知多四国八十八ヶ所めぐり

2005年11月26日(土)第7回巡拝>第40番〜第53番+番外

第43番
尾張高野山宗 岩屋山 奥之院

(知多郡南知多町大字山海字城洲62−2番地)

御本尊 聖観世音菩薩

名も高きみ山の奥之院 ふだらくせんの姿なるらん

   

奥之院は岩屋寺から少し、奥に入ったところにあります。
途中、真黄色に紅葉した見事な銀杏があり、その下にたくさんの石仏が奉られていた。

 

中に入って驚きました!!兵隊さんの立像がそれはそれはたくさんあります。

 

二つのグループに分けて配置している。ひとつは上のように台座のあるもの。
もうひとつはこの写真のように地上に置かれたものです。

 

近くにこれらの軍人像の生い立ちが書かれた木板が建っていた。

 

それでは、ひとつづつ詳しく拝見し、在りし日を偲びたいと思います。

 

皆さん本当に穏やかな顔立ちをしています。

   

   

奥之院入口で記念写真。
ガイドブックに寄れば、ここは808年弘法大師が百日の「御護摩」修行にて開いたもので、
「もし我を信ずるものあれば、病気災難等の身代わりに立ちつかわさん」と誓ったそうです。

   

奥之院までのしばらくは、杉の木が立ち並び、山深きたたずまいである。
細道の両側には苔生した墓が並んでいる。里人らしき親子が墓参りしていた。

 

奥の院の納経印はすでに岩屋寺でもらいました。(11:40)
さてさて、真っ赤な3重の塔を背景に記念撮影。奥之院はこの上にあるが、お参りせずに帰路につく。

   

なにやら祠のような建物あり。
入口に銘板はあるが、読めない。
入口の左右両側に透かし彫りの鳳凰がいる。
中に入ると、中央部に焼香台があり、向こうには水路がある。

水路の向こうには小さな城壁が組まれ、上は平らになっている。
平らな面には座禅を組んだ、十数体の石仏がある。
湿気が多いのか?水路の周りは苔で真っ青です。

ここは水に由緒がありそうです。(説明掲示物探したが見当たらない)
水路の手前には大きなろうそく立てがあり、お参りできるようになっている。
なにはともあれ、ろうそくを立ててお参りする。

!家内安全・健康増進!

道沿いにはいつ頃建てたか解らないほどに古く、苔生した墓銘碑が並んでいる。刻まれた文字も風化して、かすかに凹凸がある程度となっている。

お花が供えてあるところを見ると、子孫は健在のようです。
それにしてもこれは歴史的遺物です。大切にして欲しいものです。

次は第44番「大宝寺」です。

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