黄 河 路

  2004年 2003年

2003年6月29日(日)、こんにちは!お父さんです!元気だかね!

変貌する大連の街角情報「第6弾」をリポートします。
大連リポート145でお話したように、中山路の1本北側の道「黄河路」を紹介します。
理由はこの二つの路に挟まれた部分が取り壊されているからです。

今までは中山路側だけしか歩いていません。 そこで29日はもう一方の道「黄河路」を散策したわけです。もちろんたくさん写真を撮りました。

ただ、黄河路は裏道ですから面白みはありません。
退屈な写真が続きますが、これもまた歴史的瞬間なのであります。

 
「華宮」から奥林匹克広場方面の豪華マンションを望む。 同じく珠江路方面を望む。
03062910.JPG (62712 バイト) 03062911.JPG (50773 バイト)
  完全に壊された珠江路沿いの民政街。
03062912.JPG (44150 バイト) 03062913.JPG (51990 バイト)
毎朝、通勤で通る「長生街」交差点>黄河路(大連駅方向)  
03062915.JPG (80955 バイト) 03062914.JPG (58155 バイト)
   
長生街>通勤ではこの交差点を左折し、前方に進み、
小学校前を左折し、テレビ放送局前に出て、沈大高速に入ります。
中山路方向>左前方に人民体育場が見えます。
03062916.JPG (58821 バイト) 03062917.JPG (60477 バイト)
   
黄河路を再び、東に進みます。
03062918.JPG (80652 バイト)
 
不老街交差点>屋根に煙突の見える古い家並み。
03062919.JPG (45378 バイト) 03062920.JPG (65868 バイト)
奥林匹克広場前の豪華マンションが林立する、
東北路と長春路に囲まれた三角地帯。
黄河路を再び、東に進みます。
03062921.JPG (58019 バイト) 03062922.JPG (72900 バイト)
 
標識が壊されてないところの交差点から、中山路方向を望む。遠くにテレビ電波塔が見える。
この辺りに建物が出来れば、見ることは出来ません。この写真も貴重です。
03062923.JPG (66998 バイト) 03062924.JPG (79282 バイト)
 
古い家並みが続きます。標識が外されていたので交差点の名前は不明。
03062929.JPG (63926 バイト) 03062931.JPG (54443 バイト)
 
03062930.JPG (84447 バイト)
 
黄河街、沈陽街との三叉路交差点
03062932.JPG (76535 バイト) 03062933.JPG (62564 バイト)
03062934.JPG (71599 バイト) 03062935.JPG (60043 バイト)
03062936.JPG (58475 バイト)
 
人民政府の裏側 黄河街交差点。町並みの取り壊しはここまででした。芙蓉の花がきれいです。
03062937.JPG (68783 バイト) 03062938.JPG (48608 バイト)
03062939.JPG (74218 バイト) 03062940.JPG (67922 バイト)
 
さらに進むと、取り壊された更地があります。多分ここも、大きな団地ができるのでしょう。
完成予想図で入居者の予約を受け付けていました。
03062941.JPG (51960 バイト) 03062942.JPG (45634 バイト)
 
03062943.JPG (54875 バイト)
 
これで黄河路の再開発情報終わり
ではでは。再見!(^O^)/〜〜〜
 
2003年おしまい   ページトップへ

2004年5月9日(日)>古い住宅地の取り壊し

取り壊され始めたのは、中山公園から人民政府までの、黄河路の北側です。
黄河路の南側(中山路との間)は、既に何度もリポートしていますが、建設はだいぶ進んでいます。

 
華宮から見る建設途中のビル群です。
この工事は中山路と黄河路の間で、人民広場手前まで進んでいます。
正面通り(珠江路)の奥が奥林匹克広場です。
04050915.JPG (81392 バイト)
 
今日取り壊しの現場は黄河路と長江路の間です。写真の正面方向です。
04050916.JPG (77023 バイト)
 
もう少し左には小学校があります。今日は運動会のようです。
この学校の向こう側から先が壊されているようです。
04050917.JPG (76252 バイト)
 
東北路の高架道路下をくぐります。ここから先が現場です。
なぜか公安の車が停まっています。理由はあとで解りました。
もうもうと砂埃が立っています。
基本材料がレンガですからやむを得ません。
日本家屋も昔の土壁であれば、同じです。
04050918.JPG (43925 バイト) 04050919.JPG (62127 バイト)
   
煙突のある情緒豊かな住宅がどんどんなくなります。
04050920.JPG (66087 バイト) 04050921.JPG (71764 バイト)
   
東北路側から黄河路を見ます。正面建物からずっと右方向が壊されます。
04050922.JPG (72136 バイト)
   
黄河路を少し進んだところから、華宮方向(左)と人民政府方向(右)
04050923.JPG (58462 バイト) 04050924.JPG (73606 バイト)
   
日本からの出張者があるとき(博愛大厦宿泊)に通る交差点「長生街」を曲がり、今度は逆に華宮方向を見ます。
04050925.JPG (59221 バイト) 04050926.JPG (74249 バイト)
 
長生街交差点方向(建設中のビルの向こう側が奥林匹克広場です) 人民政府方面です。徹底的に壊しています。
04050927.JPG (57609 バイト) 04050928.JPG (62718 バイト)
  華宮から見た小学校を逆に見ます。「華宮」がグランドの向こうに見える。
04050929.JPG (70452 バイト) 04050930.JPG (38629 バイト)
   
これから先はどこをどう歩いたか解りません。
しかし、黄河路沿いに歩いていることだけは間違いありません。
 
ここからは適当に撮りました。解体作業はかなり慎重です。
使えるものと使えないものを分別しながらですから。
ブルドーザーやショベルローダーや分銅で一気に壊すようなことはしません。
人間が大槌で叩いては慎重に壊しています。 あたかも古墳の発掘のようです。
04050931.JPG (62646 バイト) 04050932.JPG (71714 バイト)
 
特にここのような古い家並みはレンガ一枚でも今よりずっと材質がいいと思います。
また、室内に使っている材料も格別でしょう。 良いレンガは上手に積んで持ち帰ります。
室内の板材なども、使えるものを丁寧に仕分けしています。
04050933.JPG (69113 バイト)
 
大きな紫丁香が見事に咲いています。この木も多分切断されてしまうでしょう。
優雅な風情がなくなります。開発というのは、反面悲しいことでもあります。
04050934.JPG (138885 バイト)
 
黄河路から一歩奥に入ったところには、見事な一戸建て住宅があります。
昔は庭付きの家に住んでいたのです。
04050935.JPG (62647 バイト) 04050936.JPG (64504 バイト)
 
立派な住宅の現場から、大きな袋を抱えたおばさん連中が、追い立てられるように出てきました。現場監督の男が大きな声でがなっています。

彼女らは火事場泥棒ならぬ、家壊し場泥棒です。壊された、家の家財道具をあさっているのです。 公安がアチコチに立っている理由がよく解りました。
しかし、現場監督も怒鳴っているだけで、それ以上は追求しません。

多分、めぼしいものはもう残っていないのです。めぼしいものは、先にちゃっかり現場監督が着服しているでしょう。次は、現場の作業者です。
そして最後に解体作業現場のハイエナが来るのです。

それぞれが役割分担して、上手に再利用している様は見事と言うほかありません。
 従って、公安もただ立っているだけでいいのです。
これで、世の中はうまく循環していくのです。

 
通りに面している建物は商店がずらっと並んでいます。 でも裏から見ると、こんな具合です。
04050937.JPG (59934 バイト)
 
黄河路沿いです。ここも2年後はすっかり変わっていることでしょう。
04050938.JPG (115401 バイト)
04050939.JPG (75089 バイト) 04050940.JPG (65870 バイト)
 
取り壊しはここまでです。
04050941.JPG (80068 バイト)
 
04050942.JPG (89540 バイト)
 
この先がどうなっているのか、もう少し先(駅のほう)まで歩いてみました。
やはり古い家並みがつづきます。いづれはここも取り壊しの運命にあります。
この長屋は昔、中学校だったようです。
04050943.JPG (75359 バイト) 04050944.JPG (74247 バイト)
 
更に進むと、大きな団地を建設中で、入居者の募集中でした。
いずれにしても、黄河路は5年後には見違えるように、きれいな通りになっていることでしょう。

ではでは。再見!(^O^)/〜〜〜
From Dalian With Love
 
2004おしまい   ページトップへ
 

大連リポートトップへ