知多四国八十八ヶ所めぐり

2005年10月1日(土)第5回巡拝>第30番〜第36番+上陸大師像

第30番
真言宗豊山派 宝珠山 医王寺

(知多郡南知多町大字大井字真向38番地

御本尊 薬師如来

大井潟救世の舟に棹さして 渡るも嬉し法の医王寺

暑さの厳しい8月と9月は巡拝をお休みしました。
満を持して衣替えの10月1日に5回目の巡拝を決行しました。
この日は朝方、曇り空で涼しそうでしたから実行しましたが、日中は日も射して、かなりの暑さになりました。

30番札所へ行くまでは時間がかかるが、30番から36番までは近所に集中しているので、お参りは楽です。
久しぶりに出発前の雄姿を記念撮影。ペット2本にイオン水を入れてさあー 出発。

ところで、デジカメですが、愛用のペンタックスOptio430RSが8月27日、とうとう動かなくなりました。原因は私の荒っぽい使い方にあります。
特に、日本に帰ってからはカメラを首にぶら下げ、自転車に乗るので、カメラをハンドルに、よくぶつけたのです。

このカメラは私が大連駐在時、レストランで食事中に盗まれた(2003年12月)ので、同じ機種を大連で買ったものです。日本製ですが、取り扱い説明書は中国語でした。しかし、同じものですから説明書は要りません。
2年弱という短い寿命でしたが、思い出多い、いい写真をたくさん撮ることが出来ました。

新しいカメラはカシオのExilim EX−Z57です。
選定理由はレンズがペンタックスだったからです。
薄型で液晶モニターは流行の大形(2.7型)でしたが、ペンタックスのように光学式ファインダーが無いため、液晶モニター式ファインダーでは光線の具合で、被写体がはっきり見えないという不具合がある。
また、あまりにモニターが大きいので、撮影する時に手で持つ場所が非常に狭く、操作しにくいことも解った。

ただ、このカメラも私の今までの使い方からすれば、短命で終るような気がする。
ある程度の使いにくさは我慢しよう!!

  さて、今日は良い天気になるという予報です。そこで、早めに出発しました。8時記念写真。

 

知多半島の南地方は今、稲刈りの真っ最中です。少なくなった真っ赤な彼岸花が目にしみる。

   
刈り取られた田んぼにはバッタやカエルなどのエサを求めて、
白鷺が舞い下ります。
名鉄河和線の終着駅「河和駅」前で休憩(8時35分)
今まで気が付かなかった「三河湾国定公園」と書かれた石版の観音像前で記念写真。
   
国道247号をどんどん進む。9時、大井の入口に着く。 しばらくして、護岸堤防の外に立っている電柱に札所の看板を発見。
「この先を右折せよ」と書かれている
   
右折するとすぐ、道路の両側に札所らしき寺が並んでいる。
30番、31番、32番は左側の路地に入る
(おばあさんが乳母車を曳いている)
33番、34番は右側の道路沿いに並んでいる。
路地を入って、すぐ左側は31番札所「利生院」、
その正面に32番札所「宝乗院」、
30番札所「医王寺」は一番奥の右側にある。
   
本堂までは短い階段を二つ上らなければならない。歴史を感じさせるお寺である。
   
大師堂と本堂の間に、崩れそうな洞窟がある。
入口は鍵の掛かった鉄製の扉があり、中に入れないようになっている。
近くにおばあさんがいたので、私が「この洞窟は何ですか?」と聞くと、「弘法大師様が護摩を修法した場所です」答えた。
後で調べたら、別の場所にあった護摩窟をここに移転したようです。
   
納経印は隣の32番で、まとめてもらえるとのこと。弘法さんのご利益も少ない気がします(^レ^;

次は第31番「利生院」です。

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