(知多郡美浜町大字野間字田上50番地)
今年2回目、通算9回目の巡拝は約4ヶ月ぶりの7月となりました。 4月までは春祭りの準備と本番で、何も出来ない状況にありました。 5月はGWに五月晴れの上天気が4日間続きましたが、その後はぐずついた天気ばかりであった(雨9日、晴3日) おかげで、稲への日照不足が取りざたされ、減収が心配されたほどです。 7月は12日まで晴れた日はなく、毎日曇り空だった。また雨は1日降っただけで、湿気の多い不快な毎日であった。しかし、気温は着実に上昇している。 そして、13日から突然ともいえる変化が起こった。晴れてきたのです。 しかし、雨が降ることはありえません。そこで、15日土曜日に巡拝を決意しました。 結果は想定外の暑さでしたが、今までの経験でしっかり準備はしました。 |
出発前の緊張した一瞬です。
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55番札所法山寺は野間にある。そこで、南知多道路沿いのサイクリングロードで、県道72号「武豊小鈴谷線」に出る。 |
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武豊ICを過ぎて、南小鈴ケ谷交差点から国道247号にはいる。 |
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左折すると正面にお寺が見える。多分あそこが法山寺です。左方には真っ赤な名鉄電車が走っている。 |
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途中、源義朝最後の地「乱橋跡」がある。この説明看板に法山寺の文言が出ている。 |
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細い坂道をあがると突き当りに消えかかった小さな看板あり。 左方向>源義朝公千人塚。右方向>法山寺 |
左側に真っ赤な大きな花が咲いていた。名前は解りません。 |
まずは、弘法大師にお参りしなければなりません。 右に曲がり、薄暗い坂道を自転車を押して上ると、急に民家があり、洗濯物とマイカーがあった。 人が住んでいる証拠にホッとしました。 |
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人の気配がありません。 奥から振り返っても、うら寂しい雰囲気です。 |
とにかくお参りを済ませます。 |
大師堂の前には物置と化した鐘楼がある。 納経印をいただこうと、納経所の呼び鈴を押すが、なかなか住職が出てこない。呼び鈴の下に張り紙がある。 「右の竹筒を3回叩いて呼び出してください」とある。 竹筒は直径15cmほどの立派なものです。 叩くとカーンカーンカーンと甲高い音が響きます。 4回、5回と回数を増やしてみましたが、ダメです。 |
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ガラス戸を恐る恐る開けると開きました。中には納経印があります。 再び竹筒を叩いたが、音沙汰なし。これでは待っていてもしょうがない。 ここで、細工を施す>ガラス戸を開けたままにしたのです。これが見事に成功しました。 |
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源義朝公千人塚へは急な坂道です。 |
この奥に千人塚はある。 |
恐る恐る中に入っていきます。 |
由来を書いた看板があります。 |
墓銘碑 |
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法山寺へ戻り、納経所を見ると、開けておいたガラス戸が閉まっている。 |
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中から、痩せた女が出てきた。先ほどから何度も、指示されている呼び出しをしているのに、出てこないというのはどういうことですか?と、苦情をいう。 女はそれには答えず、黙々と納経印を押して、私に差し出す。大師堂前で記念写真を撮って失礼した。 |
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それにしてもここは荒れていた。巡拝者に対する心遣いも最低だ。 |