、パソコンを母の部屋に持ち込む(虎ノ門ニュース視聴)。と、なにか臭い(>_<) やらかしたか?オムツを外すとシャビシャビの黄色い液体がオムツまで浸み込んでいる。 念のため寝具を点検。異状なし。しかし、パジャマに少し黄色い跡がある。大したことないのでこのままとして、デイで入浴したとき衣類を全交換してもらうようお願いする。 外は寒そうなので、靴下と上着とズボンを準備する。
8:40、デイサービス迎え来宅。女性職員2名 一人は若い新人かとても愛想が良い。入社早々は新入社員教育で介護という事業の理念を叩きこまれる。その熱も冷めやらぬ時期は杓子定規に教えられた事柄を恥ずかしくもなく実行できる。 これは多分、男女無関係のことである。ところが時がたつとこの新鮮さが損なわれ、徐々に初心を忘れていく。
もう一人のベテラン職員はその態度からかなり前から初心を忘れてしまっている。 話すのも時間の無駄!と思っていることが見え見えのツッケンドンな動きがこのことを証明している。
ただ、誰でもこういう風になってしまうわけではないが、ほとんどは杓子定規な言動をいつまでも続けることができない。多分、初心を続けることが恥ずかしくなってしまうのである。 つまり、仕事に慣れ、社会人としての経験が多くなると知らず知らずのうちに初心を忘れていく。 これ以上続けると留まるところを知らないので、ひとまずここいらで中締めとする(^_-)-☆
いままで、私と職員でバスタオル運搬していたが、今日は運転手がシルバーさんでないから私の出番はない。手際よくチャチャっと車に載せる。ベテラン職員は無駄口を一言もしゃべらずチャチャっと出発 部屋が空いたところで、アチコチ大掃除。 @廊下掃除機掛け A布団と毛布を2階ベランダに干す Bエアマットの電源をOFFしてマットを立て掛け、カーペットを丁寧に掃除機掛け C昨日バケツでお湯につけておいた防水マットを干すのを忘れていたので、東の物干し台に吊るす D東と南のガラス戸を開けて風を通す。
16:35、帰宅。公民館から大股で速歩(^^)vあっという間に着いた(^^)v まずは、水洗いした防水シートと、ベランダに干した着布団と毛布を取り込む。 次に、エアマットにスイッチONし、防水マットをエアマットに敷き、枕を置く。 ベランダから下した寝具は婆さんがエアマットに横になった時点でかける。
16:45、デイから帰宅。母はエアマットに横になるとそのまま死んだように寝てしまった。 久しぶりのデイで疲れたようだ(^_-)-☆このような刺激も元気を取り戻すにはとても効果的だ! 来月からはデイサービスを倍に増やす(現状の木曜に火曜日を追加) 緊張するデイとリラックスできる自宅のバランスで体調は良くなることを期待する。 <デイサービス利用連絡表> 血圧120/60、体温36.2℃、脈拍79、入浴あり、排便1回下痢便多量、摂食>茶碗蒸し+プリン完食、おやつ>フレンチトースト全量
<施設コメント>食事の件、対応していただきありがとうございました。茶碗蒸しとプリン全量召し上がっておりました。爪切り行いました。 来られた時はよくお話ししてくださいました。横を通ると笑顔を見せてくれていました。 耳かきをしたところ、傷付けてしまい出血してしまいました。止血してますが家でも様子見てください。 申し訳ありませんでした。
<私のコメント> 27日、帰宅後、エアマットに横になりそのまま静か。22:00、尿が臭う。防水シート、パジャマびしょ濡れのため全交換。オムツの取り付け不適>お尻にフィットしていない。 28日、テープ止めオムツSサイズ購入 29日、Sサイズオムツで濡れなし。尿も少量のためパッドそのまま。 30日、オムツ濡れなし。尿パッドのみ交換 夜中エアマットから落下。テーブルを足で蹴ったか?擦過痕あり。入浴要注意 5月1日>オムツ濡れなし。尿パッドのみ交換 5月2日>朝、軟便大量
22:00、様子見>上半身がエアマットから落ちている。そしてオシッコの臭い。 身体を抱き上げようとすると手に冷たい感覚あり”(-“”-)” 防水シートが未だかってないほど濡れている。勿論パジャマはびしょ濡れだ!オムツを確認、緩々だ”(-“”-)”
母は横向きで寝るので陰部にぴったり尿パッドを取り付けないとオシッコは下に流れてしまう。 尿パッドもオムツも横方向は開いており、オムツの付け方が緩いとオシッコはパッドに吸収されず下に流れ出る。従って、尿パッドは多少濡れているがオムツはほとんど濡れていない。
パジャマを脱がし、尿パッドを交換し、オムツをぴったり取り付ける。この時、寝ぼけているバアサンが怒って、手で引っかかれ、左手甲を2,3か所から血が出た。 ものすごい剣幕だった!形相も凄まじかった!恐ろしいほどであった!こんな母親を見たのは初めてである。 部屋は8時ころエアコンを点けたので暖かくなっており、裸でも寒くはない。 しかし、寝込みを襲われたことが気に入らなかったのかもしれない。クワバラクワバラ”(-“”-)”
パジャマを履かせてから、抱きかかえてエアマットの下に移動。 こうしないと防水シートが敷けない。この時も「なにすんだ!」というような顔してバンバン叩かれた。 防水シートを新しいものに交換し、再び母を抱きかかえてエアマットに載せる。この時は暴れなかった。毛布と布団を着せると静かになった。
濡れている防水シートとパジャマを風呂場のお湯に浸けて洗う。 今夜はこのままバケツに入れたまま浸し、明日朝絞って干す。
オムツのやり方が緩いことが原因なので、私は相当に注意してきつく締めている。 明日は私のセットしたオムツと尿パッドがどうなっているかわかる。 問題なければ、施設のやり方が悪いことになる。電話で注意しよう。 謝罪と反省の弁がないときは、ここを辞退することも考えないといけない。 2017年4月28日(金)>晴れ 6:30、まずは母の様子見>頭が北側にエアーマットから落ちている。が、心配することもないのでエアコンの温度を確認してそのままとした。
10:00、オムツ交換。パジャマと防水シートもぐっしょり!しかし、防水シートは完全にオシッコをガードしており、エアーマットは濡れていない。Mサイズのオムツは婆さんの今のお尻の大きさには不釣り合い。 やはりSサイズでないとガバガバでピタッとフィットしていないので隙間が出来てそこから尿が漏れ出す。
また寝姿が横向きなので横方向にも漏れを吸収できるパッドがないといけない。 パンツなら360℃防御できる。何かいいものがあるかもしれないのでスギ薬局で探してみよう。
10:45、テープ付き尿もれ防止パッドSサイズ(紙オムツ)2種類購入 @簡単テープ止め横もれ防止Sサイズ16枚入り>(株)リブドゥコーポレーション(日本製の表示なし) Aライフリーテープ止め横もれあんしんSサイズ22枚入り(日本製) 茶碗蒸しを食べさせる。しかし、今日は気分が悪そう(@_@) グズグズしていてなかなか食べてくれない。狸寝入りも混じってイライラしてくる。 我慢して、オベンチャラついて、なだめすかして、騙しだまし、1個食べさせる。 今日はこれでノルマ達成した(^^)v 2017年4月29日(土)>晴れ 7:00、朝方から元気が出てきて、しゃべり始めた。つられてナナも夜中じゅうわめいていた。 一人と一匹の糞ババアコンビが絶妙なハーモニー(^_-)-☆で一晩中私を苦しめる。
<改めて母を点検> エアーマットから南側に初の全身転落(´・ω・`)今までは足だけの「ロープ!ロープ!」であった。 エアコンで室内は快適環境なので裸でも寒くはない(^^)v いやちょっと待てよ!寒さ厚さを最早感じないか?!おっと!失礼<m(__)m>
こんなこともあろうかと粗相してもオシッコなどが畳の上のカーペットなどを汚さないよう昨日、ブルーシートを敷いた\(^o^)/このシートは断熱性もあるので体温の放出を防止することが期待できる。 それにしても母の寝相の悪さはいつも通りで、右に左にゴロンゴロン転げまわる。
しかし、もうすぐ5月というのに夕方から夜間、翌朝まで冷え込む。こんなお天気は私の経験ではいまだかってない。温暖化!温暖化!と言われる昨今、不思議なお天気が続いている。 想像もできないほどの天変地変が起こるのではないかと心配である。
昨日、オムツと尿パッドをキッチリ取り付けたので、オシッコの漏れはなかった。 ただ昨日は体調が悪く、飲食が極端に少なかった。茶碗蒸しも午後になって無理矢理1個食べさせたが、ポカリやエンシュアも半分ほどしか飲んでいない。なので、オシッコも少なく尿パッドも2ヶ所濡れているだけであった。何よりもツンツンした臭いが全くないことに驚く。
昨日スギ薬局で買ったSサイズのテープ止め紙オムツと念のための尿パッドを追加する。 これで、尿もれが無くなればオムツや尿パッドの寿命が長くなり、処理する私の手間も激減する。 こうなって欲しいと切に願う<m(__)m>
下着がさっぱりしたところでポカリ200ccとエンシュア100ccを楽のみで飲む。 茶碗蒸しはもう少し後にする。というのは、飲んでも食べても一定量を摂ると疲れてきて摂取する意欲が減退し、狸寝入り状態となるから。一服すれば、腹の減ったことに気が付き、「腹が減った!」と、訴えるはずである。 待ってみよう(●^o^●)
しばらくして、茶碗蒸しを加熱して食べさせる。と、一気に1個食べた。最後5口くらいからはいつものことであるが、集中力が無くなって落ち着かない。頭が左右に大きく動くので口に入れようとしたとき横を向くときもあり、食べ物が落ちることもある。だから、口に入れるときには必ず「あ〜〜ん、あ〜〜ん」と口を大きく開けるよう促す。 2017年4月30日(日)>晴れ 6:00、母点検>昨夜はずっとしゃべっていた。ナナも同様であった(@_@) 様子見で部屋を覗くと、右や左に身体が変わっており、その都度マットの真ん中に戻す。 今朝は頭をエアマットから落として窮屈な格好で横になっていた。
ただ、オシッコのもれたツンとした異臭はない。なので、オムツは正常に装着されていることが解る。 しかし、尿パッドは交換しないといけないであろう。ということで、オムツのテープを剥がし、尿パッドを見るとグッショリだった。が、防水シートやパジャマなどは全く汚れていない。
新しいテープ付き横もれ防止(紙オムツ)は効果絶大だった。 これで、母がいかように動いても横もれしないことが証明された。これで私の介護も大幅に楽になった(●^o^●) ただ、27日以降まだ排便がないので、軟便や下痢便が出たとき新しいオムツがどう対応してくれるか心配ではある。
ポカリとエンシュアで水分補給して一息つく。相変わらず頭を左右に揺り動かすので、楽のみの吸い口が喉に突かないよう注意しないといけない。
10:00、「茶碗蒸し食べるぅ〜〜?」と、尋ねるが半分眠っている。コリャダメだ”(-“”-)” ソロソロエアコンは不要なのでOFF 畑で収穫した夏ミカンの表皮をブラシ洗浄していると母の部屋から大きな独り言が聞こえてくる。 オッと!元気が出てきたか(^^)v急いで「ご飯食べるぅ〜〜」と、駆け込むとピタッと狸寝入り”(-“”-)” この野郎!「その気がないならやめとけ」と、捨て台詞吐いてミカン洗い。
座敷で日記つけていると東の方から独り言が聞こえてくる。急いで部屋に入ると寝ている。 ここまでの態度からババアは私に会いたくないということだ!それならそれでも良い。 再び「覚悟せよ!」と、捨て台詞。
下の処置も楽になって来たので、このままだと看取りが遠くなる。なので、今後の介護を考えないと自分の方が看取りまで持たないように思う。なんか新たな工夫が必要かな(#^.^#)
畑から帰宅してシャワーを浴び汗を流してサッパリしたところで母の部屋へ。 お目眼パッチリで起きている。が、ツーンと臭うのでオムツ点検。しっかりテーピングしてあるので漏れはない。テープを外し、オムツを開けると尿パッドがオシッコを完全キャッチ(^^)vパッド交換だけですぐに作業は終わった。 そこで、茶碗蒸しを食べさせようとご機嫌取りしたら、「あ〜〜ん」してくれた。
一口しか食べていない茶碗蒸しの残りをバンバン口に運び込む。 あまり急ぎ過ぎて、婆さんも疲れてきたのか狸寝入りが始まった。なだめすかし何とか完食させる。 その後、エンシュアの残りとポカリ残りで口の中をすすいで夕食完了(●^o^●)時刻は18:00 |
2017年4月おしまい ページトップ |
2017年5月1日(月)>晴れ 7:00、母の様子見 昨夜はちょっと肌寒かったのでエアコンをタイマーなしでON。
夜中2回確認した。1回は北向きで頭がマット下に落ちていた。 エアマットの東側にはテーブルが置いてあるがこれが南側端っこに追いやられている。
足がテーブル下に入っているから足で蹴とばしたのかと思い、足を見ると右足の膝が真っ赤に充血している。 血は出ていないので、テーブルの脚に擦ってできた擦過傷!大事ないと考え、特に処置はせず。
動き回ってしっかり運動して、熟睡できたのかすっきりした顔をしている。 これだけ動き回ってもオムツはしっかり固定されており、漏れはない。 尿パッドを確認するとグッショリ濡れている。これを交換してオムツはそのまま! ものすごく短時間で下の支度が完了した\(^o^)/ 時間もタップリある。元気バアサンにご褒美>エンシュア100cc、ポカリ150cc
9:30、茶碗蒸し準備(ヤカンの中に入れてピーと鳴るまで。火を切って10分加熱) 虎ノ門ニュースが休憩タイムに入ったのでバアさんチェック>元気にしゃべっている。 そこで、身体を傾斜マットで起こし、エンシュア100cc投与(^^)v>うまいうまいとあっという間に完飲! 更に、昨日は食べなかったプッチンプリンを出すとうまいうまいと言ってこれまたあっという間に完食!
21:30、様子見>電気つけると目を開ける。ちょっと臭う。が、オムツ交換は明日朝にする。 ちょっと肌寒いか?ということで、エアコンON。タイマー設定>2時間後OFF、5時間後ON 2017年5月2日(火)95歳の誕生日> 6:00、まずはオムツ交換しないといけない。 オムツを開くとそこは泥田であった”(-“”-)” オシッコは尿パッドでしっかり吸収しているが、その後の軟便が溢れ出てオムツの漏れ防止用ひだひだでかろうじて止まっていた。ホッとした(#^.^#) まずはパッドを引き抜きゴミ袋に収める、次にオムツでビチャビチャのウンコを拭き取りながら、引き抜く。最後に濡れタオルで2回、お尻を綺麗に拭く。
8:45、デイサービスの迎え来宅。 今日はシルバーさんではなく男女職員がやって来た。女性は東南アジア系の天然黒。 「研修生ですか?」と質問すると男性職員が「違います」と、即座に答えた。あまりの早さにうさん臭さを感じた。 企業も年輪を重ねると儲け主義となり、保険制度の網の目を潜って良からぬことを考えるようになってくる。 外国人を研修生などとごまかして採用し、実は低賃金で働かせて人件費を浮かせようとしている、つまりはブラック企業なのである。
車椅子に載せるためのバスタオルを持ってきていない。 そんな大きなタオルでは持てないだろう”(-“”-)” 常識ってものを知らない!困ったものです。
16:45、デイから帰宅。職員は女性だけ変わっている。 男性職員との会話 @送り迎えについてのやり方について提案。 現状のバスタオル運搬は玄関アプローチの階段などで足を踏み外す危険性もあるので、車イスで玄関中まで運び、そこからバスタオルに載せて室内まで運ぶ。 >私見:了解
A今日のお昼は茶碗蒸しを2,3口しか食べなかった。 >私見:今朝は寝起きが悪かったからそれを引きづっていたか?しかし、昨日は元気であった。 体調は日々変化しているが、徐々に終末に向かっていると思う。 ただ、知りたかったことは2、3口しか食べなかった茶碗蒸しの残りはどうしたのか?勿論ゴミ??(@_@;)
<デイサービス利用連絡表> 血圧109/49、体温36.1℃、脈拍60、入浴あり、排便なし、摂食>施設手配なし。こちらが用意した茶碗蒸し完食。おやつ>かしわもち全量、体重27.7Kg
<施設コメント>傾眠が強く見られ、時々目を開けて手招きをしたり、周囲を観察したりするものの普段より眼を閉じている時間が長めでした。 食事も看護師が時間をかけてゆっくりと召し上がっておられました。全量召し上がり、おやつの時も全量召し上がりいました。おやつも全量召し上がりました。
<私のコメント> @誕生日プレゼントありがとう(^^)写真はいつ頃?>4日のデイサービス連絡表の返信>当日のです A食事は施設の献立ではなく、こちらが提供した茶碗蒸しではないですか!<返事>そうです Bおやつのかしわ餅は全部ですか?アンコだけではありませんか?記述は正確にお願いします
C帰宅時、疲れているのか元気がなかった。そのまま夜は静かに寝た。 3日は娘と孫がやって来た(●^o^●)ニコニコしてくれた。訪問看護も来てくれて大賑わいだった。 E排便状況>なし
3日の訪問看護で担当者はデイサービスの連絡表に右足膝の擦過傷処置方法をポストイットに書いて貼り付けてくれた。 <デイサービス看護師さまへ>
右膝下の傷は洗浄してバンドエイド大を当ててください。 このポストイットの下空欄に私からのコメントを追加>膝関節部にサポーターをしました。
23:00、歯を磨きながら、母の様子見して就寝 頭が枕から外れ、北側向きで横になっている。布団の端をエアマットの下に潜り込ませて、身体が移動できないように細工しておいたので身体はエアマットの上で動けない。 明日の朝、どんな格好で寝ているか興味津々(●^o^●)
2017年5月3日(水)> 6:00、母点検>バケツにお湯を入れて部屋に入る。 昨夜、寝具をエアマットの下に両側潜り込ませた結果、動きは止まったようでマットの上で寝ていた。 しかし、夜中あまり動けなかった所為か元気がない”(-“”-)” 臭いもしないのでオシッコは漏れていない(#^.^#) ただ、オシッコは出ているはずなので、尿パッドだけでも交換しようとオムツを外す。
いつもの元気がない。私の顔を見るとニコニコ笑って挨拶するが今日は声掛けしても反応が悪い。 尿パッドはグッショリだったがオムツは濡れていない(●^o^●) パッドを交換してオムツのテープを改めてしっかり貼り付ける。
今朝は下の世話が簡単だったので、左足膝当りの擦過痕でまだ濡れているところにマキロンを塗って絆創膏を貼る。
サッパリしたところでエンシュアとポカリを100ccづつ飲む。 寝起き眼だった顔に赤みが出てきた(●^o^●)そこで、茶碗蒸しの支度に入る。
7:30、茶碗蒸しを食べさせていると、娘と孫が起きてきた。 茶碗蒸しを食べる顔を見ながら、娘にしみじみ「バアサンもソロソロだね!」と呟く。 一進二退で少しずつ彼の地への旅立ちが近づいている。
二人は私が茶碗蒸しを食べさせる姿を見て、いろいろ考えることが多かったのではと思う。 あと少しのところでこれ以上は要らないと、首を横に振った。無理強いしてはいけないと茶碗蒸しは今日一日の内に食べさせることにした。口の中をすすぐためポカリとエンシュアを各50cc飲ませる。
勝手口に昨日娘が持ってきた母の日のプレゼントの花束が置きっぱなしになっていた。
暗い中、花を花瓶に生けるというから、明日にしようと思い留まらせ、水甕を用意したのに、そこに入れなかったようだ。 私が今回の花の量にふさわしい我が家最大の花瓶を選定した。 それは常滑の陶芸家「水上佐太郎」さんに特注した直径40cmの花瓶である。玄関上り框に置く。
10:00、訪問看護来宅。 @、2回目来宅の看護師のために、特養退所後の経過をデイサービスの連絡表を見せながら、まずは連絡表の内容について私の印象を報告。
私が望む連絡表とは「施設での利用者の言動や態度を虚飾せず、正確に家族に伝えること」である。 が、実態は虚飾に満ち満ちている。これでは家族は施設を信頼できない。 特に信頼できない事項は“食事“である。 食べたのか?食べなかったのか?、食べたならどのくらい食べたのか?が、昔からいい加減なのである。
A、何が一番つらいのか!については「排泄物処理の一人作業」である。 紙オムツのサイズを体形(体重)の変化に適応させるため、MからSに変えた。 その効果は歴然で、尿もれや便もれが皆無となり、お尻の洗浄作業が楽になった。 前々から疑問に思うこととして、介護施設でのオムツの取り付け方がズサンなことである。 サイズが大きすぎてぴったりフィットしないこともあるが、私はそれでも隙間が出ないようしっかりテープ止めして、横もれさせないようにしているが、施設から帰った後、オムツ交換するとほぼ100%漏れて、パジャマや寝具が汚れる。 尿パッドとオムツを、もっと丁寧に装着して欲しいと何度要望しても、嫌がらせではないかと思えるほど無視される対応に驚いている。 B、摂食状況を見てもらうためポカリやエンシュアや茶碗蒸しを勧めたが、その気にならず失敗した。
C、右足膝当りの擦過傷についてはケアマネから聞いているようで、こちらから説明しなくても診てくれた。
看護師が、「もう少し大きいものがあるとよい」と、言われたので直ちに薬局へ出かける。 売り場が解らず店員に尋ねると、今まで行ったこともない化粧品売り場近くにあった。 @バンドエイド快適プラスジャンボL(パッドサイズ45mmx35mm)7枚入り462円 Aケアリーヴ治す力防水透明タイプ(パッドサイズ16mmx29mm)9枚入り667円 Bキュアテープ半透明タイプ(パッドサイズ13mmx23mm)100枚入り213円
右足膝の擦過傷手当(マキロン塗って大判絆創膏貼り付け)
ここ2週間の母の体重減少は異常である。 なお、5月からデイサービスを週1日増やした。これはケアマネが私の身体を思っての提案であった。 いろいろ気遣ってくれていることはとても感謝している。ありがたくこの提案を受け入れてスタートしたが、そもそもデイサービスの世話になる目的は身体を、特にお尻を洗ってやりたいだけである。 95歳の枯れた老婆には週2回も入浴するほど皮脂はない。かえって身体のためにならないと思う。
20:00、母点検>肌寒いのでタイマー1時間切り設定でエアコンON 22:30、眠くて眠くてたまらない”(-“”-)”寝る前に様子見。 身体が南側に倒れている。タオルケットなど総動員して身体を持ちなおし、その状態で布団をエアマットに巻き込み足が外に出ないようにする。
歯を磨こうと洗面所に入って、思い出した(^_-)-☆洗濯したことを(^_-)-☆ 干すにはもう遅い。そこで、洗濯槽から洗濯物をバケツに取り出し、このまま朝まで放置。 2017年5月4日(木)> 5:00、母の独り言で目が覚める。トイレついでに様子見>こちらを見てニッコリ(#^.^#) 6:00、2度寝して再び独り言で目で覚める。 このまま起床して、まずは洗面所にある昨夜洗った洗濯物を干す。 姿勢は昨日、看護師がタオルケットを丸めたものを2個作り、両膝を少し立たせてその間に差し込み、更に両膝の間にも折り畳んだタオルケットを差し込んで膝と膝が接触しないようにしてくれた。
この状態を維持するため私は、布団を掛けた後、布団をエアマットの下に巻き込んで足、膝、タオルケットの位置関係が崩れないようにした。結果、大きなずれもなくOK牧場(^^)v ただ、なんとなく窮屈そうだ<m(__)m>ごめんねぇ〜〜早速オムツ点検
@右膝の強化サポーターを取り外す。これを外すようにとは昨日、看護師から強く指示されている。 Aパジャマを下ろす。が、濡れていない。 昨日、看護師がオムツを点検したとき、尿パッドだけ交換しており、オムツはそのまま使っていた。 B濡れているのは尿パッドのみでオムツは無傷\(^o^)/そこで、パッドのみ交換する。 下の処理にもだいぶ慣れてきたようで、当初のような悲鳴「いたぁ〜〜〜い」はなくなった(*^^)v
今日はお涙頂戴の名言がキラ星のごとく口からこぼれ落ちた。 母親の優しさを改めて噛みしめ、良い親に育てられたという感謝の思いが噴き出した。 @立派になったねぇ〜〜 A久しぶりだなぁ〜〜 B金柑がようけなってぇ〜 Cあんた病気しないぃ〜〜〜 D起こしてくれぇ〜〜〜 この言葉は初めてである。しかも10回以上発した。なにか言いたそうで背筋が寒くなった。 何度も聞いた後、この言葉が本心のように思えたので、実行した。
1回目>両脇に腕を通し、前向きで抱きかかえ、立ち上がって歩く。体重28Kgは今の私ではずっしり重い。 2回目>右腕で背中を、左腕で足を持って抱き上げる。これはダメだった。左腕は右腕より弱い 3回目>左腕で背中を、右腕で足を持って抱き上げる。これはOK牧場(^_-)-☆ 4回目>両脇に腕を通し、背後から抱きかかえ、立ち上がり、歩く。これは本人も歩いている感じ(^^♪ 私の今の体力ではこれが限界”(-“”-)”ギックリ腰になっては元も子もない。 後は適当に相槌を打ってその場をしのぐ。それにしてもこの時期にこのほっこり言葉とは恐ろしや”(-“”-)”
衣類が綺麗になったところで水分補給>ポカリとエンシュア各100cc。 夜中、独り言で喉が渇いたと思ったが、さにあらず。少し飲んだだけですぐに疲れてしまい、首を左右に振って拒否反応。ヤレヤレ!だぁ〜〜〜〜”(-“”-)”
7:45、茶碗蒸しを熱湯で加熱。 8:00、居間のテレビをONし、廊下越しにNHK朝ドラ「ひよっこ」を視聴。 とても虎ノ門ニュースなど見ている余裕はない。昨日は茶碗蒸しを8割がた食べている。が、元気はなかった。 今日は一転、饒舌になり、オベンチャラもたくさん出て、本来の母に戻っている。 しかし、身体は飲食料の激減で骨皮になってしまった。顔も頬がこけて痛ましいくらいだ!
今日のような如才なさは母の本領発揮というべきなれど、身体が身体なので老い先の短いことは歴然!
ここはじっくり母にへばりついて茶碗蒸しなど食べながら、お話しするしかなさそう。
ご飯炊きの鉄則「はじめチョロチョロ、中ぱっぱ、じゅうじゅう噴いたら、火を引いて、赤子泣いても蓋とるな」で、最初はゆるりと食べ始め、調子が出てきたところでドバドバ食べるようにしたい。 最初は熱かったのでフーフーしながら食べさせる。これはまさに「チョロチョロ」であった(●^o^●)
しばらくして調子が出てきたのでテンポよく口に運んでやる。と、バクバク食べてくれた。しかし、以前のような持続性がない。飽きてくるのか?、疲れてしまうのか?最後3口くらいを残して、眼と口をつむり、首を左右に振る。 でも、残りわずかまで無理して食べた頑張りは凄いものがある。
やはり我が母はただものではない。戦前戦中戦後をたくましく生き抜き、子供3人を立派に育て上げた力は驚嘆である。
どこからこのようなパワーが生まれてくるのか?
8:45、デイサービス迎えが来た。 女性二人であったが、忙(せわ)しなくバタバタしている。今日はGW真っ只中。普通の人はお休みなのにこういう人たちは仕事している。なのに今日、介護しなければならない人(患者)は我が母のように重度の身体障碍者であり、気苦労も半端ない。だから介助もソコソコにならざるを得ない。 「だから、少々の不手際は我慢して欲しい」などと言いわけしているような職員では、お願いしている家族の気持ちに寄り添うことなどできるわけがない。 車椅子を持った一人が玄関から上り框に乗り上げようとしたので、「ちょっと待って!車イスは玄関までです。車をそこに置いて、婆さんをバスタオルで持ち上げ玄関まで運び車イスに乗せてください」
と、その職員がキンキン声で、「センター長からの指示があります」と、答えた。私はセンター長に会った記憶がないので、「とにかく、車椅子を 部屋の中に入れないで欲しい」と、入室を拒否した。 二人は私の指示通り婆さんの寝ているエアマットからバスタオルに載せて運び始めた。 このやり取りはどちらにもダメージであったと思う。
14:33、デイサービス施設に電話 電話した目的を伝える。
今朝の車イス入室問題について、「私は玄関までと言ったはずなのに上まで上がるというのでお断りした。しかし、今日来た女性職員は
”センター長から上がることを許可されている” と、言われた。なにか行き違いがあるようなので確認したかったのです」
ここで感じたことは、これまでとてもお世話になった施設ではあったが、看取りを控えた被介護者を適切に受け入れる要領をわきまえていないということであった。 【看取りを控えた】ということは、その家族も含めて大変なことであり、特に私のような自宅で看取るという家庭と、病院や施設で看取る家庭では対応の仕方も異なるはずであるが、どうも現状の仕組みを画一的に適用させようとして融通が利かないようである。
こんな組織に看取りの1頁を任せるわけにはいかない。 明日はケアマネに私の気持ちをお話しして、デイサービスを別の施設に変更できるかどうか検討していただく。
16:45、デイサービスから帰宅>朝と同じ職員2名。朝わたしが指示した通り車椅子を玄関で停め、そこから二人でバスタオルで母を吊り上げ、エアマットに運ぶ。その間、私は婆さんの洗濯物を洗濯。 連絡表を見ていると、玄関で「失礼しま〜〜す」という声! 「ありがとう」と返事して顔も見ずに分かれた。いや、顔も見たくない2人ではあった(´・ω・`)
デイサービス利用連絡表
血圧134/78、体温36.1℃、脈拍62、入浴あり、排便なし、摂食>施設手配なし。
<施設コメント>入浴時、オムツが尿で汚染していたので、デイのオムツを使用しました。 サイズがMですので、よろしくお願いします。次回からオムツの替えも入れていただけると助かります。入浴時、かぶり式の衣類ですが、衣類は足りていたので着ていません。茶碗蒸し全量、おやつも丸々1個召し上がりました。タオル大2枚、小1枚ご持参ください。 ポストイットの伝言>絆創膏の用意をお願いします。
<私のコメント> @情緒不安定で、手足の動きも異常!エアマットから落下することも多発。 A摂食状況>ムラあり。初のおじや試食成功、ポカリ200cc、エンシュア100cc B排便状況>なし。尿は今まで通りで問題なし。 「絆創膏」の件について、ポストイットの下欄空白部に伝言>マキロン塗ってから貼ってください。
次回デイサービスは5月9日であるが、週2回に増やした計画も元の1回に変更し、更に施設も我が家に近い所に変更したので前施設のデイサービスは今日で終了した。従って、連絡表の私のコメントは先方に伝わることは無くなった。
連絡表の冒頭 に、「入浴時、オムツが尿で汚染していたので、デイのオムツを使用しました。サイズがMですので、よろしくお願いします。次回からオムツの替えも入れていただけると助かります。」という件(くだり)がある。この疑問点は 、
@このオムツは今朝私が確認して濡れていないのでそのまま使った。 尿パッドは交換してオムツは私流の付け方で隙間のないようにピチッとテーピングした、つもりである。 従って、尿は今までの私のオムツ交換からすればそうそう簡単に尿パッドの外に漏れるということはあり得ず、尿パッドの範囲内で吸収されているはずである。
A私の疑念を晴らすには入浴時外したとき汚れていたオムツを見せてもらわないと納得できない。 簡単に“汚染していたので替えました”では困る。大所高所から考えるなら「たかがオムツ、されどオムツ」なのであって、オムツは医療費(国税)の一部を構成しているのである。無駄な使い方は厳に慎まないといけない。
Bまた、こちらのバッグにオムツが入っていなかったからと言って、施設の保有するサイズMのオムツを使ったなどということは言語道断である。サイズMではどんなにうまくテーピングしても、今の婆さんのお尻の大きさでは必ず横もれしてしまう。“よろしくお願いします”では済まないのである。なお、今回のように利用者がうっかり忘れた場合に、サイズ違いが予備として確保されていないこともサービス体制不備と言わざるを得ない。
CサイズMでは相当にしっかりテーピングしないと横もれすることを経験しているので、直ちに施設のオムツの装着方法を確認した。と、緩々だったので自分が納得できる方法でオムツの取付を行う。 自信はあるが、お尻に肉が付いていない体形なので左右2ヶ所づつ計4か所のテープ貼り付けで排泄物を確実に補足することは極めて困難である。明日の朝の点検でオムツの汚れ有無がはっきりする。 2017年5月05日(金)>晴れ 5:30、寝汗をかくくらい温かいことと、母の独り言で目が覚める。 最近は暖かくなり、アチコチの引き戸を開けているから母の声がよく聞こえる(●^o^●)余裕でいつもの起床(^_-)-☆
うるさい部屋へ入ると、臭いはないが、例によって南側に転がっている。 ちょっと待てよ!転がっているということは???やっちまったぁ〜〜〜くそババアぁ〜〜
南東側ガラス戸寄りに置いたバケツがひっくり返っている。 カーペットは水色なので分からなかったが、歩いたらビシャときた”(-“”-)”
めくったカーペットの下の畳が濡れている。慌ててテーブルほかカーペットの上に置いてある家具他を縁側と居間に移動させ、畳をめくる。南東側3枚の畳の一端が水で濡れている。
さぁ〜引っ越し大作戦
@居間のテレビ横に敷布団を敷き、防水シートを載せて、ここに母を移す。 B防水シートを敷いて、エアホースを接続して電源ON
Cカーペットをべランダに干す D畳表を金柑横の月桂樹の上に干す E畳3枚を表の道路沿いに並べて干す。幸い今日は絶好のお天気(^_-)-☆でも、汗びっしょりだ!
F母を仮置きの場所から正規のエアマットに移す。 こういう時はいつも、痛いだの、なんだかんだ文句ばっかりだ(●^o^●)
引っ越しが終ったところで、モーニング珈琲(^^)vこれは珈琲味のエンシュア(^^♪ 時々、ポカリも交えて、飽きがこないよう細心の注意を払う。茶碗蒸しも加熱する。 10:00、1回の摂取量が少ないのでチョコチョコと小刻みにエンシュア+ポカリ+茶碗蒸しを口に運ぶ
11:00、ケアマネから電話あり。 昨日電話したがGWでお休みだった。今日は出勤している。用件をお話しする。
@デイサービ(火・木)と訪問看護(水)の3連日が時間拘束されると動きが取れない。 特にデイは母が帰宅する時刻までに私が帰宅していないと家に入れない。 私がこの時間に帰宅しないといけないということはかなり厳しい制約であり、困難な場合が多くなる。 なので、デイサービスは週1回が限度。そもそもデイサービスの利用目的は母のお尻を清潔にすることであり、入浴ではない。 日々のパッドとオムツ交換は私が奮闘して行っており、自信を持っている。なので、これを週2回も必要はない。
すると、ケアマネは、通いバッグの中に合鍵を付けて置き、これで利用者宅に入り、利用者を所定の場所に置いて帰るという方法があることを教えてくれた。これには私は賛同できない。もしものことを考えると危険であるから。
A現在お世話になっている施設は、私のような母親の看取りを視野に入れての老々介護をどうサポートするかという視点が欠けているように思う。つまり、一般のデイサービスの領域しか対応できないのではと思える。今の施設が我が家の事例に真剣に取り組む姿勢がなければ費用と効果のバランスが双方にとって相容れないものになりそうだ。
Bそこで、今のデイサービスを解約して、直ぐ近くにある施設に週1回のデイサービスがお願いできないかどうか検討していただきたい。この時、身体を洗ってもらえれば良いと思う。
Cショートステイはこの前のような長い日数は止めて3、4日程度に限定する。 お願いする施設は別の場所を考えていただきたい。私はこれまでのサービスから今の施設を信頼していない。
母がこのような歩けない身体になったのも介護の仕方に問題があったと思っている。 また、昨年10月突然薬剤費が倍増した。(600円くらいから1200円以上に) 病院の処方のない場合もあって、でたらめである。 口座振替で引き落とされているが領収書には単に「薬剤調合費」と書いてあるだけで、どんな薬名なのか分からない。
何度も明記して欲しいと要請したが聞く耳持たない。職員に尋ねると薬は病院側の処方で血圧降下剤とのこと。 私がせっかく薬ゼロの身体に改質したにもかかわらず、元の木阿弥だ! このような薬剤処方を日常的に実行している事業体は、文字通りブラック企業である。
私は母の自然死を望んでおり、薬剤などは余程のこと(痛みに耐えきれないときなど)がない限り処方して欲しくない。 ましてや不必要な薬剤を知らない間に飲ませて体調を悪化させ、それに対する薬剤を追加処方し、と、体調は良くなるどころかドンドン悪くなっていく。 何が目的なのか分からないが、高齢者の医療費を削減するため当局の指示で早死にさせようという魂胆なのか?勘ぐってしまう”(-“”-)”従って、今の施設は今後、デイもショートも利用したくない。
Dデイサービス施設の代わりとしては、訪問看護で世話になっている施設にしたい。 Eショートステイは別の施設が受けてくれると有難い。 11:30、母は居間に移動してからずっと傾斜マットに横になっており、違和感がないようで、静かだ! 15:00、母をエアマットに横にさせる。朝10時ころからずっと傾斜マットで上半身を40度くらい起こして過ごした。 この間、茶碗蒸しやポカリやエンシュアなど飲ませたり食べさせて来たが、疲れたのひと言もな い。 これまでひたすら にしゃべり続けており、背筋の強さや持久力などが桁外れであることが解る。
今回傾斜マットは本来の使い方に即してエアマットの上に設置したため背中だけでなくお尻まで傾斜マットの上にあった。 従って、エアマットの効能を利用しない方法だった。また、お尻が載っている傾斜マットをエアマットから引きずり出すのはとても難しい。 母を完全に持ち上げて浮かせない限り、傾斜マットを抜き出すことはできない。
右腕でバアサンを抱きかかえ、、傾斜マットを左手で引き抜こうとするがなかなか思うようにはいかない。 身体が捩れて不自然な格好となり、「痛い痛い」と泣きわめく。構わず荒っぽく身体を持ち上げて傾斜マットをズラシ、抜き取る。この時 、楽のみのポカリとエンシュアが台から転げ落ち、カーペットが汚れた。参った参った”(-“”-)” 今日2回目の床面汚しとなった。親子そろってそそっかしいということか(´・ω・`)
15:18、ケアマネから電話。
介護施設3軒を駆けずり回り、お母さんの看取り介護をどうするか相談してきたという。
@三施設ともGWのある5月はどこも満杯で予約がとりにくい。なので、6月からの利用となる。 Aショートステイをいまの施設ではなく、別の施設にすると主治医が異なるので、ステイ利用中に私を含めて心身の緊急事態が起こったとき、ちょっと問題となる。 B我が家に近いデイサービス施設は基本帰宅時刻が15:30であり、毎週木曜日の私のボランティア活動が16:30なので母を受け取りできない。しかし、この時刻は変えられない。 C以上のことを協議するため、来週火曜日9日に我が家で5者会議を開き打ち合わせを行う。 5者とは> Tケアマネ、U主治医、V訪問看護、W利用中の施設、X新しい施設、 詳細は来週月曜日に連絡ある。 一服して、母にポカリ、エンシュア、茶碗蒸しを飲食させる。 一気にたたみこむと嫌気がさしてしまうので、チョコチョコとこまめに飲んだり食べたりさせる。 ソロソロ陽が落ち始めてきた。そこで、ベランダのカーペットからしまう。 これからの気候には不要なのでたたんで、母の部屋の押し入れにしまう。
次は、表に干してある畳3枚。しかし、部屋の南東側隅の床板がまだ湿っている。 そこで、取り込んだ畳3枚は立てて室内に保管し、今日はここまでとする。
居間から「腹減った!」と、騒いでいる。少し残った茶碗蒸しを食べさせる。しかし、物足りない様子なので、「もっと食べたいか?」と聞くと、大きくうなずいたので直ちに冷蔵庫から取り出し、ヤカンの中に入れて加熱する。できるまでの間、エンシュアとポカリを飲ませる。
程よい熱さまで冷めたので食べさせる。今日2個目の茶碗蒸しをバクバク食べ始めた。 残りあと少しというところで、母の顔が満足げに変わった(●^o^●) そして、驚いたことに「もういい」と意思表示した。これがいつ死んでもおかしくない人間なのか?? 食後も喋り捲っている。延々と(^^)v
22:00、居間からドスンという音と共に、奇声が聞こえる。見に行くと例によってエアマットから脱落している。どっこいショッと抱きかかえてマットの上に戻す。と、またまたギャァギャァわめく。 22:30、居間からは婆さんの独り言が相変わらず聞こえてくる。 23:00、テレビを切って静かになったら、母の独り言が止んだ。心配して覗きに行くと暗がりでも見つかってしまった。 と、「あんた、どっか行く?」と、尋ねられビックリした。 2017年5月5日おしまい @ページトップ |
2017年5月06日(土)>曇り 5:30、母は元気(^^)v元気(^^)v 寝てはおれないほどだ”(-“”-)” 私の名前を呼びながら「おるか?」、「腹が減った!」、「飯が食いたい!」と、うるさいのなんのって! “飯が食いたい”は何度も出てくる。こういう声はここ2、3年聞いたことがない。
そこで、飛び起きてまずは顔を洗い、ウンチしてスッキリさせ、自宅介護が決まったときに買っておいたレトルト食品の中から「かに雑炊」を調理する。調理と言っても袋を切らずに熱湯で2,3分温めるか、中身を茶碗に開けてラップし電子レンジ(500W40秒)で温めるだけ。今回は電子レンジで温めた。 容量は100g、エネルギーは76Kcal、メーカーは不明で販売者はアサヒグループ食品(株)(東京墨田区)と、言うことでちょといかがわしいかな(´・ω・`)
まずはポカリを飲ませてカリカリになっている口の中を湿らせる。 夜中、喋り捲っていたので、さぞかし喉が渇いたことでしょう(^_-)-☆ かく言う小生も缶ビール500を2本も飲んでしまい、喉カラカラ(^^♪夜中2回も起きて水を飲んだ。
ゴクゴク飲んで、のどがすっきりしたところで「かに雑炊」を口に入れる。 初めての食感にビックリポン!(◎_◎;)しばらく口の中でクチャクチャしていたが、味が気に入ったのか飲み込んだ。 これにはさすがの私もビックリポン(●^o^●) 形がそのまま見えるご飯粒や具材を苦も無く噛んで(歯はないので歯茎で噛んでいる)呑み込む。
コリャ想定外だ(●^o^●)ご飯食べれるじゃないですか(●^o^●)驚きました\(^o^)/ しかもうまいうまいとガツガツ食べる。食べてる間もしゃべりっぱなしだ! 「食うかしゃべるかどっちかにしろぉ〜〜〜」と怒鳴る。が、私の言葉などどこ吹く風!
15分くらいで完食した\(^o^)/すると、なんとまぁ驚くことに「お茶が飲みたい」と言い出した。 急いで冷蔵庫からちょっと煙たい大人の味の“爽健美茶“を楽のみで飲ませると、これまたビックリポンな発言「冷たくて美味しいぃ〜〜〜」と、上品なお言葉(^^)/。
この様子を写真にお納め、更にスマホで録音する。 38分間撮り続けたファイルを保存しようとしたが、その方法が解らない。 画面のアイコンを確認しながら「保存」ボタンを探すか見当たらない。そこで音声ファイルを長押し(右クリック)してプルダウンメニュー中から「編集」を選択したが外部ストレージへの保存方法は明記されていない。ゴチャゴチャいじっていたら、いつのまにか消えていた”(-“”-)” 参りました”(-“”-)”せっかく婆さんの元気な声を録音したのに(´・ω・`) 消えてしまった物はしょうがない。そこで、改めて録音しなおそうと取扱説明書を確認。 在りました(^^)v保存先は内部ストレージのRecordsだった。ひょっとして録音した音声がここに残っているかもしれない。 確認したが何もなかった。
幸いにも母のおしゃべりは留まることを知らない。改めてスマホを枕元に置き、録音開始! 小さく分けて3回録音した。保存アイコンはレ点チェックマークである。3本の音声が保存されているかどうか確認するとフォルダーRecordsに3つのファイルが入っていた\(^o^)/
あとで、信号なし部分をトリミングし、3つの音声ファイルを1本に統合したいのでPCに保存する。
口の中が爽健美茶でスッキリしたところで母の朝食終了\(^o^)/ 続いて私の最も嫌いなオムツの交換だ!母は足を組む癖なのでパジャマの脱着、尿パッドとオムツの交換がとてもやりずらい。大声でしかも喧嘩ごしで組んず解れつの格闘だ”(-“”-)”
ただ今日もウンチは出ておらず、オシッコだけなので楽である。 腰がすっきりして気分も爽快なのか、珍しく本当に珍しく「ありがとね」と感謝の言葉が出た。 活舌が良くないのでよく聞き取れず、意味不明の発言も多いが、気持ちは伝わってくる(●^o^●)
9:30、今朝の母の声(Voice of babaa)を編集。 最初のファイルは廃棄し、後の2つを信号なし部分をトリミングして8分と2分に収める。 元気いっぱいの母の声を8年ぶりに録音できてうれしい(●^o^●)(8分55秒−5MB)
16:30、母に爽健美茶50cc、エンシュア50cc、ポカリ50ccを飲ませる。 エアマットから何度も足だけ落とす。身体を反対向きに変えると、今度はその反対側に足を落とす。 以後、この繰り返し”(-“”-)”ただ、身体全体が落ちることはない。布団を蹴とばすので撤去。 今日は暖かいのでタオルケットだけでOK牧場(^^)/
19:00、母は元気いっぱい!しゃべりっぱなしで、しかもゴロゴロ転げまわりエアマットから交互に落下。 温かいからタオルケットだけで大丈夫であるが、夜中は放射冷却があるかもしれない。 タオルケットだけでは不十分だ!なんとしてもエアマットの上で明日朝まで休んで欲しい。 と、アレコレ考えていたら20:30、話し声がピタッと止まった。 今日はほぼ終日しゃべっていたので相当に疲れているはずである。このまま、静かに寝て欲しい。
ところがギッチョン!そうは問屋が卸さない! 動き始め、大声出し始めた。いつもとちょっと音が違う?電気をつけてビックリ仰天! 全身がエアマットから落ちて転がっており、しかも、畳が血だらけだ! 水曜日訪問看護師が処置してくれた右足膝当りの擦過傷部から血が出ている。
母の手に血がついていることから傷口が痒くなって、かきむしったようだ。擦過傷は細長い部分がひどく、その上下にある直径10mmくらいの傷は治りかけていたが、ひっかいたのか血が出ている。 傷口全部にマキロン軟膏を塗って、3か所すべてを絆創膏で覆う。
この後静かにして欲しいので、タオルケットと着布団をマットの下に巻き込む。 が、想定外の動きをする母にはこれでは不十分だと思い、念には念だ!大型フトンシーツをその上から巻き込んだ。 気持ちとしては、手足を縛りたいところであるが、体力的にはそれほどのことは不要だ(*^_^*) 2017年5月07日(日)>晴れ 6:00、母 は布団巻き込みと追加の布団バーによる補強巻き込みでエアマットの上で大人しく横になっている\(^o^)/
ウンチは出ていないがオムツにまでしみ出したオシッコがびっしょりだ! 残念ながらパッドと両方を交換しなければならなくなった。残念”(-“”-)” この後ポカリ100cc、エンシュア100cc。その後、茶碗蒸しを1個完食。 午後は昨日たくさん買ってきたおじやの中から適当な物を食べさせよう(^^)v 寒いというので薄地の毛布を掛けてやる。 オシッコで濡れた、パジャマと防水シートとタオルケットの端と今までの私の洗濯物を洗う。 2017年5月08日(月)>晴れ 5:30、母の声で目覚める。「イタイ!イタイ!」というように聞こえる?!? 今朝は活舌が極端に悪い。障がい者のようだ!基本何言ってるか分からない。 が、“イタイ“という言葉はよく理解できた。
ひょっとして?エアマットから落ちて自由に動き回って、近くのテーブルやバケツをケタくって足に怪我したり、浸水騒ぎになったり、手足が自由なので絆創膏を剥がしたりと、様々な事件が起こることを回避するため、寝具をエアマットの下に巻き込んで婆さんの動きを拘束しようとしたことで、手足などがアチコチ絡まって痛めたかもしれない。
婆さんは巻き込まれた寝具で簀巻きのようにエアマットにくくられていた。さすがのバアサンも手足フル動員しても私の鉄壁な巻き寿司作戦には抵抗できなかった\(^o^)/ グルグル巻きの寝具を取り外したら、防水シートが濡れている。ヤレヤレ(´・ω・`) オムツの仕方が悪かったようだ!パジャマも濡れている。が、不思議なことを発見!
オムツの中には間違いなく尿とりパッドが付いている。しかし、この尿パッドは全く濡れていない。 その下のオムツがグッショリ???これでは何のために尿パッドを入れたか分からない。 丁寧にセットしたつもりでいたが、微妙に横にズレていたようだ(◎_◎;)
今度は慎重にパッドとオムツをセットし、これをお尻の中央部にあてがい、確実にオシッコをキャッチするよう配置し、テープで止める。ただ、かなりの頻度で左右に動くのでオムツもズレ易い”(-“”-)”
汚れたものを風呂場で水洗いし、洗濯機にかける
サッパリしたところで、エンシュアとポカリを各100cc飲ませ、続いておじや「鶏ごぼう」160g112Kcalを加熱。
バクバク食べてくれたが、前回の「かに雑炊」の倍ほどの量なので半分くらいのところで目と口を閉じてしまった。
14:50、主治医の訪問診療
摂食状況報告>昨日、高齢者用レトルト食品「かに雑炊」100gを完食した。今朝もおじやを80g食べた。
排泄状況報告>特養を退所し、帰宅した1週間は毎日というほど排便があった。
摂食量はギリギリ生存できる範囲にあり、理想的状態と思う。 看護師は血圧を測定している。が、婆さんがゴソゴソ動くのでやり難そう。 何度もトライするが結局、前回同様エラー表示ばかりで、測定不可。
私が、デイサービスと、訪問看護は同じ種類の血圧計を使って正常に測定している。 と、ダメ出しすると医師は「血圧が160超えているので、血圧の薬が必要だと考える」と、いった。 そのデータを見せろと言いたかったが黙して、デイサービスと訪問看護のデータを知らせる。
デイサービス>最大/最少134/49 3月30日125/62、 4月6日101/55、4月20日110/56、4月27日120/60、 5月2日109/49、5月4日134/78 訪問看護>最大/最少142/36 3月31日130/48、 4月4日98/36、4月18日142/66、4月25日106/66、 5月3日142/88
すなわち主治医の病院の看護師は血圧もまともに測れないレベルということか?? あるいは、病院の測定器は数値が20ポイントほど高めになるように設定されており、このことで血圧降下剤を飲ませようとたくらんでいるのか??
更に先生は今回も前回同様「元気が出てきたことで、自宅介護は大変なことでしょう。元に戻したらいかがですか?」と。
そこで、「特養を退所(3月29日)してまだ1ヵ月ちょっとです。少し慣れてきたところなのでもう少しやってみたい。 また、「介護計画はケアマネがしっかりやってくれていますから安心です。」 母は静かになった。 16:00、眠くて眠くてたまらない。朝早かったので当然ではある。布団を押入れから出して昼寝。 17:30、起床。ちょっと寝すぎてしまった。頭がボーとしている。 母が時々奇声を上げる。日記付けながらしばらく聞いていたが、「シュシュ」と何か擦るような音がする。見ると、エアマットに直角に寝ており、足を南側に落とし、頭を北にギリギリのせて、手でタオルケットを擦っている。意味不明な行動である。 身体を正規の姿勢に戻してやる。
18:00、母の独り言がうるさい。何を言っているかさっぱり理解できない。 様子見すると、全身が南側マット外に落ちており、そのままの姿勢で奇声を上げ続けている。 寒くもないのでしばらくそのままにしておく。 私の名前でも呼んだら、介助してエアマットに上げて、水分補給とおじやの残りを食べさせよう。
23:00、母は夕方からずっとしゃべり続けている。途中、ポカリとエンシュアを飲ませ、おじやの残りを食べさせる。それでも怪しげな音がする。何回もエアマットから落ちて、その都度「痛い!痛い!」と怒鳴り、時には掻きむしられる。
張り倒してやりた気持ちをグッと飲み込んで黙々と、淡々と、バアサンをエアマットに抱き上げる。 温かくなってきたのでエアコン不要で、本当に助かっている。
23:30、母は依然として誰と話しているのか分からないがしゃべり続けている。 昨日と同じようにちょっと窮屈ではあるが、タオルケット2枚と毛布1枚をエアマットの下に巻き込んで身体を拘束する。動きが停まると、観念したのか静かになる。 2017年5月09日(火)>曇り 6:00、母は寝具巻き込み作戦でエアマットからの脱落はなかった。が、動けなくて身体が痛いのか気分は絶不調。物凄い剣幕で怒っている。
オムツ点検>今日も横もれしている。しっかりセットしたつもりであったが、挙動が激しくてエアマット上で身体を左右に向き直す。更に最近の傾向ではパジャマやオムツを引きずり下ろす仕草が多発している。オムツの貼り付けテープが外れることはないが、無理やり左右に動かしている間にオムツと尿パッドのズレやオムツとパッドのセット全体が回転してパッドのないところで排尿する。
オムツは濡れているが、なぜかパッドは濡れていないのでオムツはそのままにして濡れていないパッドを貼り付ける。パジャマや防水シートは濡れていないのでそのまま使う。 ということで、今朝は簡単だった\(^o^)/
朝食(昨日の残りのおじやをチン)の前にまずは夜中しゃべりすぎてのどが渇いているだろうと、ポカリ100cc、エンシュア50ccを飲ませる。昨日より今朝は調子がいい(●^o^●)この調子であさめしだ!チンしたおじやから椎茸を取り除く
あと少しのところで、拒否態度!無理しても怒らせるだけなので、ここまでとする。 結局昨日今日の2日間で140gほど食べた。まずまずであった。
食事の時はこれまで傾斜マットをエアマットの上に載せ、仰向けに寝させるが、この人は仰向けスタイルが嫌いなようで、必ず横向きになる。この体形では飲食物を口の中に入れると、ダラ〜〜と流れ落ちてしまう。 だから頭が上を向くように枕で凹みをつけて頭を安定させる。しかし、落ち着きがないので頭を強く左右に動かす。 結果、頭は枕から外れ、エアマットの上か、マット外へ落ちる。
何しろ起きている間は終日この繰り返しである。落ちたバアサンをエアマットに持ち上げるのは75歳の私にとっては相当に重労働である。ただ、最近は夜間も少しずつ暖かくなっており、凍死するようなことはない。 認知症だった母の妹は1月の寒い季節に朝起きたら布団からはだけて凍死していたという。 娘が体温で温めようとしたが、手遅れであった。 我がバアサンも時期が時期なら骨皮となった身体なので、凍死もあり得る。注意しないといけない。
11:00、ケアマネから電話 @デイサービスを我が家に近い施設に変更>木曜日ならOKただし帰宅時刻は15:30。 Aショートステイは新しい施設に変更>年間3回程度1回1週間<年末年始、4月(命日)〜GW、お盆 B以上をふまえて4者で打合せする。日程はケアマネにお任せする。 4者>ケアマネ、デイサービス、ショートステイ、私
今日はデイサービスを計画していたが、私が週3日連続の時間拘束に難色を示したので今日は中止。 結局デイサービスは新しい施設で週1回木曜日、訪問看護も週1回水曜日と週2回に戻した。
12:30、ケアマネから電話>4者打合せを我が家で明日10日(水)14:00に行う。 13:00、母は午前中ずっとしゃべりっぱなし。喉が渇いたと思いポカリ100cc飲ませる。 ついでに残ったおじやを無理矢理くちに放り込み、その後ポカリで口をすすぎ完食。 18:00、母はエアマットから落ちて畳の上で横になっている。
今日はなんとなく肌寒い。こんなところで横になっていると風邪ひいてしまう。声かけて気分を壊さないように慎重に進める。とにかくエアマットの上にあった物は防水シートまですべて下に落ちている。
ホテルのベッドメーキングのように順に作業を行う。 @曲がっているエアマットを南側ガラス戸に平行に配置し直す。 A防水シートをエアマットに巻き込んでセット Bバアサンを抱きかかえてエアマットに上げる。体重は28Kgなれど、とても重く感じる。 Cタオルケットを2枚X状にクロスして着せる Dその上に毛布をエアマットに巻き込ませてピッシリ着せる。 以上、終了。 5月10日(水)>雨のち曇り 5:30、母のうめき声で起床。 昨夜のベッドメーキング>巻き寿司<は維持されていてホッとする。 でも、居間は肌寒いのでタオルケット2枚と毛布1枚の簀巻き状態でも寒さが身に染みる(´・ω・`) トイレの寒暖計は20℃であり、寒いわけでもない。が、なにせ骨皮なので私の感覚とは違うであろう。そこで、綿布団を被せ、更にエアコンを25℃設定でON。
ナナトイレを掃除して帰ると、居間は暖かくなっていた。バアサンは気持ちよさそうにスヤスヤ(^^)/ やはり寒かったようだ!
7:30、母の顔を洗い、のどを潤し、茶碗蒸しの準備をしたが、寝入っており、ポカリを口の中に入れたがこぼれてしまった。夜中ずっとしゃべっていたので寝ていないと思う。
10:00、訪問看護来宅 14:00、母の看取り介護&看護計画打合せ>6者会議 <出席者>6社全8名 @ケアプランナー Aヘルパーステーション B新規デイサービス3名 C訪問看護 D新規ショートステイ男性1名 E今までのショートステイ男性1名
<補足説明> @ヘルパーステーション>母がデイやショートなどの出先で、今回新たに私が浜松などへ出かけるような長時間留守にするとき支援してくれるホームヘルパーさんと契約した。と言っても個人ではなく、病院系列が経営する組織である。 A今までのデイサービス施設は看取りを控えたボケ老人を受け入れられる力はない。
3月29日特養を退所して、その翌日30日から毎週木曜日に、ここのデイサービスの世話になったが、老々介護でしかも看取りを控えたボケ老人の介護サービスについてはほとんど何も解っていないことが判明したためケアマネにショートステイも含めて、ここの世話にはなりたくないと、訴えたことがあった。
ただ、ここは長期間にわたって母の介護ではお世話になった。 なので、ケアマネとしてはどうしてもここに声を掛け、メンツをつぶさないようにしたいと、考えたのかもしれない。ケアマネはこのように様々に目配りして関係者の立場を損なわないよう、気くばりできる素晴らしいマネージャーである。
<議事内容> @私から全員が自己紹介 A最近の母の体調について訪問看護師から皆さんに報告 B自宅での体調について私から報告 Cデイサービスは新規施設が毎週木曜日9:15〜15:30まで担当する。 Dショートステイは、お盆と正月の前後各1週間ほどを予約した。 そのほかに、4月(命日関連)、5月(GW)、6月(ジャガイモ収穫祭)、11月(長芋収穫祭)に各1週間ほどを別途申請する。 Eこれ以外に私が、例えば浜松の娘宅に出かけるとき等で半日以上留守にするとき、夏場の熱い時期に水分補給もなく12時間一人で過ごすのは危険を伴うというケアマネの配慮で、ヘルパーステーションを紹介してくれた。 第1回目の予定は21日(日)の孫の野球の練習試合(相手は時習館)の応援がある。 基本はショートステイ利用(当日前後3日間)なのであるが、新旧のショートステイ施設の都合が悪いときはヘルパーステーションにお願いすることになる。 21:30、猛烈に眠くなってきた。昨夜は母の独り言で眠れなかった。今夜は早く休もう(^^)v 2017年5月11日(木)>晴れ 3:00、うめき声が聞こえる。エアマットから外れて、東側に転がっている。 せっかく苦労して寝具3枚を巻き寿司状にしたが効果なし。 ちゃぶ台の上のポカリとエンシュアの入った楽のみも中身空っぽで南東隅に転がっている。 せっかく干して乾いた畳がまたまた少し濡れてしまった。更に血の跡も残っている。
寝具を剥がすといきなり寝具のアチコチに血痕が”(-“”-)” 右足膝のケガ痕から血が出ている。またかきむしったようだ。でも、ダラダラ流れ出ていることもないのでパジャマで覆い、サポーターで止める。
このようにかきむしることができるのは、膝が曲がるからだと思う。 膝が曲がらなければ手が届かず、どんなに痒くなっても触れることはできない。 だからやんわりと膝が曲がらないようにプロテクトすることが最良の対策だと思う。 我が家には母がむかし使っていた膝関節用サポーターがある。これを活用すれば膝は守れる。
エアマットから脱落するのも膝が伸縮するからであり、これが無くなれば身体は押し出されずエアマットの上で安らかに寝られる。じっとしてもエアマットの機能で寝だこもできず、身体にも優しい。そこで、さらに強固な巻き寿司をつくるため着布団を追加。キッチリとエアマットの下に寝具を巻き込み婆さんの動きを抑える。
この時刻、肌寒さを感じた。下着だけで畳の上に転がっている婆さんの手足は冷たくなってはいなかったが身体には応えると思い、エアコン20℃をON。
6:00、巻き寿司状態で南向きで静かに横になっている。声掛けしても眼が開かない。 身体が暖かくなってぐっすり眠れるようになったのであろう。とにかくエアマットから転げ落ちないようにしないといけない。 そのためにはバアサン介護の最重要課題「膝の曲がり」を、なんとしても克服しないといけない。
膝の曲がりが治れば、@足と足が接触して擦過傷ができたり、A足で寝具を蹴って身体を不必要に動かし、果てはエアマットから脱落したり、Bそのことにより、オムツや尿パッドがズレて下着や寝具を汚すようなこと、などが無くなる。
8:30、起床点検>寝ている!「朝だよう(●^o^●)、モーニング珈琲だよう」と大声で目を覚まそうとするが、ちらっと眼を開け、ニタっと笑って、眼をつむる。コリャ駄目だ!
これではデイサービスに「いけないのでは?と危惧し、デイサービスに電話。状況を説明すると、「問題ありません。とにかく迎えに行きます」と言われる。母は気分が悪いと蹴ったり、叩いたり、ひっかいたり、するので危険である。
我儘なので自分の気持ちに合わないと癇癪気味に周りにアタリ、嫌がられることも心配である。 しかし“問題ない“ということなので一日お世話になろう。
9:15、デイサービスの迎え来宅 廊下に上がれるようシートを準備したが、田村さんは車いすを玄関で止め、後は二人で婆さんを抱きかかえて玄関の車イスに乗せる。
9:45、ケアマネから電話 例えば私が浜松の娘宅に出かける場合(直近では5月21日日曜日)では、あさ6時から夕方6時までの12時間の間で母が危険な状態になったとき、いったい誰に連絡すればよいかという問題がある。 この場合は近くに弟が住んでいるのでそちらに第一報を連絡してもらうようお願いしている。
ただ現在、ショートステイは“○○園“と“○○里“ともに空きがないので、最悪、昨日契約した「ヘルパーステーション」の世話になる。ショートステイでは前日から翌日の3日間の料金を払わなくてならないので高額となる。 しかし、ヘルパーでは一日分なので割安である。
16:30、帰宅。母は元気になっていた。ホッ(^^♪ 右膝のサポーターは強力タイプに変わっていた。医師が確認して承認したようだ(^_^)v 通い袋の中に今朝入れた、オムツと尿パッドが入っている。ということは、オムツはそのままで、尿パッドだけ取り替えている。昨日三島さんに話した通りに処置されていた。 顧客の要望を即座に実行している、この体制は素晴らしい。立派な医療機関であることが解る。
膝のサポーターについて、介護師のメモが付いていた。 「サポーター2枚はサイズが大きすぎて膝に当ててもずり落ちてしまいました。 金具の入った装具は少しきつめに装着しないとズレて金具で赤くなるので要注意です。夕方お電話します。」 このメモにはサポーターを装着した写真が一枚ついていた。至れり尽くせりで感謝感謝です(●^o^●)
17:00、デイサービスの介護師が突然玄関に現れた。 「退社方々寄りました」という。サポーターの具合を点検に来たのであった。なんという熱心さだ!仕事とはこういう風にやるものである。 私も現役時代は、ひたすら顧客の希望に沿える商品開発を寝食を忘れて行ってきた。 その結果は明らかで、お客さんは私を全幅信頼することとなり、双方がともに繁栄するWinWinの関係となる。この関係を世界中に展開して日本は世界第2の経済大国になったのである。
<連絡表の内容> 血圧182/78、(時刻10:30>116/57)体温34.7℃、脈拍76、入浴あり、排便なし、摂食>こちらが用意した茶碗蒸し完食(ただし、タケノコと銀杏除去)、エンシュア1缶完飲、おやつ>?? <施設コメント>入浴後ヤクルト1本口当たりが良く飲まれました。日中はほかの利用者様と会話にはなりませんが声を出し、始終笑顔でした。 特記事項>右膝の外側ですが、出血と浸出液があったのでバンドエイドで保護しました(看護師) <私のコメント> @エンシュア1缶飲料はビックリポン(●^o^●) A茶碗蒸しは具材NGでした。連絡漏れですみません。 Bいろいろ写真撮っていただきありがとう。 C特記事項に関してのコメント 結局、膝の屈伸が身体を押し動かし、寝返りとエアマットからの脱落をさせている。 また、手が膝に届くのも屈伸のせいです。従って、この動きを拘束できないと、絶えず観察していないといけないので、これでは老々介護は破綻する。
2017年5月11日おしまい Aページトップ |
2017年5月12日(金)>晴れ 6:00、母点検>巻き寿司状態で安らかに眠っている。臭いもないので、起こさずそのままにする。 無理に起こすと気分を害し、一日不機嫌となる。認知症では特に自己主張が強くなる。 7:00、目覚めたかどうか確認すると、ニッコリして頭を上下に振ってご機嫌。 しかし、すぐまた狸寝入りモード(´・ω・`)コリャ駄目だ! これまで飲食するとき上半身を持ち上げるために、傾斜マットを使ってきたが、これは角度が調整できないこと、布製なのでエアマットの上を滑って少しずつ後方にズレてしまう。等々、とにかく使いにくい。 ほかにいい方法がないかとずっと考えてきた。かといって「買ってまで!」というのが私の信条であり、「あるもので!」というのが信念である。 さまざま探した結果、昔よく使っていた角度調整式の「座椅子」を思い出す(^_-)-☆ どこへしまったかちょっと時間がかかったが、納戸の天袋にありました。 早速、エアマットの下に敷いて、調子を確認!なかなか良い加減でした。 ということで、試験的に使ってみる。
7:30、様子見>座椅子で持ち上がった身体の両サイドにタオルケットを敷いて横に倒れないようにしたが、ズルッと外れて上半身が南側に倒れ、頭が畳について窮屈そう(´・ω・`) 改めて姿勢を正す。が、この調子では横ずれはなくならない”(-“”-)” 良い方法を考えないといけない。 10:00、点検>座椅子姿勢で2時間経過した。転げ落ちることもなく座椅子角度で横になっていた。 この座椅子は使えそうだ(^_-)-☆ 角度をきつくしてポカリとエンシュアを100ccづつ飲ませ、茶碗蒸しを加熱。 エアマット付き座椅子で初のお食事がどうなるか楽しみだ(^_-)-☆ 畑へ行きたいが、母のお腹が心配だ!そこで、出かける前に茶碗蒸しを少しでも食べさせようと婆さんに「腹減っていない?」、「今から畑へ行くのでその前に茶碗蒸し食べよう」と勧めると、その気になってくれた(^_^)v 一口、二口目くらいまでは猫被ってあまり食べたくないような振りをしていたが、5口目くらいから調子づいてきてバクバク食べ始めた。こうなると留まるところを知らない(^_^)vあっという間に完食(●^o^●) 今日は調子良さそう(^_-)-☆温かいのでタオルケット1枚で十分 母の調子が良いので、このすきに畑へ 11:30、Dブロックの夏野菜用の畝づくりをしていたら、訪問看護師から電話。 母が寝返りを頻発するためエアマットから脱落するという問題を検討していただいたようです。 着眼点はエアマットが20cm弱という高さであった。 ここから上半身、特に頭がずり落ちた場合危険な状況になる可能性がある。 そこで、その対策としてエアマットの周囲に布団を敷き詰め、段差を小さくさせることで衝撃を和らげるというものであった。確かにこれも対症療法としては考えられるが、抜本的解決策ではない。 “抜本的”というのは二度と同じことが起こらないという、再発防止策のことです。 これを見つけるためには「母がなぜエアマットから脱落するのか?」ということをよくよく考えないといけません。 そこで、脱落する要因をたくさん抽出して、それをすべて検討し、場合によっては実験して最も効果的な方法を見つけ、これを再発防止策とします。 この検討にはQC(品質管理)の「特性要因図」という手法がある。 この時の特性は解決策より問題点の方がストーリーとして分かりやすく、取り組みやすい。
ふと思った。このような考え方は製造業だけでなく医療介護でも活用できそうである。 品質管理QCは私の専門でもあるので施設の皆さんに心得を指導してもいいな(^_-)-☆ と、思った次第です。
私はいつ頃からか特性要因図を頭の中に思い描くことができるようになり、問題点の本質を探り当てる特殊能力を身につけてしまった。 今回の問題の原因は母が動くからである。動かなければエアマットから落ちることもない。 「何故?落ちるのか」が思考のポイントである。これが解れば一瞬で対策が出てくる。
私の見立ては左足の屈折にあった。この足が不自然に動くために婆さんはエアマットの上をグルグル回り、軌道を外れてマットの外に落ちてしまう。 なぜ、左足の屈折が婆さんを回転させるのか? というように、何故?なぜ?何故?と追及していくと自然に原因に行きつく。 原因はその現象(マットから脱落)の真因なので、その対策をとれば必ず問題は解決するのである。 そしてその策を施した後は、二度と同じ問題は起こらないのである。 これを抜本的対策とか、再発防止策という。 22:00、母が静かになった。 午後からここまで誰としゃべっているのかでかい声でズwwwwwwとしゃべっていた。 多分相当に喉が渇いているのではと思い、何度もポカリを強引に飲ませたが困っているようであった。 最後はお〜〜いお茶で〆る。ちょっと冷えてきたので着布団を掛けてやる。 勿論、毛布とタオルケット2枚で巻き寿司にする。 2017年5月13日(土)>雨 母は巻き寿司スタイルでエアマットから落ちることなく、静かであった。 お蔭で私も母の様子を確認する必要もなく、朝まで寝ることができた。
7:00、お茶とエンシュアを飲ませる。が、まだ寝ぼけているので、無理強いすると機嫌が悪くなってしまうのでとにかく焦らず、急がず、母のペースで事を運ぶ必要がある。 しかし、介護者である私にも毎日、いろいろやることがある。だからついつい自分の計画を実行するため、母の事を急いで片付けようとしてしまう。 9:00、おじや「親子丼」を温め、少しづつ食べさせる。表情で美味いということがよく解る。 ただ、今回のおじやはご飯が少し固めだ!バアサンは口の中でいつまでもモグモグしている。 すかさずお茶を楽のみで飲ませ、喉に通す。これを数回繰り返すと疲れてきたのか眠りだした。 と、思いきや突然目を開けニタっと笑う。これを繰り返しながら食事を終える。 10:00、飲んだり食べたりした所為か臭う。そこで、オムツ交換。 今日は全部取り替える。幸いにもオムツと尿パッド以外に濡れはない\(^o^)/ 寝起きのセレモニーが十分だったので、オムツ交換では通常「痛い」とか、手でヒッカクとかがあるが、今日はちょっと渋い顔をする程度で納まった。
お尻を湯で拭いて、オムツと尿パッドを交換したら気持ちが良くなったのか寝てしまった。 ただ、ビックリするようなイビキで驚いた。いまだかって聞いたことのないほどの大きなイビキだ。 しかも、間欠泉のように突然噴き出すのでビックリポン”(-“”-)” 14:45、弟宅へ 前回いただいたおかず用食器と、お茶菓子(赤井さんにいただいたせんべい)と、私が調理した玉ねぎとエンドウの白だし煮を鍋ごと持って行く。目的は母の看取りまでの介護と看護計画を報告すること。
介護と看護は今まで通りなのであるが、追加で自宅訪問介護のヘルパーさんと契約したことを伝える。 目的は孫たちの成長とともに運動会とかスポーツの試合を応援する機会が増えてくるので、この時に私が留守の間、我が家につめてもらって、日中ズット看護してもらう。 ただ、この場合は家の鍵を預けないと、私が出かけた後、家に入れない。 ちょっと心配ではあるが、信頼関係を持って対応するしかない。
ただ、私が子供たちの住まいに出かけているときに母に緊急事態が発生したとき、私以外の人間がいないと、立ち会えない。そこで、その時は悪いがあんたが窓口になって欲しい。 ケアマネにはどうしてもわたしに連絡が取れない時の連絡先としてあんたの携帯電話番号を教えてあるのでよろしく頼む。
母は今の状況からすると看取りまであまり時間がないと思うので、緊急事態に備えることが必要となることをくれぐれもお願いする。
16:15、帰宅して直ちにおじやを勧めると食べてくれた。1回の量が多いといつまでも口の中で噛んでいるので少なめにする。時々エンシュアとポカリで口の中を洗い流す。 それでも17:00までに6口程度しか飲み込むところまで行かなかった。 以降、頑張っておじやを食べさせたが、3口で寝てしまった。今日は食事は進まなかった。やはり米粒が残っていては歯茎だけでは潰せないようで、小さいながらも塊として残るのでこれが気になって呑み込めないのであろう?!? 明日は茶碗蒸しでカロリー補強しよう。尚、おじやは買ったままでは婆さんの歯がたたないので米粒をさらに軟らかくするためとろ火でじっくり煮込むことにする。 23:00、就寝。母も口開けて、薄目開けてお休み(^^)v 2017年5月14日(日)>AM曇りPM晴れ 6:00、直ちに母の様子点検>巻き寿司スタイルのまま大人しく寝ている!ひとまず(^^)v オムツ点検>若干オシッコがオムツ部分に漏れている。が、お尻を拭いて尿パッドだけ交換。 食事準備>ポカリとエンシュアを冷蔵庫から出して交互に飲ませようとしたがまだ、目覚めていない。 茶碗蒸し加熱 7:00、エアマットを座椅子で持ち上げて上半身を起こす。嫌がらず大人しくしていた。 茶碗蒸しを少しずつ口に運ぶ。少しずつ食べ始めた。 昨日から少し食べると疲れたような顔して、眼をつむり、寝た振りをし、いびきのような声を出す。 急ぐと、きつく口をつぐんでしまうので、絶対に急いではならない。
8:30、母に茶碗蒸し食べさせているとき、東側ガラス戸の向こうに真っ白な芍薬の花が6花、咲いている。しかし、花が重たいのか頭を垂れて苦しそうだ(◎_◎;) そこで、母をほっといて倒れた木を持ち上げ、花が垂れないよう支柱で支え、写真撮影\(^o^)/ 9:30、7時から2時間半かけて、茶碗蒸し半分、エンシュアほぼ100ccで、首を横に振った(●^o^●) まだ、自分の意志を表現できる(●^o^●) 23:30、今日はばあさんと一緒に寝る。 今日一日元気がない。飲食もわずかだった。 頬がこけ始めた。いよいよその時が来たのか。 2017年5月15日(月)>曇り 5:30、母の隣に布団を敷いて添い寝したが、エアマットから転げ落ちるような動きもなく静かに寝ていた。 私は喉がイガラクなってきたので、発熱の前兆と判断し、ルル3錠飲んで寝た。 今朝はまだ喉のゴロゴロは消えていないが、喉熱も出ずよく眠れた。今後も添い寝は続ける。 6:30、オムツ点検>尿パッドからはみ出してオムツもグッショリなので全交換。 さらに、パジャマと肌着も濡れているので強力膝サポーターを外し、上半身素っ裸に、下半身はオムツだけとなった。 脱がせるのは比較的簡単だが、着せるのは大変だ!汗びっしょりになって孤軍奮闘\(^o^)/ エアマットに敷いてある防水シートも濡れているので交換しようと取り外すと、乾燥した肌から脱落した皮膚の皮がボロボロ落ちている。雑巾で拭いて綺麗にする。
毛布とシーツなど寝具も、すべて薄日射す東の物干しに干す。 これで母の住環境はきれいさっぱりだ(●^o^●)
この時ふと?!母の頭の位置に違和感を覚える。 現状は、エアマットをほぼ中央部に配置し、頭を東向き(足を西向き)にしている。 エアマットの電源と制御装置は足元右側にあるので、コンセントの関係で空気供給ホースが通路を遮ってしまう。デイサービスが送り迎えするときこのホースが邪魔になって婆さんを抱き上げるとき注意しないと足に掛かる心配がある。 ということで、頭の位置を180℃転換して西方向に変え、エアマットを南側(縁側)寄りにして、コンセントのある東壁面に移動させる。 この作業も大変であった!(^^)! 母をひとまず寝具の上に移し、空になったエアマットを南寄り東壁に移動。 改めて電源ON。空気圧が使用圧力になったところで防水シートを敷いて、母を移す。
エアマットが南東隅に移動したので北西側に大きな空間が生まれた。なんとなくゆったりとした気分になれる。人間工学的には好ましい精神状態の確保ができるレイアウトとなった。 7:00、着替えが終り、マットが南東隅に変わったところで、モーニングのポカリ&エンシュア。 昨日はほとんど飲食していない。さぞかし腹が減っているだろうと思うが、2か月前のように大声で「腹が減った!」などの意思表示もなくなっているので食事のタイミングも解らない。 今日は、調子良さそうなので、早速茶碗蒸し加熱。ゆっくり食べさせて30分でやっとのこと三分の一。 途中、喉につかえている物を流すため、何度もポカリとエンシュアを飲ませる。 8:00、ギリギリ朝ドラに間に合った。しかし、虎ノ門ニュースを視聴する余裕はない。 汚れた衣類の洗濯と寝具類のベランダ干し。 14:30、茶碗蒸しを少し食べた所為で元気が甦っている。私の顔を見るなり上機嫌で空腹感を訴える。 そこで、ポカリとエンシュアを交互に飲ませながら摂食感覚を甦らせる。空腹感が激しくなってきたところ茶碗蒸しの残り三分の二を急ピッチで食べさせる。ここは驚くほど早かった。 折角ペースが上がっているのでと、おじや「親子丼」をチンして食べさせると、バクバク食べ始めた。 調子にのってあまりたくさん食べさせると、ビチビチウンチが出て処理が大変なので、適当なところで打ち止めた。それにしても昨日の状態とは雲泥の差で今日はガッツリ食べた。
口数も多く、饒舌になった(●^o^●)飲み食いは生死に直結する。 元気に暮らすためには、まずは飲食である。 19:00、昨夜、のどに異常を感じたのでルル3錠のんで寝たが、母と添い寝したので効果が消失した。 今夜はなんだか熱っぽい!そこで、添い寝を止めルル3錠飲んで布団に潜り込む。 母の部屋は20℃設定でエアコンをON。 21:00、就寝 夜中、喉が渇いて何度も起きる。しかし、寒気のような身体がむず痒い感覚がずっとなくならない。 咳込むとゾッと寒気のような感じが身体中に走る。 母はたっぷり食べて身体に元気がみなぎり、独り言も出始めた\(^o^)/ 2017年5月16日(火)>晴れ 6:00、私の身体中の関節が笑っている。昨日はスイカとキュウリの植付を行った程度で大して筋肉を使っていない。なのに、いきなりの関節痛でもあるまい”(-“”-)” しかし、2、3日前から喉がむず痒く咳き込むこともあった。 そういえば母もずっと咳き込んでいた。これが私にうつったようでもある。 原因がはっきりしない状態なので不安はあるが、自分の身体を信じて医者の世話にはならずに、ひたすら自力で養生することを決意。しかし、突然喉がムズムズすることは私の常態なので、元凶を排出しようと咳き込んで痰ころを吐き出そうとしても、なかなか出てこない。 6:30、オムツ点検>ウンチはないがオシッコが尿パッドから溢れでてオムツもグッショリ(◎_◎;) なのでパジャマ上下も若干濡れているが、下は膝パッドで固定状態なのでこのまま使用し、上のパジャマを洗濯へ、防水シートを表に干す。 9:00、ちょっと肌寒い。昨日は立山バスツアーでみぞれ交じりの雨が降り、強風にさらされて震っていた観光客の姿があった。 母はこの肌寒いお天気でも元気いっぱい(●^o^●)独り言が機関銃のように発射される。 今や骨と皮だけになってしまい、私より圧倒的に寒さ暑さを感じる人間となった。 そこで、エアコンを20℃設定でON。 15:30、母のうめき声が聞こえる(^_^)v起床! 私はまだ熱っぽいし、体中のむず痒さで気分は最悪。
「腹減った?」と、声かけると「はらはら」と叫ぶ。そこで茶碗蒸しとエンシュアとポカリを用意。 エアマットの下に座椅子を潜り込ませ、上半身を30度くらいに持ち上げる。
飲み物から先に口に注ぐとゴクゴクと飲んだ。適当なところで茶碗蒸しを口に入れる。 バクバク食べた。(●^o^●)が、茶碗蒸しを半分ほど食べたころ、狸寝入りを始めた。 こうなるといつもなら眼と口をつむんで、拒否する。 が、今日は大きな口をぽっかり空けて“どうぞ茶碗蒸しをタップリ入れてください”と言わんばかり(^_^)v 怖いので少しづつ口に放り込む。と、なんと、ゴクンと呑み込んだ。食べたいのはやまやまなれど目を開ける力がないようだ!赤子が食事中眠ってしまうことがあるがこれと同じである。 本格的に寝ってしまったので食事を中断。 18:00、母の顔を見て、座椅子を外し、身体を水平にする。一言二言しゃべったがお休みモード。 今日はしゃべりが知的障がい者のようであった。自分で考えていることと。しゃべっている内容がミスマッチのようだ!徐々にこのように何を言っているのか分からないような喋りが増えてくるのであろうか”(-“”-)” 私はと、言えば顔が熱っぽい。食欲もないので、ご飯は止めて、子持ちシシャモをガスで焼き、これをツマミに熱燗ならぬ黒霧島のお湯割りでゆっくり夕餉を楽しむ(●^o^●) 22:00、ルル3錠服用して、母を確認して、今日も早めに就寝 2017年5月16日おしまい Bページトップ |
2017年5月17日(水)>晴れ 7:00、昨夜寝汗かいたので、前のものも合わせて洗濯。 むず痒さも少なくなり、痰ころも大きく簡単に吐き出すことができる。もう大丈夫だ(●^o^●) 8:15、母の部屋へ。スヤスヤ寝ているが頭がマットから落ちている。 どうしても左向き海老スタイルの寝相は変わらないので、お尻残して、頭と足がともに左側に! 目覚めたようなので茶碗蒸しを温める。 9:30、洗濯物を干して、いよいよ母に茶碗蒸しを食べさせる。目は時々開けているので起きてはいる(●^o^●) 座椅子でエアマットを持ち上げ、上半身を起こしたところで、食べさせようとしたが、口を開けない。 狸寝入り状態で口をつぐんでいるので食欲はなさそう。 そーうだ!朝早くポカリとエンシュアを各100cc飲ませたので、これで十分満腹なのであろうか? だとすると、腹はかなり小さくなっている。このまま推移すれば間違いなく体力は衰え、旅立ちの日は近ずく。 10:00、訪問看護来宅 今朝はこれを期待して母のオムツ交換をしなかった。でも、臭くはないので漏れてはいない(^_^)v 玄関で、「チャイムが鳴らない」と、声がする。そこで、「鳴るまで押してください」と、答える。 すかさず押したら「ピンポーン」鳴りました(●^o^●)
元気のない私に気が付いた。大したもんだ(^_^)v 「3日前から関節に熱が出て、かったるい状態なので横になっていた。季節の変わり目にいつも同じようになるので風邪ではないことははっきりしており、医者に行くこともしない」
季節の変わり目と言えば、昔私は鼻炎に悩まされていた時代があった。 鼻炎で困っていた時、鼻水が滴リ落ちるので、ティッシュを丸めて鼻に突っ込んで仕事していたこともあった。それでも時間がたつとティッシュが濡れて、そこから滴り始める。 なので、会社ではその時、みんなが「殿!お鼻が!」と言って、笑っていたこともあった。
後は看護師にお任せ。私は脇で見ているだけ! @オムツ点検のためパジャマを下ろす。と、右膝の傷は治りかけていた。そこで、何もつけずに包帯でグルグル巻きする。傷口をいい加減に処置すると暇な母はそこを手で引っ掻いて、傷だらけにしてしまう。
A左膝には曲がり矯正用サポーター(金属入り)がつけてあるが、膝と金属部分との接触で膝が点々と真っ赤だ!これは母の動きが激しいので、サポーターが擦過して傷ついたと思われる。 看護師は“それ見たことか”と、勝ち誇ったように、「これはまずい!取り外します」と断言。 幸いにも左足のような出血までに至っていないので助かった。 処置としては右膝同様に包帯をグルグル巻きにしてバンドで止める。
Bパジャマを交換したいので、取り換えをお願い Cオムツ点検>尿パッドはグッショリなれどオムツはピカピカのまま。漏れはゼロ(●^o^●) 昨日のオムツ交換が完ぺきであった証拠である(●^o^●) この時、看護師が「排便はありましたか?」と聴いてきた。私は「ありません」と、答える。 「それじゃ2週間出ていないじゃないですか」と、驚く。「覗いてみますがいいですか」、「はいどうぞ」
「ありますよう〜〜出しますよ〜〜」真っ黒の「塊ウンコ」が3個ぐらい出ている。 茶碗蒸しやおじやなど少しは腹ごたえのある食べ物も食しているので、ウンチの元が出来ていても不思議ではない。 やぁ〜〜これでスッキリした。婆さんは幸せもんだ!
D看護が終ったところで、看護師は本日の業務報告書を作り始めた。 Eそこで、この時とばかり武豊町の後期高齢者用医療診査について相談 私の希望は母と一緒に診査を受けること。 母は健康そのものなので、例年パスしてきた。これは今年も同様にパスするつもりであったが、今年はデイサービスを新規の施設にお願いしたので、契約のための「健康診断書」が必要となる。 尚、私は昨年受診し、問題なかったので今年はパスしても良かったが、母は有料の診断書でなくとも、高齢者無料の健康診査書で代用できることが解ったので、一緒に受診することにした(●^o^●)
訪問看護師の所属するクリニックを予約したいので、帰ってから調べて、連絡してもらう。 日程希望>木曜日<母がデイサービスの日、私が午後出かけるので午前中が良い。
15:30、母の様子見。「喉乾いた〜〜〜?」と声掛けすると、じろっと睨まれた(>_<) コリャ駄目だ 18:00、母の様子見。「腹減っただろう」と声掛けすると、ブスッとしている。 座椅子をエアマットの下に潜り込ませバアサンの上体を起こし、茶碗蒸しをスプーンにすくって口元に差し出すと口と目をつむってしまう。「アーン、アーン」と繰り返し、その気にさせようと努めるが、その兆しも見えない。2,3回口の中に入れてみたが、飲み込まないのでダラダラ〜〜と流れ落ちる。 しばらく見ていたが積極的に食べたいという意思はなさそう。断念! 2017年5月18日(木)>晴れ 5:30、母点検>エアコン点けっぱなしだったので上半身毛布開けている。 夜中3回オシッコ起床したので様子見をした。 いつものことであるが、ガラス戸を開けると、薄目を開ける。 長年の後家さん生活で知らず知らずのうちに危険予知能力が高まったと思う。 エアコンOFFして、婆さんを目覚めさせ、上体を座椅子で持ち上げ、「朝ごはんだよぉ〜〜〜(^_^)v」 昨日の残りのポカリとエンシュアを飲ませ、続いて茶碗蒸しの残りをチン、ポカリ・エンシュアの代わりにヤクルト1個をともに完食、完飲\(^o^)/ これで昨日の借りは返した(^_-)-☆ 今日はデイサービスの日なので、オムツの点検はしない。施設に全面委託<m(__)m> 9:15、デイサービス来宅 手際よくてきぱきと作業していて好感が持てる。 私はその間に身体に接触している寝具(防水シートとタオルケット)を東に干し、エアマットをOFFして隅に押しやり、部屋の掃除機掛け。 10:00、ケアプランから電話>21日(日)のヘルパー派遣について確認のため明日金曜日にヘルパーセンター責任者と訪問したい、という。>了解 更に私が最近2,3日発熱して寝込んだことが伝わっていた(伝達者は勿論、訪問看護師) 私の身体を思い、ショートステイを月1回ほど利用したらどうかという、お薦めでした。 しかし、私はこれを辞退した。 理由は、いまの母の体力は年初とは雲泥の差で衰えている。体重もわずか3か月で5Kgも減った。 危険を察知した主治医は看取りを前提として、特養の退所を勧告された。 私は自宅看取りを主張し、自宅に戻ることを選択した。
3月29日特養を退所し、自宅介護に替わって以来、飲み物はポカリとエンシュア、食べ物は茶碗蒸しとレトルト食品の「おじや」であるが、毎日、必ずしも完食するわけでもないので退所時の体重31Kgが現在27Kgと1.5ヶ月で4Kg減っている。
コケていなかった頬もコケ、手足は骨皮、お尻は骨盤だけになってしまった。 嫁さんと同じ体形に近づいている。このまま進めば、余命は長くてお盆ころ当りではないかと思う。 いよいよ看取りが近い。 私としては母が欲する生活環境を粛々と提供することだと考える。 私は、施設のように食べても食べなくても、ゴミになっても捨ててしまっても、提供することは望まない。 医療費の負担(10%)が少ないからと言って、90%を税に頼る現状を考えるなら、敢えて質素な晩年で構わないと思っている。この私の考えは母もきっと理解してくれるはずである。 11:00、エアマットを起動し、ブルーシートを敷き、東に干した婆さんの寝具を取り込む。 婆さんの部屋は東も南も網戸のままとして、公民館に出かける。 14:40、デイサービスから電話>母の様子がおかしい。呼吸が止まりかけている。 「病院などに運びますか?どうしますか?」と言われたので、「今すぐそちらに向かいますのお待ちください」 公民館から早歩きでデイサービスに向かう。汗びしょびしょ 14:50、デイサービスに着いた。事務所の皆さんに挨拶して、中に入る。 課長と介護師が母の横に立っていた。 母の顔色は黄土色!既に血の気が無くなっていた。母の額を撫でて髪を指ですいて整える。 死に目には会えなかった。「畳の上で死なせたい」という、私の願いは叶わなかった。
課長が「息を引き取ったのは14:43でした」と言われた。 介護師が直前の様子を話してくれた。 「少しであるが排便し、入浴中に静かに息を引き取りました。」 風呂に入って身体が温まり気持ちが良くなった。身体が中も外も綺麗になって準備万端整ったところで、母は意を決して彼の地に旅立った。見事としか言いようのない死であった。 嫁さんと言い、母と言い戌年の人間は死に直面しても、まったく狼狽えることなく、堂々たる最後を迎えている。自分にはとてもまねができそうにない。この二人の見事な最後を少しでも見習うよう、生ある限り心掛けていく覚悟である。
15:00、主治医がやって来た。母の状態を丁寧に診断し、死亡を確認した。 死亡したとき>15:17 死亡したところ> 死亡した施設の名称> 死亡の原因 (ア)直接原因>老衰 発病から死亡までの期間>1ヶ月 手術>なし 解剖>なし
裏口から静かに車に載せ、自宅に戻り、母の部屋のエアマットを撤去し、布団を敷いて横にする。 15:40、ケアプランに母の死亡を連絡。既にデイサービスから連絡され、知っていた。 16:00、葬儀社に電話。 16:06、世話になった特養に電話。 長い間お世話になったことを感謝し、皆さんによろしくお伝えくださいとお願いする。 16:58、2010年からお世話になったデイサービス施設ににお礼の電話。 17:00、葬儀社担当来宅>6畳の部屋では狭いので仏間に移動 葬儀場と日程 21日(日)18:00〜通夜 22日(月)11:00〜葬儀告別式 17:43、大まかな日程が決まったところで、寺院に電話。 母が死んだことを知らせ、法要をお願いする。(父は33年前、この寺院で葬儀を行っている) 18:30、住職来宅、仏さんの枕元で「枕経」 このとき、母の戒名について相談 父の位牌を見せて、日蓮宗の「求法院日清信士」なので、これに対応するものをお願いする 19:30、葬儀社が帰った後、兄弟3人は居間で夕食。夕食は冨美枝さんがスーパーかコンビニで買ってきてくれた助六とおにぎりであった。ビール飲みながら母親の想い出話 で大いに語り合った。 とにかく兄弟3人、丈夫な身体をもらったことを大感謝\(^o^)/
先に親父のもとに旅立った我が嫁さんは、3歳でハシカで死んだ娘の生まれ変わりで、しかも3人とも戌年で生前はなにかとトラブルが多かった(@_@;)
南無妙法蓮華経
完結
|