知多四国八十八ヶ所めぐり

2005年11月26日(土)第7回巡拝>第40番〜第53番+番外

第44番
曹洞宗 管生山 大宝寺

(知多郡南知多町大字内海字大名切36番地)

御本尊 釈迦如来

この山に仏のくどくあらはれて 湧き出る水は甘露にもます

 

天龍寺で徒歩の巡拝者に会い、山道を教えてもらったが、彼は自転車の私に勧めてはくれなかった。
そこで、元来た道(県道470号)を山海の信号交差点まで戻り、国道247号に突き当たる。
ここから海岸線を走り、45番札所「泉蔵院」を通過し、内海の中心街までぐるっと廻り、
さらに、46番札所「如意輪寺」をやり過ごし、ほとんどUターンすると大宝寺である。

 

陽光に輝く伊勢湾。山海の海岸は岩場が多い。 海苔網の竿にかもめが羽を休めている。

   

海岸線を進む(北西方向)と、国道247号はほぼ直角に曲がる(北東方向)

正面突き当りは3叉路になっている。ここを右に入る。

行けども行けども札所の看板が現れない。不安一杯でペダルを踏む。
そろそろ戻ろうかなーーと思っていたとき、看板発見。
もくれん茶屋「大宝寺」です。なんとも大田舎です。
この辺りはまだ道も平坦ですが、もう少し先は強烈な坂道でした。
   

紅葉の山を見る余裕もなく、必死でペダルを踏む。ただひたすらペダルを踏む。
向こうのカーブを右に曲がると目的地「大宝寺」です。ビックリするほど大きな駐車場があります。

 
入口で記念写真。

左の坂道を登ったところに本堂があります。

境内は薄暗く、幽玄です。
左の女性が住職の奥さんのようです。右の方は巡拝者です。
足が悪いとか言って、クラウンに乗っていましたが、行く先々でお会いしました。私が札所に着くと、しばらくしてやってきます。
自転車の私のほうが早いのです。

 

 

左右両足を印した「佛足石」なるものが展示されていた。詳細は「ご案内」参照ください。

大師堂でお参りし、納経印をいただく。お堂の伽藍もかなり痛んでいる。

    

   
来る時は地獄の坂道も、帰りは快適そのものです。
そうです。無限の坂道はないのです。
川沿いの道に出たところで大宝寺の大きな看板を見つけました。来る時は前方方向から来ましたが、この看板には気がつきませんでした。
看板の向きが不適切のようです。道路に直角に設置したほうが良いでしょう。
   
来た時と同じ川沿いの道を再び戻ります。

次は第45番「泉蔵院」です。

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